【呪術廻戦】日下部篤也は術式なしでも強い?1級術師の実力を紹介
呪術廻戦にて1級術師として活躍している日下部篤也。普段は気だるい性格で怠けているように見える彼ですが、いざ戦闘が始まると実力を発揮し頼りがいのある呪術師に変化します。本記事では呪術廻戦に登場する日下部篤也の術式や強さ、技などについてまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】日下部篤也とは?
日下部篤也は呪術廻戦における強者で人気も高いキャラクターですが、そんな彼は作中にてどのような人物として描かれているのでしょうか?まずは日下部篤也のプロフィールをまとめていき、それに併せて『呪術廻戦』という作品についても概要とあらすじからおさらいしていきます。
日下部篤也のプロフィール
- 所属:東京都立呪術高等専門学校2年担任
- 等級:1級呪術師
- 趣味:釣り
- 好きな食べ物:トロたく巻き
- 苦手な食べ物:マグロの目玉
- ストレス:任務全般
日下部篤也(くさかべあつや)は呪術高専東京校2年の担任かつ1級呪術師です。コートが似合うハードボイルドな風貌が特徴的で、常に気だるげで任務が嫌いという性格をしています。普段は飄々とした振る舞いをしていますが、格上の呪霊などが現れると死ぬのが怖いという理由で戦闘を避けようとする消極的な一面もあります。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。人間の負の感情から生まれる呪霊とそれを退治する呪術師の戦いが描かれたダークファンタジーものであり、緻密な設定や異質な物語が奇抜ながら面白いと評判を呼び、2022年8月時点で累計発行部数7000万部を突破しました。2020年10月にはアニメ化が放送され、2021年12月には劇場映画も公開されるほどの人気を博しています。
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ高校生虎杖悠仁。彼の通う学校に突如呪霊が現れると、虎杖はその騒動に巻き込まれ、挙句の果てに特級呪物・両面宿儺を復活させてしまいます。騒動が収まったその後、呪術界上層部から死刑宣告を下されてしまう虎杖でしたが、すべての宿儺の指を食べてから死ぬという猶予を与えられると、開き直った虎杖はそこから呪術師としての人生を始めるのでした。
【呪術廻戦】日下部篤也は術式なしでも強い?実力を考察
ここからは呪術廻戦における日下部篤也の強さ、実力についてまとめていきます。日下部篤也は1級呪術師であることから相当な実力者であることは間違いありませんが、日下部篤也の場合は術式なしで1級まで昇りつめたと言われています。ここでは術式なしで昇り詰められた理由と、日下部篤也の技について詳しく解説していきます。
日下部篤也の「シン・陰流」の術式
日下部篤也が使うのはシン・陰流(かげりゅう)という結界術です。シン・陰流とは結界術と居合いを融合させた技術で、強者の領域から身を守るための弱者の領域と言われる簡易流派です。日下部篤也のシン・陰流は平安時代に蘆屋貞綱が考案したものの使い手であり、刀を用いた白兵戦スタイルを得意としています。
日下部篤也は術式なしでも強い?
渋谷事変で虎杖の実力を見た冥冥のセリフから、日下部篤也が術式なしで1級呪術師になったということが明らかにされています。1級呪術師は1級呪霊を祓えるほどの実力者という証明で、1級呪霊は戦車があっても心細いほど強烈な敵とされています。日下部篤也の強さは呪術師の中でもかなりのものと言えるでしょう。
日下部篤也と東堂の強さを比較
東堂は1級呪霊5匹と特級呪霊1匹を相手に、術式を使用せずに祓ったという実績があります。術式がない戦いであれば日下部篤也と東堂は同じ強さを持っているかもしれません。ただし、東堂には不義遊戯という術式を持っているためそこに差が生まれています。
日下部篤也は領域展開ができる?
日下部篤也が領域展開を使用できるかどうかは不明です。ただし、シン・陰流の門下生は簡易領域を習得しているため、呪術廻戦本編の今後の展開次第では、日下部篤也が領域展開を披露する場面が訪れてもおかしくないでしょう。
日下部篤也の技
呪術廻戦のこれまでの本編中にて、日下部篤也は『抜刀(ばっとう)』と『居合「夕月」(いあいゆうづき)』という技を披露しています。2つの技がどのような効果を持っているのか、それぞれに分けて解説していきます。
「抜刀」
抜刀は刀身を呪力で覆い鞘の中で加速させる、正面の敵に特化したシン・陰流最速の技です。シン・陰流の使い手であれば使用できる基本的な技で、呪術廻戦作中では三輪も同じ技を使用していましたが、日下部篤也は自身の身体を動かしながらこの技を発動していました。
居合「夕月」
居合「夕月」は膝立ちの姿勢から繰り出す抜刀術です。この技が使用されたのは渋谷事変で呪詛師・袮木利久と菅田真奈美と対峙した時でしたが、その効果が発動されようとした直前に、彼らの上空で戦っていた宿儺と漏瑚の激突によって爆発が起き、技が発動される前に爆風に巻き込まれてしまいました。そのため、居合「夕月」の具体的な詳細は不明な状態です。
【呪術廻戦】日下部篤也の性格や活躍
ここからは呪術廻戦における日下部篤也の性格や活躍についてまとめていきます。術式なしで1級呪術師に昇りつめたという実力者だった日下部篤也でしたが、彼はその強さを活かして呪術廻戦本編中にどのような活躍をしているのかをここで紹介していきます。
日下部篤也の性格
基本的に面倒くさがりな性格であり、1級呪術師という強さを持っておきながら強者との戦闘にはかなり消極的です。実際に渋谷事変においては五条を封印した一派との戦闘を避けようとして、一般人の避難優先を建前に時間を潰そうとしていました。ただし保身が第一という理念ではないようで、三輪を夏油の攻撃から命がけで庇ったことがあり、仲間のためであれば体を張れるほど情に厚い一面もあります。
日下部篤也の妹エピソード
家族構成に関しては妹がいることが明らかにされています。妹はかつて息子を亡くしてしまったことが原因で精神的病を患っていました。そんな妹を助けるために日下部篤也は夜蛾に依頼し、タケルそっくりの言動をする呪骸を作ってもらいました。妹はその呪骸と出会うと精神が回復。その経緯から日下部篤也は妹を救ってくれた夜蛾に対して大きな恩義を感じるようになりました。
日下部篤也の渋谷事変での活躍
日下部篤也が呪術廻戦本編に初登場したのは渋谷事変です。上層部が五条単独で渋谷平定を決定した時、日下部篤也はパンダと共に日下部班を結成し他の班と共に帳内に突入。途中、夏油一派の呪詛師と遭遇し戦闘になりますが、決着がつく前に宿儺と漏瑚の爆発に巻き込まれます。渋谷駅が大きく崩れ、日下部班も生死不明状態になりましたが、パンダによってガレキに埋まっていたところを見つけられると、その後、偽夏油の攻撃から体を張って三輪を救出するのでした。
【呪術廻戦】日下部篤也の声優
ここからはアニメ版呪術廻戦において日下部篤也を演じている声優についてまとめていきます。呪術廻戦は漫画だけでなくアニメ作品としても人気があり、多くの人に視聴されています。その中で日下部篤也も登場すると、声優の演技によってより際立ったキャラクターになっていました。実際にどんな声優が彼を担当していたのか、ここで解説していきます。
日下部篤也の声優は「三木眞一郎」
アニメ呪術廻戦にて日下部篤也を演じた声優は三木眞一郎(みきしんいちろう)さんです。セガの3D格闘ゲーム『バーチャファイター2』の主人公・結城晶役から名前が知られていった声優さんであり、作品や演じたキャラを尊重する生真面目で礼儀正しい声優として人気があります。これまで多くの作品に出演しており、爽やかな青年役からハンサムな色男、ヘタレキャラやゲスキャラなど、様々な役を演じています。
三木眞一郎のプロフィール
1968年3月18日東京都生まれ。血液型AB型、身長180cm、現在の所属事務所は81プロデュースです。幼い頃から声優に興味があり、周囲の反対を押し切って演者の道を進み続けていきました。そうして1989年にデビューを果たし、1994年に世間的に認知されるほどの人気を集めていき現在までの活躍に至ります。その高い演技力は業界内でも注目されており、2010年の第4回声優アワードでは助演男優賞を受賞しました。
三木眞一郎の主な出演作品
- コジロウ(ポケットモンスターシリーズ)
- 竈門炭十郎(鬼滅の刃)
- ペドロ(ONEPIECE)
- 若林源三(キャプテン翼J)
- 結城晶(バーチャファイター2)
【呪術廻戦】日下部篤也に対する世間での評判や人気
これまで呪術廻戦に登場する日下部篤也の情報をまとめてきました。術式なしでも呪霊と渡り合える強さをしたキャラクターでしたが、そんな彼に対して呪術廻戦を愛読しているファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは日下部篤也に対する世間での評判や人気について、呪術廻戦ファンのコメントを直接参照してまとめていきます。
呪術廻戦ファンの中で日下部篤也は比較的好印象を持たれているようでした。気だるげな性格でありながら実は強いというギャップに萌える人や、妹思いで夜蛾に恩義を感じているような礼儀正しい部分などが評判になっていました。
渋谷事変では呪術師の死亡シーンが多く描かれており、日下部篤也の生死が不明になった時は本当に死亡したのではないかと大きな話題になっていました。しばらくして生きていた姿で登場すると、何事もなかった様子に安堵する声も多く寄せられていました。
アニメから呪術廻戦を知り始めた人の中では、日下部篤也を声優きっかけで好きになったという人も少なくないようです。三木眞一郎さんによる演技は日下部篤也にピッタリハマっているようで、原作ファンからも高評価を受けていました。
【呪術廻戦】日下部篤也は術式なしでも強かった
いい加減でだらけた性格をしている日下部篤也は、術式を持っていなくともシン・陰流を極めた実力者で実は情にも厚い漢でした。現在の呪術廻戦は渋谷事変の内容が描かれていますが、日下部篤也はその戦禍の真っ只中にいます。今後の展開を左右するキャラクターなのかもしれないので、今後の動向をしっかりチェックしておきましょう。
この記事のライター
zeile
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