【呪術廻戦】黒井美里の強さや人物像を考察!術式や生死についても
『呪術廻戦』に登場する女性キャラの黒井美里。『呪術廻戦』の作中での登場回数は少ないながら、読者に大きな印象を残した人物です。謎に包まれている部分の多い黒井美里の強さや人物像について考察しました。黒井美里の謎とされている術式や生死についても考察しました。
目次
【呪術廻戦】黒井とは?
『呪術廻戦』の懐玉編に登場するキャラの黒井美里とはどのような人物なのでしょうか。懐玉編は五条悟と夏油傑の過去を描いたもので、夏油傑が闇落ちするきっかけの一つとなったエピソード。懐玉編に登場する黒井美里という人物について紹介します。
黒井のプロフィール
黒井美里は同じく『呪術廻戦』の懐玉編に登場する天内理子のお世話係です。年齢は31歳ですが、見た目が幼く、実年齢より若く見られます。メイド服のような服装をしています。天内理子と家で遊ぶことが多く、マリカーが得意です。黒井美里は天内理子のことをとても大切に想っており、天内理子も黒井美里を強く信頼しています。黒井美里と天内理子は主従関係を超えた姉妹のような関係です。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は2018年より『週刊少年ジャンプ』にて連載中の大人気少年漫画です。呪いをテーマにしたダークファンタジーバトル作品です。『呪術廻戦』の漫画は『全国書店員が選んだおすすめコミック2019』で1位に選ばれるなど、年齢や性別問わず人気を集めています。2020年~2021年にアニメ放送が開始するとさらに人気に火がつき、2021年に公開された『劇場版 呪術廻戦0』も興行収入100億を超える大ヒット作品となりました。
呪術廻戦のあらすじ
主人公の虎杖悠仁は、超人的な身体能力を持つ高校生。ある日、虎杖悠仁の所属するオカルト研究部の先輩たちが、特級呪物「両面宿儺」の指の封印を解いてしまいます。宿儺の呪いの力に引き寄せられた呪霊が続々と集まり、先輩たちを襲います。虎杖悠仁は特級呪物の回収に来ていた呪術高専の伏黒恵と共に戦いますが、追い込まれます。虎杖悠仁は力を得るため、宿儺の指を飲み込み呪霊を倒すことに成功。しかし虎杖悠仁は宿儺を取り込んだ危険人物として死刑を言い渡されるのです。
【呪術廻戦】黒井の強さや人物像
星漿体である天内理子の唯一の家族であり姉のような存在の黒井美里。黒井美里は五条悟や夏油傑の人生を大きく左右する事件の関係者です。天内理子を守る黒井美里の強さや人物像について紹介します。
黒井に呪力がある?
呪術高専2年生だった五条悟と夏油傑は星漿体である天内理子が天元様と同化するまでの護衛を任されます。五条悟と夏油傑が天内理子と対面した際に、夏油傑の呪霊に乗せられ黒井美里も登場します。呪力の無い人間は呪霊を見ることや触れることはできない為、夏油傑の呪霊に乗れている時点で黒井美里には呪力があると考えられます。
黒井の術式はある?
天内理子は星漿体という特殊な境遇の為、呪詛師集団や宗教組織から命を狙われることとなります。しかし、普通に学校に行きたいという天内理子の願いを聞き入れ、天内理子を学校に行かせます。黒井美里も学校の音楽室から天内理子を守ることとなります。呪詛師の攻撃を受けますが、黒井美里は持っていたモップで応戦します。術式を使用するシーンが描かれていないことや、公式ファンブックでも術式は無いと公表されていることから、黒井美里には術式はないと言えます。
黒井は代々星漿体に仕える家系?
黒井美里は代々星漿体に仕える家系の生まれ。しかし、黒井美里は決められた人生を歩むのが嫌で、短大へ進学します。短大へ進学し、そのまま一般企業へ就職する予定でしたが、天内理子に惹かれ黒井家に戻り、星漿体である天内理子に仕えることとなりました。天内理子が1歳の時から傍にいたため、短大に通っていた期間を除いても10年以上は仕えています。黒井美里は家のしきたりに従うのではなく、自分の意志で天内理子に仕えることを決めた筋の通った女性です。
黒井の実力や強さ
黒井美里は術式は無いものの、天内理子を守るために体術を習得。天内理子の命を狙って襲撃して来た呪詛師が操る分身術式にも勝利する強さを持ち合わせています。しかし呪詛師集団「Q」の戦闘員であるコークンには歯が立たず、危うく天内理子が殺されるところでした。さらに伏黒甚爾に気絶させられたこともあります。黒井美里はある程度の強さはありますが、本格的な呪詛師との戦闘となると術式も使えない為、実力不足であると言えます。
【呪術廻戦】黒井は死亡した?生存している?
天内理子にとって大切な存在である黒井美里。天内理子が命を狙われた際には自分の身を呈して戦います。しかし伏黒甚爾の登場によって物語は大きく動きます。『呪術廻戦』懐玉編の最後、黒井美里は死亡したのか、生存しているのかハッキリとした描写はありません。黒井美里は死亡か生存かについて考察しました。
考察①黒井は伏黒甚爾に敗北する
天内理子が天元様と同化するのをよく思わない呪詛師集団と宗教団体は、天内理子の命を狙います。さらに天内理子には懸賞金が懸けられ、術師殺しで有名な伏黒甚爾も天内理子の命を奪うため、五条悟、夏油傑、天内理子、黒井美里の4人を襲います。一度目は伏黒甚爾に気絶させられただけでしたが、二度目の薨星宮での戦闘では伏黒甚爾に斬られ、血を流し倒れてしまいます。
考察②伏黒甚爾は「多分死んでる」と言う
黒井美里と別れ、天内理子が天元様と同化するため薨星宮に夏油傑と向かう参道で、天内理子は伏黒甚爾に頭を撃たれ殺されます。夏油傑はすぐに戦闘に入り、「ここに来るまでにも女性がいたはずだがどうした」と伏黒甚爾に尋ねます。伏黒甚爾は「多分死んでいる、生かす気も殺す気もなかった」と答えます。五条悟ですら敵わなかった相手に黒井美里が生存しているとは考えにくいため、死亡した可能性が高いと考えられます。
考察③黒井が天元と同化した?
黒井美里の生存、死亡が明記されていないため、天元様と同化したのではないかという説があります。天元様は術式で長い時を生きられますが、不老ではありません。その為500年に一度、星漿体と同化して肉体情報を書き換える必要があります。天内理子が死んでしまったにもかかわらず、天元様は安定していたため、黒井美里が天元様と同化したのではという説が浮上。しかしこの説は、その後天元様が星漿体と同化できず老化が進んでいる様子が描写されているため、可能性は低いと言えます。
考察④ファンブックでは「享年」という文字がない?
黒井美里が生存していると考えられる理由に、『呪術廻戦』の公式ファンブックで、黒井美里の年齢の欄が31歳(2007年時点)と記載されていることがあげられます。ファンブックには、死亡したキャラの年齢の欄に享年と書かれています。しかし黒井美里の年齢の欄に享年が書かれていないことから、生存の可能性があります。天内理子の年齢の欄にも享年14歳?と記載されており、生存している可能性を示唆しています。
考察⑤黒井は復讐をしようとしている?
黒井美里がもし生存していたとしたら、復讐者として再登場することになるという説もあります。黒井美里にとって天内理子は家族以上の特別な存在です。天内理子を伏黒甚爾に殺されたことで、天内理子を守れなかった五条悟と夏油傑に対して、さらにはそもそも天内理子と同化しようとしていた天元様にも恨みを持っていると予想されます。伏黒甚爾の息子である伏黒恵に怒りの矛先が向いていてもおかしくありません。黒井美里は復讐者として再登場する可能性が大いにあります。
【呪術廻戦】黒井と関係するキャラ
黒井美里は『呪術廻戦』の単行本8巻9巻に初登場するキャラ。8巻9巻では五条悟と夏油傑の過去の任務について描かれます。懐玉編は、本編から12年前に起きた事件を描いており、作品の中でも人気の話です。そんな懐玉編で黒井美里と関係する主要キャラについて紹介します。
天内理子
天内理子は当時14歳で、星漿体という特殊な体質を持つ少女でした。自分のことを「妾」と呼び、語尾に「じゃ」と付けて話すお嬢様気質。黒井美里とは幼い時に両親を亡くしてから共に生活をしています。ゆくゆくは天元様と同化する運命にあることを理解しており、当然の役割と納得していました。しかし同化すると大切な人たちと会えなくなることを実感し、直前で引き返そうとしたところを伏黒甚爾によって頭を撃ちぬかれて死亡します。
五条悟
五条悟は当時呪術高専の2年生でした。問題児ではあったものの、当時から強さを認められていた五条悟は夏油傑と共に天内理子の護衛の任務に就きます。五条悟と黒井美里は天内理子を守るという点で共通する目的を持つ者同士でした。始めは「ガキのお守りなんて」と面倒くさがっていた五条悟でしたが、徐々に天内理子との距離が縮まり、情が沸いていきます。天元様の元へ天内理子が向かった際に、伏黒甚爾の攻撃を受け殺されたかのように思われましたが直後に復活し、伏黒甚爾を倒します。
夏油傑
夏油傑も当時呪術高専2年生でした。五条悟と共に天内理子の護衛に当たることとなります。黒井美里とは親しく話す描写も多く登場します。天内理子が天元様と同化する直前まで付き添いますが、伏黒甚爾によって目の前で天内理子が殺されてしまいます。「黒井美里、五条悟も殺した」と語る伏黒甚爾に激昂し戦闘に入りますが、伏黒甚爾の圧倒的な強さに敵わず敗北します。命こそ落としませんでしたが、夏油傑にとって大きな心の傷を残した任務となりました。
【呪術廻戦】黒井に対する世間での評判や人気
黒井美里は『呪術廻戦』に登場するキャラの中でも人気のキャラです。登場回数は少ないものの、黒井美里が好きというファンがたくさんいます。黒井美里が登場する懐玉編は『呪術廻戦』の作中においても重要なエピソードとなるため、印象に残る人が多いと考えられます。
黒井美里は生存しているのでは、という声がたくさんあがっていました。死亡したように描写されていますが、実際は生存していて再登場するのではと考えるファンも多くいます。今後『呪術廻戦』本編に重要人物として再登場してほしいという期待もあるようです。
黒井美里と伏黒恵の義姉である伏黒津美紀が似ているという声もありました。容姿や名前の共通点が多いことから何等かの関係があるのではと考えるファンもいるようです。『呪術廻戦』では伏線がいくつか登場しているので、黒井美里も何等かの伏線を持たされている可能性が考えられます。
【呪術廻戦】黒井は実力のあるキャラだった
黒井美里は術式はないものの、天内理子を守るために戦闘の訓練を受けており、呪詛師を倒せるほどの実力のあるキャラです。生存か死亡かハッキリしていないため、再登場に期待する声も多くあがっています。黒井美里が再登場するとなると物語が大きく動く可能性もあります。今後も『呪術廻戦』から目が離せません。
この記事のライター
yonekao
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