【呪術廻戦】嵌合暗翳庭の強さを考察!手が示す印の元ネタも解説
『呪術廻戦』の伏黒恵の領域展開は「嵌合暗翳庭」(かんごうあんえいてい)です。嵌合暗翳庭は『呪術廻戦』の中で強い領域展開と言われています。本記事では嵌合暗翳庭が強いと言われる理由、発動する時の手のポーズ、嵌合暗翳庭の謎、登場するシーンについて考察しています。
目次
【呪術廻戦】嵌合暗翳庭の使い手は伏黒恵
『呪術廻戦』で術者が使う領域展開は、誰でも使えるわけではありません。しかし領域展開が使えれば、戦いにおいてかなり有利になり、展開した時点で相手は敗北が決定する場合が多いです。『呪術廻戦』の伏黒恵も領域展開を使うことができます。伏黒恵の領域展開は、嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)です。
伏黒恵のプロフィール
- 名前:伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 誕生日:12月22日
- 身長:175㎝くらい
- 所属:東京都立呪術専門高等学校一年
- 高専門入学方法:家系
- 等級:二級呪術師
- 出身地:埼玉県
- 趣味:実話系の本を読むこと
- 好きな食べ物:生姜に合うもの
- 嫌いな食べ物:パプリカ(甘いおかず全般)
伏黒恵の術式
『呪術廻戦』の伏黒恵の術式は、禪院家相伝の「十種影法術」です。手で動物の影を作り、動物の式神を召喚します。式神は10種類ですが、『呪術廻戦』の伏黒恵は全ての式神をまだ調伏できていません。そして同時に式神を召喚できるのは、2体までです。式神を完全に破壊されると召喚できなくなりますが、その式神の能力は、他の式神に継承できます。
嵌合暗翳庭は伏黒恵が使う領域展開
嵌合暗翳庭は、『呪術廻戦』の伏黒恵が使う領域展開です。領域展開とは、呪力を流し込んで心の中で描いた世界を具現化することです。ここに相手を閉じ込め、攻撃します。領域展開での攻撃は、必ず相手に命中します。嵌合暗翳庭は真っ黒な影の海で覆われ、とても不気味です。そして嵌合暗翳庭を使うと、式神を3体以上召喚することができます。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は、 芥見下々(あくたみげげ)による漫画作品です。「週刊少年ジャンプ」にて2018年から連載が開始され、現在も続いています。人間の負の感情から生まれる呪霊と、呪術師との戦いを描いたダーク・ファンタジーです。『呪術廻戦』は、1巻発売直後から品切れが続出となった大人気作品です。2021年には劇場版が公開され、大ヒットとなりました。2023年7月からはアニメ第2期の放送も決定しています。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、運動神経抜群の普通の高校生でした。ある日通っている高校で呪物の封印が解けてしまい、虎杖悠仁の先輩が襲われます。駆けつけた呪術師の伏黒恵も負傷してしまい、絶体絶命です。虎杖悠仁は皆を救うために、特級呪物である宿儺(すくな)の指を飲み込みました。宿儺の指を飲み込んだことで力を得た虎杖悠仁は、伏黒恵や呪術高専の仲間と共に呪術師としての道を歩むことになりました。
【呪術廻戦】嵌合暗翳庭の強さや元ネタを考察
『呪術廻戦』の伏黒恵が使う嵌合暗翳庭は、かなりの強さを持つ術式と言われています。その理由を解説していきます。また術を発動する時の手の形の元ネタについても考察しています。
嵌合暗翳庭が強いといわれる理由
『呪術廻戦』の伏黒恵が使う嵌合暗翳庭はかなりの強さで、式神を使ったり自分自身の分身を作って攻撃することができます。嵌合暗翳庭は攻撃力が高いので、完成すればさらに強さを増すはずです。また『呪術廻戦』の宿儺も「いい術式だ」と褒めていました。
強いといわれる理由①効果
嵌合暗翳庭は影で自分自身の分身を作り、自在に操ることができます。分身を使って対象を捕らえたり攻撃することも可能です。式神も3体以上召喚できるので、攻撃力の強さは増します。 分身と式神を使い、様々な攻撃展開ができるようになります。
強いといわれる理由②状態
領域展開を使うと必ず技が相手に命中する効果があり、ステータスも向上します。そして『呪術廻戦』の伏黒恵が使う嵌合暗翳庭は、分身やたくさんの式神を操り、かなり攻撃に特化した状態になるのです。他の領域展開と比べて攻撃力が優れている嵌合暗翳庭ですが、完成したらまさに最強となるでしょう。
嵌合暗翳庭の手が示す印の元ネタ
『呪術廻戦』の伏黒恵が嵌合暗翳庭を発動する時には、両手を組み、その上に親指を重ねる形を取っています。バレーボールのレシーブの構えをイメージすると分かりやすいと思います。この手の形は、薬師寺如来がモチーフとなっているようです。薬師寺如来は病やケガなど、現実の痛みや苦しみから救ってくれる仏様です。
【呪術廻戦】嵌合暗翳庭の謎を考察
『呪術廻戦』の伏黒恵が使う嵌合暗翳庭には、いくつかの謎があります。特に宿儺が使う領域展開と似ていると話題になっています。また特級呪霊の陀艮(だごん)との戦いや伏黒恵の影や宿儺とのやりとりについて考察しています。
考察①嵌合暗翳庭は未完成だった?
上記でも記載していますが、嵌合暗翳庭は未完成です。『呪術廻戦』の伏黒恵は、領域展開には必要な結界を完璧に閉じることができません。体育館などの建物を利用すれば閉じることはできますが、技が必ず相手に命中する必殺必中の効果はありません。結界を閉じられるようになることは、『呪術廻戦』の伏黒恵の課題となってくるでしょう。
考察②嵌合暗翳庭は伏魔御廚子と似ている?
『呪術廻戦』の伏黒恵が使う嵌合暗翳庭は、宿儺が使う領域展開の「伏魔御廚子(ふくまみずし)」と似ていると言われています。その理由は、伏魔御廚子も結界を閉じずに心の中で描いた世界を具現化するだけだからです。もう一つは、両方の領域展開に、骨が存在することです。しかし伏黒恵と大きく違う点は、伏黒恵は嵌合暗翳庭が未完成ですが、宿儺の伏魔御廚子は完成されているということです。最強の宿儺と領域展開が似ている未完成の嵌合暗翳庭に、ますます期待が高まります。
考察③「蕩薀平線」の必中効果を無効にした?
『呪術廻戦』の陀艮は特級呪霊の一人で、領域展開は「蕩蘊平線(たううんへいせん)」です。蕩蘊平線は、穏やかな海の領域です。ここに禪院直毘人(ぜんいんなおびと)、禪院真希、七海建人は閉じ込められてしまいます。ピンチに陥った三人の元に、伏黒恵が嵌合暗翳庭を発動し、海の中から現れます。伏黒恵の嵌合暗翳庭により、陀艮の蕩蘊平線は必中効果が無効になってしまったのでした。
考察④伏黒の影が生得領域?
生得領域とは、術者の心の中の世界のことです。伏黒恵は自身の手で作った影絵で式神を召喚したり、自分の影の中に呪具を保管することができます。伏黒恵が気絶すると式神は消えてしまいますが、保管した呪具が影から出てきてしまうことはありません。影の保管に関しては、生得領域の可能性が高いです。
考察⑤宿儺が「オマエあの時何故逃げた」と言った理由
『呪術廻戦』の主人公の虎杖悠仁、そして伏黒恵は初めて特級呪霊に会います。その時に虎杖悠仁は伏黒恵に逃げるように言います。後に伏黒恵は宿儺に、逃げたことを指摘されます。なぜ宿儺がそう言ったのかは、「伏黒恵が強い呪術を持っているのだから、逃げなくても倒せたはず」、「せっかく強い呪術を持っているのに、使いこなせていなくてもったいない」という意味でしょう。また宿儺は伏黒恵に「ありきたりな術式ではない」、「応用も効く」などのヒントも与えています。
【呪術廻戦】嵌合暗翳庭の登場シーンは何話?
『呪術廻戦』の伏黒恵が使う嵌合暗翳庭はかなり強い領域展開で、周りは暗い影に覆われます。式神もどんどん召喚し、伏黒恵の攻撃シーンは迫力があります。では嵌合暗翳庭が登場したシーンは何話でしょうか。『呪術廻戦』の漫画とアニメで登場したシーンを紹介します。
嵌合暗翳庭の漫画での登場シーン
『呪術廻戦』の漫画では、嵌合暗翳庭が登場したシーンは2回あります。1回目は特級呪霊と一人で戦う時、2回目は仲間を救う時に発動しました。漫画での嵌合暗翳庭が登場したシーンを、詳しく紹介します。
登場シーン①7巻58話
『呪術廻戦』の漫画で初めて嵌合暗翳庭が登場したのは、7巻の58話、「八十八橋」でのシーンです。伏黒恵は1人で特級呪霊と戦います。苦戦し、ボロボロになりながらも伏黒恵は初めて領域展開・嵌合暗翳庭を発動させます。未完成でしたが、見事に特級呪霊に勝利しました。伏黒恵が成長し、一皮むけた瞬間でした。
登場シーン②13巻108話
次に『呪術廻戦』の漫画で嵌合暗翳庭が登場したのは、13巻の108話でした。渋谷事変で陀艮と戦った時です。禪院直毘人、禪院真希、七海建人が陀艮の領域展開に入ってしまい、三人を救うために嵌合暗翳庭を発動しました。2度目の嵌合暗翳庭でしたが、陀艮の領域内の必殺必中効果を無効にしています。さらに『呪術廻戦』の伏黒恵の成長を感じさせるシーンでした。
嵌合暗翳庭のアニメでの登場シーン
『呪術廻戦』のアニメで嵌合暗翳庭が登場したのは、第23話です。八十八橋で特級呪霊と戦っている時に五条から「本気でやれ、欲張れ」というアドバイスを思い出し、嵌合暗翳庭を発動させて見事に特級呪霊に勝利しました。アニメでの嵌合暗翳庭の発動シーンは、音楽効果もあり、とても迫力がある仕上がりになっていました。
【呪術廻戦】嵌合暗翳庭に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』の中で嵌合暗翳庭は、人気がある領域展開です。嵌合暗翳庭が一番好き、カッコ良すぎるという意見がたくさんありました。嵌合暗翳庭についての意見を紹介していきます。
『呪術廻戦』の伏黒恵の嵌合暗翳庭と、宿儺の伏魔御廚子が似ていると言われています。両方とも結界を閉じない、そして「骨」が共通しています。これは偶然なのか、意図的なものがあるのか、これからその謎が明かされていくのか注目です。
特級呪霊との戦いで、『呪術廻戦』の伏黒恵は五条からのアドバイスを思い出し、吹っ切れて開き直ることができました。この戦いで一皮むけた伏黒恵ですが、2回目の嵌合暗翳庭を発動させた時には、さらに成長していました。嵌合暗翳庭を完成させることができれば、乙骨憂太に続き特級入りをするのではないでしょうか。
『呪術廻戦』の伏黒恵の嵌合暗翳庭はカッコイイと評判です。まだ未完成なので、これから進化していく様子を見ることができるでしょう。ファンにとっては楽しみの一つです。
【呪術廻戦】嵌合暗翳庭はさらに強い力を秘めた領域展開だった
嵌合暗翳庭は、かなりの強さを持つ領域展開と言われています。影で分身を作ったり、式神もたくさん召喚できるので、攻撃において大変特化した領域展開です。まだ未完成なので、完成したらどれほどの強さになるのでしょうか。今後の嵌合暗翳庭の進化を楽しみに待ちましょう。
この記事のライター
ささめ
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