【呪術廻戦】五条悟と伏黒恵の関係性を考察！五条家と禪院家についても

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵の関係性を見ていく前に、まずは2人のプロフィールと作品概要を紹介していきます。

『呪術廻戦』の五条悟は1989年12月7日生まれの28歳、東京都立呪術高等専門学校の1年を担当する特級呪術師です。呪術界御三家である五条家の現当主であり、作中の現代では最強の呪術師と言われています。常に掴みどころがない態度で、自他共に性格が悪いと評されています。呪力を鮮明に視認する六眼を持っており、普段は目を隠しています。

『呪術廻戦』の伏黒恵は12月12日生まれの15歳、東京都立呪術専門高等学校の1年生である2級呪術師です。呪術界御三家の禪院家の血筋であり、一家相伝の術式「十種影法術」を使用できます。普段は真面目で冷静な性格ですが、信念である善人を救うことについては熱い一面を見せることがあります。

『呪術廻戦』は『週刊少年ジャンプ』に連載中の芥見下々の少年漫画です。プロトタイプ作品が人気を集たことから、2018年に週刊連載が始まり、ジャンプの看板作品になるほど話題の作品になりました。そして、2018年にアニメ化されたことで漫画・アニメの双方でさらに人気を集めています。そして、2020年にはプロトタイプ作品の『東京都立呪術高等専門学校』を映画化した『劇場版 呪術廻戦 0』が公開されました。

主人公の虎杖悠仁は高校生ながらも常人離れした身体能力を持っていました。そんな虎杖が通う学校に呪霊が現れ、虎杖の先輩が巻き込まれたことで、呪術師の伏黒恵と共に立ち向かうことになります。しかし、呪霊によりピンチに追い込まれたことで虎杖はその場に眠っていた特級呪物の「宿儺の指」を喰らい、自分の体に両面宿儺を復活させたことで力を得ました。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵の関係性は単純な師弟で片付けられないものになっています。そんな五条悟と伏黒恵の関係性について見ていきましょう。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵の出会いは伏黒恵が小学1年生の時です。五条悟が当時は暗殺者として活動していた父親の伏黒甚爾と戦い、彼が死ぬ直前に自分の息子が禪院家に売られる予定であることを知らされます。五条悟はその計画を取り消させた上で、伏黒恵が呪術師として働くことを条件に、義理の姉である伏黒津美紀と共に高専から金銭援助するように仕向けました。

そして、伏黒恵が成長する中で呪術師としての力の使い方を五条悟が指導しています。高専においては先生と生徒の関係になっていますが、それ以上に繋がりがあることから実質的に師弟関係のような状態です。伏黒恵自身は五条悟の飄々とした態度に振り回される側ですが、師匠のような立場としては頼っているところがあります。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵の年齢差は、現在で見ると五条悟が28歳、伏黒恵が15歳であるため、13歳ほど差があります。小学1年生の時に伏黒恵の父親は蒸発していますが、父親代わりとして見ると五条悟はやや若く、兄として見ても歳はかなり離れています。ただ、師弟のような関係性と共に面倒を見た立場であることから五条悟が親戚や後見人のようにも見える関係性です。

『呪術廻戦』の五条悟は伏黒恵のことを普段は下の名前の恵、教師として話す時は伏黒と呼び、伏黒恵は五条悟のことを五条先生もしくは先生と呼んでいます。長い付き合いではありますが、伏黒恵からすると師弟関係や学校での立場があることから先生呼びになっています。一方、五条悟はフランクな性格から近しい関係は名前呼びしています。

『呪術廻戦』の五条悟は姉妹校交流会を経た伏黒恵に稽古をつけた際、伏黒恵が本気を出せていないことや死んで勝つ・死んでも勝つの違いを説いています。このセリフに対して伏黒恵は一瞬反抗しますが、この考え方を踏まえたことで死にかけた際に領域展開の嵌合暗翳庭（かんごうあんえいてい）を編み出すことに成功しています。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵の関係性は師弟のような状態ですが、家柄の過去から続く因縁は複雑になっています。そんな五条悟と伏黒恵の家柄に関わる過去や今後の展開の予想などを見ていきましょう。

『呪術廻戦』の五条家と禪院家は同じ呪術界御三家ですが、その関係性は過去の軋轢から険悪な状態です。慶長時代には当時の五条家当主と禪院家当主が模擬戦にもかかわらず、本気で戦い相討ちで死亡しました。そんな過去の積み重ねから両家は権力争いで蹴落とし合うようになっていました。

『呪術廻戦』の伏黒恵は渋谷事変で禪院家の26代目当主の禪院直毘人が死亡し、その遺言によって27代目当主に抜擢されます。それをきっかけに禪院家全体を巻き込む騒動が発生しますが、結果として他の候補者がいなくなることで伏黒恵は当主である事実は変わらなくなります。つまり、五条悟と伏黒恵は両家の当主として並び立つことになりました。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵は両家の過去の因縁があることから今後の展開によっては戦う可能性もあると予想されています。一方で、五条悟と伏黒恵の関係性があることから両家が歴史的和解をする可能性も考えられています。ただ、現状では両家共に厳しい状況にあることから争う暇がない状態です。

アニメ『呪術廻戦』でも五条悟や伏黒恵のやり取りが描かれています。そんなアニメ『呪術廻戦』における五条悟と伏黒恵の声優について紹介していきます。

アニメ『呪術廻戦』で五条悟の声優を務めたのは中村悠一さんです。作中最強クラスのキャラであることから作者が合う声優として選ばれており、かっこいいボイスを演じています。

中村悠一さんは香川県出身で1980年生まれの声優・ナレーターです。高校卒業後に吹き替え声優を志望して代々木アニメーション学院へ入学し、2001年に声優デビューを果たしました。その後、アニメのレギュラーやゲーム出演を増やしていき、活躍の場を広げていきます。現在は様々な作品出演の他、YouTubeでの活動も活発に行っています。

中村悠一さんの主な出演作品としては、『おおきく振りかぶって』の阿部隆也、『機動戦士ガンダム00』のグラハム・エーカー/ミスター・ブシドー、『しゅごキャラ!』の月詠イクト、『絶対可憐チルドレン』の皆本光一、『マクロスF』の早乙女アルト、『君に届け』の真田龍、『FAIRY TAIL』のグレイ・フルバスター、『氷菓』の折木奉太郎、『月刊少女野崎くん』の野崎梅太郎、『魔法科高校の劣等生』の司波達也などがあります。

アニメ『呪術廻戦』で伏黒恵の声優を務めたのは内田雄馬さんです。普段の冷静で真面目な時と追い込まれた時に見せる激しい一面の両方を低い声色で演じています。

内田雄馬さんは東京都出身で、1992年生まれの声優・歌手です。同じく声優の内田真礼さんは姉になります。ゲーム好きだったところから声優に関心を持ち、日本ナレーション演技研究所に入学後、2012年に声優デビューしました。それから徐々にレギュラー出演作品を増やしていき、現在では様々な作品で活躍しています。

内田雄馬さんの主な出演作品としては、『ガンダムビルドファイターズトライ』のコウサカ・ユウマ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のアイン・ダルトン、『血界戦線』の音速猿〈ソニック〉、『ダイヤのA』の奥村光舟、『マクロスΔ』のハヤテ・インメルマン、『アイドルマスター SideM』の桜庭薫、『りゅうおうのおしごと!』の九頭竜八一、『フルーツバスケット』の草摩夾、『あひるの空』の花園百春、などがあります。

ここでは『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵について世間での評判や人気を紹介していきます。師弟や恩人などの関係性があることで作中でも好きな2人だという人が多く見られました。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵の関係性の中でも師弟や親戚のような関係が1番好きだと言う感想が多く見られました。主人公の虎杖悠仁にとっても五条悟の存在は重要ですが、伏黒恵には過去から1番長い付き合いがあるので、虎杖とは違う絆を感じられる関係性です。

『呪術廻戦』の伏黒恵と五条悟の関係性において、伏黒恵の蒸発した父親である伏黒甚爾も含めて好きであると言う人もいました。伏黒甚爾が当時アウトローだったとはいえ、五条悟との戦いが死因になっており、そこから伏黒恵との繋がりができました。しかし、その事実を伏黒恵が知らないまま現在に至っており、そんな複雑な関係性が良いと言う人もいます。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵について、今後の展開がどうなっていくのか気になる人も多数いました。上記の父親の事実を知るタイミングや両家の過去からの因縁からぶつかり合う可能性を考える人もいて、2人の関係性が変わってしまうのが恐いという人もいます。

『呪術廻戦』の五条悟と伏黒恵は伏黒甚爾との戦いをきっかけに出会い、五条悟が小学1年生の時から呪術師としての指導をしてきたことから師弟のような関係性になっています。しかし、2人の血筋である五条家と禪院家には過去からの軋轢があり、2人とも当主になったことから対峙する可能性もある状態です。今後の展開によっては2人の関係性が変わるかもしれないので、本編の展開にも注目しましょう。