【呪術廻戦】庵歌姫の顔の傷はいつできたもの？原因や五条悟との関係も

『呪術廻戦』に登場する庵歌姫（いおりうたひめ）は、顔に大きな傷を負っているのが特徴的な女性キャラです。普段から巫女の恰好をしているのも特徴で、その姿でもかわいいと評価されています。この記事では、『呪術廻戦』の中でもかわいいと人気の女性キャラでもある、庵歌姫の顔の傷について徹底解説していきましょう。その他のキャラとの関係性についても紹介します。

『呪術廻戦』は作者・芥見下々（あくたみげげ）さんによる、日本の漫画です。週刊少年ジャンプにて2018年より連載を開始しており、物語は呪術師と呪霊がバトルを繰り広げる少しホラー要素のあるダークファンタジーです。

『呪術廻戦』のコミックは20巻まで出ており、1巻に関しては重版が二度されたほどの人気を得ています。コミックの累計発行部数は7000万部を突破します。アニメは第一期が2021年に終了していますが、2023年には第二期の放送が決定しています。

『呪術廻戦』は主人公である普通の高校生の虎杖悠仁（いたどりゆうじ）が、自身の高校にあった特級呪物である「宿儺（すくな）の指」の封印を解いてしまったことから始まります。宿儺の指の暴走を止めるために虎杖悠仁は食べるようにして体内に入れてしまい、身体の中から宿儺を呼び出すことが可能になりました。

しかし、この行動は呪術師の中では死刑に値するものになり、死刑の判決を下されます。宿儺の指は残り19本あるため、全ての指を食べるまでは死刑を免除されます。主人公の虎杖悠仁は呪術に特化した専門学校へ転入し、指を食べるための目的を果たすために呪術師としての道を歩み始めます。

ここからは『呪術廻戦』の女性キャラの中でもかわいいといわれている、庵歌姫の顔の傷がいつできたのかについて解説していきます。また、顔の傷の原因となった事柄についても触れていきます。

庵歌姫の顔にある傷ですが、五条悟の過去で出てきたときには無いものでした。五条悟の過去は『呪術廻戦』65話からになり、学生時代のことが描かれたものです。学生時代には無かった顔の傷は、大人になる2008〜2018年の間でできたことが予想されます。『呪術廻戦』の作中では庵歌姫の顔の傷がいつできたのか、判明していないため今後明確になる可能性が高いでしょう。

庵歌姫の顔の傷と同じような傷が、東堂葵（とうどうあおい）やメカ丸にもついていました。しかし、庵歌姫の顔の傷の原因は判明しておらず、さらに作者からは三名の傷に関連性はないと話しています。そのため、三名とも同じような傷を負っていますが、どれも同じときに付いたものではありません。

東堂とメカ丸の傷は乙骨憂太（おっこつゆうた）と里香が原因とされており、庵歌姫もその可能性があるのではないかと考察されています。ただし、関連性がないと作者が発言している以上、庵歌姫の顔に傷をつけたのが誰なのか分からないままでしょう。今後、『呪術廻戦』の作中で庵歌姫の顔に傷を付けたのが誰なのか、どのような理由で付いたのか判明する可能性があります。

『呪術廻戦』ではさまざまなキャラが登場しますが、キャラ同士で深い繋がりを持っている者も少なくありません。庵歌姫は五条悟や冥冥など、他キャラとの関係性があることでも知られています。ここからは、庵歌姫と他キャラとの関係性について、詳しく紹介していきます。

庵歌姫と五条悟は学生時代からの知り合いで、庵歌姫が先輩になります。後輩である五条悟は日頃から小馬鹿にしたりからかったりをしていたため、庵歌姫の中では嫌いの部類に入っています。

五条悟は庵歌姫に対してフランクな対応をしており、敬語は使用しない、「弱い」と伝えるなどしていました。そのため、大人になった現在も庵歌姫の中で五条悟は嫌いの部類に入り、接するときは冷たい態度を取っている様子が見られるでしょう。しかし、長く顔を知っているためか信頼関係は厚く、内通者の情報を五条悟に伝えるなど協力し合う姿を見ることもできます。

庵歌姫と冥冥（めいめい）は、五条悟の過去編にて同じ任務をこなしていた様子が描写されています。同じ任務を背負うことで、信頼関係が生まれているでしょう。しかし、作中では仲良しな様子はあまり見られないため、ビジネスライクな関係性といえます。いわゆる仕事仲間という付かず離れずの関係で、成立しているといえるでしょう。

家入硝子（いえいりしょうこ）は五条悟と夏油傑（げとうすぐる）と同級生になり、庵歌姫の中ではかわいい後輩の一人です。五条悟とは犬猿の仲に近いものがあり、夏油傑も五条悟と同等だったため、家入硝子のことを一層かわいがっている様子が作中では見られました。学生時代から仲が良いため、大人になった今でもお互いに信頼関係が出来上がっています。

タバコを吸っている家入硝子に対して、身体を気遣った上で禁煙を進めたのも庵歌姫といわれています。学生時代をともにした五条悟と家入硝子、現在は死亡キャラでもある夏油傑の四名は長い付き合いになっているためどこか絆を感じられるでしょう。

庵歌姫の顔の傷や他キャラとの関係性について紹介してきましたが、当人の呪術師としての強さはどれくらいなのでしょうか。また、庵歌姫の私服に関しても紹介していきます。

『呪術廻戦』に登場する呪術師に欠かせない術式ですが、庵歌姫の扱う術式はいまだ作中で明らかにはなっていません。これまで巫女の恰好をしていることから、巫女に関連した術式ではないかと予測されてきました。しかし、『呪術廻戦』の公式ファンブックにて、庵歌姫は歌唱力が非常に高いことが明記されています。この歌唱力が術式に関係していると作者も話しているため、歌声に関連した術式を使用するのではないかといわれています。

渋谷事変では「歌姫先生の準備に時間がかかる」というニュアンスの発言があったため、庵歌姫の術式が発動するまでには時間を要する可能性が高いでしょう。過去編では五条悟を助け出す際に庵歌姫が紙とペンを持っていたことから、術式に関係しているのではないかとも推測されています。今後、庵歌姫の戦闘シーンで、どのような術式を使用するのか明確になるのは間違いないでしょう。

庵歌姫は『呪術廻戦』の作中にて戦闘シーンが少なく、術式を使用するシーンもありません。そのため、実力や強さがどれくらいなのか、明確にはなっていないでしょう。しかし、準一級呪術師の階級を持っていることから、ある程度の強さがあることが分かるでしょう。今後、術式を使用するシーンが出てきた際に、庵歌姫の本当の強さや実力が明確になります。

普段はかわいい巫女の恰好をしている庵歌姫ですが、私服はカジュアルな装いをしています。作中で見せた私服姿はオフショルダーのトップスに、つなぎの服を合わせています。キャップもかぶっており、まさにカジュアルという表現が合うでしょう。普段の姿からは想像ができないギャップに、かわいいという声が多く挙がりました。

『呪術廻戦』では有名声優陣が名を連ねていますが、庵歌姫の声優を務めているのは誰なのでしょうか。ここからは、庵歌姫の声優を担当している人について紹介していきます。

大人っぽい少し色気をも感じる庵歌姫の声優を務めているのは、日笠陽子（ひかさようこ）さんです。庵歌姫の声は落ち着きを感じると評価されており、アニメを見るとキャラとのマッチ感を感じられるでしょう。日笠陽子さんは声優だけではなく音楽活動もしており、『進撃の巨人』ではエンディングテーマを担当したことでも有名です。

日笠陽子さんは音楽活動をしていることもあり、役柄には歌姫が多い傾向にあります。『けいおん!』はアニメ内のバンドと同様にバンド活動を行なったり、ボーカルを兼任していました。

庵歌姫に対する世間の声として、一番多いのが「かわいい」という声です。普段の巫女の姿は『呪術廻戦』の中でも目立つため、ファンも多い傾向にあるのでしょう。また、私服に関しても「かわいい」という声が大半を占めています。

庵歌姫は戦闘能力の高さが分からないため、どのような術式を使用するのか楽しみという声も多くあります。今後、庵歌姫の強さが明確になることでしょう。その日を待ちわびている人も少なくありません。

庵歌姫の顔の傷の原因をやはり知りたいという読者は多いようで、作者である芥見下々先生にそのエピソードを書いてくださいとお願いしている方もいらっしゃいます。その傷ができた事件の前後で性格や考え方なども変化したのではないかという考察をする声もあります。

庵歌姫の顔の傷がいつ付いたのか、原因は何なのかは作中でも明らかになっていません。今後の話の展開によっては、顔の傷の原因や犯人が判明する可能性が高いでしょう。原因が明らかになったとき、これまでの伏線も見つかる可能性もあります。