【呪術廻戦】伏黒恵は死亡している?宿儺に乗っ取られた後は?生存の可能性も
本記事では、『呪術廻戦』で伏黒恵が死亡しているのではないかという噂について、徹底的に考察しています。伏黒恵は、死滅回遊終盤で宿儺に身体を乗っ取られてしまいました。その経緯や乗っ取られた後を詳しく解説し、死亡説についても探っていますので、参考にしてください。
目次
伏黒恵とは?
伏黒恵とは、東京呪術専門学校1年生の青年で、『呪術廻戦』の主人公虎杖悠仁(いたどりゆうじ)とは同級生です。すでに2級呪術師としての腕前を持ち、単独での任務も許可されています。恵は、冷静で生真面目な性格をしていますが、『呪術廻戦』に登場するキャラの中でも人気のある1人です。
伏黒恵のプロフィール
- 誕生日:12月22日
- 年齢:15歳
- 身長:175cm
- 所属:東京都立呪術専門高等学校1年
- 階級:2級
伏黒恵の父親・伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は、もともと呪術界における御三家・禪院家(ぜんいんけ)の26代目当主禪院直毘人(ぜんいんなおびと)の兄の息子にあたりますが、婿入りで伏黒姓になりました。しかし、直毘人が渋谷事変で受けた傷で死亡したことから、直毘人の遺言で伏黒恵が禪院家の当主となっています。ただ、禪院家は禪院真希により全滅させられており、当主としての動きは今のところ不明です。
伏黒恵の強さや術式
伏黒恵は、呪術高専の1年生ながら、すでに2級呪術師の腕前を持つ実力者です。十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)という術式を持ちますが、この術式は、禪院家相伝の術式で、影を媒介とした式神を召喚します。具体的には、手で影絵を作りその影を実体化させます。次に伏黒恵が使用する領域展開は、嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)です。伏黒恵が初めて領域を展開した時は、まだ相手を閉じ込めることができない不完全なものでした。現在でも未完成で、展開した領域でも必中効果が付与できていません。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2018年3月から連載されている漫画作品です。作者は芥見下々(あくたみげげ)で、負の感情から生まれる呪いと、呪術を用いて祓う呪術師との戦いを描いています。シリーズ累計発行部数は8000万部を突破し、テレビアニメも2020年に第1期、2023年に第2期が制作されたほか、2021年には劇場版アニメも公開されました。
呪術廻戦のあらすじ
仙台に住む高校生の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、祖父に育てられていましたが、祖父が亡くなった晩に、高校で呪物の封印が解かれ、呪霊が出現しました。虎杖は、呪物の回収に来ていた伏黒恵と共に、呪霊に襲われている先輩を救いに行きます。そして、窮地を救うために、虎杖は呪物の「宿儺の指」を食べました。しかし、特級呪物である両面宿儺が復活したことから、虎杖は「宿儺の器」として死刑が宣告されてしまいます。
伏黒恵は死亡している?宿儺に乗っ取られた?
伏黒恵は、特に人気のあるキャラですが、宿儺に乗っ取られたことから死亡説が出ています。しかし、本当に死亡してしまったのでしょうか。生存や復活の可能性はないのでしょうか。ここからは、乗っ取りの経緯を含めて解説します。
伏黒恵は死亡していない?
伏黒恵は、結論から言うと、死亡は確定していません。たしかに、宿儺は伏黒恵を受肉しました。しかし、肉体は消滅していません。来栖華(くるすはな)によれば、受肉に関しては「器の自我を殺し沈めている」状態であり、来栖の術式で無効化すると「九分九厘死ぬ」と発言しています。しかし、「断言できない」とも述べていることと、まだ沈められた状態であり、復活する可能性も残っていることから考察すると、現段階では生存していると推測されます。
伏黒恵が宿儺の受肉体になった経緯
『呪術廻戦』において、宿儺はもともと「宿儺の器」である虎杖悠仁の中にいました。虎杖は直前まで自分の運命を受け入れる用意をしています。それがどうして、伏黒恵に受肉するようになったのでしょうか。その経緯を解説します。
経緯①死滅回游の泳者になる津美紀
伏黒恵は姉の津美紀(つみき)と2人で暮らしていました。ところが、津美紀は中学校を卒業すると、原因不明の呪いで寝たきりになります。その後、死滅回遊の最中に、羂索の術式「無為転変」により目を覚ましますが、死滅回遊の泳者になっていました。そこで、死滅回遊から離脱させるために、「100ポイントでルールを追加できる」というルールを活用し、「身代わりの新規泳者と、100ポイントで死滅回遊から離脱できる」というルールを追加することに成功します。
経緯②津美紀は万の受肉体になっていた
ルールの追加を終えると、伏黒恵は、禪院真希に伏黒津美紀を連れてくるように頼みます。津美紀は、伏黒恵や虎杖らが待つ東京第1結界に入ると、目の前に転送されてきました。すぐに離脱させるために、伏黒恵は100ポイントを津美紀に譲渡しますが、津美紀は「結界を自由に出入りできる」ルールの追加を要求します。あっけにとられた恵は、津美紀に思わず「オマエ、誰だ」と問いかけますが、津美紀の様子から、受肉した泳者であると思い至りました。そして、津美紀は、「私は万(よろず)」と名乗ります。
経緯③伏黒恵が宿儺の受肉体になる
万は「千年ぶりの戦いは場所も相手も好きに選びたい」と言ってその場から飛び立っていきました。虎杖と来栖は万を追いかけようとしますが、宿儺が虎杖の顔に表れて「契闊(けいかつ)」と唱えます。これは、「誰を殺しても傷つけてもならないこと」を条件に、1分間体を宿儺に明け渡す約束の呪文でした。宿儺は肉体の主導権を得ると、すぐに来栖を気絶させ、約束通り、そっと地面に置きます。
宿儺は伏黒恵に、「誰も傷つけない」という縛りに「自分自身を入れていない」ことを嘲りながら、左手の小指を変色させてちぎり取りました。恵は摩虎羅(まこら)を呼び出し、対抗しようとしますが、ちぎり取った小指を無理矢理飲まされます。宿儺が虎杖から伏黒恵へと移ったことで肉体の主導権を取り戻した虎杖の目の前には、宿儺を受肉した恵の姿がありました。
伏黒恵が宿儺に乗っ取られたその後の展開や生存の可能性
『呪術廻戦』は、伏黒恵が宿儺に乗っ取られるという予想外の展開を迎えました。伏黒恵が乗っ取られてからの展開はどうなるのでしょうか。また、生存や復活の可能性はあるのでしょうか。ここからは、その後の展開を解説します。
伏黒恵に受肉した宿儺は裏梅が用意した「浴」に浸かる
伏黒恵に受肉した宿儺は、虎杖悠仁らと戦闘になりますが、虎杖に対する攻撃は思ったほど効いていませんでした。それを宿儺は、伏黒恵が自分を拒絶していて、術式に対して呪力の出力を1割以下に落としているからだと考えます。そこで、肉体を仕上げるために、裏梅に、「浴」の用意をさせます。「浴」とは、蠱毒(こどく)で厳選した生物を潰し濾(こ)すことで得られる呪力の溶液に漬け込むことですが、宿儺の目的は「伏黒恵の自我・魂をより深く沈める」ことでした。
伏黒恵に受肉した宿儺は津美紀(万)を倒す
伏黒津美紀に受肉した万は、宿儺を仙台結界で待っていました。万と宿儺は戦闘に入りますが、万は宿儺に対する「愛」や理想の結婚について語ります。しかし、宿儺は全く相手にしません。そして、自身の術式「御厨子(みずし)」は使おうとせず、伏黒恵の術式である「十種影法術」だけで戦います。万はそのことを指摘して怒りを見せますが、宿儺は万を倒してしまいました。その結果、伏黒恵は「自ら姉を手にかけた」という傷を負い、さらに深く沈んでしまいました。
伏黒恵に受肉した宿儺はその後五条悟と戦う
五条悟は、渋谷事変で羂索により獄門疆(ごくもんきょう)の中に封印されていました。来栖華(天使)は、術式「邪去悔の梯子(やこぶのはしご)」で封印を解きましたが、五条が現れたのは、羂索の前でした。すぐ羂索を攻撃した後、五条は上空で宿儺と対峙します。すぐ、戦闘が始まるかと思われましたが、羂索が待ったをかけ、戦いは12月24日まで先延ばしになりました。そして当日、宿儺と五条の術式や領域展開が互角にぶつかり合う戦闘が始まります。
伏黒恵の生存や復活の可能性はある?
伏黒恵の今後については、死亡する説と生存ないし復活する説の両方があります。死亡説に関しては、『呪術廻戦』では重要キャラでも次々と死亡していることが挙げられています。生存に関しては、現段階において意識が深く沈んでいるだけで肉体は何ら問題なく、事実上生存していることが挙げられます。また、復活に関しては、来栖華による無効化で「九分九厘」死亡するかもしれませんが、不可能とも言っていません。以上の点から、伏黒恵の生存や復活の可能性はあると見られています。
伏黒恵の過去や家族
ここまで、『呪術廻戦』の重要人物の一人、伏黒恵が少なの受肉帯になった経緯や、その後の戦闘の様子を解説しました。恵の過去や家族についても簡単に触れてきましたが、ここではさらにくわしく考察します。
伏黒恵の過去
伏黒恵は、小学校に上がった頃、両親とも蒸発してしまいました。もともと、禪院家に売られることになっていましたが、五条悟が介入し、将来呪術師として働くことを条件に、呪術高専から金銭の援助を受けます。中学生の頃は、それに反発していましたが、津美紀が呪いで寝たきりになります。この事態を受け、伏黒恵は、善人が平等に幸せを享受できる世界を作るために呪術師なることを決意しました。
伏黒恵の家族
伏黒恵の母親は、恵を出産後死亡したため、よく分かっていません。その後、父は娘のいる女の人と再婚したことため姉ができましたが、すぐ両親ともいなくなったため、2人目の母親についても不明です。そこで、父親と姉について解説します。
伏黒甚爾
伏黒恵の父親・伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は、『呪術廻戦』における呪術界御三家禪院(ぜんいん)家の26代当主・禪院直毘人(ぜんいんなおびと)の兄の息子ですが、伏黒家に婿入りして伏黒甚爾となりました。禪院家出身であるにもかかわらず、呪力がなかったため、禪院家の中で扱いが悪くてグレていましたが、恵の実母と出会い、性格も丸くなります。しかし、恵を生むとすぐに死亡したため、再び荒れてしまいました。その後、津美紀の母と出会うと恵と津美紀を残して、蒸発してしまったのです。
甚爾は、呪具があれば、特級呪霊でも払うことができます。また、徒手空拳でも2級術師程度であれば圧倒してしまうほど、対人戦闘力も優れています。「懐玉編」で、高専2年生だった五条悟と夏油傑と対戦し、一時は2名とも戦闘不能に追い込みましたが、復活した五条により敗北して死亡しました。その後、渋谷事変でイタコのオガミ婆の降霊術で復活して暴れ回りましたが、恵と対決中に相手が自分の息子であることに気づき、禪院姓でないことを確認すると、安心して自害したのです。
津美紀
伏黒恵の姉・伏黒津美紀は、血の繋がった実の姉ではありません。甚爾の再婚相手の娘が津美紀でした。恵に「典型的な善人」と言わしめるほどの心優しい性格の持ち主です。中学生の頃はいつもケンカばかりしている弟の恵を心配していましたが、中学を卒業すると原因不明の呪いで寝たきりとなります。
伏黒恵に対する世間での評判や人気
伏黒恵は、宿儺に受肉されるという新たな展開を迎え、復活した五条悟との対決を迎えました。このような伏黒恵の状況をファンはどのように受け止めているでしょうか。SNSの投稿から主な意見を探ります。
伏黒恵には、宿儺に受肉される前から死亡フラグが何本も立っているというようなことが言われていました。受肉されてからの死亡説も死亡フラグの延長上にあります。そのような事情がうかがえる投稿です。
宿儺に受肉された後、死亡してしまったことを悲しんでいる投稿がかなり目立ちました。しかし、本当に死亡してしまったのかどうか、疑問に思っている投稿もあります。この投稿もそのうちの1つです。
伏黒恵を死亡の危機に追いやっている宿儺の受肉を、肯定的に見ているファンはあまりいませんが、顔立ちを気に入っているファンはいるようです。精悍な面構えが好意的に見られています。この投稿以外にも、このまま1年間は見ていたいというような投稿もありました。
伏黒恵は宿儺に受肉されたが死亡してはいなかった
『呪術廻戦』の人気キャラの1人、伏黒恵は心の隙を突かれ、宿儺に受肉されました。そこから、死亡してしまったのではないかと言われましたが、現段階では死亡は確定していません。とはいえ、五条悟と宿儺との戦いは続いており、厳しい状況に変わりはありません。これからも伏黒恵の行方に注目です。
この記事のライター
makkun402
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