【呪術廻戦】反転術式とは？使用キャラや効果・術式反転との違いを調査

そもそも呪術というものは、マイナスの力を出しているものです。そのマイナスの力とは、怒りや憎しみを指しています。例えば、呪術廻戦の初期に主人公の虎杖がある敵と戦うシーンで怒りを抱えることによって強い力を発揮していくという状況がありました。このように、マイナスの力を原動力にしているのです。

そんなマイナスの力同士を合わせることによってプラスの呪力を出していこうというものが反転術式です。反転術式には、そこから得られる効果があり、それが治癒です。さらに、他の術式と違って使用できる人に限りがあるという特徴もあります。

呪術廻戦は、週刊少年ジャンプで2018年から連載されているアクション漫画となっています。原作は、芥見下々であり、人間の負の感情を描いているダークファンタジーの要素がある作品となっています。さらに、2023年から呪術廻戦のアニメ2期がスタートすることが決定しており、単行本も2022年8月で20巻出ている人気ぶりです。アニメも漫画も国民的人気があります。

主人公は、高校に通う虎杖悠仁です。ある日、虎杖の学校にあるとされている呪物の封印が解かれてしまい、呪物から誕生した化け物（呪霊）に襲われてしまいます。危機感を覚えた虎杖は、力を得るために「宿儺の指」を体内に入れて、呪いの王「両面宿儺」を復活させてしまいました。それが呪術者からすると死刑に値する行為でした。なぜなら、「宿儺の指」は大変危険な呪物だったからです。そして、危険だからこそ分解して各地に散らばっていたらしく、死刑を避けるために「宿儺の指」を全て体内に入れることになりました。

呪術廻戦のキャラに一覧の中でもトップクラスに人気のあるキャラである五条は反転術式が使用できるので、自身の回復が可能になっています。さらに、術式反転という技も使用できるというレアなキャラでもあります。素の実力も高い最強キャラです。

虎杖の通う呪術学校の医者でもある家入も反転術式が使用可能なキャラの一覧に入ります。そして、他のキャラとは違うのは、自身ではなく他者にも反転術式による治癒が可能になっているという事です。だからこそ、医者として活躍していると言えます。

乙骨憂太も反転術式が使用できるキャラの一覧に入ります。乙骨も、家入と同様に他者にも反転術式による治癒が可能になっています。さらに、一時祈本里香の力がないと反転術式による治癒ができないのではないかと言われていましたが、そうではない事が分かっています。家入と同様に呪術廻戦の中でも貴重なキャラだと言えるでしょう。

裏梅も反転術式が使用できるキャラの一覧に入ります。自身のみ治癒が可能なのですが、反転術式は可能になっています。呪術廻戦の漫画135話に反転術式が使用されている描写があります。

両面宿儺も反転術式が使用できるキャラの一覧に入ります。他人にも治癒ができることが分かっています。呪術廻戦のアニメ4話で反転術式が使用されている描写があり、生体によって力が変わることも分かっています。

ここまで反転術式が使えるキャラを一覧で紹介してきましたが、ここからは呪術廻戦に出てくる反転術式の効果について解説していきます。

主な効果は、治癒です。先ほどキャラごとの反転術式の使用について記載したように、キャラによって反転術式の力は変わってきます。家入や乙骨のように自分以外にも他者にも能力が使用できるキャラもいれば、裏梅のように自分にしか効果を発揮できないキャラもいます。しかし、具体的な能力や効果時間や範囲は分かっていない部分もある、謎の多い術式なのです。

呪術廻戦の125話で釘崎野薔薇が死亡したような描写があります。アニメ、漫画ファンを中心に動揺がネット上でも広がっていました。また、ネットでは復活を期待する声も多かったです。 そんな釘崎野は反転術式によって復活する可能性は高いと言えます。理由は、家入の能力です。もちろん、どこまで家入の能力の効果があるのかは分かっていないです。しかし、死亡シーンでは頭は吹き飛んでいるのですが、無事な部分も多く家入の治療で何とかなる可能性はあると推測できます。

呪術廻戦の漫画137話で狗巻棘の腕がなくなっていることが分かる描写があります。人気キャラである狗巻の負傷に大きな動揺がアニメ、漫画ファンに広がりました。 そんな 狗巻の腕は、反転術式ではどうにもならない可能性があります。理由は、家入の治療をしている可能性があっても治っている描写がなく、むしろ 死亡説が流れているくらいです。 家入の治療をその間に受けている可能性は大いにあるにも関わらず、完治の報告がないので難しいと言うことなのかもしれません。

ここからは、呪術廻戦に出てくる術式の違いについてそれぞれ解説していきます。

結論から言うと、呪術廻戦に出てくる反転術式と生得術式には大きな違いがあるようです。ここで詳しく紹介していきます。

そもそも呪術者の体の中には術式があります。そして、それに呪力を入れることによって力を発揮できるのです。また、その力を発揮するために使用する呪力には限りがあって、枯渇すると術式の発動はできなくなります。これが呪術者の術式のベースなのです。ここで分かる通り、呪力が呪術者にとって重要だといえます。

そして、生得術式とは生まれながらに持っている才能のようなものを指します。呪術者本来の力とも言い換えられます。よって、誰にも真似できないような能力であると言えるのです。例えば、京都校の呪術者の与幸吉は強い術式とは引き換えに全身の痛みを抱えています。そして、自分から望んで得たものではないことを言及しています。この例から分かるように、生得術式は途中で変更することができないものになっています。

大きな違いは、取得ができるかどうかです。反転術式は、ハードルが高いものの取得は可能になっています。それとは違い、生得術式は取得ができなものなのです。また、能力にも違いがあります。反転術式は治癒の能力である一方で、生得術式は呪術者本来の力を発揮します。

また、発揮できる回数にも違いがあります。反転術式は生得術式と違ってより多くの呪力を必要とします。したがって、呪力が少ない呪術者はそもそも使用が難しいということになります。よって、使用できる回数に限りがあるのです。

反転術式と術式反転は聞いただけでは同じもののように聞こえるでしょう。しかし、全くの別物です。

普通、術式というものはマイナスの力を利用するものです。しかし、反転術式でプラスの力を生み出して、プラスの呪力を使用して術式に逆効果を与えるシステムがあります。それが、術式反転です。そして、ベースになっている術式が生得術式となっています。 使用できるキャラとして代表的なのが五条悟です。五条は、「蒼」という相手などを飛ばす術式があります。そして、術式反転をすると「赫」という相手を弾く逆の作用の術式が誕生します。 このような一連のシステムを術式反転と言います。

大きな違いは取得が可能なのかどうかです。反転術式は、取得が頑張れば可能となっています。なので、同じ能力を使用できるキャラがいるわけです。しかし、術式反転は、生得術式をベースとして反転術式をします。よって、同じ能力は使えないシステムになっているのです。 さらに、効果の違いもあります。反転術式は、治癒の効果があります。しかし、術式反転は、生得術式と逆の作用の効果を発揮するのです。

呪術廻戦に出てくる反転術式の世間の声としてまずあるのが、好きなアニメキャラには使えてほしいという反応でした。確かに、反転術式は使えればまず強い呪術師として認められるものです。したがって、推しキャラなら使えてほしいという反応になるのでしょう。

また、人気キャラである裏梅が反転術式を使えることに対しての意見もありました。作中でも実力のあるキャラとして描かれている裏梅は案の定使えるのだと思うのでしょう。

また、日常生活に反転術式を使いたいという意見もありました。便利だと思っているようで、様々な使い方を考えていることが想像つきます。しかし、作中でも使い方の全貌が明らかにされていないことがあり、具体的な使い方は考えつかないのでしょう。

以上のように呪術廻戦において反転術式は物語の核になる部分であることが分かりました。また、反転術式とは、プラスの力を生み出して治癒の能力を発揮できる術式なのです。そして、使用できるキャラは限りがあり、取得のハードルが高い術式となっています。

さらに、他にも 生得術式と術式反転という術式もあり、それぞれ意味合いが異なっていることも分かりました。特に、術式反転は使用ハードルが高いものなのです。 2023年よりアニメ第二期も放送が決まった「呪術廻戦」、今後ぜひ反転術式にも注目してみてください。