【呪術廻戦】伏黒甚爾の強さはチート級?術式や実力をまとめて紹介
呪術廻戦にて術師殺しの異名を持つ殺し屋の伏黒甚爾。彼は呪力に恵まれなかった術師でありながらかなりの強さを隠し持った奇抜な性格のキャラクターとして注目されています。本記事では呪術廻戦に登場する伏黒甚爾の強さや性格、術式や能力などについてまとめていきます。
伏黒甚爾とは?
呪術廻戦ファンからその強さが話題になっている伏黒甚爾ですが、まずは、伏黒甚爾が作中にてどのような存在として描かれているのかについてまとめていきます。また、伏黒甚爾の活躍が描かれた作品『呪術廻戦』についても、概要とあらすじをまとめ内容をおさらいしていきます。
伏黒甚爾のプロフィール
- 本名:伏黒甚爾
- 誕生日:12月31日
- 身長:約188cm
- 趣味、特技:ギャンブル
- 好きな食べ物:肉とモツ
- 嫌いな食べ物:酒(全く酔わないため)
- ストレス:禪院家
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は術師殺しの異名を持つ殺し屋であり『天与の暴君』とも称されるほどの呪術師です。元々は禪院家の出身でしたが、婿入りしたことで現在は伏黒甚爾に改名しています。呪術廻戦メインキャラクターの1人、伏黒恵の実の父親でもありますが、彼とは訳あって一緒にいられず禪院家に売り飛ばしていました。
伏黒甚爾の性格
趣味がギャンブルで賭け事が何よりも好きな性格をしています。ですが、人よりも運がないため結局勝つことができず、女性のところを転々としてお金を借りてヒモになるというダメ人間っぷりが定着しています。このような性格になったのは彼自身に呪力がなく、術式至上主義の禪院家から迫害されていたことがきっかけのようです。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。死に対して達観している主人公が呪霊と呪術師の戦いに巻き込まれていく物語が描かれており、リアルダークな雰囲気が受け入れられ今では7000万部以上を売り上げる大人気漫画となりました。また、漫画以外にもアニメ化や舞台化といったメディアミックスも展開されており、様々な媒体でコンテンツが盛り上がっています。
呪術廻戦のあらすじ
祖父の逝去を看取った虎杖悠仁は、その日の夜に学校に立ち寄ると校内に人を襲う化け物・呪霊と遭遇します。先輩を助けるために立ち向かっていった虎杖でしたが、ピンチの状態に陥るとその場を切り抜けようと宿儺の指を食べてしまい、力を得る代わりに特級呪物『両面宿儺』を復活させてしまいます。その後、呪術界上層部から「すべての宿儺の指を食べてから死ぬ」と宣告が下されると、開き直った虎杖は呪術師としての生活をすることになるのでした。
伏黒甚爾の強さ・実力はチート級?
ここからは伏黒甚爾の強さ・実力についてまとめていきます。呪術廻戦ファンの間では伏黒甚爾の強さがチート級ではないかと話題になっています。ここではファンの間でそう言われている理由や、作中で描かれている伏黒甚爾の戦闘シーンについて解説していきます。
強さ①五条悟に勝つ
本編で伏黒甚爾の過去編が描かれると、そこで伏黒甚爾のろくでなしの性格が描かれると共に五条悟と戦闘し勝利しているシーンが描かれました。過去であっても五条悟には最強の術式と六眼の存在があり、呪術師としては他に比べられる人がいないほどの実力者です。そんな彼を相手に伏黒甚爾は圧倒的な身体能力と卓越した武闘術、そして緻密に練られた作戦と駆け引きの強さでねじ伏せています。
強さ②禪院家が恐れる
禪院家は呪術御三家の一角に数えられている最強の呪術家系ですが、そんな禪院家でさえも「今の禪院家があるのは甚爾の気まぐれだ」と発言するほど伏黒甚爾の存在を恐れています。発言から推察するに、伏黒甚爾がその気になれば禪院家を壊滅させられるということで、禪院家を倒せるのであれば呪術御三家以上の実力を持っているとも言い換えられるでしょう。
強さ③陀艮を一人で倒す
渋谷事変にてオガミ婆の降霊術によって復活を遂げた伏黒甚爾。術師を殺せという命令を無視して暴走を始めた伏黒甚爾は、その内伏黒恵が作った穴を通って陀艮の領域内に侵入し戦闘に転じました。呪力を持たない伏黒甚爾にとって、術師の領域内は蜘蛛の巣にかかった虫のように身動きがとりづらい環境のはずでしたが、そのハンデをものともせず伏黒甚爾は陀艮を圧倒していき、最後には直毘人と恵の援護を受けて陀艮を祓いました。
伏黒甚爾の術式や能力・呪具
ここからは伏黒甚爾の術式や能力・呪具についてまとめていきます。五条悟よりも強い実力者とされている伏黒甚爾は、他の術師にはない能力を駆使したり、多種多様な呪具を使い分けて戦っています。実際にどのような能力や呪具を使用しているのか、ここで詳しく解説していきます。
伏黒甚爾の天与呪縛(フィジカルギフテッド)
伏黒甚爾には極めて特殊な天与呪縛(フィジカルギフテッド)の持ち主で、呪力を全く持たない代わりに常人離れした身体能力と五感を持っています。人並み外れた五感は人間の残す臭跡や足跡を頼りに追跡ができるほどで、呪力がなくとも呪いを認識することが可能です。また、呪力を一切使用しないことで、呪霊や呪詛師に呪力の気配を悟られないというメリットもあります。
伏黒甚爾は領域展開を使用できる?
伏黒甚爾には呪力がないため、領域展開を使用できません。相手の領域展開に対しても呪力で防ぐといった行為ができないため、それらに対抗する時も天与呪縛による能力や呪具を使用しなければなりません。
伏黒甚爾の呪具
天与呪縛で超人的な能力を持っている伏黒甚爾ですが、呪力を全く持たないため呪霊を素手で祓うことができず、呪いを祓う時には呪具を用いる必要があります。実際に伏黒甚爾は主に刀を使用する描写が多く描かれていますが、それ以外にも3つの呪具を使用しています。
伏黒甚爾の呪具①天逆鉾
天逆鉾(あまのさかほこ)は十手に似たような形をした短刀です。刀身には特殊能力が施されており、そこに触れた者は発動している術式を強制解除させられます。短刀でリーチが短いという弱点がありますが、伏黒甚爾は後述する万里ノ鎖を連結させることでその弱点を補っています。
伏黒甚爾の呪具②游雲
游雲は赤い三節棍の武器です。伏黒甚爾が持つ呪具の中で唯一術式や能力が付与していない特級呪具ですが、単純に破壊力が圧倒的に高いです。作中では持ち主が夏油に渡っており、彼の死後は呪術高専の武器庫に保管され禪院真希が使用するようになりましたが、その後復活した伏黒甚爾の元に再び戻ってきました。
伏黒甚爾の呪具③万里ノ鎖
万里ノ鎖(ばんりのくさり)は鎖状の呪具です。どちらか一方の末端が観測されない限り無限に鎖が伸びていく特殊効果が施されており、伸縮自在のリーチを誇ります。伏黒甚爾は格納呪霊の体内に片方の末端を飲み込ませて使用しているため、観測の概念を取り払い有効的に能力を利用しています。
伏黒甚爾の死亡や復活シーン
ここからは伏黒甚爾の死亡や復活シーンについてまとめていきます。呪術廻戦において伏黒甚爾は既に死亡しているキャラクターとして描かれています。本編中では復活を遂げた後に戦闘描写や活躍が描かれているわけですが、そもそもなぜ伏黒甚爾が死亡しているのか、そして復活を遂げた理由は何だったのかについてここで解説していきます。
伏黒甚爾が死亡した理由
2006年に盤星教が殺し屋の伏黒甚爾を雇うと、彼に星漿体の天内理子の暗殺を命じます。依頼を受けた伏黒甚爾は天内の守り人だった五条悟と戦うことになり、激闘の末五条を殺害。天内の暗殺にも成功します。しかし、遺体を届けて盤星教から立ち去ろうとすると殺したはずの五条悟が再び現れ、反転術式を会得して覚醒した五条悟に圧倒され、そこで伏黒甚爾は殺害されてしまいました。
伏黒甚爾の復活シーン
2018年の渋谷事変にて、伏黒甚爾は呪詛師オガミ婆の降霊術によって復活を果たします。オガミ婆の目的はすべての術師の殺害でしたが、伏黒甚爾は呪詛師であるオガミ婆を容赦なく殺害し暴走を始めます。呪力を全く持たない伏黒甚爾であれば降霊術の制限時間を受けつけないため、伏黒甚爾は肉体が壊れるまで戦い続けるのでした。
伏黒甚爾はその後自害した?
暴走を続ける伏黒甚爾は途中、陀艮と戦うことになります。呪具や天与呪縛の身体能力を駆使して陀艮を圧倒していく伏黒甚爾でしたが、彼の前に直毘人と伏黒恵が現れると2人と共に陀艮を祓うことに成功。そこで実の息子である伏黒恵の顔を初めて認識すると、伏黒甚爾は意識を取り戻し彼に「よかったな」と一言告げて自害するのでした。この遺言は恵が禪院家の人になっていなかったことに安堵したことから生まれたもので、破天荒な性格をした伏黒甚爾が意外な一面見せた瞬間でもありました。
伏黒甚爾の強さに対する世間での評判や人気
これまで伏黒甚爾の強さや性格について情報をまとめてきました。呪力なしにもかかわらず圧倒的な実力を持つ伏黒甚爾でしたが、この存在に対して呪術廻戦ファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは伏黒甚爾の強さに対する世間での評判や人気について、ネット上にある実際のコメントを参照して見ていきます。
本編中で伏黒甚爾の強さが描かれていくと、多くの人がその描写に圧倒され伏黒甚爾が本当に強い術師だと認識していました。呪力を一切持たない術師でありながら五条悟を圧倒したり、禪院家に恐れられているのはやはり、相当な強さを持っている証明になっているそうです。
呪力を使わない戦い方は呪術師として異例ですが、それゆえに相手に呪力の流れを悟らせず一方的に攻撃できるのが強いと言われていました。呪術廻戦の戦闘では呪力や呪術による駆け引きが熱いですが、それを完全に無視する伏黒甚爾の戦い方は敵としてはかなり厄介なものでしょう。
伏黒甚爾の他に禪院真希も呪力を使わない呪術師ですが、その2人が戦った場合どちらが勝つのかという議論で盛り上がっています。考察では呪力なしの身体能力勝負になると予想されており、それに対し様々な反応が寄せられていました。
伏黒甚爾の強さの秘密は天与呪縛だった
天与呪縛によって身体能力が桁違いに強化された伏黒甚爾。その実力は五条悟にも匹敵するほどの最強クラスのものでした。既に死亡したキャラクターである伏黒甚爾でしたが、本編で降霊術によって復活したように再び登場する可能性があるので、今後の呪術廻戦で再登場することを期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
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