【呪術廻戦】ダゴン(陀艮)はかわいいけど強いキャラ?能力から死亡シーンまで
呪術廻戦で呪いとは恐ろしい対象ですが、ダゴンというキャラはとてもかわいいと評判です。しかしかわいい姿は呪胎の時だけで、脱皮をするとかなり強いキャラになります。呪術廻戦で特級呪霊という存在のダゴンが使用する術式や領域展開、死亡シーンまでを解説していきましょう。
目次
【呪術廻戦】ダゴン(陀艮)とは?
ダゴンとは呪術廻戦に登場する特級呪霊で、同じく特級呪霊の漏瑚(じょうご)・花御(はなみ)・真人(まひと)と共に行動していて、普段はおっとりしています。仲間意識もあり、4人で仲良く過ごしていた様子も描かれていました。
ダゴンのプロフィール
ダゴンは、人間が海を恐れる気持ちから生まれた呪霊で、外見は赤くタコに似ており、頭から大きな布を被っています。仲間と一緒にいる時は、とてもかわいい存在でしたが、実は特級呪霊らしく物凄い強さを持っていました。
ダゴンの目的
ダゴンの目的は花御と同じように、人間を滅ぼして呪霊が世界に君臨する事です。自然破壊を繰り返す人間を滅して、昔の美しい自然を取り戻そうとしています。
ダゴンは五条封印に加担
ダゴン達特級呪霊の目的を果たす為には、呪術廻戦の中で最強と言われる五条悟を封印する必要があるので、偽夏油傑(げとうすぐる)と手を組み渋谷事変に参加しました。人間達を倒して、呪霊が人間の地位に代わる事を望んでいます。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は、作者の芥見下々(あくたみげげ)が週刊少年ジャンプで連載を続けている漫画です。2022年12月には21巻が発売されており、累計発行部数は7000万部を超え、2023年にはTVアニメの第2シーズンが放送される予定となっています。人間の恐怖が呪霊という化け物を生み人間を襲いますが、その恐ろしい呪霊を祓う為に戦う呪術師達の物語です。
呪術廻戦のあらすじ
呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、呪いの王と呼ばれる両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食べてしまい、宿儺の器となりました。他の指も全部取り込む為に呪術高専に入学しますが、呪術師最強である担任の五条悟先生を封印されてしまいます。渋谷事変の後には、死滅回遊という呪術師達の殺し合いが始まったので、呪術高専の関係者達と力を合わせて、羂索(けんじゃく)の企みを阻止しようと戦いが始まりました。
【呪術廻戦】ダゴンのかわいいシーン
ダゴンは特級呪霊という恐ろしい存在ですが、呪胎(じゅたい)の時はかわいい外見をしていました。ダゴンの呪胎の頃の特徴や、登場場面を紹介していきましょう。かわいい姿はアニメにも登場しています。
かわいいシーン①初登場
呪術廻戦でダゴンの初登場は、特級呪霊の仲間である漏瑚と花御、そして偽夏油傑達と一緒に街中を歩いている場面で、人間からは夏油傑しか見えていない状態でした。みんなでレストランに入りますが、漏瑚が興奮してレストランの中の人間まで燃やしてしまいます。ダゴンは呪胎のまま白いフードを被って、大人しくしています。
かわいいシーン②海の中で浮かんでいる
偽夏油傑が呪霊達と会合する際にマンションの扉を開けると、南国の海が広がっています。そこでは真人がビーチで本を読み、ダゴンが海にプカプカとゆっくり浮いて遊んでいました。これはダゴンが術式を付与しない領域展開で、生得領域(しょうとくりょういき)という心の中を表した空間です。
かわいいシーン③シャボン玉で遊ぶ
偽夏油傑が公園で、漏瑚と五条悟の封印の仕方について語りながら、シャボン玉を飛ばします。その先ではシャボン玉を追いかけながら子供の様にはしゃいでいる、ダゴンと花御、真人の姿がありました。
かわいいシーン④柱に隠れる
ダゴンは呪術廻戦での大事件である渋谷事変の際に、井の頭線渋谷駅アベニュー口に来た七海建人(ななみけんと)・禪院真希(ぜんいんまき)・禪院直毘人(ぜんいんなおびと)を見つけた時に、柱の陰から覗いていました。しかしこの直後には戦いが始まり、恐ろしい姿に変貌します。
かわいいシーン⑤幼児が話すような口調で話す
ダゴンは呪胎の時には言葉を話さずに、「ぶぶー、ぶー」としか言わないので、幼児みたいでかわいいと評判のようです。ぶーと言いながら身体に汗をかいていて、見た目はとても弱そうで頼りない雰囲気でした。
ダゴンはアニメでもかわいい?
呪術廻戦のアニメで、ダゴンはまだそれほど多く登場していませんが、仲間と一緒に行動する呪胎の状態なので、かわいい姿が見られます。アニメの最後のオマケ『じゅじゅさんぽ』には、セーラー服姿で登場していました。
【呪術廻戦】ダゴンの強さや術式・能力
呪術廻戦でダゴンはかわいい癒し系キャラという印象ですが、本当の強さを発揮すると、とんでもない能力を持っていて、術式もたくさん使用出来ます。ダゴンの術式や領域展開について解説していきましょう。
ダゴンの術式
ダゴンは海の特級呪霊なので、水と魚の式神を操る術式を幾つも扱えます。水を大量に発生させる術式は、地下で使用すると人間が溺死すると言われる程危険です。
ダゴンの領域展開は「蕩蘊平線」
ダゴンの領域展開は『蕩蘊平線(たううんへいせん)』で、南国のリゾートの様な景色になります。しかし気づいた時には、防御する間もなく魚の式神の攻撃を受けて負傷しているという恐ろしい領域です。
ダゴンの死累累湧軍
ダゴンの術式である死累累湧軍(しるるゆうぐん)は、領域展開の最中に使用する事で必中となり、目の前に突然現れる巨大な魚に食われてしまうという術です。しかも召喚した大量の魚達に紛れてダゴンも攻撃して来るので、これにより禪院直毘人は右腕を、七海建人は左目を失いました。
ダゴンの強さや能力を考察
呪術廻戦のダゴンは、かわいい呪胎の姿から脱皮した後に、物凄い強さで呪術師達を苦しめました。その術式の内容や種類、強さの理由や能力について詳しく解説していきましょう。実際に戦った七海の意見からも、ダゴンの強さを考察します。
強さや能力①水の防壁
ダゴンは遠距離と近距離の攻撃を上手に使い分け、水で防壁を作り出して自分の身を守ります。大量の水で押し流したりと、遠距離の攻撃も行いますが、筋肉質な身体なので近距離の攻撃も得意です。ただ、水の防壁を使用している間は大きい技を同時には発動出来ないようです。
強さや能力②脱皮後が強すぎる
渋谷事変の際に大量の人間を食べた後、禪院直毘人に殴られて口からおびただしい数の人骨を吐き出しました。そして死亡してしまった仲間の花御を想い、泣きながら脱皮して空中に現れます。脱皮してからは「ぶーぶー」ではなく、しっかりとした人語を話すようになりました。
強さや能力③4人で戦っても苦戦する
ダゴンの領域展開に引き込まれた七海建人・禪院真希・禪院直毘人は、死累累湧軍に追い打ちをかけられて勝ち目がない程打ちのめされます。そこへ真希の特級武具を持って伏黒恵(ふしぐろめぐみ)が、無理矢理ダゴンの領域展開へ侵入しました。ダゴンと伏黒恵の領域展開が押し合う中で3人は戦いますが、ダゴンの強さと術式にとても苦戦します。
強さや能力④七海の発言
呪術廻戦で冷静な呪術師の七海がダゴンを分析した結果、ダゴンは呪力量が多すぎて攻撃を当ててもヒットポイントを削り切れない感覚だと言っていました。この果てしない呪力量の多さも、ダゴンの強さの理由です。これにより無数に魚の式神を繰り出しながら攻撃が可能です。
【呪術廻戦】ダゴンの最期や謎を考察
呪術廻戦でダゴンは序盤から登場していましたが、呪胎のかわいい姿での場面が多く、その強さを見せ戦ってすぐに死亡してしまいます。渋谷事変の1戦で死亡したダゴンの最期の場面や謎についても考察していきましょう。
ダゴンの最期や死亡シーン
ダゴンが脱皮して筋肉質な身体に変貌を遂げてからは、終始優勢に見える程の強さを見せていましたが、そこへ予想外の侵入者が現れます。伏黒恵の領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を利用して、ダゴンの領域展開から逃れようと試みていた所に、降霊された伏黒甚爾(とうじ)が突如飛び込んで来ました。そして真希の特級呪具を奪うと、圧倒的な連続攻撃でダゴンを倒します。これによりダゴンは死亡しました。
ダゴンの復活や再登場はある?
呪術廻戦の中では精霊的存在とも言われている、特級呪霊のダゴン・花御・漏瑚は人々の恐れから生まれるので、一度死亡してもまた復活するようです。同じ記憶等を持っているかは不明ですが、何年か後に復活する事を予想して、漏瑚が死亡する時には「また逢おう」と言っていました。
ダゴンの知能指数が急激に上がった理由
かわいい呪胎の頃は、「ぶーぶー」としか発声していなかったダゴンですが、脱皮してからは自然に言葉を話す様になりました。大量に人間を食べた結果、力だけではなくその知能も吸収して、ダゴンの知能指数も急激に上がったと推測されます。
ダゴンのモデルや元ネタ
呪術廻戦のダゴンのモデルは、外見はクトゥルフ神話のクトゥルフに似ています。ダゴンという名前は、クトゥルフ神話に登場する生物から取ったと推測され、その生物は大きい魚に人間の手足が付いた様な外見です。
【呪術廻戦】ダゴンに対する世間での評判や人気
ダゴンは呪霊の中でもかわいいので、とても人気があります。そして自然から生まれた特級呪霊の漏瑚と花御もかわいいと評判です。人間の畏怖の感情から生まれる特級呪霊達が、呪術廻戦では可愛らしく描かれています。
呪術廻戦のダゴンは、クトゥルフ神話をモデルにしていると評判で、クトゥルフ神話のファン達にも話題となり喜ばれています。
ダゴンは脱皮してかなり強い呪霊となってから、すぐに倒されてしまったので惜しまれています。もっとダゴンの活躍を見たかったファンも多いようです。
【呪術廻戦】ダゴンはかわいいけど強いキャラだった
呪術廻戦の特級呪霊の中でも、かわいいと大人気のダゴンですが、脱皮して変貌を遂げてからは、呪術師達を苦しめるとても強い呪霊となりました。割とあっさり死亡してしまいましたが、自然を恐れる心から発生する呪霊なので、歳月が流れてから再び生まれると言われています。ダゴン達特級呪霊は、呪術廻戦の中で復活する場面はあるのかどうか、今後の物語の展開に期待です。
この記事のライター
haerichan
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