【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュ・ウナについて徹底考察!スタンド能力も紹介
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナはブチャラティ達の護衛される立場として登場し、ストーリーで重要な鍵となる存在でした。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュについて、スタンド能力の強さや元ネタ、アニメでの声優などをまとめました。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュとは?
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナは第5部で登場するキャラであり、途中からスタンド能力に覚醒して大きな成長を見せます。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュのプロフィールを紹介します。
トリッシュ・ウナのプロフィール
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナは1985年6月8日生まれの15歳、身長163cm、血液型A型の女性です。渦巻いたようなピンク色の髪型が特徴で、性格的にはややわがままなところがあります。一方で、父親であるボスが自分を始末するために呼びよせたと気付いた後は、覚悟を決めて立ち向かう強さを見せています。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』は、1995年から1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』に連載された荒木飛呂彦の作品です。スタンド能力による戦いが描かれる第5部で、本作ではイタリアを舞台としています。主人公はジョースターとDIOの血を引く主人公であり、前半は前回の部のキャラが登場するなど、他の部との繋がりも感じさせるストーリーとなっています。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
ギャングスターに憧れる少年のジョルノ・ジョバーナは、ギャング組織「パッショーネ」の構成員とのいざこざから、ブローノ・ブチャラティと知り合い、そこから組織の入団テストを受けることになります。そして、ブチャラティのチームに所属し、ボスの娘と言われるトリッシュを護衛する任務を任され、様々な敵と戦っていきます。
【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュのスタンド能力や強さ
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナは、ノトーリアス・B・I・G戦でスタンド能力を発現しており、その強さでピンチを脱しています。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュのスタンド能力について、強さと名前の元ネタなどを紹介します。
トリッシュのスタンド「スパイス・ガール」の能力や強さ
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナのスタンド能力は「スパイス・ガール」です。女性的なラインの人型スタンドで、触れた物体を柔らかくする能力を持っています。柔らかさはある程度調整できるようになっており、物体の性質は変わらないことから、ゴムのような弾力を持った状態や完全に形を崩すなど独特の強さを持っています。
トリッシュのスタンドが喋るシーン
『ジョジョの奇妙な冒険』のスパイス・ガールは自我を持つタイプのスタンドであり、トリッシュが発現させた際は自ら名前を名乗っています。トリッシュに対しては対等な関係のように話していますが、敵に対しては口悪く罵りながら攻撃するなど、過激な一面もあります。
トリッシュのスタンドが喋る理由
『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンド能力は自我を持つ場合がありますが、スパイス・ガールは自身の名前を名乗った初のスタンドとなっています。そんなスパイス・ガールが喋る理由は作中では明かされていませんが、同じように喋るスタンドとして4部のエコーズActⅢが存在します。エコーズはActⅡまでは喋りませんでしたが、成長したことで喋り出したので、スパイス・ガールの自我もトリッシュの成長を表している可能性があります。
トリッシュのスタンドと残っていた手形の謎
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナは、スパイス・ガールを発現させる前にスタンド能力を持っている兆候が描かれていました。しかし、そのシーンでは地面に恐竜の足跡のような形が付いており、人型のスパイス・ガールとは全く異なる描写となっています。この点もスパイス・ガールが途中で成長、もしくは変化した可能性の1つとして考察されています。
トリッシュとスパイス・ガールの名前の元ネタ
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナの名前は、アメリカのファッションモデルであるトリッシュ・ゴフが元ネタとなっています。また、スタンドのスパイス・ガールはイギリスの音楽アイドルユニット「スパイス・ガールズ」が元ネタであり、ラッシュ時の「WAAAAAAAANNABEEEEEEEEEE」はユニットのデビューシングルである「Wannabe」が使われています。
【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュの活躍やその後
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナは、スタンド能力に覚醒してからはブチャラティチームの一員として様々な活躍を見せています。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュの活躍やその後について紹介します。
トリッシュの活躍
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナは、ノトーリアス・BIG戦でスパイス・ガールを発現させて、飛行機内で永続的に襲い掛かるスタンド攻撃に対応し、ブチャラティ達を含めて脱出します。その後は戦闘時にはスタンドを出して応戦しており、最終的に父親であるディアボロと対面した際は、ミスタと身体が入れ替わりながらも攻撃を仕掛けています。
トリッシュのその後
『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部ではトリッシュ・ウナのその後は特に触れられず、ジョルノがボスとなった描写で締められています。しかし、スピンオフ小説の『恥知らずパープルヘイズ』において、本人は登場していないもののその後について触れられていました。そこでは夢であった歌手デビューを自身の力で果たしたと言われており、その後の世界ではディアボロの呪縛から逃れて日常に帰ったことがわかります。
トリッシュの名言
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュ・ウナは初期だとわがままな言動が目立ちますが、ストーリーが進むに連れて巻き込まれた少女から立ち向かう女性へと変化しています。そんなトリッシュの成長がわかる名言を紹介します。
トリッシュの名言①「あたしはどうしても知りたい…」
あたしはどうしても知りたい!自分が何者から生まれたのかをッ!それを知らずに殺されるなんてまっぴらゴメンだわッ!
出典: renote.net
トリッシュの名言その1は「あたしはどうしても知りたい…」から始まる台詞です。トリッシュがディアボロに始末されるために呼び寄せられた事実を教えない方がいいと言ったナランチャに対して返した言葉になります。殺されかけた上で自分の出自を知りたいというトリッシュの覚悟が窺えるシーンとなっています。
トリッシュ名言②「良しッ!…」
良しッ!くそ野郎ッ!!
出典: renote.net
トリッシュ名言その2は「良しッ!…」から始まる台詞です。ノトーリアスB・I・G戦でスパイス・ガールにより勝利した瞬間に言った言葉になります。口は悪いものの、トリッシュ自身が戦って勝利を収めたという成長が窺える台詞です。
【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュと他キャラの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュはブチャラティ達に護衛される中で様々なキャラとの関係を築いています。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュと他キャラの関係を紹介します。
トリッシュとドナテラ・ウナの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のドナテラ・ウナはトリッシュの母親であり、作中時点では故人となっています。父親であるディアボロがパッショーネを組織する前に少しだけ付き合っていた人物で、別れた後はトリッシュと2人で暮らしていました。そして、病気で亡くなる直前にトリッシュに対して偽名であるソリッド・ナーゾという名前で父親を探すように言いました。
トリッシュとディアボロの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のディアボロはトリッシュ・ウナの父親ですが、ドナテラ・ウナに子供ができていた事実を知る前にディアボロは別れていました。そのため、パッショーネのボスとなった後に自分の素性がバレないよう血縁であるトリッシュを始末しようと画策しました。その娘を運んで来る役割をブチャラティチームに任せますが、結果的に彼らを離反させるきっかけを作り出します。
トリッシュとヌンツィオ・ペリーコロの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のペリーコロはトリッシュをブチャラティ達に引き渡す役割を果たしています。その後、ボスの秘密を守るために自害している事実が判明しています。
トリッシュとジョルノ・ジョバーナの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のジョルノ・ジョバーナはブチャラティチームとしてトリッシュを護衛していましたが、直接的な絡みはあまりありませんでした。しかし、ノトーリアスB・I・G戦でジョルノが見せた覚悟によってトリッシュが奮起するきっかけになっています。
トリッシュとレオーネ・アバッキオの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のレオーネ・アバッキオもブチャラティの部下の1人としてトリッシュを護衛していました。トリッシュが自身の出自を知るために覚悟を見せた際はタフな精神を評価しており、アバッキオがディアボロに始末された際はトリッシュが父親を倒すべき相手だと認識していました。
トリッシュとブローノ・ブチャラティの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のブローノ・ブチャラティはチームを率いるリーダーとしてトリッシュを護衛していましたが、ボスがトリッシュを始末する目的と知った際には激昂して離反することを決めました。一方、トリッシュは護衛される中で徐々に信頼を置いていき、ナランチャからはブチャラティに対して恋心を抱いていると察せられていました。
トリッシュとパンナコッタ・フーゴの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のパンナコッタ・フーゴは、ブチャラティの部下としてトリッシュを護衛していました。トリッシュは初対面時にフーゴの服をハンカチ代わりにするなど、高飛車な対応をしていますが、フーゴ自身は彼女の立場に同情していました。しかし、ボスに対して離反するとブチャラティが決めた際は、数日しか過ごしていないトリッシュのために裏切ることを理解できず、別れることになります。
トリッシュとナランチャ・ギルガの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のナランチャ・ギルガは、護衛が始まった時点だとわがままなトリッシュに想うところがありましたが、護衛を続けるうちに普通の友人のように話しています。その後、トリッシュがディアボロに始末されたかけた際には、自身にトリッシュを重ねてブチャラティに同行すると決めています。
トリッシュとグイード・ミスタの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のグイード・ミスタは最初からトリッシュの護衛に付いており、ポルナレフのチャリオッツ・レクイエムではお互いに身体が入れ替わっています。その際、トリッシュからはワキガや爪カスから生理的に無理と言われていましたが、戦いが終わった後は考えを改めて、良き仲間となっています。
トリッシュとココ・ジャンボの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のココ・ジャンボはトリッシュの護衛のために遣わされた亀のスタンド使いであり、鍵の中に空間を作ることで、途中までトリッシュを守る役割を果たしています。
トリッシュとジャン=ピエール・ポルナレフの関係
『ジョジョの奇妙な冒険』のジャン=ピエール・ポルナレフはトリッシュと直接的な絡みはありませんが、矢の力で発現させた「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の能力で、トリッシュとミスタが入れ替わる原因となっています。その後は、亀の中で魂だけが生き残っています。
【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュのアニメの声優
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でもトリッシュの活躍が描かれており、スタンドの発現シーンや名言を声優による演技で楽しめるようになっています。そんなアニメにおけるトリッシュの声優について紹介します。
トリッシュの声優は「千本木彩花」
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でトリッシュを演じた声優は千本木彩花さんです。普通の少女らしいところから覚悟を決めていくトリッシュを可愛くも力強い声で演じています。また、アニメではスパイス・ガールの声も担当しています。
千本木彩花のプロフィール
千本木彩花さんは埼玉県出身で、1995年11月24日生まれの声優です。小学校の時から声優を知り、中学の時には明確に声優を目指すようになっていきます。高校2年生から日本ナレーション演技研究所に入所し、高校在学中の2013年に声優デビューを果たします。2019年12月29日には同じく声優の畠中祐さんと結婚しました。
千本木彩花の主な出演作品
千本木彩花さんの主な出演作品としては、『帰宅部活動記録』の九重クレア、『ガーリッシュ ナンバー』の烏丸千歳、『甲鉄城のカバネリ』の無名、『転生したらスライムだった件』のシュナ、『あひるの空』の薮内円、『BEASTARS』のハル、『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』のファルファ、『ぼっち・ざ・ろっく!』の廣井きくりなどがあります。
【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュの世間での評判や人気
ここでは『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュについて世間での評判や人気を紹介します。単なるヒロインではなく覚悟や戦える強さを魅力に感じる人が多くいました。
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュについて、かわいさとかっこよさの両方があると評価する感想がありました。序盤は守られるヒロインですが、スタンド能力の発現から戦えるヒロインとなっていて、そんなトリッシュの変化が好きな人が多いようです。
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュについて、スパイス・ガールとのやり取りが好きだという意見もありました。トリッシュとは相棒のような感じがある点は他のスタンドではあまり見られない魅力となっています。
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュについて、ミスタと入れ替わった時が好きだという感想もありました。アニメでは元のキャラを演じる人は変わらずに演技で入れ替りを表現していたため、勇ましいトリッシュや女口調のミスタが楽しめます。
【ジョジョの奇妙な冒険】トリッシュは5部のかわいいキャラだった
『ジョジョの奇妙な冒険』のトリッシュは初期のわがままなキャラから自身の出自を知るため、父親に立ち向かうために覚悟を見せるキャラとなっています。そんなかっこよさとかわいさのあるトリッシュの活躍を漫画やアニメでチェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。