【ジョジョの奇妙な冒険】スティーリー・ダンのスタンドは弱い?元ネタや名言も
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するスティーリー・ダンはスタンド使いですが、彼のスタンドは『ジョジョの奇妙な冒険』の中で最弱と言われています。そこで本記事ではスティーリー・ダンとそのスタンドを考察します。また元ネタや名言もまとめました。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】スティーリー・ダンとは?
『ジョジョの奇妙な冒険』3部にはスティーリー・ダンというDIOの配下がいます。スティーリー・ダンは「ラバーズ」というスタンドを使いますが、「ラバーズ」のスタンド能力は『ジョジョの奇妙な冒険』史上最弱と言われています。そこで、本記事ではスティーリー・ダンのスタンドを中心に解説し、人物像にも迫ります。
スティーリー・ダンのプロフィール
- 名前:スティーリー・ダン(鋼入りのダン)
- 性別:男性
- 所属:DIOの配下
- スタンド:ラバーズ
- 得意技:肉の芽を使った侵食
- 年齢・誕生日:不明
- 身長・体重:不明
スティーリー・ダンの性格
スティーリー・ダンが初めて『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場した時は、空条承太郎(くうじょうじょうたろう)達に敬語を使って話しかけるなど丁寧な物腰でした。ところが、彼のスタンド「ラバーズ」がジョセフ・ジョースターの体内に入ると、突然態度が大きくなって威張り散らすようになります。しかし、花京院がジョセフの体内から「ラバーズ」を追い出すと、全く別人のように卑屈な態度を取るようになりました。このことから、スティーリー・ダンはクズ人間であることが分かります。
ジョジョの奇妙な冒険3部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』は、漫画家荒木飛呂彦(あらきひろひこ)が1987年より長期連載している漫画作品です。主人公や舞台を変えてシリーズ化されていて、第3部『スターダストクルセイダーズ』は、1989年から1992年にかけて発表されました。第3部からスタンドという設定が加えられており、シリーズ全体を通して重要な位置にある作品です。2014年にはテレビアニメ化もされました。
ジョジョの奇妙な冒険3部のあらすじ
ある日、「悪霊」に取りつかれた空条承太郎は自分から留置場に閉じこもりました。そこへ承太郎の祖父ジョセフ・ジョースターとモハメド・アヴドゥルが訪れ、「悪霊」は精神が具現化した「スタンド」であることを説明します。「スタンド」は、ジョゼフの祖父ジョナサンと戦ったDIOと関係していることや、承太郎の母ホリィにも発現した「スタンド」が母の命を奪いかねないことに、ジョセフと承太郎はDIOが潜伏しているエジプトへ向かうことになりました。
【ジョジョの奇妙な冒険】スティーリー・ダンのスタンドは最弱?
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するスティーリー・ダンは、「ラバーズ」と呼ばれるスタンドを使います。「ラバーズ」は『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくるスタンドの中でも最弱と言われていますが、本当なのでしょうか。ここからは、スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」の能力や強さを考察します。
スティーリー・ダンのスタンド能力「ラバーズ」の強さ
スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」は、ミクロサイズのスタンドです。物理的な破壊力はほとんどなく『ジョジョの奇妙な冒険』史上最弱なスタンドと言われていますが、その能力は侮れません。そのサイズから容易に敵の脳内に侵入することができます。いったん侵入すると、スティーリー・ダンと侵入先の感覚が共有され、スティーリー・ダンの感じる痛みや苦しみが何倍にもなって侵入先に跳ね返ります。そのため、うかつに攻撃できず、実質的に人質を取られているようなものでした。
スティーリー・ダンのスタンドのリスク
スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」は、ミクロサイズのスタンドのため敵の脳内に侵入する能力には長けていますが、手がはさみ型のため器用な動きをすることは困難です。そのため、大雑把な動きしかできないことが運用上のリスクになっています。
スティーリー・ダンのスタンドの悪用方法
スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」は、基本的に脳内へ侵入することが前提となるスタンドです。その能力は悪用することが簡単で、人質に取ったり、他人の会話を盗聴したりすることができます。
スティーリー・ダンのスタンドを活用する方法
スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」は、そのサイズから能力を善用することも容易にできるのではないかと言われていました。医療方面で活用すると、血管や脳内に侵入して遠隔操作ができるので、有効な治療手段となります。
スティーリー・ダンのスタンドの世界への影響
スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」は、あまりに小さいため世界へ影響を及ぼすほどの能力があるとは見られていません。アメリカ大統領などの重要人物の脳内に侵入しない限り、世界への影響は難しいと考えられています。
【ジョジョの奇妙な冒険】スティーリー・ダンの元ネタや名言
ここまでスティーリー・ダンと、史上最弱のスタンド能力を考察しました。そのスタンドを使って、スティーリー・ダンはどのような活躍を見せるのでしょうか。ここからは、スティーリー・ダンの元ネタを紹介してから、彼の活躍を探ります。
スティーリー・ダンの名前の元ネタ
『ジョジョの奇妙な冒険』3部の登場人物スティーリー・ダンには元ネタがあります。スティーリー・ダン(Steely Dan)とは、ニューヨーク出身のロックバンドの名前です。ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが中心となって結成し、1972年にデビューアルバムを発表しました。2017年にベッカーが死去した後は、フェイゲンがソロユニットとして今なお活躍しています。
スティーリー・ダンのスタンドの元ネタ
スティーリー・ダンのスタンドは「ラバーズ」ですが、ラバーズ(恋人)の元ネタはタロットカードです。『ジョジョの奇妙な冒険』3部にはスタンドが33体登場しますが、そのうちの22体はタロットカードの大アルカナが元ネタになっていました。その中で、スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」は6番目のカードです。
スティーリー・ダンの3部での活躍
『ジョジョの奇妙な冒険』3部で、スティーリー・ダンはドネルケバブを売る商人に扮してジョースター一行に近づきました。この時、承太郎らはエンヤ婆を捕まえていましたが、スティーリー・ダンはスタンド「ラバーズ」と肉の芽でエンヤ婆を殺害します。さらにジョセフの脳の中に「ラバーズ」を侵入させ人質にしました。そして、承太郎を下僕として扱い、橋の代わりにしたり、ジュエリーを万引きさせたりしました。
しかし、花京院がジョセフの脳内から「ラバーズ」を追い出すことに成功すると、スティーリー・ダンは取って代わったように命乞いをしました。その間にも、承太郎の脳内に「ラバーズ」を侵入させようとしたり、無関係な女の子を巻き込もうとしたりしますが、どちらも失敗します。その結果、承太郎から『ジョジョの奇妙な冒険』3部で最長のオラオララッシュを受け、再起不能となりました。
スティーリー・ダンの名言
スティーリー・ダンはいわゆるクズ人間です。また『ジョジョの奇妙な冒険』3部でDIO配下の1人に過ぎず、登場場面は多くありません。しかし、スティーリー・ダンも印象的な台詞を残しました。そこで、彼の名言を2つ紹介します。
スティーリー・ダンの名言①「髪の毛一本…」
「髪の毛一本さえ動かすことの出来ない、史上最弱のスタンドさ!だがね……人間を殺すのに力なんぞいらないのだよ……わかるかね諸君!」
出典: comic-kingdom.jp
スティーリー・ダンは、自分のスタンド「ラバーズ」にはパンチを効かせるというような物理的な破壊力はないことをよく理解していました。しかし、「ラバーズ」の能力を上手く活用すれば、髪の毛を動かすこともできない最弱のスタンドでも敵を窮地に追い込むことはできるという自信を持っていました。そのことがうかがえる名言です。
スティーリー・ダンの名言②「わたしの負けです…」
私の負けですッ!改心します平伏します 靴も舐めます 悪いことしました
いくら殴ってもいいッ!ブッてください!蹴ってください!でも!
命だけは助けてくださいイイイイイィいいいい~承太郎様~出典: bookvilogger.com
自分のスタンド「ラバーズ」がジョセフの脳内から追い出され、ピンチに陥った時のスティーリー・ダンの言葉です。それまで威張り散らしていたのがまるで嘘のように卑屈な態度を取りました。クズ人間であることがよく分かる名言です。
【ジョジョの奇妙な冒険】スティーリー・ダンのアニメの声優
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するスティーリー・ダンとそのスタンド「ラバーズ」を様々な面から考察しましたが、『ジョジョの奇妙な冒険』3部はテレビアニメ化されています。それでは、誰がスティーリー・ダンを演じたのでしょうか。ここでは、テレビアニメでスティーリー・ダンを演じた声優を紹介します。
スティーリー・ダンの声優は「岸尾だいすけ」
テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』3部でスティーリー・ダンを演じたのは、岸尾だいすけです。岸尾だいすけは声優だけでなく歌手としても活躍していますが、スティーリー・ダン役は、クズ人間を見事に演じているとして評価されています。
岸尾だいすけのプロフィール
- 生年月日:1974年3月28日
- 出身地:三重県松阪市生まれ、愛知県小牧市育ち
- 血液型:B型
- 身長:166cm
- 音域:ハイバリトン
- 資格・免許:普通免許
- 趣味:お仕事、自転車
- 所属:青二プロダクション
岸尾だいすけの主な出演作品
- 『弱虫ペダル』手嶋純太役
- 『ジャックジャンヌ』根地黒門役
- 『ときめきレストラン☆☆☆』音羽慎之介役
- 『テイルズ オブ ベルセリア』ロクロウ・ランゲツ役
- 『DIABOLIK LOVERS』無神アズサ役
- 『神様はじめました』鞍馬役
- 『レミーのおいしいレストラン』レミー役
【ジョジョの奇妙な冒険】スティーリー・ダンに対する世間での評判や人気
ここまで『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するスティーリー・ダンと彼の最弱とも言われるスタンド「ラバーズ」を紹介しました。それでは世間ではスティーリー・ダンや「ラバーズ」をどう見ているでしょうか。評判や人気のほどをSNSの投稿から探ります。
『ジョジョの奇妙な冒険』3部のスティーリー・ダンは、空条承太郎から「史上最低の男」とも罵られました。しかし、一部のファンからはスティーリー・ダンのクズぶりがかわいいとの声が上がっています。この投稿からもそのことがうかがえます。
スティーリー・ダンは、空条承太郎からお仕置きとして「スタープラチナ」のオラオララッシュを原作で52オラ受けましたが、『ジョジョの奇妙な冒険』3部でオラオララッシュの最長記録となりました。これによりスティーリー・ダンは再起不能になりましたが、その後どうなったかは不明です。しかし、「鋼入りのダン」というくらいなので生存しているのではないかと考察している投稿です。
スティーリー・ダンのスタンド「ラバーズ」は『ジョジョの奇妙な冒険』3部の中では悪用しかされていませんが、よい方に使用した場合の可能性を考察した投稿です。「ラバーズ」はミクロサイズのため、様々な活用方法があるのではと考えられています。
【ジョジョの奇妙な冒険】スティーリー・ダンのスタンドは弱かった
『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するスティーリー・ダンは、スタンド「ラバーズ」を使用しますが、「ラバーズ」は『ジョジョの奇妙な冒険』史上最弱と言われていました。一時はジョセフらを窮地に追い込みましたが、性格がクズのため油断してしまい、空条承太郎から史上最長のオラオララッシュを受けることになりました。人気のスティーリー・ダンの活躍するエピソードに注目してみてください。
この記事のライター
makkun402
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