【ジョジョの奇妙な冒険】メローネが気持ち悪いと言われる理由は?スタンドも紹介
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する「メローネ」について解説します。メローネが気持ち悪いと言われる理由やスタンド能力、活躍などを徹底調査しました。また、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でメローネの声を担当した声優について紹介します。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】メローネとは?
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するメローネは、敵である暗殺チームに所属するスタンド使いです。人間の女性に子供を産ませる「ベイビィ・フェイス」というスタンド能力を持っており、変態的な性格をしています。ここでは『ジョジョの奇妙な冒険』のメローネについて紹介していきましょう。
メローネのプロフィール
- 本体名:メローネ
- スタンド名:ベイビィ・フェイス
- 所属:ギャング組織「パッショーネ」の暗殺チーム
- 口癖:ディ・モールト(非常に)
- スタンド名の由来:アメリカのシンガーソングライター「ベイビィ・フェイス」
メローネは、『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』に登場するキャラクターです。片目だけ開いた紫色のマスクをしており、身体のラインが出やすいタイツのような露出の多い服を身に付けています。メローネはギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームに所属しており、トリッシュを狙う敵の一人ですが、作中でも変態的な性格や行動が目立つキャラクターとなっています。
メローネの名前の元ネタ
メローネとは、イタリア語で「メロン」を意味する「melone(メローネ)」という言葉が元になっているようです。しかしメローネ本人には、見た目にも性格にもメロンらしい要素はありません。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』は、『週刊少年ジャンプ』で1995年52号から連載をスタートし、1999年17号まで連載されていた作品です。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズにおける因縁の敵、DIOの息子であるジョルノ・ジョバァーナがギャングスタ―を目指す物語となっています。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
南イタリアで暮らす主人公のジョルノ・ジョバーナは、幼い頃、親から虐待されていました。ある日、殺されそうになっていたギャングを助けたところ、その日から虐待は止まり、平穏な生活を送れるようになりました。自分が助けたギャングの男性のおかげで虐待が止まった事実を知ったジョルノは、ギャングに憧れるようになります。15歳になったジョルノは、町に麻薬が蔓延していることを憂慮し、自身がギャングスタ―になることで裏社会を正し、麻薬の蔓延を止めようと決意します。
【ジョジョの奇妙な冒険】メローネが気持ち悪いと言われる理由
『ジョジョの奇妙な冒険』のメローネは、整った目鼻立ちにスタイル抜群の色男です。しかしそのスタンド能力や変態的な性格から、読者からも気持ち悪いと言われるキャラクターです。ここでは、メローネが気持ち悪いと言われる理由や気持ち悪いセリフを紹介していきましょう。
メローネが気持ち悪いと言われる理由は性格とセリフ?
『ジョジョの奇妙な冒険』のメローネが気持ち悪いと言われているのは、列車で初対面の女性の個室に入っていきなり「好きな体位は?」と質問するなど、変態的な性格であるためです。また、メローネのセリフも気持ち悪いものが多いのが特徴です。
メローネの気持ち悪いセリフ
『ジョジョの奇妙な冒険』のメローネのセリフは、インパクトの強い気持ち悪いセリフが多いです。作中でもあまりの気持ち悪さにターゲットの女性を怯えさせています。ここでは、メローネのスタンド能力とも関連した気持ち悪いセリフを紹介していきましょう。
気持ち悪いセリフ①「スゴクいい!…」
「スゴクいい! いいビンタだ!! 手首のスナップといい、腰の入れ方といい、こういう元気なビンタをくり出せるんなら、君の健康状態はまちがいなく『良好』だ!」
出典: renote.net
このセリフは、メローネが列車に乗っていた女性の個室に侵入した際に、メローネの行動に激高した女性からビンタされた際に発したセリフです。ビンタされたメローネは何故か喜び、一方的にまくしたてた挙句、女性の指を舐めて血液型を当てるという変態的な行動を行います。
気持ち悪いセリフ②「魚座のО型!…」
「魚座のО型! それが重要なんだ。ブチャラティは牡羊座のA型だから占いによると、相性が君ととても悪い。それがスゴク最高にいいッ! 見たところタバコも吸えるようだし、今お酒もやってるな。ドラッグはやってるかい? 麻薬やってるなら、もっと君は最高にディ・モールト(非常に)いいんだがなああ」
出典: renote.net
このセリフは、ターゲットにした女性とブチャラティの相性が最悪であることに思わず興奮したメローネのセリフです。女性の話を全く聞かず、一方的に意味の分からないことをまくし立てるメローネの様子に、女性もおびえた様子を見せています。
気持ち悪いセリフ③「君はどれが好みなんだい?…」
「君はどれが好みなんだい? なんでも1500年前のインドの『カーマスートラ』という本には48以上もの『仕方』がのってるそうだ。でもとても重要なことだと思うんだ。りっぱな『子供』を産むための『始まり』としてはな」
出典: renote.net
このセリフは、ターゲットとなる女性にスタンドの「子供」を産ませるために、好きなキスの仕方の一覧を見せる際のメローネのセリフです。作中でもメローネの気持ち悪さが際立つシーンです。女性は逃げ出そうとしますが、ベイビィ・フェイスの餌食になります。
【ジョジョの奇妙な冒険】メローネのスタンド能力や活躍
『ジョジョの奇妙な冒険』のメローネが気持ち悪いと言われるのは、そのスタンド能力の特性にも関係しています。作中ではその特殊なスタンドの能力を活かして活躍しています。ここではメローネのスタンド能力やその作中での活躍を紹介していきましょう。
メローネのスタンド能力
メローネのスタンド能力は、女性の遺伝子情報などを元に自動追跡型のスタンドを生み出す「ベイビィ・フェイス」です。ベイビィ・フェイスはパソコンのような見た目をした「親」と人型の「息子」の2体にわかれており、「親」はメローネが手元で操作しています。「息子」は完全自動追跡型のスタンドであるため、攻撃を受けてもメローネがダメージを負うことはありません。
スタンド能力①ベイビィ・フェイス(親)
ベイビィ・フェイスの「親」は、ノートパソコンのような見た目のスタンドです。ターゲットとなる女性の血を採取し、女性にスタンドの子供を産ませる能力を持ちます。また、「親」から「息子」へ指示を送ることができるため、作中のメローネは「親」から指示を送ることで、「息子」を凶暴的な性格になるように教育しています。
スタンド能力②ベイビィ・フェイス(息子)
ベイビィ・フェイスの「息子」は、完全自動追尾かつ遠隔操作型のスタンドです。メローネがターゲットにした女性から生まれ、女性に寄生し、成長します。生まれる「息子」は女性の特性を受け継ぐため、女性が健康で攻撃的な性格であるほど良いとされています。また、「息子」には自我があるため、必ずしもメローネの指示を聞くというわけではありません。
メローネとジョルノとの戦い
ベイビィ・フェイスはトリッシュを確保し、さらにジョルノを攻撃します。喉や右目などジョルノの身体を奪ったベイビィ・フェイスは、ココ・ジャンボを奪い去ろうとしますが、高い再生能力を持つジョルノに行く手を阻まれます。その結果、暴走したベイビィ・フェイスはジョルノに敗北し、死んでしまうのでした。
メローネは死亡した?
ベイビィ・フェイスの息子は自動追跡型のスタンドであるため、スタンドが攻撃を受けてもメローネ自身が傷つくことはありません。しかし、次の子供を産ませる女性を物色するメローネですが、ジョルノがベイビィ・フェイスの一部から作った毒蛇に居場所を追跡され、毒蛇に噛まれて死亡しています。
【ジョジョの奇妙な冒険】メローネのアニメの声優
テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』に登場するメローネは、見た目がイケメンなだけでなく非常に良い声をしています。アニメのメローネを見た人の中にも、メローネの声優が気になったという人は多いです。ここからは、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のメローネの声優を紹介していきましょう。
メローネの声優は「間島淳司」
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でメローネの声を担当しているのは、声優の「間島淳司」さんです。落ち着いた良い声で、気持ちの悪いセリフの多いメローネを演じてくれています。間島淳司さんの代表作としては、『神無月の巫女』の「大神ソウマ」などがあります。
間島淳司のプロフィール
- 名前:間島淳司(まじまじゅんじ)
- 職業:声優
- 生年月日:5月13日
- 出身地:愛知県
- 所属事務所:アイムエンタープライズ
間島淳司主な出演作品
間島淳司さんの主な出演作品としては、『神無月の巫女(大神ソウマ)』、『ゾイドフューザーズ(ブレード)』、『モンキーターン(洞口雄大)』、『こどものじかん(青木大介)』、『ご愁傷さま二ノ宮くん(二ノ宮峻護)』、『とらドラ!(高須竜児)』、『一週間フレンズ。(井上潤)』、『有頂天家族2(二代目)』、『暗殺教室(千葉龍之介)』、『刀剣乱舞-花丸-(にっかり青江)』などがあります。
【ジョジョの奇妙な冒険】メローネに対する世間での評判や人気
『ジョジョの奇妙な冒険』のメローネは外見はイケメンですが、その性格やスタンド能力のせいでファンの間でも気持ち悪いと評判です。しかし、一方でメローネが好きという人もいます。ここでは、メローネに対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。
メローネの顔にある、ジョジョの特徴的なラインを消すとイケメンになるというツイートをしている人がいました。キャラクターの気持ち悪さから気付きにくいですが、やはりメローネは顔だけはイケメンのようです。
『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』にはさまざまな癖の強いスタンドが登場しますが、その中でもメローネのベイビィ・フェイスは特殊です。「女性に子供を産ませる」という特性から、「ずば抜けてキモイ」と評価している人がいました。
メローネが好きな友達の絵を見て、メローネのことをイケメンキャラだと思っていたのに、第5部を知って変態キャラだったことを驚いている人もいました。メローネは外見はイケメンであることから、ジョジョを知らない人には王子様系のイケメンに見えるようです。
【ジョジョの奇妙な冒険】メローネは気持ち悪いキャラだった
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するメローネは、その変態的な性格やセリフ、スタンド能力などから、非常に気持ち悪いキャラになっています。他の敵キャラクターがカッコいい散り様を見せる中、最後まで気持ち悪いまま退場しています。しかし、そのインパクトの強いキャラクターであるからこそ、今でもファンに人気のあるキャラクターになっています。
この記事のライター
azu
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