【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースのスタンド能力は?仲間にならない理由も
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースは作中では敵キャラとして登場したものの、性格的な面やスタンドのかっこよさから人気の高いキャラの1人です。本記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースについて、スタンド能力の強さや名言などをまとめました。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースとは?
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースは3部に登場したキャラで、かっこいいスタンド能力や名言などから人気の高いキャラとなっています。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースのプロフィールを紹介します。
ホル・ホースのプロフィール
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースはエンヤ婆によって送り込まれたDIOの配下であるスタンド使いです。割れた顎とテンガロンハットを被ったガンマン姿が特徴であり、常にたばこを咥えています。
ジョジョの奇妙な冒険3部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』は、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部にあたる作品で、1989年から1992年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載されていました。第2部から50年後の世界を舞台に「幽波紋(スタンド)」を使う者達の冒険と戦いが繰り広げられていきます。
ジョジョの奇妙な冒険3部のあらすじ
空条承太郎は、悪霊にとりつかれたことを理由に自ら留置場に入っていました。そんな承太郎の元に祖父のジョセフ・ジョースターとモハメド・アヴドゥルが現れ、悪霊が「幽波紋(スタンド)」であることを教えます。一方、数年前にジョセフの祖父であるジョナサンと共に海に沈んだと思われていたDIOは、棺桶の中で首から下をジョナサンの身体を取り込んで生き延びており、地上に引き上げられて暗躍していました。
【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースのスタンド能力や性格
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースのスタンドは、シンプルながらも他の人コンビを組むことで強さを発揮する能力となっています。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースのスタンド能力の強さやホル・ホースの名前の元ネタなどを紹介します。
ホル・ホースのスタンド能力「エンペラー」の強さ
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースのスタンド能力は「皇帝(エンペラー)」です。能力値は破壊力:B、スピード:B、射程距離:B、持続:C、精密動作性:E、成長性:Eとなっています。銃の形をしたスタンドであり、撃った弾の起動を変えられる能力を持っています。スタンドとしての銃であるため、弾は無限に撃てる他、瞬時に出現させて攻撃に転じる強さがあります。
ホル・ホースの名前の元ネタ
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースの名前の由来は、アメリカのブルー・アイド・ソウル・デュオである「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」ではないかと言われています。略称であるホール・アンド・オーツと語感が似ており、ホル・ホースが基本的にコンビを組んでいた点から元ネタと予想されています。
ホル・ホースの性格
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースはお調子者な言動をしているものの、戦闘においての判断は冷静で、有利な時は相手を挑発して、不利な場合は撤退する判断もできます。また、信条やスタンド能力の相性から仲間に対しては信用を置いて戦っています。
【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースの活躍や仲間にならない理由
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースは、主人公チームを除くと3部の中でも出番が多いキャラで、連載当時には仲間になる可能性も予想されていました。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースの登場シーンや仲間にならなかった理由を紹介します。
ホル・ホースの初登場シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースが初登場したのは、承太郎達がカルカッタに到着した時で、反射する物を利用して移動する光のスタンド能力「吊るされた男(ハングドマン)」を持つJ・ガイルとコンビを組んでいました。初めはホル・ホースのみが姿を現してポルナレフと対峙しており、J・ガイルの能力を知らないことを利用して追い詰めていきます。
そして、ポルナレフを庇ったアヴドゥルの始末に成功しますが、ポルナレフと花京院が射程距離外になり、J・ガイルとは別に追跡を始めます。しかし、単身でいたJ・ガイルが2人に撃破されたことで、ホル・ホースは戦況が不利と判断し、逃走しました。
ホル・ホースの再登場シーン
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースは2回にわたって再登場を果たしています。2回目の登場は承太郎達がパキスタンに到着した時で、J・ガイルの母親であるエンヤ婆に息子を見捨てたとして始末されそうになります。その時、偶然やって来たポルナレフのおかげで完全に殺されずに済み、承太郎によってエンヤ婆が倒された後、忠告をしてから逃走します。
3回目の登場は承太郎達がエジプトに到着した時で、DIOに対して状況報告を行っていて、一瞬ホル・ホースはDIOの暗殺を試みましたが、スタンド能力によって実力差を見せられ、再び忠誠を誓います。その後、予言できるスタンド能力「トト神」のボインゴとコンビを組んで承太郎達を始末しようとしますが、予言通りの行動ができず、最終的には自らの弾丸で再起不能になりました。
ホル・ホースが仲間にならない理由
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースは、再登場回数やポルナレフとの絡みなどからジャンプ連載時に仲間になるのではないかと予想されていました。作者の荒木飛呂彦先生も、連載当時には仲間にしようと思った時もあったとインタビューで答えていました。しかし、既に同じく敵として登場したポルナレフや花京院が仲間になっていたり、ホル・ホースの性格から考えたりしたことが理由で、実現しなかったのです。
ただ、2022年から『ウルトラジャンプ』で連載されている第4部『ダイヤモンドは砕けない』のスピンオフ作品『クレイジー・Dの悪霊的失恋』では、東方仗助と共にホル・ホースが主人公になっており、味方サイドとしての活躍が描かれています。これは、上記の理由から3部で実現しなかった仲間要素を回収しているとも取れます。
【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースの名言
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースは作中で口数が多いキャラでもあり、その中で印象に残る台詞を多数残しています。そんな『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースの名言について紹介します。
ホル・ホースの名言①「銃は剣よりも強し…」
『銃は剣よりも強し』名言だなこれは
出典: renote.net
ホル・ホースの名言その1は「銃は剣よりも強し…」から始まる台詞です。剣を操るスタンド能力「シルバー・チャリオッツ」を持つポルナレフに対して言った言葉になります。実際にこのような格言はありませんが、自分の能力の強さに対する自信とポルナレフに対する挑発を兼ねたホル・ホースらしい台詞となっています。
ホル・ホースの名言②「おれは誰かとコンビを組んで…」
おれは誰かとコンビを組んではじめて実力を発揮するタイプだからな……『一番よりNo.2!』これがホル・ホースの人生哲学。モンクあっか
出典: renote.net
ホル・ホースの名言その2は「おれは誰かとコンビを組んで…」から始まる台詞です。ポルナレフと花京院によってJ・ガイルがやられた事実を知った際、逃走しながら頭の中で言っていた言葉になります。ホル・ホースの信条であり、不利な状況と判断してこの考え理由に逃走できるところがホル・ホースの強さの1つになっています。
ホル・ホースの名言③「逃げるのはおめーを…」
逃げるのはおめーを愛しているからだぜ、ベイビー。永遠(フォーエバー)にな!
出典: renote.net
ホル・ホースの名言その3は「逃げるのはおめーを…」から始まる台詞です。ポルナレフ達に、承太郎やジョセフが合流して追いかけて来る中で女性のネーナが割り込んだ際、去り際に言った言葉になります。実はネーナがスタンド使いであり、承太郎達を罠に嵌めるためホル・ホースを助けたのですが、ホル・ホースとしては本心で言っている可能性があります。
ホル・ホースの名言④「おれは世界一女に…」
おれは世界一女にやさしい男なんだ。世界中にガールフレンドがいる。女にうそはつくが女だけは殴ったことはねえ! ブスだろうが美人だろうが女を尊敬しているからだ!
出典: renote.net
ホル・ホースの名言その4は「おれは世界一女に…」から始まる台詞です。ボインゴとコンビを組んだ際、トト神の予言によって女性に蹴りを喰らわせると良いという結果が出た時にこの言葉を言いました。実際に作中ではエンヤ婆などの一部を除いて女性には優しい対応をしており、ホル・ホースが単なる悪人ではないと窺える台詞です。
【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースのアニメの声優
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部でもホル・ホースは登場しており、声優による演技で名言が聞けるようになっています。そんなアニメのホル・ホースの声優について紹介します。
ホル・ホースの声優は「木内秀信」
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でホル・ホースを演じた声優は木内秀信さんです。3枚目キャラであるホル・ホースを真剣なシーンでは渋くかっこいい声で、コメディチックなシーンでは少し情けなさを感じる声で演じています。
木内秀信のプロフィール
木内秀信さんは兵庫県出身で、1969年2月5日生まれの声優です。幼少期から映画や舞台を見る機会が多く、高校生の時に見た舞台の影響から自分も演技の道に進み始めました。その後、上京して劇団員となり、フリーで演劇をしていましたが、知り合いがアニメ関連の会社を始めたことをきっかけに声優デビューを果たします。それからは声優活動が中心となり、様々な作品に出演しています。
木内秀信の主な出演作品
木内秀信さんの主な出演作品としては、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の笹川了平、『NANA』の本城蓮、『GOSICK -ゴシック-』のグレヴィール・ド・ブロワ、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のうちはシスイ、『テラフォーマーズ』の小町小吉、『魔法科高校の劣等生』の千葉寿和、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のディートフリート・ブーゲンビリア、『七つの大罪』シリーズのフラウドリンなどがあります。
【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースに対する世間での評判や人気
ここでは『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースについて、世間での評判や人気を紹介します。3部のキャラの中でも登場回数が多く、敵ながらもどこか憎めないキャラであることを理由に好感を持つ人が多数見られました。
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースについて、本人やスタンドのエンペラーの見た目が好きだという感想が多数出ていました。西部のガンマンのような恰好かつ銃で戦うスタイルはかっこいいと感じる人が多いようです。
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースについて、承太郎達の仲間になる展開も見たかったという意見がありました。初見で話を読んだ人からも仲間になるものだと思っていたという感想もあり、それだけ親しみやすさがあるキャラだったことが窺えます。
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースの名言について、共感を覚える声も出ていました。No.2であるという信条や女性を尊敬する考えは現実でも当てはまる場面が多く、そんな思考を持つところからホル・ホースを好きになった人もいるようです。
【ジョジョの奇妙な冒険】ホル・ホースのスタンドはエンペラーだった
『ジョジョの奇妙な冒険』のホル・ホースは銃型のスタンド「皇帝(エンペラー)」で自在に弾丸を動かせる能力があり、作中では3度にわたって登場していました。キャラとしては承太郎達の仲間になる構想もありましたが、ポルナレフや花京院が既に仲間になっていたことが理由で、その構想は実現しませんでした。そんなホル・ホースの活躍や強さを原作漫画やアニメで確認してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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