【犬夜叉】神楽と殺生丸は恋愛関係にあったのか調査!りんや子供についても解説
本記事では『犬夜叉』に登場する神楽と殺生丸の関係について解説します。『犬夜叉』はバトル漫画でありながら、登場人物の恋愛模様も見どころの一つです。中でも神楽と殺生丸のエピソードはファンから人気を集めています。二人は恋愛関係にあったのか詳しく見ていきましょう。
目次
【犬夜叉】神楽と殺生丸とは?
『犬夜叉』に出てきた神楽と殺生丸はどのような人物なのでしょうか。ここでは神楽、殺生丸のプロフィールや『犬夜叉』のあらすじをおさらいします。
神楽のプロフィール
- 名前:神楽(かぐら)
- 種族:妖怪
- 年齢:人間換算で17歳
- 初登場:漫画『犬夜叉』15巻
神楽は奈落から生み出された風を支配する妖怪です。容姿端麗な顔立ちと赤い瞳が特徴で、同じ奈落から生み出された神無という名前の姉がいます。また、戦闘時は鎌鼬を起こす「風刃」や、竜巻で相手を串刺しにする「竜蛇の舞」など、風を操り相手を攻撃します。勝気な性格で自由になりたいと願っていますが奈落に心臓を握られており、思うように行動できません。そのため、作中では犬夜叉や殺生丸を利用し、奈落を倒そうと画策していました。
殺生丸のプロフィール
- 名前:殺生丸(せっしょうまる)
- 種族:妖怪
- 年齢:人間換算で19歳
- 初登場:漫画『犬夜叉』2巻
殺生丸は犬夜叉の異母兄にあたる人物です。中世的な顔立ちをしており、長い銀髪と額に三日月の紋章、両頬と腕に2本の紫色の線があるのが特徴です。戦闘時は強力な毒の爪で攻撃する「毒華爪」や天生牙を使い戦います。半妖の犬夜叉のことは疎ましく思っており、父親が遺した鉄砕牙を巡って何度か対峙しています。また、初登場は用済みになった部下を即切り捨てる冷酷非情な性格でしたが、りんと出会ってから慈悲の心を持つようになりました。
犬夜叉の概要
『犬夜叉』は高橋留美子先生作の大人気アクション漫画です。週刊少年サンデーにて、1996年から2008年まで連載されました。2020年には漫画の累計発行部数が5,000万部を突破しています。戦国時代の日本が舞台で、半妖の犬夜叉と未来からタイムスリップしてきた女子中学生のかごめが、どんな願いでも叶う四魂の玉のかけらを探すため旅に出るストーリーです。また、2000年にはアニメ『犬夜叉』が放送され、舞台化もされました。
犬夜叉のあらすじ
神社の娘である日暮かごめは、15歳の誕生日に神社の祠にある井戸から戦国時代へタイムスリップします。かごめはそこで、あらゆる願いが叶う宝玉「四魂の玉」を奪おうとして封印された半妖の少年、犬夜叉と出会います。かごめによって封印を解かれた犬夜叉は、四魂の玉を手に入れようと目論みますが、妖怪との戦闘時に四魂の玉が割れ、かけらが各地に飛び散ってしまいました。犬夜叉とかごめは四魂の玉のかけらを集めるため旅に出ます。
【犬夜叉】神楽と殺生丸は恋愛関係?
出会った当初、敵同士だった神楽と殺生丸ですが、関わっていくうちお互いの心情に変化が現れます。最終的に2人は恋愛関係になったのでしょうか。ここでは、神楽と殺生丸の関係についてストーリーのネタバレを含みながら紹介します。
関係①神楽と殺生丸の出会い
神楽と殺生丸の出会いは漫画『犬夜叉』17巻に描かれています。神楽は鉄砕牙以上の力を持つ妖刀「闘鬼神」を探す殺生丸の前に現れ、妖刀の情報を教えました。その後、闘鬼神を巡り殺生丸と犬夜叉は戦いを繰り広げます。2人が戦う様子を見ていた神楽は殺生丸の強さに驚くと同時に、彼なら奈落を倒してくれるかもしれないと期待を抱きます。それ以降、神楽は奈落に関する情報を殺生丸へ伝えるようになりました。
関係②殺生丸に助けられた神楽
漫画『犬夜叉』35~36巻より、敵から襲撃を受け重傷を負った神楽は殺生丸の前で倒れてしまいます。神楽を無視して先へ進もうとする殺生丸でしたが、りんに促され彼女を助けます。ただ、神楽の心臓は奈落が握っているため死なず、傷もすぐ塞がりました。神楽は安堵すると同時に、死ぬ前に殺生丸に会いたかったと心の中で呟きます。最初は奈落を倒してもらおうと殺生丸に近づいた神楽でしたが、自身を助けてくれた彼に惹かれていました。
関係③神楽の名前を呼ぶ殺生丸
漫画『犬夜叉』35~36巻にて、神楽は奈落の心臓の隠し場所を殺生丸に伝えます。心臓の在り処を聞いた殺生丸は、自分を利用する気かと彼女に問いかけました。この時、殺生丸は初めて神楽の名前を呼びます。神楽を警戒し、口も利かなかった殺生丸が、彼女に少しずつ心を開いていることが分かる場面です。また、この後、殺生丸は神楽に奈落から狙われないよう行動を控えろと助言したり、妖怪の集合体、魍魎丸(もうりょうまる)の攻撃から守ったりしていました。
関係④神楽の最期を看取った殺生丸
神楽の最期は漫画『犬夜叉』38巻で描かれています。奈落から心臓を戻された神楽ですが、直後、奈落の触手によって心臓を貫かれ、瘴気を注ぎ込まれてしまいました。奈落の元から逃走した神楽はやがて動けなくなり、自分の死を悟ります。ここで、神楽の前に殺生丸が現れ、神楽の匂いを追って来たと話しました。彼の言葉を聞いた神楽は、最期に殺生丸に会えたことを喜び、微笑みながら消滅します。
最終的に2人は恋愛関係にならず、神楽は殺生丸に看取られ最期を迎えます。ただ、殺生丸は瀕死の重傷を負った神楽を天生牙で救おうとしていました。このことから、敵同士だった2人に絆が芽生え、お互い信頼し合える関係まで発展したと推察できます。
【犬夜叉】殺生丸の結婚相手は神楽?りん?子供の母親を考察
『犬夜叉』の続編にあたるアニメオリジナル作品『半妖の夜叉姫』で、殺生丸が結婚していたことが明らかになります。彼は一体、誰と結婚したのでしょうか。ここでは、殺生丸の結婚相手や彼の子供について考察していきます。
半妖の夜叉姫で殺生丸の子供が登場する
『半妖の夜叉姫』では、殺生丸と結婚相手の間に生まれた2人の子供も登場します。双子の姉妹でとわとせつなという名前ですが、彼女達はどのような人物なのでしょうか。ここでは、殺生丸の2人の子供について紹介します。
殺生丸の子供①とわ
殺生丸の子供であるとわは、銀髪のショートカットに赤く染まった前髪が特徴の人物です。活発な性格ですが、家族思いで真面目な一面もあります。出生直後、殺生丸に連れ出され、せつなと森で過ごしていましたが、4歳の頃、時代樹の力によって現代へタイムスリップしてしまいます。以降はかごめの弟、日暮草太に保護され育てられました。14歳でせつなと再会した後は、精霊「夢の胡蝶」に奪われたせつなの眠りを取り戻すため、戦国時代へ帰還します。
殺生丸の子供②せつな
とわの双子の妹であるせつなは、黒髪のポニーテールと切れ長の目が特徴の人物です。ただ、夢の胡蝶に眠りを奪われたせいで幼少期の記憶がなく、姉であるとわの存在を忘れています。4歳の頃にとわと生き別れてからは桔梗の妹、楓の村で育てられ、妖怪退治屋として生きてきました。14歳の時に妖怪との戦闘中に時代樹の力が発動したため現代へタイムスリップし、とわと再会します。その後、とわや犬夜叉の娘、もろはと共に夢の胡蝶の行方を追い、戦国時代に戻りました。
殺生丸の嫁は神楽?
『半妖の夜叉姫』で殺生丸の子供のとわとせつなが登場した際、「実は神楽が生き返って殺生丸と結婚したのではないか」と予想するファンがいました。ただ、『犬夜叉』の作中で、神楽は心臓を戻してもらった直後、奈落から致命傷を与えられ、消滅しています。また、『半妖の夜叉姫』15話で殺生丸の結婚相手が明らかになりましたが、神楽ではありませんでした。
殺生丸の嫁はりん?
りんは天真爛漫な人間の少女です。一度、人喰い狼に殺されますが、殺生丸の天生牙で蘇生されて以降、彼を慕い一緒に旅してきました。冷酷な性格の殺生丸もりんと過ごすうちに慈悲の心が芽生え、彼女をかけがえのない存在だと思うようになります。『犬夜叉』の最終回では、2人の関係について詳しく描かれていませんでしたが、『半妖の夜叉姫』15話で殺生丸の結婚相手が「りん」だと判明します。
【犬夜叉】神楽と殺生丸の声優
アニメ『犬夜叉』は2000年から放送され、2009年には『犬夜叉完結編』が作成されました。豪華声優陣がキャラクターの声を担当しましたが、神楽や殺生丸役は誰が演じたのでしょうか。ここでは、神楽と殺生丸役の声優情報を紹介します。
神楽の声優は「大神いずみ」
アニメ『犬夜叉』で神楽役を務めたのは、フリーアナウンサーやタレントとして活動している大神いずみさんです。SNSでは「大神さんの声が勝気な性格の神楽のキャラに合ってる」という声が多くみられました。
大神いずみのプロフィール
- 名前:大神いずみ
- 誕生日:1969年6月10日
- 所属事務所:ケイダッシュ
大神いずみさんは、1992年から日本テレビアナウンサーとしてバラエティや情報番組で司会を務めてきました。1999年に日本テレビを退社し、フリーに転向してからはアナウンサーだけでなく、声優としてアニメやテレビドラマに出演するようになります。
大神いずみの主な出演作品
大神いずみさんは神楽役以外に、特撮ドラマで「ロボプル」という名前のキャラクターの声を担当したり、吹き替えで赤ちゃん役を演じたりしています。SNSには「大神さん、演技上手だから声優としてもっと活躍してほしい」といった声が多く挙がっていました。
殺生丸の声優は「成田剣」
アニメ『犬夜叉』で殺生丸役を演じたのは、声優の成田剣(なりたけん)さんです。SNSでは「成田さんの渋くてかっこいい声が殺生丸のイメージにぴったり」という意見が数多くみられました。
成田剣のプロフィール
- 名前:成田剣(なりたけん)
- 誕生日:1964年5月18日
- 所属事務所:なし(フリーで活動中)
成田剣さんは1985年から声優活動を開始して以降、数々のアニメや吹き替えで主要キャラクターの声を担当してきました。1988年には俳優デビューも果たし、テレビドラマや映画に出演しています。2023年現在は所属していた声優事務所を退所しており、フリーで活動を行っています。
成田剣の主な出演作品
- 『忍たま乱太郎』潮江文次郎
- 『コードギアス反逆のルルーシュ』ジェレミア・ゴットバルド
- 『ひとひら』桂木たかし
成田剣さんは20代後半でアニメデビューを果たしてから、様々なアニメやゲーム作品でキャラクターの声を務めてきました。低音で渋い声が特徴の成田剣さんは、クールな青年や壮年期の男性役をアニメでよく演じています。
【犬夜叉】神楽と殺生丸に対する世間での評判や人気
出会った当初は敵同士だった神楽と殺生丸ですが、関わりを重ねるうちに信頼関係が生まれます。SNSでは「恋愛関係ではないけど、お互い思い合ってる神楽と殺生丸が好き」や「神楽と殺生丸の関係性が段々変化していくところが好き」といった声がみられました。
奈落からの攻撃で瀕死の重傷を負った神楽は、殺生丸に看取られ消滅します。SNSでは「神楽は死なずに殺生丸と結婚してほしかった」や「神楽と殺生丸お似合いだったのに、神楽が死んで辛い」という声が数多く挙がっていました。
神楽が最期を迎える場面は漫画『犬夜叉』38巻で描かれています。SNSでは「神楽が殺生丸に会えたと言って微笑みながら消える場面が切ない」「神楽と殺生丸の最後の会話のシーンは泣いた」という声が数多くみられました。
【犬夜叉】神楽と殺生丸は恋愛関係ではないが絆があった
神楽は奈落から生み出された風を操る妖怪です。奈落から心臓を取り戻すため殺生丸に近づきますが、次第に彼に惹かれていきます。対する殺生丸も、神楽と関わっていくうちに少しずつ心を開くようになりました。最終的に2人は恋愛関係になりませんでしたが、神楽の最期を殺生丸が看取ったことから、お互い強い信頼関係で結ばれていたと推察できます。『犬夜叉』の連載は終了しましたが、アニメや漫画を見返して神楽と殺生丸のエピソードをチェックしてみてください。
この記事のライター
dokusyoko
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