【犬夜叉】かごめはその後どうなったのか考察!死亡説や封印説について解説
本記事では『犬夜叉』のヒロイン日暮かごめがその後どうなったのかを考察します。かごめは家族に別れを告げて戦国時代に戻りましたが、その後に関しては死亡説や封印説があります。それらの説を詳しく解説し、アニメの声優についてもまとめました。
目次
【犬夜叉】かごめとは?
大人気漫画『犬夜叉』は、あらゆる願いを叶えるという四魂の玉(しこんのたま)を巡る冒険活劇です。この『犬夜叉』のヒロインが日暮かごめ(ひぐらしかごめ)です。舞台は戦国時代ですが、かごめは現代に生きる中学生でした。しかし、かごめの正体は戦国時代と関係があります。まずは、かごめのプロフィールから紹介します。
日暮かごめのプロフィール
『犬夜叉』のヒロイン日暮かごめは、現代の中学3年生で初登場時は15歳でした。祖父、両親、弟の5人家族で、日暮神社に住んでいます。身長は158.8cmで、いつもセーラー服を着用しています。勉強面は、学内試験で30番以下を取ったことがない生徒でしたが、戦国時代と行き来するようになってからは、徐々に成績が下がり赤点を取るまでになりました。
犬夜叉の概要
大人気漫画『犬夜叉』は、高橋留美子による作品で、1996年から2008年まで「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されました。戦国時代が舞台で、妖怪と人間の混血である半妖の犬夜叉と現代の女子中学生である日暮かごめが「四魂の玉」のかけらを探しに出かける冒険の物語です。2020年9月現在でコミックスの累計発行部数は5000万部を突破し、テレビアニメは2000年から『犬夜叉』、2009年から『犬夜叉 完結編』が放送されました。
犬夜叉のあらすじ
舞台は戦国時代、あらゆる願いを叶えるという四魂の玉を巡る争いが、妖怪と人間との間で続いていました。桔梗は四魂の玉を守る巫女でしたが、半妖の犬夜叉とは恋人の関係でした。しかし、奈落の罠にはまり、桔梗は犬夜叉を封印し、自身も力尽きて死亡します。そして、四魂の玉は桔梗と共に火葬され消滅しました。約500年後の現代、日暮神社に住む女子中学生の日暮かごめは、神社にある古井戸に落ちて戦国時代にスリップしてしまいます。ここから、かごめの冒険が始まるのです。
【犬夜叉】かごめのその後を描いた「あれから」とは?
漫画『犬夜叉』は、2008年に全56巻558話で完結しましたが、2013年に最終回の半年後を描いた特別編「あれから」が掲載されました。これは、『週刊少年サンデー』の東日本大震災復興支援企画『ヒーローズ・カムバック』の一環として発表されたものです。
かごめのその後は特別編「あれから」で描かれた
漫画『犬夜叉』の特別編「あれから」は、日暮かごめが高校卒業後、戦国時代に戻ってから約半年後のかごめや犬夜叉の活躍を描いた小品です。この作品でも、かごめは大活躍を見せてくれますが、犬夜叉との関係は相変わらずすれ違うことが多く、やりとりにもあまり進展はありません。
特別編「あれから」のあらすじ
犬夜叉は、弥勒を連れて50年前に桔梗が封印した「根の首」という妖怪退治に出かけました。ところが、「根の首」は別の場所にいるかごめに襲いかかります。その場にいた珊瑚が退治しましたが、かごめを襲った「根の首」は一部にすぎませんでした。地面の中で増えた「根の首」が村人を襲い始める中、かごめは本体を見つけるためにおとりになります。姿を現した本体を犬夜叉とかごめが退治しますが、犬夜叉は1人でおとりになったかごめを責めました。しかし、最後は仲良く寄り添っています。
【犬夜叉】かごめのその後は半妖の夜叉姫で判明?死亡説を解説
漫画『犬夜叉』が完結してからその後は、特別編「あれから」で描かれましたが、その後の活躍は、アニメ『半妖の夜叉姫』の中で明らかになりました。しかし、アニメ放送中にはかごめの死亡説も出ていました。そこで、アニメ『半妖の夜叉姫』を紹介してから、死亡説を解説します。
半妖の夜叉姫とは?
テレビアニメ『半妖の夜叉姫』は、第1期の壱の章が2020年10月から2021年3月まで、第2期の弐の章が2021年10月から2022年3月まで放送されました。アニメ『犬夜叉 完結編』のその後を描いた続編で、オリジナルアニメ作品です。舞台は漫画原作やアニメ『犬夜叉 完結編』から15年以上経った時代で、犬夜叉やかごめの子供世代が中心になっています。また、活劇だけでなくキャラ相互の関係も重要なポイントになっています。
半妖の夜叉姫のあらすじ
『あれから』からその後数年の時が経つと、犬夜叉とかごめはもろはを、殺生丸とりんは双子のとわとせつなを授かっていました。とわとせつなは、4歳の時、森の火事に巻き込まれて、時代樹のトンネルを潜ったとわは現代にタイムスリップしてしまいました。そのため、姉妹は生き別れになります。さらに10年後、再び時代樹のトンネルが開き、せつなともろはも現代に現れて姉妹は再会しましたが、せつなはとわを姉とは認めませんでした。せつなを元に戻すため、とわは戦国時代へと向かうことにしました。
半妖の夜叉姫でかごめは死亡?
『半妖の夜叉姫』に登場する大妖怪の麒麟丸は、東を治めています。麒麟丸は人間や半妖を忌み嫌っていたため、もろはの命を狙っていましたが、そのことを知った犬夜叉とかごめは、2人で麒麟丸と対決しました。しかし、麒麟丸に同行していた殺生丸により、黒真珠に閉じ込められます。その後、2人の消息が不明だったので、死亡したのではないかと言われていました。しかし、殺生丸の目的は2人を麒麟丸から守るためだったので、死亡している可能性は低いとされ、後に無事が確認されました。
半妖の夜叉姫でかごめは封印された?
かごめと犬夜叉は、麒麟丸と対峙した時、殺生丸によって黒真珠に閉じ込められました。この黒真珠とは、あの世とこの世との境です。この場所で2人がどのように過ごしているかは明らかではありませんが、その後長きにわたって封印されることになりました。
半妖の夜叉姫でかごめともろはは再会する?
かごめと犬夜叉が封印されてから14年後、もろはは妖怪退治屋となっていましたが、再び麒麟丸から狙われたもろはを守るため、もろはも殺生丸によって黒真珠へと送られます。もろはは、そこでやっとかごめや犬夜叉と再会を果たすことができました。すべてが終わった後は家族揃って仲良く生活していましたが、とわ達と一緒に旅に出るもろはを、かごめは笑顔で送り出しました。
【犬夜叉】かごめの過去や能力
ここまで『犬夜叉』のヒロイン日暮かごめのその後について紹介しましたが、そもそもかごめはどのようなキャラなのでしょうか。また、かごめの正体にも謎がありました。そこで、ここではかごめの正体や過去、能力を考察します。
かごめと桔梗の関係
かごめは、桔梗と特別な関係にあります。それは、かごめの正体に関してです。かごめの正体は、桔梗の生まれ変わりでした。桔梗とは、戦国時代の巫女です。妹の楓と諸国を旅していて、その後村に帰ると妖怪退治屋から四魂の玉を清める依頼を受けました。四魂の玉をきっかけに犬夜叉と出会い、恋仲になりましたが、その後犬夜叉を封印し、自らも力を使い果たして死亡します。桔梗の遺言で四魂の玉と一緒に火葬されましたが、500年後に四魂の玉と共に転生しました。それが日暮かごめです。
かごめの過去
かごめは、15歳の誕生日に、家族と住んでいる日暮神社の骨喰いの井戸から現れた百足上臈(むかでじょうろう)に、井戸の中へ引きずり込まれ、戦国時代へと送られました。そこで、成り行きから犬夜叉の封印を解き、四魂の玉を飲み込んでしまった屍舞烏(しぶがらす)を矢で射貫きますが、四魂の玉はかけらとなって四散してしまいます。日本中に散らばったかけらを集めるために、かごめは戦国時代で生活することになりました。
かごめの能力
かごめの正体は、桔梗の生まれ変わりでした。桔梗と同様、破魔の矢や呪い返し(霊力返し)といった技が使えます。しかも、桔梗よりも霊力は高いとされています。しかし、争いが日常茶飯の戦国時代と異なり、平和な現代人のため、かごめに戦闘経験はありません。そのため、戦闘力は低く、当初は破魔の矢を外すこともありました。梓山の弓を手に入れてからは、障害物をすり抜けて標的を射貫く「消える矢」を放つことができるようになりました。
【犬夜叉】かごめの声優
ここまで、漫画『犬夜叉』のヒロイン日暮かごめのその後を考察し、かごめの正体や犬夜叉・桔梗との関係を紹介しました。では、テレビアニメ『犬夜叉』や『半妖の夜叉姫』でかごめを演じている声優はいったい誰でしょうか。ここでは、アニメでかごめを演じた声優をまとめます。
かごめの声優は「ゆきのさつき」
アニメ『犬夜叉』が初めて放送された2000年から、2020年の『半妖の夜叉姫』まで、20年の歳月が経っていますが、メインキャストは一部を除き、ほぼ続投しています。日暮かごめ役も変更なく、『犬夜叉』『犬夜叉 完結編』『半妖の夜叉姫』すべて、声優のゆきのさつきが務めています。
ゆきのさつきのプロフィール
- 本名:井上由起
- 旧芸名:雪乃五月、雪野五月(読み方はいずれも「ゆきのさつき」)
- 出生地:京都府京都市
- 出身地:滋賀県大津市
- 血液型:O型
- 身長:152cm
- 所属:フリーランス
ゆきのさつきは、中学生の時に、1人の声優が異なるアニメのキャラを演じ分けていることや、『めぞん一刻』の影響で声優に憧れを抱くようになりました。その後、声優の通信講座を受講し、地元の高校を卒業後上京して、東京アナウンス学院に入学しました。卒業後の声優デビューは洋画『素晴らしき日々』です。また、1996年のテレビアニメ『きこちゃんすまいる』の二の宮きこ役で初主演を務めました。
ゆきのさつきの主な出演作品
- 『ラブひな』乙姫むつみ役
- 『フルメタル・パニック!』千鳥かなめ役
- 『BLEACH』四楓院夜一(しほういんよるいち)役
- 『ぱにぽにだっしゅ!』橘玲役
- 『ひぐらしのなく頃に』園崎魅音(そのざきみおん)・詩音(しおん)役
- 『聖闘士星矢Ω』ユナ役
- 『Free!』天方美帆役
- 『物語シリーズ』臥煙伊豆湖(がえんいずこ)役
【犬夜叉】かごめに対する世間での評判や人気
『犬夜叉』のヒロイン日暮かごめは、現代では女子中学生でしたが、その正体は、戦国時代の巫女である桔梗の生まれ変わりでした。漫画の完結後、「あれから」や『半妖の夜叉姫』でかごめのその後が明らかになりました。そのかごめをファンはどのように感じているでしょうか。SNSの投稿から探ります。
これは、『半妖の夜叉姫』が始まってすぐの投稿です。かごめのその後が見られることに対する歓びに満ちあふれています。犬夜叉との関係の進展に対する期待や、桔梗の姿で現れる時代樹など期待が隠せないようです。
犬夜叉とかごめに死亡説が出ていた頃の投稿です。この2人が黒真珠に封印されてから出番がなく、消息不明になりました。死亡することはないと信じていても、様々な憶測や考察が飛び交っていたため、不安になっていたファンの心理が現れている投稿です。
アニメ『半妖の夜叉姫』では、もろはと両親は長い間生き別れになっていました。この3人もやっと出会えることができました。その感動のシーンは、ファンにとってどのシーンよりも心に残っています。その感動を伝える投稿です。
【犬夜叉】かごめはその後死亡していなかった
『犬夜叉』のヒロイン日暮かごめのその後は、「あれから」やアニメ『半妖の夜叉姫』で描かれました。かごめは、犬夜叉との関係を深めて結婚し、もろはという娘を授かります。しかし、殺生丸によって黒真珠に封印され、生死も不明という状態が長く続きましたが、死亡していませんでした。最後に家族は一つになり、ハッピーエンドで『半妖の夜叉姫』は終了しています。
この記事のライター
makkun402
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