【犬夜叉】かごめは作品のメインヒロイン!人物像から犬夜叉との関係まで解説
『犬夜叉』に登場するヒロインである「かごめ」について解説します。かごめの人物像やかごめの意外な過去、かごめと犬夜叉の関係や、かごめと犬夜叉のその後を徹底調査しました。また、アニメ『犬夜叉』でかごめの声を担当した声優について紹介します。
目次
【犬夜叉】かごめはメインヒロイン
『犬夜叉』のメインヒロインであるかごめは、実家である神社にある井戸から突然現れた妖怪によって井戸に引きずり込まれ、突然過去にタイムスリップしてしまいます。また、たどり着いた戦国時代での半妖の少年「犬夜叉」との出会いにより、物語はスタートすることになります。ここでは『犬夜叉』に登場するかごめについて紹介していきましょう。
日暮かごめのプロフィール
- 名前: 日暮かごめ(ひぐらしかごめ)
- 年齢:15歳(初登場時)
- 家族構成:祖父、母親、弟
『犬夜叉』のヒロインである日暮かごめは、緑を基調としたセーラー服を身に付けた活発で勝気な美少女です。実家は神社を営んでおり、現世では中学校に通っています。気は強いものの、優しく慈悲深い性格をしているため、戦国時代にタイムスリップしてからは、さまざまな妖怪の少年から好意を向けられることになります。巫女の力を持っているため、破魔矢などの神通力を使い、犬夜叉と共に妖怪を戦います。
犬夜叉の概要
『犬夜叉』は、『週刊少年サンデー』で連載されていた高橋留美子による漫画作品です。漫画は1996年から2008年まで連載しており、2000年からはテレビアニメ化もされています。戦国時代を舞台にしたファンタジー作品で、半妖の犬夜叉とヒロインであるかごめが、四方に飛び散った四魂の玉のかけらを集めるために、旅に出ます。
犬夜叉のあらすじ
神社の娘である日暮かごめは、15歳の誕生日に突然神社にある骨喰い井戸から現れた妖怪に引きずり込まれ、過去にタイムスリップしてしまいます。たどり着いた戦国時代では、半妖の少年、犬夜叉が封印されていました。妖怪に襲われ、傷つけられたかごめの体内からは「四魂の玉」と呼ばれる玉が表れ、犬夜叉も目を覚まします。かごめは犬夜叉の封印を解き、妖怪を撃退することに成功しましたが、その過程で四魂の玉は無数のかけらとなり、四方に飛び散ってしまいました。
【犬夜叉】かごめの人物像や家族構成
『犬夜叉』に登場する日暮かごめは、活発で明るいキャラクターが魅力のヒロインです。また、実家は神社を営んでおり、祖父や母、弟と共に暮らしています。ここではかごめの人物像や家族構成などを紹介していきましょう。
かごめの性格
かごめは明るく勝気で活発な性格をしています。学校の友達と一緒にいるときは年齢相応の普通の少女ですが、父親不在で年の離れた弟がいることもあり、家族と一緒にいるときには母親を助けるなど、大人びたところがあります。また、度胸が据わっているため、妖怪を見ても怯えることがありません。普通の女の子らしくかわいいものが好きなため、可愛いものであれば妖怪であっても抱きしめようとしてしまいます。
かごめの能力や強さ
桔梗の生まれ変わりであるかごめには、桔梗が持っていた巫女の力があります。特に破魔矢による退魔や瘴気の浄化などが得意で、矢が命中すれば一気に邪気をかき消すことが可能です。また、霊山・梓山の弓を入手した後は、戦闘力も上昇しており、対象との間にある障害物をすり抜けて敵を撃ち抜くことも可能になりました。ヒロインであるにもかかわらず、戦闘時には何度も犬夜叉を助けています。
かごめの過去
明るく活発なかごめですが、過去には父親を交通事故で亡くしています。もともと原作の漫画やアニメに父親が登場しないため、ファンの中には不思議に思っていた人も多いです。交通事故で父親を失っているというかごめの過去については、小説版で明らかになりました。かごめはその明るい見た目からは想像できない、辛い過去を持っています。
かごめの家族構成
神社を営んでいる日暮家の家族構成は、祖父、母、かごめ、弟、猫のブヨとなっています。父親は漫画とアニメでは登場しませんが、小説版では父親は交通事故で亡くなっており、神社に引っ越してきたという設定になっています。ここではかごめの家族構成について紹介していきましょう。
家族構成①じいちゃん
かごめの祖父は、日暮神社の宮司をしています。本作ではかごめや草太から「じいちゃん」と呼ばれており、本名は登場しません。戦国時代にタイムスリップすることになった孫娘のかごめのために、さまざまな仮病を考えています。しかしリュウマチやぎっくり腰など、中学生ではかからないであろう病名ばかりを考えます。
家族構成②ママ
かごめの母親は、作中ではかごめや草太から「ママ」と呼ばれているため、本名は登場しません。おっとりとした性格で、顔はかごめによく似ています。かごめが突然犬夜叉を連れ帰っても動じることもなく、かごめと同様に肝が据わっています。かごめが戦国時代へ行くときには、お弁当を作って持たせてくれます。
家族構成③草太
草太は6歳年下のかごめの弟です。初登場時は9歳でしたが、作中で4年の時間が経過し、最終回では中学生になっています。怖がりな性格をしており、暗いところやお化けなどが嫌いです。戦国時代と現世を行き来することになった姉のことを心配しており、犬夜叉の事は「犬の兄ちゃん」と呼んでいます。
かごめと他キャラの関係
『犬夜叉』では、さまざまな魅力的なキャラクターが登場します。最初は敵として登場するものの、その後は自身の目的を果たすために、かごめと犬夜叉を中心とした一行に加わることになります。ここでは、かごめと他キャラの関係について解説していくため、チェックしてみてください。
かごめと弥勒の関係
弥勒は妖怪退治を専門とする法師です。過去に祖父が受けた奈落の「風穴」の呪いを受け継いでいるため、呪いを打ち破る方法を探すために長い間一人で旅をしていました。そして、かごめや犬夜叉に出会い、一行に加わります。基本的には紳士的なキャラクターですが、美しい女性を見るとすぐに「私の子を産んでくだされ」と口説きます。かごめにもセクハラまがいの行為をしていましたが、珊瑚に出会ったことで徐々に変わっていき、奈落討伐のその後は珊瑚と夫婦になります。
かごめと珊瑚の関係
珊瑚は妖怪退治を生業としていた一族の娘で、里では一番の実力者とされていました。元々は退治屋の里で暮らしていましたが、奈落によって家族や里の人々を皆殺しにされ、自身も大怪我をさせられてしまいます。最初は奈落に騙されて犬夜叉やかごめを襲いますが、誤解が解けた後は、同胞の仇を打つために一行に加わることになりました。一行の中ではかごめ以外での唯一の女性メンバーで、年齢はかごめよりも一つ年上の16歳です。同年代ということもあり、かごめとは仲良しです。
かごめと七宝の関係
子狐妖怪の七宝は、過去に父親を殺した雷獣兄弟を犬夜叉が討ったことで仲間に加わりました。人間に換算すると7歳程度の年齢で、外見も年齢相応に可愛らしいですが、人間の姿を取る格の高い妖怪です。お調子者な性格をしており、よく余計なことを言って犬夜叉に殴られ、かごめに慰められています。可愛いもの好きのかごめに可愛がられており、七宝も親のいない寂しさもあり、よくかごめに甘えています。奈落を討ち果たしたその後は、立派な妖怪になるため修行へ出ます。
【犬夜叉】かごめと犬夜叉の関係や結末
『犬夜叉』では、普通の中学生であるヒロインのかごめと犬夜叉が出会ったことにより、物語が動き出します。しかし、かごめが犬夜叉の封印を解くことができたのは、偶然ではありませんでした。ここではかごめと犬夜叉の関係や、その後の結末について解説していきましょう。
かごめと犬夜叉の出会い
普通の中学生だったかごめは、15歳の誕生日、突然実家の神社にあった古い井戸から出現した妖怪によって井戸に引き込まれ、戦国時代にタイムスリップしてしまいます。ついた先では、半妖の少年、犬夜叉が矢に射られて封印されていました。かごめは自身を襲う妖怪を倒すために、犬夜叉に刺さっている矢を抜き、犬夜叉の封印を解くことになります。
かごめのおすわりが効く犬夜叉
封印が説かれた犬夜叉は、最初はかごめにも反抗的な態度でした。しかし犬夜叉は、桔梗の妹である楓によって「言霊の念珠」を首にかけられてしまいます。この数珠はかごめの「おすわり」という言葉に反応して、犬夜叉の身体を地面に押さえつける効果を持っています。そのため、最初は犬夜叉のお目付け役のようなポジションでした。その後、二人の仲が縮まってからも、かごめの「おすわり」は暴走した犬夜叉を鎮める言葉として役立っています。
かごめは桔梗の生まれ変わり?
かごめの前世は桔梗という巫女で、犬夜叉とは過去に恋人同士の関係にありました。もともと桔梗は妹の楓と共に諸国を旅していましたが、故郷の村に帰った際に、四魂の玉を清めてほしいという依頼を受けます。その時に犬夜叉に出会い、二人の仲は徐々に縮まっていきます。しかし、何者かの策略によって二人はお互いに裏切られたと思い込み、桔梗は犬夜叉を封印し、自身も命を落とします。それから50年後、タイムスリップしてきたかごめが犬夜叉の封印を解くことになるのでした。
かごめと犬夜叉の恋の行方
かごめと犬夜叉は、四魂の玉のかけらを集める旅の中で徐々にお互いを意識するようになります。桔梗が蘇ったため、犬夜叉はかごめと桔梗の間で迷うこともありましたが、最後にはかごめへの想いを自覚することになりました。その後、戦いを終えた二人は、それぞれの時代で生きることになります。しかし、現世に戻ったかごめは3年が経過しても犬夜叉のことが忘れられず、高校卒業と共に戦国時代へ戻り、犬夜叉と夫婦になる決意をしました。
かごめと犬夜叉のその後は?子供がいる?
『犬夜叉』では、かごめと犬夜叉がその後どうなったのかはわかりません。しかし続編である『半妖の夜叉姫』では、その後夫婦となった二人の間に「もろは」という娘が生まれています。しかし、娘が麒麟丸と殺生丸の戦いに巻き込まれないようにするために、かごめと犬夜叉は鋼牙率いる妖狼族にもろはを預けます。その後、犬夜叉とかごめは殺生丸によって黒真珠に封印されてしまうため、親子は離れ離れになってしまうのでした。
【犬夜叉】かごめの名言
『犬夜叉』は、犬夜叉とかごめ、桔梗の三角関係の恋愛模様も見どころです。犬夜叉が過去の恋人である桔梗とかごめの間で揺れ動くため、かごめも苦しむことになります。作中では、そんなかごめのセリフも名言だと言われています。ここでは『犬夜叉』に登場するかごめの名言を紹介していきましょう。
かごめの名言①「もう一度犬夜叉に…」
もう一度犬夜叉に会いたい
出典: numan.tokyo
この名言は、犬夜叉が自分ではなく桔梗を選んだことを知り、思い悩んだ末に、かごめが導き出した答えです。かごめは、自分の中に桔梗への嫉妬心があることに気付きながらも、勇気を振り絞ってもう一度犬夜叉に会うために足を踏み出します。かごめ自身が犬夜叉への気持ちに気付く重要な場面となっています。
かごめの名言②「なにができるかわからない…」
私になにができるかわからないけど——ずっとそばにいる
出典: numan.tokyo
この名言は、犬夜叉と桔梗の仲を断ち切れないことを理解し、それでも犬夜叉と共にいることを受け入れたかごめの名言です。犬夜叉は死んだ桔梗のことを思い、自分は楽しんではいけない、死ななければいけないと思っています。しかしかごめは「楽しいことがあっても良い」、「犬夜叉に生きてほしい」と願い、犬夜叉にこの言葉を告げます。
かごめの名言③「犬夜叉を恨んだり…」
私が犬夜叉を恨んだり…桔梗に嫉妬したりすることは…人間だったら誰だって持っている気持ちよ
出典: numan.tokyo
この名言は、白童子によって心を探られ、闇に捉われそうになった際のかごめの名言です。犬夜叉と桔梗の仲に嫉妬し、憎しみに取り込まれそうになるかごめですが、「恨んだり嫉妬したりすることは人間だったら誰だって持っている気持ち」と言い切ります。自分の心の闇ともしっかり向き合う、かごめらしい名言です。
【犬夜叉】かごめの声優
『犬夜叉』のヒロインであるかごめの声は、原作者の高橋留美子さんも声のイメージが固まっていなかったと言っています。しかし、実際にテレビアニメの『犬夜叉』が始まると、少し大人っぽい声がかごめのキャラクターに合っており、放送時の評判も良好でした。ここからは、かごめの声優について紹介していきましょう。
かごめの声優は「ゆきのさつき」
『犬夜叉』でかごめを演じているのは、声優の「ゆきのさつき」さんです。フリーランスとして活動しているキャリアのある声優さんで、かごめの他にも人気キャラクターを多く演じており、代表的な作品として『ひぐらしのなく頃に』の「園崎魅音」、「園崎詩音」などがあります。
ゆきのさつきのプロフィール
- 名前:ゆきのさつき
- 職業:声優
- 生年月日:1970年5月25日
- 血液型:O型
- 所属事務所:フリーランス
ゆきのさつきの主な出演作品
ゆきのさつきさんの主な出演作品としては、『中華一番!(メイリィ)』、『トライガン(ミリィ・トンプソン)』、『BLEACH(四楓院夜一)』、『ひぐらしのなく頃に(園崎魅音、園崎詩音)』、『フルメタル・パニック!(千鳥かなめ)』、『銀魂(志村妙)』、『バビロン(曲世愛)』、『であいもん(お鶴さん)』などがあります。
【犬夜叉】かごめに対する世間での評判や人気
『犬夜叉』は原作の漫画連載時から20年以上の時間が過ぎていますが、今でも『犬夜叉』が好きというファンは多いです。また、近年では『犬夜叉』の続編であるアニメ『半妖の夜叉姫』が放送されたこともあり、かごめについて呟いている人も多くいました。ここでは最後に、かごめに対する世間での評判や人気について紹介していきましょう。
ファンの中には、『犬夜叉』15巻のコミック裏のかごめがかわいいと呟いている人がいました。『犬夜叉』は今から20年以上前に発売された漫画ですが、今でもコミックスを大事にしているファンは多いようです。
子供の頃はかごめと桔梗の間で迷っている犬夜叉が嫌だったけど、大人になると違った印象を受けると呟いている人もいました。桔梗はすでに亡くなっているため、かごめの気持ちになるとどうしようもない苦しさがあります。
『犬夜叉』のファンの中には、かごめと犬夜叉の関係が好きという人も多いです。かごめは戦闘能力のない現代人ですが、気持ちは常に犬夜叉と一緒に戦っています。精神的に強く、犬夜叉を信じている前向きなかごめのことが好きという人は多いです。
【犬夜叉】かごめはかわいいヒロインだった
日暮かごめは、明るく活発な『犬夜叉』のメインヒロインです。明るいその姿からは想像できませんが、交通事故で父親を失うという辛い過去を背負っています。物語では犬夜叉、桔梗との三角関係に悩むこともありますが、犬夜叉のことを信じて犬夜叉の側で一緒に戦う姿が魅力的です。かごめやかごめと犬夜叉のその後が気になった人は、ぜひ『犬夜叉』をチェックしてみてください。
この記事のライター
azu
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