犬夜叉と殺生丸の父親について徹底考察!正体は?死因や母親についても解説
『犬夜叉』に登場する犬夜叉と殺生丸の父親について解説します。二人の父の正体や強さ、死亡した理由、犬夜叉と殺生丸の母親など、家族について徹底調査しました。また、アニメ『犬夜叉』で二人の父親の声を担当した声優を紹介します。
犬夜叉と殺生丸とは?
「犬夜叉」と「殺生丸」は、高橋留美子による漫画『犬夜叉』に登場するメインキャラクターです。二人は家族ではありますが、主人公である犬夜叉は半人半妖、その兄である殺生丸は完全な妖怪です。ここでは『犬夜叉』に登場する犬夜叉と殺生丸について解説していきましょう。
犬夜叉のプロフィール
- 名前:犬夜叉
- 年齢:15歳(人間換算)
- 技:爪、鉄砕牙
- 家族:父、母、異母兄(殺生丸)
主人公である犬夜叉は、父親が妖怪、母親が人間という半妖の少年です。犬の耳を生やした銀髪の少年で、赤い衣を身に付けています。人間の姿をしているときは15歳ほどの姿ですが、実年齢は約200歳とされています。根は優しいですが、子供っぽく口が悪いです。子供の頃は母親の屋敷で暮らしていましたが、両親が亡くなり、その後は周りの人間からも妖怪からも疎まれながら孤独に過ごすことになります。
殺生丸のプロフィール
- 名前:殺生丸
- 年齢:19歳(人間換算)
- 技:毒華爪、天生牙、冥道残月破、闘鬼神、爆砕牙
- 家族:父、母、異母弟(犬夜叉)
殺生丸は犬夜叉の異母兄弟です。人間の姿をしているときは19歳ほどの美青年で、実年齢は200歳以上と言われています。大妖怪である両親の血を色濃く受け継いだ完全な妖怪で、プライドが高く冷酷な性格をしています。家族の血統を重んじているため、家族である犬夜叉のことを見下しています。父親が犬夜叉に残した鉄砕牙に執着し、犬夜叉を襲います。
犬夜叉の概要
『犬夜叉』は漫画家の高橋留美子による大ヒット漫画です。高橋留美子作品の中でも最も長く連載された作品で、1996年から2008年まで『週刊少年サンデー』で連載されていました。2000年~2004年、2009年にテレビアニメも放送されており、劇場版も4本公開されました。戦国時代を舞台に、半妖である犬夜叉やヒロインのかごめが、砕け散った四魂の玉のかけらを集めるためにさまざまな困難に立ち向かい、成長していく物語です。
犬夜叉のあらすじ
神社の娘である日暮かごめは、ある日突然井戸に引きこまれ、戦国時代へとタイムスリップしてしまいます。そこで神社の御神木に封印されている半人半妖の少年「犬夜叉」と出会ったかごめは、自分を襲おうとする妖怪から身を守るため、犬夜叉の封印を解きます。しかし妖怪との戦いのさ中、かごめが放った弓矢によって四魂の玉は粉々に砕け散り、飛び散ってしまうのでした。犬夜叉とかごめは飛び散ってしまった四魂のかけらを集めるため、旅に出ることになります。
犬夜叉と殺生丸の父の正体や死因を考察
犬夜叉と殺生丸の父親は、作中ではすでに死亡しています。しかしその正体は名の知られた大妖怪であり、「犬の大将」と呼ばれていました。ここでは犬夜叉と殺生丸の父親の正体や、その死因について考察していきましょう。
犬夜叉と殺生丸の父の名前は闘牙王
犬夜叉と殺生丸の父親の名前は、原作では明らかにされていません。しかしテレビアニメ版では、劇場版の予告編で「闘牙王(とうがおう)」という名前が登場します。ただし、この名前は予告編で登場したのみで、実際には犬夜叉と殺生丸の父親の名前の正式名称は決まっていません。原作者の高橋留美子先生も過去の話を詳しく描くつもりがなかったため、公式では「犬夜叉の父」となっています。
犬夜叉と殺生丸の父の正体は大妖怪?
犬夜叉と殺生丸の父親の正体は、西国を根城にしていた化け犬です。作中ではすでに亡くなっていますが、その骸である巨大な白骨が登場します。犬夜叉と殺生丸の父親に関するエピソードは本編ではほとんど登場しませんが、生前の父親のことを知る妖怪の口ぶりから、生前は大妖怪として名を馳せていたことがわかります。
犬夜叉と殺生丸の父の強さ
犬夜叉と殺生丸の父親は、劇場版犬夜叉「天下覇道の剣」で生前の姿が登場します。この作品は、父親が残した鉄砕牙、天生牙という2本の刀と、第3の刀である叢雲牙(そううんが)をめぐる物語です。特に叢雲牙は、力がない者が持つと刀に支配されてしまい、更に災いをもたらすという危険なものだったため、これら3本の刀を所有していたことから、二人の父親が相当に強い大妖怪だったことがわかります。
犬夜叉と殺生丸の父の登場回は?
犬夜叉と殺生丸の父親は作中ではすでに死亡しているため、原作に登場することはありません。生きていた頃の父親が登場するのは、劇場版の「天下覇道の剣」のみです。また、アニメの第6話では父親の墓が登場し、巨大な骨の中で犬夜叉と殺生丸が鉄砕牙をかけて戦うことになります。
犬夜叉と殺生丸の父が竜骨精と戦った理由
犬夜叉と殺生丸の父親は生前、鋼よりも硬い身体を持つ「竜骨精」という妖怪と戦っています。竜骨精と戦った理由については不明ですが、竜骨精に挑んだ二人の父親は自身の爪を相手の心臓に突き刺し、封印しました。
犬夜叉と殺生丸の父が死亡した理由
犬夜叉と殺生丸の父親が亡くなったのは、竜骨精から傷を受けたためと言われています。詳細については原作では描かれていませんが、『犬夜叉』の続編である『半妖の夜叉姫』では、竜骨精との戦いで致命傷を受けた後、犬夜叉の母親と犬夜叉を助けるために「刹那猛丸」と戦い、焼け落ちる城の下敷きになって死亡したとされています。
犬夜叉に父が鉄砕牙を残した意味
犬夜叉と殺生丸の父親は、犬夜叉に自身が使用していた鉄砕牙を残しています。もともと鉄砕牙は人間である犬夜叉の母親を守るために作られた刀であり、人間を慈しむ心が無ければ使用することができません。そのため、この刀は犬夜叉に残されました。
殺生丸に父が刀を残さなかった理由
殺生丸に対して父親が鉄砕牙を残さなかったのは、前述のとおり人間である犬夜叉の母親を守るための刀だったためです。そのため、妖怪である殺生丸が持つことは許されませんでした。しかし父親は殺生丸に対して、鉄砕牙を残す代わりに天生牙という刀を残しています。
犬夜叉と殺生丸の母親
犬夜叉と殺生丸は兄弟ですが、母親が違う異母兄弟です。殺生丸は半分人間の血が流れている犬夜叉のことを見下しているため、二人は家族でありながらお互いにいがみ合っています。ここでは犬夜叉と殺生丸の母親について紹介していきましょう。
犬夜叉と殺生丸の母親は違う?
半分人間である犬夜叉と、完全な妖怪である殺生丸は母親が違います。二人は異母兄弟であり、犬夜叉の母親は人間の十六夜、殺生丸の母親は作中では御母堂と呼ばれています。兄の殺生丸は、大妖怪である両親の血統である自分にプライドを持っているため、半妖である犬夜叉の事を見下しています。また、犬夜叉も自分のことを見下している殺生丸のことが嫌いです。
闘牙王と二人の妻の馴れ初めは不明?
闘牙王と二人の母親との馴れ初めについては、原作、アニメのいずれにも描かれていません。『犬夜叉』では父親が生きていた頃の話の詳細は明らかになっていないため、どのような経緯で夫婦となったのかは不明です。
闘牙王は二股していた?
現代の感覚では、犬夜叉と殺生丸の父親は妖怪の女性と人間の女性に二股をしていたのではないかと感じる人も多いです。しかし戦国時代であることを考えると、正妻の他に妾を持つことが許されていた時代だったことから、一概に二股であると言えない可能性があります。また、犬夜叉と殺生丸の父親のエピソードは本編でほとんど語られていないため、実際に正妻と妾だったのか、どちらも妻として娶っていたのかは不明です。
犬夜叉と殺生丸の父の声優
犬夜叉と殺生丸の父親は、劇場版でしか生前の姿を見ることができません。しかし、劇場版での二人の父親は非常に渋い良い声をしているため、どのような人が演じているのか気になったという人も多いです。ここでは、犬夜叉と殺生丸の父親の声優を紹介していきます。
父の声優は「大塚明夫」
犬夜叉と殺生丸の父親を演じているのは声優の「大塚明夫」さんです。洋画の吹き替えでも有名な人物で、俳優としても活躍しています。印象的な低い声をしているため、渋くかっこいいキャラクターを演じることが多い声優です。
大塚明夫のプロフィール
- 名前:大塚明夫(おおつかあきお)
- 職業:声優、俳優
- 生年月日:11月24日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:マウスプロモーション
大塚明夫の主な出演作品
大塚明夫さんの主な出演作品としては、『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(アナベル・ガトー)』、『Fate/Zero(ライダー)』、『BLEACH(京楽春水)』、『ジョジョの奇妙な冒険(ワムウ)』、『ONE PIECE(マーシャル・D・ティーチ/黒ひげ)』、『僕のヒーローアカデミア(オール・フォー・ワン)』、『バキ(範馬勇次郎)』、『ブラック・ジャック(ブラック・ジャック)』、『攻殻機動隊(バトー)』、『メタルギアソリッド(ソリッド・スネーク)』などが挙げられます。
犬夜叉と殺生丸の父に対する世間での評判や人気
犬夜叉と殺生丸の父親は、原作では巨大な骨となった姿が登場するのみです。しかし、劇場版では生前の勇ましい姿が登場することもあり、犬夜叉と殺生丸の父親が好きというファンも多いです。ここでは、犬夜叉と殺生丸の父に対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。
劇場版の犬夜叉を子供の頃に見た人の中には、犬夜叉と殺生丸の父親のことが好きだったという人もいました。演じていた大塚明夫さんにも触れていることから、その渋い低音も好きになった理由の一つのようです。
犬夜叉と殺生丸の父親は妖怪、人間を問わずモテモテだったということがわかるとツイートしている人もいました。犬夜叉と殺生丸の父親はハンサムな大妖怪だったため、実際さまざまな女性にモテていたと推測できます。
近年では『犬夜叉』の続編である『半妖の夜叉姫』が放送されており、主人公の父親として犬夜叉が登場します。そのため、『犬夜叉』の劇場版で登場した犬夜叉と殺生丸の父親について改めて回想している人がいました。
犬夜叉と殺生丸の家族の父は大妖怪だった
犬夜叉と殺生丸の父親の正体は、西国を根城にしていた大妖怪です。作中ではすでに死亡していますが、強力な刀を3本も所有していたことから、強大な力を持った妖怪だったことがわかります。犬夜叉と殺生丸の父について興味を持った人は、ぜひ『犬夜叉』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。