【ハンターハンター】暗黒大陸の五大災厄とは?それぞれの正体や特徴を徹底調査
ハンターハンターにて現在連載中の暗黒大陸編で五大災厄の詳細が明かされていくと国レベルで対策しなければならないほど危険すぎるその存在にファンの間では大きな話題となっています。本記事ではハンターハンターに出てくる五大災厄の正体や特徴をまとめていきます。
目次
【ハンターハンター】暗黒大陸の五大災厄とは?
まずは暗黒大陸に存在する五大災厄がハンターハンターにてどのように描かれているものなのかについてまとめていきます。また、五大災厄の概要をまとめるのと併せてハンターハンターという作品についてもおさらいをしていきます。
五大災厄とは?
五大災厄とはハンターハンター世界における未開拓の世界である暗黒大陸からやってきたとされる五つの災厄の総称です。暗黒大陸には非公式に赴いた回数が149回とされていますが、無事に帰還してきた回数は5回のみでありかなり危険であることが知られています。なお、その強力すぎる強さからジン曰く人類が滅亡していないのはたまたまだと語っています。
五大災厄のリターンとは?
暗黒大陸には災厄(リスク)を攻略すると希望(リターン)を得ることができるとされています。ハンターハンター作中ではビヨンドとカキンがリターンを独占しようとしている動きを見て、ハンター協会もそれを阻止しようと暗黒大陸に向かう流れになっています。ただし、リターンを持ち帰る難易度は文句なしのAだとネテロは語っています。
五大災厄と念能力の違い
五大災厄はハンターたちが使う念能力とは別物だと明記されており、基本的に念能力よりもはるかに危険な影響力を持った存在として描かれています。キメラアント編ではネフェルピトーと戦うために急成長しており、戦闘後に瀕死になったゴンを元に戻すのは通常の念能力では治せないことが判明していました。
五大災厄とドン=フリークスの関係
ドン=フリークスは暗黒大陸に関する本の著者であり新世界紀行を論じた張本人です。ハンターハンター主人公であるゴンと同じフリークスの苗字を持った人物ですが、判明しているのは本を書いた人というだけでありドン=フリークスの素性は現状は何も明かされていません。
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは冨樫義博によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。ファンからは『H×H』の略称で親しまれており少年漫画の割には難解に入り組んだ世界観やキャラ設定が読者を魅了し、1998年の初掲載から現在まで様々なメディアミックスを展開しています。
ハンターハンターのあらすじ
くじら島に住んでいた少年ゴン=フリークスは幼い頃にキツネグマに襲われかけたところを青年カイトに助けられます。そこでカイトから話を聞いていくと死んだと思っていた父親のジンが生き残っていたこと、ジンはカイトの師匠であり有名なハンターとして活躍している事実を知らされます。その日からゴンは自分もハンターになることを夢見て故郷を旅立つのでした。
【ハンターハンター】五大災厄・ガス生命体アイの正体や特徴
ここからは五大災厄の1つ、ガス生命体アイの正体や特徴についてまとめていきます。ガス生命体と言われながらも「あい」と言葉を話すその存在はハンターハンターに出てくるある人物の関係で、最も近しい存在と言えるでしょう。その詳細を具体的に見ていきます。
ガス生命体アイの詳細や特徴
ガス生命体アイは五大災厄の欲望の共依存とも言われており、霧に包まれた謎の生命体として描かれています。ミンボ共和国がハンター協会と協力して討伐に挑んだことがありますが、その時に帰還できたのはたったの3名のみでした。ガス生命体アイのリターンは『三原水』という液体と言われています。
ガス生命体アイの危険度レベル
五大災厄のガス生命体アイはその凶暴性から危険度レベルが『A-2』とされています。破壊力はキメラアント並みであり数百数千人単位の人間を一瞬にして葬ることもできるとされているため、危険度レベルの最上位であるAがつけられています。
ガス生命体アイの正体
五大災厄のガス生命体アイの正体についてですが、アイはゾルディック家のキルアの妹アルカの中に宿っています。アルカが人におねだりをしてそれを3回叶えられると内側に潜んでいるアイが別人格の『ナニカ』として登場しお願いを1つ叶えます。なお、アルカのおねだりを4回連続で断るとその人と家族や友人が死亡してしまう効果がありそれを危険視したゾルディック家はアルカを屋敷に幽閉していました。
【ハンターハンター】五大災厄・双尾の蛇ヘルベルの正体や特徴
ここからは五大災厄の1つ、双尾の蛇ヘルベルの正体や特徴についてまとめていきます。蛇の姿をした魔物として描かれているヘルベルは人の感情につけこむ能力を持っていますが、その効果の強烈さは完全な洗脳とも言い換えられるほどです。
双尾の蛇ヘルベルの詳細や特徴
五大災厄の双尾の蛇ヘルベルは殺意を伝染させる魔物と言われておりメビウス湖の南東辺りに生息していることが判明しています。手に入るリターンは『長寿食ニトロ米』とされていて、これを食べると寿命が大幅に伸びる効果があることが知られています。
双尾の蛇ヘルベルの危険度レベル
五大災厄の双尾の蛇ヘルベルは狂暴性と破壊力の強さから危険度レベルが『A』とされています。危険度レベルの比較としてキメラアントが『B』であるためそれを上回る脅威を持っているのが分かります。なお、ヘルベルは数と繁殖力が不明であるためA以上の脅威を持っている可能性もあります。
双尾の蛇ヘルベルの正体
五大災厄の双尾の蛇ヘルベルと関わりが深いと言われている人物にツェリードニヒがいます。カキン帝国の第4王子であるツェリードニヒはある時人を殺害するシーンが描かれましたが、その時の様子が喜々とした表情で女性を解体している描写であり明らかに殺害を楽しんでいるようでした。この場面から読者の間では殺意が伝染したのではと予想されています。
【ハンターハンター】五大災厄・植物兵器ブリオンの正体や特徴
ここからは五大災厄の1つ、植物兵器ブリオンの正体や特徴についてまとめていきます。植物兵器と命名されながらもその姿は人間の体に球体の頭という奇妙なもので、五大災厄の中でも異質さに突出した存在となっています。
植物兵器ブリオンの詳細や特徴
五大災厄の植物兵器ブリオンは謎の古代遺跡を守る正体不明の球体と言われており、メビウス湖の北にある樹海を抜けて400km進んだところにある都市に生息しているとされています。得られるリターンは『万病に効く香草』でどんな病でもすぐ治すことができる薬草を手にすることができます。
植物兵器ブリオンの危険度レベル
五大災厄の植物兵器ブリオンは破壊力と繁殖力の高さから危険度レベルが『B+』とされています。ブリオンは数十体ほど生息していることが判明しており年に複数回繁殖をしていることが分かっています。ブリオンの攻撃を受けることは非常に危険でたとえ生きていても後遺症が確実に残るとされています。
植物兵器ブリオンの正体
五大災厄の植物兵器ブリオンの正体についてですが、素性に関する具体的な詳細は現状明かされていません。そもそもブリオンの異名が『正体不明の球体』と記されていることもあり、五大災厄の中でも最も情報が明かされていない存在となっています。
【ハンターハンター】五大災厄・不死の病ゾバエ病の正体や特徴
ここからは五大災厄の1つである不死の病ゾバエ病の正体や特徴についてまとめていきます。ゾバエ病は五大災厄の中では不思議なもので、単体での凶暴性はあまり高くなくともハンターたちから大いに恐れられている災厄となっています。
不死の病ゾバエ病の詳細や特徴
五大災厄の不死の病ゾバエ病は希望を騙る底無しの絶望とも言われておりその正体は人に感染する病原体です。ゾバエ病にかかった人は食事をとらずとも死ぬことができない体、いわゆる不死になってしまい、思考力もやや欠如するのが確認されています。ゾバエ病のリターンで得られるものは『錬金植物メタリオン』ですがその詳細は明かされていません。
不死の病ゾバエ病の危険度レベル
五大災厄の不死の病ゾバエ病は狂暴性がC-1、数が最低レベルのEとまずまずな評価でありながら、繁殖力と破壊力による評価が高く総合的な危険度レベルが『B+』となっています。ゾバエ病は病原体らしき人間の内側から蝕んでいきそれを感染させていくので他の五大災厄とは別次元の脅威を持っていると言えるでしょう。
不死の病ゾバエ病の正体
ゾバエ病には元ネタがあると言われています。『からくりサーカス』という漫画にて『ゾナハ病』という病気が登場しており、ゾナハ病にかかると誰かを笑わせなければ呼吸困難になってしまうという効果を持っています。病名からゾバエ病と近しいものを感じられる他共通点もあることから元ネタではと推測されています。
不死の病ゾバエ病に関するビヨンドレポートとは?
不死の病ゾバエ病の詳細が明かされているのはビヨンドレポートがあったからです。ビヨンドレポートは過去に暗黒大陸に渡ったビヨンドが遺した記録であり、記録の中にはリターンを手にしたもののゾバエ病にかかってしまった人の日々の記録が記されていました。
【ハンターハンター】五大災厄・人飼いの獣パプの正体や特徴
ここからは五大災厄の1つ、人飼いの獣パプの正体や特徴についてまとめていきます。パプは現状素性がはっきり明かされているわけではないですが、作中でパプを捕獲しようとベゲロセ連合国から1000人もの兵士が向かった時には、最終的に生きて帰って来たのはわずか7人のみでした。
人飼いの獣パプの詳細や特徴
五大災厄の人飼いの獣パプは快楽と命の等価交換とも言われている獣です。普段は木陰などに潜んでいるためその正体ははっきり描かれておらず、人間の亡骸らしきものを使って餌をおびき寄せる習性があるように考えられています。主な生息地はメビウス湖の北東部にある沿岸の山脈で、攻略することに得られるよってリターンは『無人石』です。
人飼いの獣パプの危険度レベル
五大災厄の人飼いの獣パプは上述したガス生命体アイと匹敵するかそれ以上の狂暴性、破壊力を持った危険生物です。危険度レベルも総合で『A』ランクになっておりハンターハンター世界の人間たちが現状生き残れているのは偶然だと言われています。
人飼いの獣パプの正体
五大災厄の人飼いの獣パプの実体は明確にはなっていないものの、作中ではゴンが何らかの形で接触した様子が描かれています。キメラアント編にて登場したネフェルピトー。ハンターたちを凌駕する格上の生物を前にゴンは「これが最後でもいい」と覚悟を決めると一瞬のうちに別人のような強さを手に入れました。ネフェルピトーとの激戦を制した後は瀕死状態になっていましたが、その時の様子がパプの犠牲者と酷似していたと言われています。
【ハンターハンター】五大災厄に対する世間での評判や人気
これまで五大災厄のそれぞれの正体や特徴などについてまとめてきました。どれも恐ろしくキメラアントを越えるほどの脅威であることが分かりましたが、そんな存在に対してファンからは一体どんな反応が見られたのでしょうか?ここでは五大災厄に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
五大災厄に対する印象として最も多かったのは危険すぎてヤバいというものでした。暗黒大陸編の前にキメラアント編が描かれておりそこで圧倒的な存在感を出していたキメラアントでしたが、それよりも強い存在が登場したということに多くのファンが動揺を隠せないようでした。
五大災厄のリターンの設定付けが面白いと思う人もいました。ハンターハンターではただ強大な敵や概念が存在するだけでなく、それに関連する設定が豊富であることが特徴的でハンターハンターを読んでいるファンはそういった部分が好きである人が多くいるようです。
暗黒大陸編ではゴンたちが船に乗りいよいよ五大災厄に立ち向かう場面で休載されている状態です。連載が再会されるのを待ち望んでいるファンの間ではこれからの展開がどうなるのかを考察している人もとても多くいました。ネット上に掲載されている考察を目で通してみると興味深いものが見られるかもしれません。
【ハンターハンター】五大災厄は危険なものだった
ハンターハンターでは主人公たちに容赦のない魔の手が襲い掛かる世界観が定着していますが、五大災厄はそれまでのものを完全に過去のものにするほど驚異的なものでした。これほど危険な災厄たちにゴンたちハンターはどう挑むのか、連載が再会される時がとても待ち遠しいです。
この記事のライター
zeile
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