【ハンターハンター】映画作品まとめ!見る順番や時系列を紹介
『ハンターハンター』は、テレビアニメの放送だけではなく、劇場版の作品としてオリジナルストーリーの映画が2つ上映された人気の作品です。この記事では、アニメ映画『ハンターハンター』について、内容や見る順番などを詳しくお伝えしていきます。
目次
【ハンターハンター】映画とは?
『ハンターハンター』は、テレビアニメだけではなく劇場版としてアニメ映画も上映されました。『ハンターハンター』のアニメ映画作品についてご紹介します。
ハンターハンターの劇場版は2作品ある
『ハンターハンター』の映画は2作品制作されて、2013年1月に第1弾『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』、2014年12月に第2弾『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』が公開されました。
ハンターハンターの映画の第3弾は今後公開される?
『ハンターハンター』の映画第3弾については、おそらく公開はしないだろうと考察するファンが多いようでした。理由としては、作者である冨樫義博先生の持病が大きいようです。もしも映画化が決まったとしても冨樫義博が作品に関われないのであれば、劇場に足を運ぶ人も増えないのではないか?などという意見がありました。ですが、3作品目の制作を希望するファンはとても多いようです。
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』は、冨樫義博先生が描くハンターを主体としたバトル少年漫画で、1998年より不定期ではありますが『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されています。『ワンピース』に次ぐ長期連載となっている作品で、幅広い年齢のファンに親しまれています。テレビアニメは、1999年からフジテレビ系で放送され、2011年からは制作会社を変えてリメイクされたアニメが日テレ系で放送されました。そしてこれまで劇場版として2作品の映画が上映されています。
ハンターハンターのあらすじ
主人公のゴンは、くじら島に住む少年でした。ある日キツネグマに襲われていたところをハンターのカイトに助けられ、父親がとても優秀なハンターとして活躍していることを知ります。ゴンはハンターとなって父親に会いに行くことを決意し、11歳の時にくじら島から旅立ちました。そしてハンターとなり、親友のキルアとともに旅をしながら他のハンター達と出会い、成長し、困難へと立ち向かいます。
【ハンターハンター】映画作品一覧!緋色の幻影を紹介
ここからは、映画作品一覧をご紹介していきます。まず最初に、映画1作目として上映された『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』をご紹介。あらすじや見所などの映画情報を、一覧で見ていきましょう。
HUNTER×HUNTER 緋色の幻影とは?
『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』は、2013年1月に公開された映画です。公開初日と翌日だけで興行収入が4億を超えるほどの人気でした。そんな『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』について詳しくご紹介していきます。
HUNTER×HUNTER 緋色の幻影のあらすじ
ゴンとキルアがレオリオのところに向かい、再会を喜び合ったのも束の間。ゴンとキルアの2人は、クラピカが何者かに襲われて入院中であることをレオリオに教えられました。2人がクラピカの元を訪れると、クラピカは眼を奪われていました。クラピカから、襲ってきたのがかつての親友・パイロだということを聞いた2人。ですがパイロはクルタ族が幻影旅団に襲撃された際に死んだはずでした。ゴンとキルアはパイロを探しに行きます。そしてこの事件の謎に迫っていき、やがて幻影旅団を巻き込んでの騒動となるのでした。
HUNTER×HUNTER 緋色の幻影の見所
『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』は、原作にはないオリジナルストーリーとなっています。ゴン達がピンチに陥ったところを、本来は敵であるはずの幻影旅団のノブナガやヒソカが助けるシーンなどは、原作にはない面白さではないでしょうか。また、作り出された偽物の幻影旅団と、本物の幻影旅団が繰り広げる戦闘シーンは、映画ならではの迫力のあるシーンとなっています。
HUNTER×HUNTER 緋色の幻影の主題歌
『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』の主題歌はゆずの「REASON」です。この曲は、ゆずの2人とヒャダインさんの3人で制作しました。『ハンターハンター』の世界観に合う歌詞とメロディーを3人で出し合い、それまでのゆずにはなかった組曲形式での楽曲に仕上がったとのことです。この曲はテレビアニメ版『ハンターハンター』のエンディング曲としても使用されました。
HUNTER×HUNTER 緋色の幻影の声優
- ゴン:潘めぐみ(はん・めぐみ)
- キルア:伊瀬茉莉也(いせ・まりや)
- クラピカ:沢城みゆき(さわしろ・みゆき)
- レオリオ:藤原啓治(ふじわら・けいじ)
- ヒソカ:浪川大輔(なみかわ・だいすけ)
- オモカゲ:藤木直人(ふじき・なおひと)特別出演
- パイロ:川島海荷(かわしま・うみか)特別出演
『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』の主な登場人物の声を担当した声優はリストの通りです。ゲスト声優として俳優の藤木直人さんと、女優の川島海荷さんが出演されています。
【ハンターハンター】映画作品一覧!The LAST MISSIONを紹介
次に映画2作目として上映された『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』です。こちらも映画のあらすじなどを一覧でご紹介していきます。
HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-とは?
『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』は、『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』が上映された際に制作が発表された作品です。2013年12月に公開されました。前作よりも公開初日の興行収入は下がりましたが、最終的には8億5000万となっています。
HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-のあらすじ
戦いの祭典である「バトルオリンピア」が開催される天空闘技場。ゴンとキルアは、ズシが参加するからとウイングに招待されて天空闘技場にやって来ました。天空闘技場にはたくさんのハンターや要人達が集まっていて、大変な賑わいを見せていました。そんな天空闘技場を武装集団が襲撃します。その武装集団は、かつてハンター協会から葬られた「影」でした。会長のネテロとハンター協会への復讐のため、影によって封鎖された天空闘技場で、ゴン達は戦いを繰り広げます。そして、ハンター協会の闇が明かされていきます。
HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-の見所
『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』では、前作よりも成長したゴンやキルアを見ることができます。念を習得し、オリジナルの技を完成させた2人が協力して戦っていくシーンは、とてもスピード感があって見ごたえのあるシーンとなっています。また、映画オリジナルの念能力「怨」を使うキャラが登場するのも見所の一つです。
HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-の主題歌
『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』の主題歌は、前作に引き続きゆずが担当しました。曲名は「表裏一体」です。制作は前作同様にヒャダインさんとの共同制作となっています。とてもアップテンポで爽快な楽曲となっているのが特徴で、こちらの曲も、テレビアニメ『ハンターハンター』のエンディングとしても使用されました。
HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-の声優
- ネテロ:永井一郎(ながい・いちろう)
- ウイング:関俊彦(せき・としひこ)
- ビスケ:横山智佐(よこやま・ちさ)
- ズシ:寺崎裕香(てらさき・ゆか)
- ジェド:中村獅童(なかむら・しどう)特別出演
- 修羅(しゅら):天野ひろゆき(あまの・ひろゆき)特別出演
- 煉獄(れんごく):山本美月(やまもと・みづき)特別出演
主要メンバーは前作と同じ声優が担当しています。ネテロの声を担当した声優・永井一郎さんは、映画公開の翌月の1月27日に死去されたので、『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』が劇場版アニメとしての最後の作品となりました。
【ハンターハンター】映画作品やアニメを見る順番や時系列
『ハンターハンター』の映画作品をご紹介してきましたが、ここからは作品の時系列や見る順番についてご説明していきます。
ハンターハンターの映画作品を見る順番
『ハンターハンター』の映画作品を見る順番としては、映画公開順で見ることをお勧めします。映画1作目の『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』では、ゴンやキルアがまだ念能力の「発」が使えません。ですので、2作目の『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』から見てしまうと1作目での2人の弱さが際立ってしまいます。『ハンターハンター』の映画作品を見るなら、1作目のあとに2作目を見た方がより楽しめると思います。また、1作目の来場者特典である0巻をお持ちであれば、読んでから1作目を見るとより感動的に作品を楽しめるようです。
ハンターハンターの映画作品の時系列
『ハンターハンター』の映画作品の時系列がどうなっているかというと、映画1作目の『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』は、原作のヨークシン編とグリードアイランド編の間です。ゴンとキルアが念能力の「発」を使えていないことから、2人がグリードアイランドをプレイするために大富豪のバッテラと会う前なのではないかと噂されています。
映画2作目の『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』は、ゴンとキルアがグリードアイランドをクリアしたあとカイトのところに行き、一緒に未知の生物の調査をしている時の話です。設定では、バトルオリンピアで戦うズシの様子を見るために、カイトとは一時的に別れて行動するということになっています。若干不自然な流れに感じるかもしれませんが、気にせずに楽しみましょう。
ハンターハンターのアニメシリーズの時系列
- TVアニメ「ハンター試験編」1話~21話
- TVアニメ「ゾルディック家編」22話~26話
- TVアニメ「天空闘技場編」27話~38話
- TVアニメ「ヨークシン編」39話~58話
- 映画『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』
- TVアニメ「グリードアイランド編」59話~75話
- TVアニメ「キメラアント編」76話~136話
- 映画『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』
- TVアニメ「会長選挙編」137話~148話
『ハンターハンター』のアニメシリーズでの時系列では、2作目の映画はキメラアント編の最初の方になるのですが、流れがかみ合わなくなるのでキメラアント編の後に入れてあります。作品を見る順番としてもリストの通りに見るとわかりやすいかと思います。
【ハンターハンター】映画作品の魅力
ここからは、『ハンターハンター』の映画作品の魅力についてお伝えしていきます。
映画作品の魅力①来場者特典
『ハンターハンター』の映画作品の魅力の1つ目は、来場者特典です。1作目の映画では『HUNTER×HUNTER 0巻』、2作目の映画では手ぬぐいが配られました。0巻は、未公開となっていたネームから構成されたもので、読んでから1作目の映画を観るとより感動を得られるようです。
映画作品の魅力②ゴンとキルアの登場
1作目ではまだ念能力の「発」が使えないゴンとキルアが戦闘シーンでの葛藤や友情などがとてもよく描かれています。作品の中で成長していく2人の姿が楽しめるようになっています。また2作目では、さらに成長した姿のゴンとキルアの活躍を見ることができます。
映画作品の魅力③ゲスト声優陣
『ハンターハンター』の映画の魅力として、ゲスト声優が豪華なこともあげられます。1作目の『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』ではゲスト声優として藤木直人さんと川島海荷さんが出演されました。2作目の『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』では、敵キャラの3人として中村獅童さん、天野ひろゆきさん、山本美月さんが出演されました。
【ハンターハンター】映画作品に対する世間での評判や人気
『ハンターハンター』の映画作品について触れてきましたが、ファンの皆さんはこの映画作品に対してどのような評価をしているのでしょうか?Twitterでのコメントを見ていきましょう。
『ハンターハンター』の映画1作目で配布された来場者特典で、もの凄いネタバレ情報が記載されていたことに驚いたファンは多いようです。中には映画が始まる前に読んだので、冒頭部分が頭に入ってこなかったというファンもいました。
最近になって、ハンターハンターのアニメや映画を見返したくなったというファンがたくさんいます。映画では豪華なゲスト声優が出演していることが魅力となっていますが、2作目で出演された天野ひろゆきさんが意外にもイケボだと好評のようです。
ファンの中には、『ハンターハンター』の映画を何回も見て楽しんでいる人もいるようでした。同じ作品を見ることで、新しい発見や楽しみ方も見つかるかもしれません。
【ハンターハンター】映画作品は名作ばかりだった
『ハンターハンター』の映画作品について、一覧での作品紹介や映画の魅力などをお伝えしてきました。2作品ともオリジナルストーリーとなっているため、TVアニメとの時系列に当てはめて見ようとすると違和感を感じる部分もありますが、どちらもとても魅力的な作品となっています。ゴンやキルアの成長が楽しめる2作品となっておりますので、ぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
*haru
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