【ハイキュー】月島明光は月島蛍の兄！実力や登場回をまとめて紹介

『ハイキュー』の月島明光は月島蛍の兄として登場したキャラクターであり、月島蛍の現在を語る上で欠かせない存在になっています。そんな月島明光のプロフィールや『ハイキュー』という作品について、まずは見ていきましょう。

『ハイキュー』の月島明光は3月8日生まれの22歳で、烏野高校の卒業生である男性です。月島蛍の6歳差年上の兄で、同じように烏野排球部に入部していました。現在は仙台で暮らしており、仕事をしながら社会人バレーのチームでプレイしています。

『ハイキュー!!』は2012年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、2020年の単行本45巻で完結した古舘春一の少年漫画です。高校バレーボールで全国大会を目指す少年達の戦いや青春を描いており、連載当時の人気からアニメは第4期まで制作され、2022年にはアニメの完結編となる劇場版の製作も決定しました。ジャンプの代表的な作品の一つとして、世界的にも原作漫画とアニメが広がっています。

日向翔陽は小柄な体型ながらも幼少期の憧れからバレーでの活躍を夢見る少年です。そんな日向は中学卒業後に烏野高校へ進学して、排球部に入部しますが、そこには中学最後の試合で自分を完全に打ち負かした影山飛雄がいました。日向は影山と衝突することもありましたが、周りの強力や一緒にプレイすることで切磋琢磨する関係になっていきます。一方で、他の部員もそれぞれの問題を抱えながらプレイしていました。

『ハイキュー』の月島明光は烏野高校の排球部に所属していた過去がありますが、その時の出来事が月島蛍に大きな影響を与えることになります。そんな月島明光の兄としての月島蛍との関係や過去について見ていきましょう。

『ハイキュー』の月島明光は中学の時点でバレーを始めていて、その時にはチームのエースかつ主将という立場でした。そんな兄を月島蛍は憧れていて、月島明光も弟にバレーを教えるという非常に良い関係性を築いていました。それから、月島明光は中学卒業後に当時バレーの強豪校だった烏野高校へ入学し、1年生で排球部のレギュラーになろうとしていきます。

しかし、烏野高校の排球部で月島明光を待ち受けていたのは厳しい現実でした。実力的に他の部員に敵わないまま3年間レギュラー入りを果たせなかったのです。そして、月島明光が高校3年生、月島蛍が小学5年生の時に事件は起こります。それまで月島蛍に対しては部活動で活躍している嘘を付いていましたが、月島蛍が山口忠と共に試合の見に来てしまい、そこでベンチにも入れずに応援席にいる月島明光を見つけてしまいます。

憧れの兄として見ていた月島明光がレギュラー入りを果たせておらず、しかも自分に嘘を付いていた事実は月島蛍に大きなショックを与えました。そのせいで、烏野高校へ入学した時点での月島蛍がバレーに冷めた態度になっており、兄弟の関係性も以前のようにはいかなくなってしまいました。

事件があってから時は流れて、月島蛍が烏野高校排球部として春高第一予選に出場する前、月島明光は久しぶりに2人で会話を交わすことになります。そして、その日を境に2人の関係は少しずつ修復されていき、事件以前のようにはいきませんが、会話が増えたり、一緒に練習したりするようになりました。

『ハイキュー』の月島明光は烏野高校時代にレギュラー入りを果たせませんでしたが、バレーに対する姿勢は変わっていません。そんな月島明光の実力や登場回、他キャラとの関係性を見ていきましょう。

『ハイキュー』の月島明光はパワー4、スピード2、テクニック3、頭脳3、スタミナ4、バネ2という5段階の能力パラメーターが明かされています。身長は185.2㎝あり、かなりパワーを持っていますが、突出したところはありません。それが中学時代なら実力的に通用しましたが、当時強豪だった烏野高校では厳しかったことが窺えます。

『ハイキュー』で月島明光が初めて登場したのは原作漫画だと第10巻の88話、アニメだと第2期の8話で、「幻覚ヒーロー」のサブタイトルが付いていました。原作漫画だと1話前から月島蛍の過去回想が始まり、月島明光の嘘を知る流れが描かれていきます。

『ハイキュー』の月島明光は日向翔陽がバレーを始めるきっかけになった宇内天満は後輩であり、烏野高校在籍時代はレギュラーを争う関係性であると言われています。しかし、2人が再会した時には何事もなく話しているので、現在の関係は同じ学校のOBかつ先輩後輩であることが窺えます。

『ハイキュー』の月島明光は田中龍之介の姉である田中冴子とも同級生であり、現在の烏野高校でそれぞれの弟を応援する際は、一緒に応援する姿が描かれています。ただ、高校時代から仲が良かったわけではなく、当時の烏野高校の排球部が強豪だったことから田中冴子の印象に残っているという関係性です。

『ハイキュー』の月島明光は月島蛍の考え方を変えてしまうきっかけになりましたが、一方で兄としての優しさや月島蛍の心に残るようなセリフを残しています。そんな月島明光の性格や作中のセリフを見ていきましょう。

『ハイキュー』の月島明光は非常に明るい性格で、月島蛍と接する時には気のいいお兄ちゃんです。バレーに対しては努力を惜しまない性格で、高校では実力不足から苦い経験をしましたが、その悔しさをバネにして社会人バレーでがんばっています。一方で、月島蛍との和解を経た後の言動では弟に向ける感情がかなり強くなっているようにも見受けられます。

『ハイキュー』の県予選の決勝で月島蛍は負傷から試合を抜けることになりますが、その際に月島明光は上記の言葉を投げかけます。途中で抜ける悔しさを前面に出していた月島蛍でしたが、この言葉によってチームの心配よりも戻ってきた際にどう戦うか考える方に意識を向けており、兄の言葉が刺さったようです。

『ハイキュー』の月島明光が社会人になってもバレーを続けていることに対して、月島蛍が聞いてきた時、月島明光は高校の話を持ち出した上で、上記の言葉を言いました。兄弟が和解していくきっかけの一つになったシーンで、高校のバレーでやり切れなかったことを後悔していることを素直に言ったことで、月島蛍は兄の本当の思いを知ることができました。

アニメ『ハイキュー』でも2期から月島明光が登場しており、その時に月島明光の声優も決定しました。そんな月島明光の声優について詳しく見ていきましょう。

アニメ『ハイキュー』で月島明光の声を演じたのは櫻井孝宏さんです。元気でちょっぴり弟想いな一面が強い月島明光を若々しくはつらつとした声で演じています。

櫻井孝宏さんは愛知県出身で、1974年生まれの声優・ナレーター・ラジオパーソナリティです。米屋の長男として生まれ、幼少期に見たテレビの影響から声優に興味を持ち始めて、高校卒業後に声優学校に回よ始めます。そして、1996年に声優デビューを果たし、その3年後にレギュラー作品への出演を増やしてからは様々な作品へ出演していくようになります。

櫻井孝宏さんの主な出演作品としては、『KAIKANフレーズ』のサン太、『デジモンアドベンチャー』のテントモン、『金色のガッシュベル!!』の高嶺清麿、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の枢木スザク、『〈物語〉シリーズ』の忍野メメ、『しろくまカフェ』のシロクマくん、『おそ松さん』の松野おそ松、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の岸辺露伴、『モブサイコ100』の霊幻新隆などがあります。

ここでは『ハイキュー』の月島明光について、世間での評判や人気を紹介していきます。作中における登場回数はそれほど多くありませんが、月島蛍に関わる重要人物であり、結果的に良い関係性になっていくことからファンも多いキャラです。

『ハイキュー』の月島明光について、見た目や性格がかっこいいという意見が複数見られました。高身長かつ優しい性格の兄であることはもちろんこと、純粋に見た目も整っていることから、キャラとしての人気もあります。

『ハイキュー』の月島蛍の過去が明かされてから月島明光と和解していくまでの流れが好きだと声も多数見られました。最初こそ月島蛍にとって大きなトラウマのまま終わってしまう可能性もあったストーリーですが、お互いに話し合ったことから徐々に和解していき、良い関係になったことは読者やファンからしてもほっとしたようです。

和解を経た月島明光と月島蛍の関係性が好きだという人もいました。月島蛍側は事件以前ほど慕っていくことはありませんが、兄として信頼や尊敬する部分は見られるようになります。一方、月島明光はややブラコンと言っていいほど弟の応援も積極的になり、そんな少し温度差のある関係性が良いと感じるようです。

『ハイキュー』の月島明光は月島蛍の6歳年上の兄で、高校時代は当時強豪だった烏野高校排球部へ入部していましたが、実力不足からレギュラーには入れず、その食い違いから月島蛍の考え方を大きく変えるきっかけを作ってしまいます。しかし、月島蛍が同じ烏野高校へ入学して少し時が経ってから和解しており、今では良い関係性になりました。そんな月島明光の登場回に注目して漫画やアニメを見てみるのもおすすめです。