【ハガレン】プライドは最強のホムンクルス?最後は死亡したのかも調査
ハガレンに登場するプライドは、ホムンクルスの中でも最強とも呼ばれている恐ろしい存在です。本記事では、ハガレン内で描かれていた描写を参考に、プライドが持つ脅威的な能力や強さ、最後は死亡したのかどうかについても詳しく調査しました。
目次
【ハガレン】プライドとは?
『鋼の錬金術師』には、主人公のエドワード一行に対抗する存在としてホムンクルスが描かれています。その中でも『プライド』は始まりのホムンクルスとして立ちはだかり、圧倒的な強さを見せました。プライドについて詳しく掘り下げる前に、まずは『鋼の錬金術師』の内容を振り返りつつ、プライドの基本情報についてチェックしてみましょう。
プライドのプロフィール
- 名前:プライド(セリム・ブラッドレイ)
- 年齢:不明
- 七つの大罪:傲慢
- 生まれた順番:1番目
- 父親:キング・ブラッドレイ
- 母親:ブラッドレイ夫人
- 初登場:コミックス8巻
プライドの性格
『鋼の錬金術師』に登場するプライドは、見た目は小さな男の子で敬語を使って話すことから礼儀正しい素振りを見せています。その本質は傲慢そのものであり、ホムンクルスのプライドとしてはエンヴィー以上の残虐で冷酷な性格の持ち主です。お父様に対してだけは絶対的な服従を誓っているため、お父様の目的のためであれば自分の身はどうなってもいいという覚悟も持っています。
プライドの作品における違い
2003年に放映されていた『鋼の錬金術師』と2009年に放映されていた『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』では、そもそもプライドが全くの別人として描かれています。2003年に放映されていたアニメでは原作が連載中だったこともあり、キング・ブラッドレイがキャラクター配置の変更が入ったことでプライドとなりました。一方の2009年に放映されていたアニメだと原作の内容にそった展開が続くため、セリム・ブラッドレイがプライドとなります。
鋼の錬金術師(ハガレン)の概要
ファンからはハガレンの愛称で親しまれている『鋼の錬金術師』は、月刊少年ガンガンで2001年から2010年の約9年間連載されていたダークファンタジー漫画で、作者は荒川弘先生です。国内外問わずに高い人気を持つ同作は、全世界シリーズ累計発行部数8000万部を突破し、スクウェアエニックス発行のコミックスで歴代最高記録を樹立しました。これらの人気もあり、アニメ化やゲーム化、実写映画化や舞台化など、多数のメディアミックス化も果たしています。
鋼の錬金術師(ハガレン)のあらすじ
幼い頃のエルリック兄弟は、大人顔負けの錬金術の才能を持つ天才児でした。ある日、流行病で母親を無くしてしまった2人は、錬金術の禁忌とされている人体錬成に挑戦し、母親を甦らせることにしました。その結果、人体錬成に失敗し、兄のエドは体の一部を、弟のアルは体全てを失ってしまいます。2人は元の体を取り戻すために、幻の術法増幅器である賢者の石を求めて各地を巡る旅が始まりました。
【ハガレン】プライドは最強のホムンクルス?強さを考察
ホムンクルスの中でも異質な強さを持つプライドは、最強のホムンクルスとして敵味方問わずに恐れられている存在です。ここでは、『鋼の錬金術師』に描かれていた内容を参考に、プライドが持つ能力の強さについてチェックしてみましょう。
プライドは最初に切り離されたホムンクルス
お父様は本来フラスコの中でしか生存できない影のような存在でした。クセルクセスの民を使用して錬成された賢者の石によって肉体を得た上で、自分の感情をホムンクルスとして次々に生み出していきます。その最初に生み出されたのが傲慢の感情でもあるプライドの存在でした。
プライドとフラスコの中の小人の関係
クセルクセス時代のフラスコの中の小人は人々のことをひどく見下しているような存在でした。それは傲慢そのものであり、長男として生み出されたプライドにも引き継がれています。また、フラスコの中の小人の正体は、フラスコの中でしか生存できないような小さな影のような存在です。その姿とプライドの真の姿は瓜二つで、本質的にもお父様の存在に近いものになっています。
プライドの強さや能力
プライドの武器は、無数の目と口を持つ変幻自在の影を操れる能力です。この影がまさに脅威で、金属などのような硬い物質も切り裂いてしまい、エネルギーが足りなくなれば他の人間やホムンクルスを吸収して自身の力へ変えてしまいます。影ができるような場所であれば、無類の強さを誇る能力を持っているのがプライドの恐ろしさです。
プライドは他のホムンクルスに容赦がない?
プライドが持つ能力に対して、ブラッドレイ以外のホムンクルスたちはその強さに萎縮しています。エドとの戦闘中、戦況で不利になった際はその場にいたグラトニーを躊躇なく吸収して、グラトニーが持つ能力を手に入れました。お父様から離れて単独行動を繰り返すグリードに対しても容赦なく襲いかかっていることから、他のホムンクルスたちに容赦ない一面も持っています。
【ハガレン】プライドの最後は死亡した?
『鋼の錬金術師』では、作中において多くのキャラクターが死亡しています。ホムンクルスの中でも最強格の能力を持つプライドも多くの激闘の末に死亡してしまったのか注目したいポイントです。ここでは、プライドがどのような結末を迎えたのかチェックしてみましょう。
プライドの家族ごっこ
ホムンクルスの中でも最強と言われているプライドは、ブラッドレイ夫妻の養子として育てられます。同じホムンクルスで弟のブラッドレイに対しては父として尊敬していることもあり、自身のことを命懸けで庇ってくれた母親のことも特別な感情を持つこともありました。ブラッドレイによればこれらは家族ごっこの一環だったと話していますが、プライドにとっては人間に対する考え方を少しだけ改めるきっかけにもなっています。
プライドとエドワードの約束の日の対決
ホムンクルスの中でも最強の存在でもあるプライドは、約束の日にエドと戦闘しました。大人を相手にすることが多かったプライドは、エド相手であればいつも以上に優位な戦況に持ち込める計算でしたが、予想外の猛攻を受けたプライドは徐々に人間の器が破壊されていきます。そこで、エドを吸収して回復を試みようとしますが、先に吸収したはずのキンブリーが割って入り、エドに反撃のチャンスがやってきました。すかさずエドは、プライドの本体を掴み取ることでエドとプライドの戦闘に決着がつきます。
プライドはホムンクルスの最後の生き残りになる
エドが掴み取ったプライドの正体は、手のひらよりもずっと小さい赤ん坊の姿です。エドはこのプライドを処分することなく、ブラッドレイ夫妻の元へ返しました。ブラッドレイ夫妻は、プライドの正体を知った上でいちから育てることにします。これにより、『鋼の錬金術師』に登場するホムンクルスでは、プライドのみ死亡することなく唯一の生き残りとなりました。
【ハガレン】プライドの名言
ホムンクルスの中でも圧倒的な強さを持つプライドは、『鋼の錬金術師』内で多くの名言を残しています。ここでは、どのような名言がハガレンファンの間で印象に残っているのかチェックしてみましょう。
プライドの名言①「外見など記号でしか…」
外見など記号でしかありませんよ小さい錬金術師のお兄さん
出典: bibi-star.jp
プライドは人間の入れ物を使用されていることから、エドと対峙した際も外見など大きな意味を持たないと発言しています。影の存在であるプライドの本質を強く表しているため、ハガレンファンの間では強く印象に残ることになりました。
プライドの名言②「気付いちゃい…」
気付いちゃいました?困りましたね。うちのお義母さんおしゃべりが好きで
出典: bibi-star.jp
セリムの正体にいち早く気づいたホークアイ中尉に対して、能力を見せて警告するシーンです。最強格のホムンクルスがこの先待ち受けていることを表現するだけでなく、プライドが持つ得体のしれない不気味さはハガレンファンの間でも印象に残っています。
プライドの名言③「私の中に入って…」
…やめろ…私の中に入ってくるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
出典: comic-kingdom.jp
エドの侵入を許してしまったプライドは、走馬灯のようにブラッドレイ夫妻との思い出が脳裏を過ります。今まで人間を見下し続けていたプライドが、ブラッドレイ夫妻の愛情によって人間の家族が持つ尊さを知っていたことがわかった名言です。これらのこともあり、プライドだけは死亡することなくホムンクルス唯一の生き残りとなりました。
【ハガレン】プライドの声優
ハガレンに登場するホムンクルスも物語において重要な存在です。そのホムンクルスの中でも最強の存在であるプライドはどのような声優が演じているのか、早速チェックしてみましょう。
プライドの声優①三瓶由布子
ハガレンに登場する最強格のホムンクルス、プライドを演じているのは声優の三瓶由布子さんです。三瓶由布子さんは2000年から活動している声優で、アニメ以外にも洋画の吹き替えも担当していることで知られています。
三瓶由布子のプロフィール
- 名前:三瓶 由布子(さんぺい ゆうこ)
- 生年月日:1986年2月28日
- 出身地:東京都
- 性別:女性
- 血液型:B型
- 身長:156cm
- 職業:声優
- 事務所:アクセルワン
- 配偶者:あり
- 声優デビュー年:2000年
三瓶由布子の主な出演作品
- 交響詩篇エウレカセブン:レントン・サーストン役
- Yes!プリキュア5:夢原のぞみ/キュアドリーム役
- 君に届け:吉田千鶴役
- BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS:うずまきボルト役
- キャプテン翼(第4作):大空翼役
- アイドルマスター SideM:秋月涼役
- デジモンアドベンチャー:八神太一役
プライドの声優②柴田秀勝
2003年に放映されていたアニメ『鋼の錬金術師』でプライドの存在でもあったキング・ブラッドレイ役を演じているのは、声優の柴田秀勝さんです。柴田秀勝さんは1963年から活動している声優で、2009年に放映された『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』でも同じくキング・ブラッドレイ役を勤めています。
柴田秀勝のプロフィール
- 名前:柴田 秀勝(しばた ひでかつ)
- 生年月日:1937年3月25日
- 出身地:旧東京市下谷区浅草田原町(現東京都台東区)
- 性別:男性
- 血液型:0型
- 身長:172cm
- 職業:声優、俳優、ナレーター
- 事務所:RME
- 配偶者:関根朋子
- 声優デビュー年:1963年
柴田秀勝の主な出演作品
- タイガーマスク:ミスターX役
- マジンガーZ:あしゅら男爵<男>役
- グレートマジンガー:兜剣造役
- 大空魔竜ガイキング:大文字洋三役
- 惑星ロボ ダンガードA:一文字断鉄/キャプテン・ダン役
- ドラゴンボールGT:一星龍役
- ONE PIECE:モンキー・D・ドラゴン役
【ハガレン】プライドに対する世間での評判や人気
ここで、ハガレンに登場したホムンクルスで唯一死亡することのなかったプライドに対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。
アニメのハガレンによってプライドの存在が大きく異なることから、このように混乱する声も見受けられました。どちらのプライドもハガレン内では重要なポジションに位置するため、それぞれしっかり覚えておきたいポイントです。
ハガレン内で一度プライドは一度車に轢かれそうになり、ブラッドレイ夫人に助けられています。プライド本人からすれば些細なことであっても、命懸けで守ってくれた夫人に対して今後の考え方を大きく左右することになりました。その一連の描写に対して好印象を覚える声も見受けられます。
ハガレン内に登場したホムンクルスの多くは死亡してしまいましたが、唯一プライドだけは生き残っています。この理由をプライドの性格と境遇から来たものと考察するファンもいるようです。最後まで猛威を振い続けたラースとは違い、人間らしい環境で育てられたからこそ、プライドはホムンクルス唯一の生き残りになったとも考察されています。
【ハガレン】プライドは強いホムンクルスだった
ハガレン内に登場する多くのホムンクルスの中でも、プライドは最強のホムンクルスでもあり、ホムンクルス唯一の生き残りであることがわかりました。敵として登場したキャラクターでありながら、心境が変化したことでどこか憎めない存在になりました。『鋼の錬金術師』にはこのような魅力にあふれたキャラクターが多数登場します。それぞれの個性に注目した上で、改めて作品を読み返してみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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