【銀魂】パクリが多い?パロディ?ネタや評判などまとめ

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「銀魂」の特徴の一つにパクリと受け取られても仕方ないような他のアニメや漫画、実在する人物の大胆なパロディを含む回が多数あります。この記事ではそんな「銀魂」でパクリと言われるパロディ回の元ネタや評判について紹介していきます。

【銀魂】パクリが多い?パロディ?ネタや評判などまとめ

目次

  1. 【銀魂】パクリネタがヤバい!
  2. 【銀魂】パクリネタ一覧:第1期
  3. 【銀魂】パクリネタ一覧:第2期&2期延長戦
  4. 【銀魂】パクリネタ一覧:第3期&4期
  5. 【銀魂】パクリ特典に『鬼滅の刃』も?
  6. 【銀魂】パクリネタに対する世間での評判
  7. 【銀魂】パクリ騒動で電話窓口も開設
  8. 【銀魂】パクリネタはファンも騒がせたパロディ回

【銀魂】パクリネタがヤバい!

「銀魂」では原作漫画はもちろんのこと、アニメ制作陣が元ネタ側から本気で怒られてしまうようなパクリネタ、もといパロディ回があります。

漫画『銀魂』とは

「週刊少年ジャンプ」で2004年から2018年にかけて連載され、その後「銀魂公式アプリ」において2019年に完結した作品。宇宙人の襲来から現実とは全く違う江戸の終わりを迎えた世界で、かつて攘夷戦争に参加しながら現在はかぶき町に万事屋を構える主人公・坂田銀時の活躍が描かれていきます。基本はギャグが中心ながらも長篇はシリアス回と呼ばれるほどかっこよさがあり、どちらの面でも楽しめる作品です。

アニメから実写版の『銀魂』シリーズも人気

原作漫画『銀魂』を元にして2006年から2018年にかけてアニメが、2017年と2018年には実写映画が公開され、双方とも人気や話題を得ています。アニメに関しては劇場版が3作も公開されており、うち一作はアニメオリジナルの完結篇、もう一作は原作漫画の終盤をベースにしたものになっており、アニメでも「銀魂」の終わりまで楽しめるようになっています。

『銀魂』のパクリネタが色々な意味で凄すぎる?

そんな『銀魂』のギャグには他作品のパロディや時事ネタまで様々な要素が含まれています。しかもそれを隠そうとしないのでわからない人が見ればパクリネタと思われても仕方ない描かれ方をしているのです。更にアニメ「銀魂」ではこのパクリネタに関して気合を入れて描写したり、アニメオリジナルでパクリネタを入れたりしているので、クオリティや危ない橋を渡るという意味で凄いことになっています。

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『銀魂』にはたくさんパロディ回があります。『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』など同じ集英社の作品のパロディだけでなく、中には時事ネタを元にしたパロディもあります。ここでは、『銀魂』のパロディ回をまとめて紹介します。

【銀魂】パクリネタ一覧:第1期

それでは実際にアニメ「銀魂」で描写されたパクリネタについて、放送順に沿って見ていきましょう。第1期はギャグ回が中心となることからパクリネタの種類も豊富です。

1年目(1~49話)のパクリネタ一覧

レギュラーメンバーとなるキャラたちを紹介する面もある1年目ですが、その中にもパクリネタは端々に詰め込まれています。

1年目のパクリ元ネタ『サザエさん』

第22話「結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ」のパクリネタで、さっちゃんの初登場回になります。銀時の寝床にさっちゃんが天井から落ちたことで、一夜の過ちを犯したと勘違いした銀時が責任を取る流れになりますが、その中でさっちゃんがサザエさん、銀時がアナゴさんの姿に変わるシーンがあります。さっちゃんに関しては髪型が変わっているだけですが、銀時は顔がアナゴさんになる大胆な変わり方です。

1年目のパクリ元ネタ『デスノート』

第25話「鍋は人生の縮図である」のパクリネタで、万事屋が久しぶりのすき焼きをすることになったものの肉を争う戦いが始まる回です。この回では銀時を始めとする登場キャラの表情が『デスノート』風の作画になっており、顔が見える構図も主人公である夜神月たちがしていたような構図が多くなっていました。更に終わり際には万事屋の建物の屋根に死神のリュークっぽい影が降り立つというそこまでやっていいのかという『デスノート』ネタ満載です。

1年目のパクリ元ネタ『踊る大捜査線』

第30話「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」のパクリネタで、新八がファンである寺門通ことお通の熱愛が発覚から始まる騒動を描いていく回です。お通に脅迫の手紙が来るようになったことから犯人の捜査を始めることになる万事屋ですが、その際に『踊る大捜査線』のパロディとして銀時が織田裕二が演じる青島俊作、神楽が柳葉敏郎が演じる室井慎次を真似ています。また、流れで新八もユースケ・サンタマリアのネタを振られています。

1年目のパクリ元ネタ『あぶない刑事』

同じく第30話「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」のパクリネタで、犯人の捜査を続ける中、今度は『あぶない刑事』のパロディとして銀時がタカ、神楽がユウジっぽい風貌になりながら物真似をしています。また、新八が二人を見て「あぶない」とツッコんでいます。この2つ以外にもこの話数には『太陽にほえろ!』のオープニングらしきカットが入るなど刑事ドラマネタが詰まっていました。

1年目のパクリ元ネタ『となりのトトロ』

第48話の前半「似てる二人は喧嘩する」のパロディネタで、土方に復讐を誓う八虎留三兄弟が土方を追ううちに何故か銀時と土方の張り合いに巻き込まれていく回です。映画館へ向かった銀時と土方が見始めたのは「となりのペドロ」というタイトルで登場するキャラは全くそれらしくないですが、『となりのトトロ』のパロディです。また、喧嘩を始めた銀時と土方を仲裁したヘドロも登場しており、こちらもそのネタを含んでいます。

2年目(50~99話)のパクリネタ一覧

「紅桜篇」などの長篇シリアス回が始まり出す2年目では色々と問題になったと噂の回が登場します。

2年目のパクリ元ネタ『機動戦士ガンダム』

第50話「節目節目に気合を入れ直せ」のパクリネタで、アニメが2年目に入ったことで銀時たちが「やるべきこと」を提案していく回です。この回がほぼパクリネタの塊のような回なのですが、その中で最初に神楽が提案した話の途中で、神楽がアムロ・レイ、キャサリンがシャア・アズナブルのような立ち位置のワンカットが挟まれます。『機動戦士ガンダム』はこの当時のアニメ「銀魂」の制作会社であるためまだセーフなのかもしれません。

2年目のパクリ元ネタ『ふたりはプリキュア』

同じく第50話「節目節目に気合を入れ直せ」のパクリネタで、今度はお登勢とキャサリンのふたりがお猪口によって変身して戦う「ふたりはタマキュア Silver Soul]を提案します。その格好は完全に初代の『ふたりはプリキュア』と第3作目の『ふたりはプリキュア Splash Star』に登場する制服や変身後のプリキュアの衣装であり、制作会社や放送局も違うことからかなり危ないパロディです。

2年目のパクリ元ネタ『ドラゴンボール』

同じく第50話「節目節目に気合を入れ直せ」のパクリネタで、お妙が「つかめ! DRAGON BLEA PIECE」というジャンプの人気三作品を合わせたように見える物語を提案します。その中の『ドラゴンボール』要素として、お妙がかめはめ波のようなものを撃ってセルっぽい近藤を倒しています。

2年目のパクリ元ネタ『BLEACH』

引き続きお妙が提案した「つかめ! DRAGON BLEA PIECE」で、『BLEACH』の要素としては近藤が主人公の黒崎一護を始めとする死神っぽい恰好しますが、何故かお妙の方が斬魄刀の斬月を持って近藤へ切りかかっています。

2年目のパクリ元ネタ『ONE PIECE』

引き続きお妙が提案した「つかめ! DRAGON BLEA PIECE」で、『ONE PIECE』の要素としては敵役として出てきたモーガンっぽいキャラや近藤がクロコダイルに扮しています。当然ながらネタの危険性からこの案も却下されました。

2年目のパクリ元ネタ『テニスの王子様』

第62話「ミイラ捕りがミイラに」のパクリネタで、攘夷志士の高杉一派と桂一派の抗争が激化したことから関与の疑いのある銀時を山崎が監視することになる回です。この回でバトミントンをしている山崎が『テニスの王子様』で越前リョーマたちが所属する青春学園中等部のテニス部ユニフォームを着ています。また、山崎の試合を見ている面々が青学や氷帝っぽかったり、越前リョーマの決め台詞である「まだまだだね」を山崎が言っています。

2年目のパクリ元ネタ『キャッツ・アイ』

第85話「固ゆで卵は潰れない」のパクリネタで、大犯罪人の狐火の長五郎を追う小銭形平次の話の後編にあたる回です。『キャッツ・アイ』のネタとしては銀時や小銭形たちの会話の中で伏せられながら言っています。一方、前編となる第84話「男は心に固ゆで卵」の提供では『キャッツ・アイ』のOPである「CAT'S EYE」が普通に流れていました。小銭形の元ネタ的には『ルパン三世』の方が当てはまりますが、『キャッツ・アイ』推しです。 

2年目のパクリ元ネタ『サザエさん』

第91話「やせたいなら動け 食べるな」のパクリネタで、堕落した生活により太ってしまった神楽やお妙などの女性キャラたちが断食道場へ行く回です。そんな断食道場に参加する人物の一人にサザエさんっぽい人がいました。また、断食が始まりざわついた際のカットに『賭博黙示録カイジ』のカイジに似た女性がいることが確認できます。

2年目のパクリ元ネタ『キン肉マン』

第95話「男達よマダオであれ」のパクリネタで、痴漢の免罪で捕まってしまった長谷川が妻のハツとの結婚を迫る検事の破牙へ銀時たちと共に対抗していく回です。この時、長谷川が女性にしたのは痴漢ではなく、『キン肉マン』の必殺技の一つであるキン肉バスターでした。更に提供では『キン肉マン』のOPが流れています。

2年目のパクリ元ネタ『ドラゴンクエスト』

第98話「ゲームは一日一時間」及び第99話「人生もゲームもバグだらけ」のパクリネタで、入荷数の少ない最新ゲーム機を取り合って万事屋と真選組がゲーム対決する回です。その際のRPGの描写は『ドラゴンクエスト』のものでした。この回にはそれ以外にも桂が『スーパーマリオ』のマリオの恰好をしたり、『ときめきメモリアル』や『テトリス』のパロディを思わせるゲームネタだらけになっています。

3年目(100~150話)のパクリネタ一覧

まとまった篇が多くなる3年目では篇そのものテーマがパクリネタになっているようにも見える回があります。

3年目のパクリ元ネタ『ドラゴンボール』

第100話「好かれないものほど愛おしい」のパクリネタで、「銀魂」世界のジャンプに連載中の「ギンタマン」を面白くするために銀時が作者天知くんの元を訪れる回です。そんな「ギンタマン」のオープニング映像が流れるのですが、途中から『ドラゴンボールZ』のオープニングである「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の映像の完全なパロディになっています。キャラは「ギンタマン」になっていますが、元ネタがわかる人なら再現度の高さに驚くものです。

3年目のパクリ元ネタ『ジャッキー・チェン』

第109話「人生は試験だ」のパクリネタで、桂たち攘夷志士のアジトへ潜入することになった山崎が攘夷志士の採用試験を受けることになる回です。その際、試験管を務めたドラゴン隊長は香港のアクションスターであるジャッキー・チェンそのもので、話の中では主演映画のパロディシーンが多数描かれました。また、ドラゴン隊長のCVはジャッキー・チェンの吹き替えをしている石丸博也さんです。

更にドラゴン隊長が呼んだデブゴンは同じく香港のアクションスターであるサモ・ハン・キンポーのパロディであり、CVは本人の吹き替えもしている水島裕さんが担当していることもあって、本気のパロディが窺える回です。

3年目のパクリ元ネタ『風の谷のナウシカ』

第113話「便器を磨く事これ心を磨く事なり」のパクリネタで、真選組屯所のトイレの汚さが思わぬ事態を招いてしまう回です。その中で近藤がタマ菌に支配されて暴走していく様子が、『風の谷のナウシカ』に登場する腐海の瘴気や蟲たちのようであり、その後の展開も『風の谷のナウシカ』のシーンもパロディしたものになっています。結局は土方の夢オチにはなりますが、そのシーンは「銀魂」なのかナウシカなのかわからなくなるものです。

3年目のパクリ元ネタ『市川海老蔵』

第120話後半「一度取った皿は戻さない」のパクリネタで、長谷川が回転寿司屋の店を任されたことで招待された万事屋たちだったが、重大な欠陥があったことから手伝うことになる回です。その店に真選組の土方たちも食べに来ますが、レーンに流れてきたのは寿司ネタではなく、歌舞伎役者の市川海老蔵っぽい人でした。寿司の海老にかけたネタであり、珍しく誰かが物真似するわけではなく、本人っぽい謎の人の登場です。

3年目のパクリ元ネタ『ONE PIECE』

第121話「素人はプラスとマイナスだけで十分だ」のパクリネタで、こちらは本編ではなく、冒頭で銀八先生が回答する際に、『ONE PIECE』のルフィの恰好になり、サウザンドサニー号の顔がエリザベスになっていました。

また、本編では『モンスターハンター』のパロディである「モンキーハンター」をプレイすることになっており、新八がキャラメイクする際に、『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイやティエリア・アーデ、『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュ・ランページらしき髪型を試しています。

3年目のパクリ元ネタ『ジョジョの奇妙な冒険』

第131話「旅行先ではだいたいケンカする」から第134話「幽霊ネタやる時は慎重に」にかけた放送された「スタンド温泉篇」ですが、冒頭で雪山の温泉旅館で無数の幽霊が飛ぶ光景に、幽霊の存在を信じたくない銀時が幽霊たちを「スタンド」と呼びますが、これはそのまま『ジョジョの奇妙な冒険』のネタです。

そして、ストーリーが進むうちに幽霊を本当にジョジョのスタンドのように扱う展開となっていくため、実質的にこの長篇が『ジョジョの奇妙な冒険』のパロディになっているのです。ジョジョのスタンドは当初「幽波紋」と書かれていたこともあり、幽霊に例えるのは元ネタ通りと言えます。この放送から数年後に坂田銀時を演じる杉田智和さんは『ジョジョの奇妙な冒険』でジョセフ・ジョースターを演じることになります。

3年目のパクリ元ネタ『エヴァンゲリオン』

第150話「長いものには巻かれろ!!」のパクリネタで、謎の眼帯男の命令によって4年目に入る前に「銀魂」が最終回っぽい感じになる回です。そして、この回の中盤で迎えた「銀魂」の終わりは『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビ版の最終回を盛大にパロディしました。碇ゲンドウ役を演じる立木文彦さんは「銀魂」では長谷川をやっているため、度々エヴァネタは出ていますが、この回はモロにパクっているので再現度は高いものです。

4年目(151~201話)のパクリネタ一覧

ギャグとシリアスの温度差が激しくなる中で、4年目はお馴染みのネタを擦りながらも相変わらず無駄にクオリティは高いシーンばかりです。

4年目のパクリ元ネタ『天空の城ラピュタ』

第161話「何回見てもラピュタはいい」のパクリネタで、長篇となる「寺門通OFC篇」の中盤にあたる回です。タイトルにある通り、『天空の城ラピュタ』を使ったネタですが、その内容は通選組としてお通を口説いて落とす魅力対決に挑んだ土方が周りがはやし立てた流れから天空の(ラブ)ホテルに連れて行くというものです。この他にも近藤たちがジブリヒロイン談義をするなど妙なところでネタにされています。

一方、新八とタカティンたちの寺門通親衛隊は『西遊記』の孫悟空などに扮して魅力対決に挑んでいますが、こちらもガンダーラ・ブホテルというどうしもないネタを披露しています。

4年目のパクリ元ネタ『ドラえもん』

第164話後半「人は死んだら生き返らない」のパクリネタで、新八のところに未来から来たという全身青タイツのおっさんがやって来る回です。そのおっさんも含めてこの話の内容のほとんどが『ドラえもん』をネタにしたものになっています。しかし、最終的なオチは映画の『ターミネーター』であったり、タイトルのネタは『ドラゴンボール』のことであったりと短いながら色々と詰まった回です。

4年目のパクリ元ネタ『ドラゴンクエスト』

第167話「なめらかなポリゴンは人の心もなめらかにする」から第170話「そして伝説へ」で描かれた「たまクエスト篇」はたまを助けるために体内に行くと、RPGのような空間になっていたのですが、この中でゲームの『ドラゴンクエスト』ネタがたくさん出てきています。また、167話のたまのポリゴンは格闘ゲームの『バーチャファイター』に出てくる初期ポリゴンと似ています。

4年目のパクリ元ネタ『サザエさん』

第171話後半「なくなって初めてわかるいとおしさ」のパクリネタで、万事屋の三人の髪の毛が抜けていく回です。その髪が抜ける原因となったウイルスばら撒いた宇宙人の姿が『サザエさん』の波平にそっくりでした。また、途中で禿げた時に『ドラゴンボール』のクリリンっぽく銀時たちが描かれています。

また、同じく171話前半「真似ばかりしていると訴えられる」では当時『機動戦士ガンダム』が30周年であったことから非公認でガンダム30周年記念作品を名乗っていました。この話に登場する泥棒は『機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍の大尉であるランバ・ラルっぽい人で、身に付ける風呂敷の色は搭乗機であるグフのカラーリングだったり、お供の泥棒もランバ・ラル隊に似ていたりとタイトルとは逆を行くパロディ回を披露しています。

4年目のパクリ元ネタ『北斗の拳』

第183話「人気投票なんて燃えて灰になれ」のパクリネタで、人気投票による騒動が描かれる「人気投票篇」の2話目にあたる回です。話の冒頭から『北斗の拳』のオープニングをパロディした映像が流れており、作画を寄せているだけでなく、曲についても「愛をとりもどせ!!」に似た感じの曲調になっており、知らずに見た人は何のアニメかわからなくなる状態です。

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【銀魂】パクリネタ一覧:第2期&2期延長戦

続いて第2期と2期延長戦におけるパクリネタを紹介していきます。「よりぬき銀魂さん」を挟んでいるため、ネタ数自体は少ないですが、パロディっぷりは変わりません。

第2期のパクリネタ一覧

第2期では第1期でも好んでパロディしていたネタがまた登場しています。「銀魂」が好きなパロディ傾向がわかってくるかもしれません。

第2期のパクリ元ネタ『ドラゴンボール』

第202話「春休み明けは皆ちょっと大人に見える」のパクリネタで、久しぶりにアニメがスタートしたら新八以外の万事屋が変化を遂げていた回です。その中で銀時は『ドラゴンボール』のヤムチャのようになっています。時期としてはサイヤ人が襲来する前の長髪かつ顔に傷が付いたヤムチャで、銀時もそれに合わせた台詞を言っています。

第2期のパクリ元ネタ『天空の城ラピュタ』

第218話カニのハサミは絆を断つハサミ」のパクリネタで、万事屋の三人がカニ鍋を食べることになる回です。しかし、いつかの如くカニ鍋を巡った争いになる中で神楽が『天空の城ラピュタ』のムスカの台詞を吐きながらのたうち回ったり、今度はムスカの恰好でカニ鍋に卵を入れたり、銀時と新八がバルスと言ったりしています。この他にもカニ絡めて『一休さん』、『機動戦士ガンダム』、『子連れ狼』などのネタが出てきました。

第2期のパクリ元ネタ『機動戦士ガンダム』

第232話「忘れっぽい奴は忘れた頃にやってくる」から第236話「さよなライオネルなんか言わせない」で描かれた「蓮蓬篇」でば全体的に『機動戦士ガンダム』と『スター・ウォーズ』のネタが混ざっており、特に終盤の宇宙超商船隊鉄侍カイエーンの作画シーンはガンダムシリーズを手掛けてきたサンライズの本気が窺えるものになっています。その他にも「頑侍(ガンサム)」と呼ばれる完全にファーストガンダムっぽい機体も出てきました。

『スター・ウォーズ』要素は敵である米堕卿や相手の母艦がデス・スターに似ているところがあるのですが、米堕卿のデザインは一部シャア・アズナブルが入っており、CVも池田秀一さんが演じています。更に、この長篇のみ月曜のエリザベスの中身だった江蓮のCVはアムロ・レイを担当する古谷徹さんが演じているので、この部分も実質的には『機動戦士ガンダム』です。

第2期のパクリ元ネタ『スマイルプリキュア』

第252話「ごめんなさい」のパクリネタで、第2期5年目を迎えて「銀魂」キャラたちが色々と謝罪していく回です。しかし、そんな回でお登勢とキャサリンは再びプリキュアっぽい恰好を披露し、それが当時放送中のプリキュアだった『スマイルプリキュア』の変身バンクをパロディしたものでした。以前よりもトレース度が高くなっているので、謎のクオリティアップです。

第2期延長戦のパクリネタは『スター・ウォーズ』

第262話「ビームという響きはあらゆる者のハートを射抜く」から第264話「酒とガソリンと笑顔と涙」で描かれた「ビームサーベ流篇」は元ネタが「スター・ウォーズ」からきており、新八やお妙にとって兄のような存在だった尾美一は作中でも兄や師として慕われたジェダイのオビ=ワン・ケノービ、ビームサーベ流はライトセーバーをパロディしています。また、長篇内の展開の一部も『スターウォーズ』を思わせるものです。

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【銀魂】パクリネタ一覧:第3期&4期

様々なキャラの過去が明らかになりつつ、シリアスの比率も強くなってくる3期と4期ではパロディ回がちょっとした癒しになることもあります。

第3期のパクリネタ一覧

「将軍暗殺篇」や「さらば真選組篇」などシリアス度の高い回が多い3期ですが、それでもギャグ回ではしっかりパロディを入れています。

第3期のパクリ元ネタ『ドラゴンボール』

第267話「マツイボウでもとれないゴミがある」のパクリネタで、万事屋の三人以外の時間が止まってしまった世界を元に戻すために奮闘する話の後半です。『ドラゴンボール』のパロディは冒頭にあり、「サイヤ人編」でラディッツと悟空がピッコロによって魔貫光殺砲に貫かれるシーンを悟空を長谷川、源外とラディッツに置き換えてやりました。ピッコロはそのまま出ているので大胆な再現です。

第3期のパクリ元ネタ『黒子のバスケ』

第271話「同窓会は遅れてくると入りづらい」及び第272話「同窓会は思い出したくない思い出も蘇ってくる」において銀時、桂、辰馬、高杉の攘夷四天王を裏から支えたと言われる影の薄い黒子野太助は『黒子のバスケ』の主人公である黒子テツヤを元ネタにしています。アニメ化によってCVが黒子テツヤを演じる小野賢章さんになってしまったので、パロディの完成度が上がっています。

第3期のパクリ元ネタ『市川海老蔵』

第274話後半「新しく始まる戦隊モノは最初はこんなの認めねェみたいになっているが最終回の頃には離れたくなくなっている」のパクリネタで、新かぶき町四天王がご当地キャラを作ろうとする回です。その話の中で市川海老蔵が灰皿ネタで弄られています。その他にも小倉智昭やアントニオ猪木、B'zの稲葉など実在の人物を使ったネタが多才な話です。

一方、前半の「鼻の穴のデカイ奴は発想力もデカイ」でも危ないパロディネタがあり、万事屋の三人でポスターを考える回なのですが、最初にゲーム『Mother』のポスターを使ったネタが展開されます。

第3期のパクリ元ネタ『聖闘士星矢』

第282話「フェニックスは何度も蘇る」のパクリネタで、怪談を商売にしようとする長谷川が万事屋にやって来る回です。しかし、途中から話が『聖闘士星矢』のパロディに変わっていき、オープニングの「ペガサス幻想」を流し、最後にはアニメのエンディングの構図までパロディしてしまいました。そもそものタイトルが『聖闘士星矢』のキャラであるフェニックス一輝を意識しており、作中の話でもフェニックス一輝が中心になっています。

第4期のパクリネタ一覧

アニメとしては最後のシーズンとなる4期はシリアス回とは別にギャグ回を中心としたポロリ篇が放送されましたが、全体のパロディは少なめです。

第4期のパクリ元ネタ『ファイナルファンタジーⅦ』

第336話「最強の剣と最低の鈍」のパクリネタで、吸血妖刀エクスカリバー星人「クサナギ」を手にした銀時と伝説の魔剣・エクスカリバー「マガナギ」に乗っ取られた沖田が対決する回です。この話の中で銀時がゲーム『ファイナルファンタジーⅦ』のクラウドのコスプレをしており、「興味ないね」の決め台詞を言っています。

第4期のパクリ元ネタ『ランボー』

第346話「爺さんは忘れてはいけないものを皺に刻む」のパクリネタで、アルタナ解放軍による攻撃でピンチを迎えた万事屋が帰って来た真選組に助けられた後の回です。その中には屈強な肉体になっていた山崎がおり、その風貌は映画『ランボー』の主人公ジョン・ランボーのようになっていました。

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【銀魂】パクリ特典に『鬼滅の刃』も?

「銀魂」のパクリで最近大きく話題となったのは大人気作である『鬼滅の刃』を使ったものです。同じ「週刊少年ジャンプ」作品ではありますが、原作漫画の連載時期やアニメ放送の時期は一致していません。

アニメ『鬼滅の刃』とは

「週刊少年ジャンプ」に2016年から2020年にかけて連載された漫画を原作として2019年にufotableの制作で放送されたアニメです。大正時代の鬼が存在する世界で、妹を鬼にされてしまった主人公が成長しながら鬼との戦いながら妹を人間に戻す方法を探していきます。原作の人気も相まってアニメも大きく話題となり、「鬼滅ブーム」と呼ばれるほどの社会現象になりました。

鬼滅の刃のパクリと言われる『鬼滅の刃』

一方、人気となった故に様々なファンが付いたことで思わぬ論争を生み出しています。それはあらゆる作品が『鬼滅の刃』の方が元ネタで他はパクリであるとしてしまう主張です。そう言われる作品の中には『鬼滅の刃』よりも前の作品もあるのですが、ネタで言う人もいれば、本気で言うファンもいるようです。時代設定と剣を使う主人公という点は『鬼滅の刃』と「銀魂」も共通しています。

アニメ映画『銀魂 THE FINAL』でパクリイラスト特典

しかし、「銀魂」が行ったのはいつも通りパクリをする側で「銀魂」の終わりを描くアニメ映画『銀魂 THE FINAL』の公開1週目の特典として、「銀魂」の原作である空知先生が描く炭次郎と柱のイラストカードが配られました。映画には全く関係ありませんが、パクリイラストではなく、空知先生テイストの鬼滅キャラとなっており、ある意味貴重なものです。

そのイラストの中で岩柱・悲鳴嶼行冥についてはアニメのCVが杉田智和さんであることから坂田銀時が悲鳴嶼行冥コスプレをしたものになっており、「銀魂」ファンにとっては一番の当たりです。原作漫画とアニメの時期が被っていれば確実にパロディしていたであろう『鬼滅の刃』が思わぬ形でがっつりとパロディされたことは「銀魂」と『鬼滅の刃』のファンの双方を驚かせました。

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【銀魂】パクリネタに対する世間での評判

ここでは「銀魂」のパクリネタに対して世間ではどのような意見や評判が出ているか挙げていきます。

「銀魂」のパロディ回はキャスト陣や作画の本気度が高いことからその点を評価する声が多く見られました。単にパクっているだけではそこまで話題にならないかもしれませんが、いい意味でパロディには全力な点は「銀魂」らしさと言えます。

一方、「銀魂」は通常の話でもパロディネタを大量に挟むため、元ネタをよく知らないまま「銀魂」の印象だけが残る人もいるようです。有名な作品であっても全ての人が見ているとは限らないのは当然ですが、「銀魂」はマニアックなネタまで拾っているのでこういう状態になる人は多数いるはずです。

アニメ映画『銀魂 THE FINAL』の『鬼滅の刃』の特典が発表された時はトレンドの多くが関連ネタで埋まりましたが、世間全体の感想としては「銀魂」ならやると思っていた、「銀魂」だからこそ許されるという意見が多くありました。少し前の時期に劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』が公開されたことも相まって、狙ったとしか思えないタイミングの特典発表は話題になりました。

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『銀魂』にはたくさんのキャラクターが登場し、アニメでは豪華な声優が各キャラを担当しています。どんな声優が役を演じているのか、ここでは声優のプロフィールや出演作品を紹介します。また、アニメ『銀魂』に出演する声優のウラ話などもまとめています。

【銀魂】パクリ騒動で電話窓口も開設

最後に「銀魂」のパクリについて思わぬ形で取り上げられたものを紹介します。電話窓口まで開設されたパクリ騒動とは……?

モンストとのコラボでパクリ過ぎ?

2018年の4月23日に様々な作品とコラボしているスマホ向けゲーム「モンスターストライク(モンスト)」と銀魂もコラボすることになり、CMが流れました。しかし、そのCMは将軍がプールへ行く回である第217話「二度ある事は三度ある」の映像を中心に、違うものを引っ張る映像が多々流れ、下ネタあり、パクリありでコラボしますと大々的に宣言したものでした。

銀魂キャラ達が反省差し替えCMにて謝罪

しかし、5月2日にはそれらのCMは全て差し替えられ、代わりに万事屋の面々を始めとした銀魂キャラ達が反省中であるとした謝罪CMに変わりました。また、今度は下ネタやパクリは一切なしでコラボすると宣言しています。果たして本当に苦情があったのか、最初からの演出なのかはわかりません。

お問い合わせ電話窓口も開設で話題に

CMの差し替えに伴い、「お問い合わせ電話窓口」も期間限定で開設され、ここに電話すると銀時を始めとする銀魂キャラ達がコトの経緯を説明・謝罪するボイスが聞けました。開設時は数十万件単位のお問い合わせがあったようで、色々な意味で騒ぎにはなりましたが、コラボキャンペーンとしては大成功を収めています。

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銀魂のパロディ回が面白すぎる!人気のジャンプ作品ネタなど画像まとめ
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