【銀魂】マダオ回が面白すぎる!日記の内容や世間の評判なども
『銀魂』アニメの中でマダオ回はハズレなしの面白さと言われています。マダオこと長谷川泰三とはどんな人物なのでしょう。『銀魂』キャラの中でも異彩を放つマダオを掘り下げていきます。1度観ると病みつきになるマダオ回をご紹介します。
目次
【銀魂】マダオ回が面白い!
『銀魂』の登場人物は非常に多いです。そして各キャラクターの個性が強いです。ご紹介する「マダオ」こと長谷川泰三はメインキャラではありません。しかしほかのキャラには出せない面白い個性を持つ人物です。そんなマダオの魅力と漫画・アニメの「マダオ回」についてお伝えしていきます。
漫画・アニメ『銀魂』とは
『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた空知英秋先生の作品です。宇宙から来た異人「天人(あまんと)」に侵略されてしまった江戸。侍の時代も終わろうとしている中、木刀を腰に下げているのが主人公「坂田銀時」です。普段はまったくやる気のない彼が、心に残る侍魂を燃やしながら問題に立ち向かっていくストーリーです。ギャグとシリアスのバランスが良い作品です。
マダオ回は長谷川泰三が登場する回
長谷川泰三が出る回のことをファンは「マダオ回」と呼んでいます。話数としては少ないですが、印象に残るものばかりです。マダオ回お決まりの話の流れ(オチ)があります。「やっぱりマダオはこうでなくては!」と思えるほど彼のキャラクターは安定しています。定期的に観たくなってしまう。それがマダオ回です。
長谷川泰三(マダオ)のプロフィール
前職は入国管理局で天人との外交に携わっていました。局長をしていたエリートです。銀時との出会いがきっかけで自分の生き方に疑問を持ちはじめます。自分に素直になった長谷川泰三はわがままな天人「ハタ王子」を殴り、解雇されてしまいます。妻に逃げられ新しい仕事も続かずに落ちぶれていき、ついにはホームレス生活になってしまいます。
長谷川泰三がマダオと呼ばれる理由
元エリートから日払いバイト、最後には無職。絵に描いたような転落です。長谷川泰三は能力は高いので途中までは上手くいきます。しかし人の良さと運の悪さが影響してクビになってしまいます。ヒロインの神楽(かぐら)はそれを見て、彼をマダオ(まるでだめなおっさん)と名付けます。以後そのマダオが長谷川のニックネームとなり定着しています。
【銀魂】面白すぎるマダオ回一覧
マダオの残念っぷりが存分に楽しめるマダオ回。彼の華々しいエリート時代から転落までを順番に見ていきます。(まるでだめなおっさん)だけではない彼の魅力が分かります。私たちの心に響くストーリーがたくさんあります。なにより彼の人生は面白すぎます!
アニメ第7話『ペットは飼い主が責任をもって最後まで面倒を見ましょう』
マダオ初登場です。入国管理局局長の長谷川泰三。彼は中央星から来ていた要人「ハタ王子」の接待をしていました。ハタ王子のペットがいなくなってしまい、長谷川は銀時が営む「万事屋銀ちゃん」にペットの捜索を依頼します。この銀時との出会いが彼のマダオ人生の始まりです。我慢をやめた長谷川はハタ王子を殴り、懲戒免職になってしまいます。
アニメ第16話『考えたら人生ってオッさんになってからの方が長いんじゃねーか!恐っ!!』
この回から長谷川泰三のマダオ人生がはじまります。ハタ王子を殴った責任で切腹を命じられてしまう長谷川。家に帰ると妻は置き手紙を残し姿を消していました。行き場もなく公園でタバコをふかしていると、神楽が話しかけてきます。神楽は長谷川をマダオと呼びます。まるで名前に憑りつかれたような、何をしてもマダオになってしまう日々が繰り広げられていきます。
アニメ第19話『海の水がなぜしょっぱいかだと?オメーら都会人が泳ぎながら用足してるからだろーがァァ!!』
楽して稼ごうとパチンコ屋に入り、全財産を失ったマダオ。同じくパチンコのせいでお金がスッカラカンの銀時と出会う。公園のベンチで棒アイスをくわえながら自分たちの行いを悔いていました。そんな2人にうまい儲け話が舞い込みます。懸賞金がかかったエイリアンを釣るため、海に向かいます。エイリアンを見つけたマダオたちは…?優しい気持ちになれるマダオ回です。
第120話『一度取った皿は戻さない』
寿司屋のバイトをしているマダオは店長代理を務めることに。銀時たちを寿司屋に招待します。なんでも好きなものを食べていいと言われテンションが上がる銀時たち。美味しそうな、かっぱ巻きが流れてきます。しかし、ここからがマダオの見せ所です。トラブルメーカーの銀時も影響して店は大混乱。何とかしようと奮闘する頑張り屋さんな姿が見れるボケ満載のマダオ回です。
第248話『マダオドッグマダオネア』
なぜかマダオは賞金1000万円のクイズ番組に出場しています。どうしてここにいるのか、記憶のないままクイズに答えていきます。正解を求め頭を振り絞ると、自分の過去の記憶がよみがえってきます。思い出すのは寺子屋に通っていた子供時代。隣の席にはかわいらしい女の子が座っています。自分がダメなやつであると認めながら約束だけは守るところが素敵です。ちょっと男らしい一面が見れるマダオ回です。
【銀魂】マダオ回の日記がウケる!
マダオ回の中でも人気の高い日記を詳しくご紹介します。安定の面白さはさることながら、脚本も素晴らしいです。1話だけなのにショートムービーを観たような満足感があります。いつもは銀時と一緒にドンチャン騒ぎをしているマダオですが、今回はそうではありません。非常にレアなマダオ回、ご期待ください。
マダオ回の観察日記にファン病みつき
『銀魂』は1話完結のストーリーがたくさんあります。マダオ回はジェットコースターのような定番のオチがあり、1話完結で観やすい印象です。この観察日記は他のマダオ回と雰囲気が違います。いつもと違うマダオ回に病みつきになるファンも多いです。
観察日記が見られるマダオ回はアニメ第188話
マダオ好きにとって神回と言われている観察日記。マダオ回でどれが好き?と言われると皆さんこぞってこの回を上げます。マダオの魅力が堪能できるストーリーです。これを観たらマダオの虜になるかもしれません。
第188話『観察日記は最後までやりきろう』のあらすじ
子供たちが寺子屋で夏休みの自由研究を発表しています。男の子は朝顔の観察日記を発表しました。よくできましたと先生も褒めます。次に順番が回ってきたのは大五郎です。彼はまるで朝顔を観察しているような調子でマダオ観察日記を発表しはじめます。
【銀魂】マダオ回の観察日記(7月分)の内容
大五郎くんと一緒にマダオ観察日記を振り返っていきます。幼少期に戻って大五郎くんの友達気分になってもよし。先生気分で温かい気持ちになって聞くのもよし。もちろんマダオのファン目線でも。自分の好きなスタイルで楽しみながらマダオを観察しましょう。
【銀魂】マダオ回の観察日記(7月分)の内容
子どものころの夏休みといえば何を思い出しますか?ラジオ体操だと答える人が多いでしょう。寝坊してしまった大五郎が公園に行くとラジオ体操は終わっていました。これが大五郎の普通とは違う夏休みのスタートになります。
観察日記【7月21日】
前の生徒が発表した、かわいい朝顔日記とは真逆の内容です。淡々と話す大五郎の観察対象は、薄汚くて公園でダラダラ酒を飲む無職おじさん。担任の先生はまさかの観察対象に驚きます。大五郎のシュールなしゃべり口調は味があり、堪らなくかわいいです。
観察日記【7月22日】
大五郎の独特な視点で書かれていく観察日記は秀逸です。ここからいつもと違うマダオ回がはじまる予感がするでしょう。銀さんと腐った話をしているマダオは見慣れていますが、子ども相手は珍しいです。なにシビアなこと言ってるんだ子ども相手に!と先生は鋭いツッコみをいれます。
観察日記【7月23日】
残念で情けないマダオは見慣れていますが、今回は子ども相手です。大五郎の子どもらしく悪意のない問いかけに謝るだけのマダオ。沈みゆく夕日がなんとも言えない悲しさを演出しています。子どもの発表らしからぬ空気と展開に先生が焦りはじめます。
観察日記【7月24日】
何かを作っていたマダオ。それは大きい声では言えないもの。首つり用の道具でした。大五郎は疑いもなくブランコの輪だと思っています。先生が心配になり、大五郎の発表を止めさせようとします。先生のツッコミのスピードも格段に上がり、もはや芸人並みです。
観察日記【7月25日】
マダオの命を粗末にする行為は息をするように日常化しています。マダオ本人は人生がかかった心身ともに辛い状況です。しかしマダオの凄い所はここからです。そのダメな姿が人を惹きつけてしまうのです。しまいにはマダオ話を欲する声が教室中に響きます。
【銀魂】マダオ回の観察日記(8月分)の内容
子どもたちの心に強烈に響いた大五郎の観察日記。先生でもこれは止められない…鳴りやまないマダオコールに圧され、止めようと思っていた発表を続けることにしました。長くなりそうだから8月の日記から要点だけ話してと先生は大五郎にお願いをします。
観察日記【8月1日】
なぜか大五郎の家に居座り、家政婦のような役割をしているマダオ。そして大五郎の文章がいきなり達者になり大人びてきます。先生は困惑は止まりません。それに伴いツッコミの勢いも上がっていきます。話を続けるうちに大五郎の人格はすっかり変わってしまいます。大五郎に何があったのでしょうか。
観察日記【8月26日】
やる気満々で就職面接に赴いたマダオ。横の席で順番を待つ1人の男と話をします。その男はマダオと共通点があり仲良くなります。ここから話がもう一段階進んで面白くなっていきます。ハッピーエンドで終わるかと思っていたけど…?そこで終わらないのがマダオ回です。
観察日記【8月29日】
8月29日。ここが一番の感動シーンです。脚本が素晴らしいです!マダオ回と思って侮るなかれ。マダオの良さを存分に味わって頂けます。このシーンを見れば彼を好きになること間違いなしです。
観察日記【8月10日(3年前)】
話は大五郎の父親のことに。怪我をしたせいで仕事を失った親父。働きもせず昼から酒を飲み、賭け事をして憂さ晴らしをすることが日常。お母さんにも迷惑をかけて手もあげる最低男。昔出て行った最悪な父親の話をマダオに話す大五郎。父親とマダオは似ていると感じたからこそ話をしたのでしょう。
【銀魂】マダオ回の世間での評判や人気
世間が長谷川泰三ことマダオをどう評価しているのか、マダオ回の人気は実際どのくらいなのか。twitterのコメントをご紹介します。
「銀魂を知らないならマダオ回から観るのがお勧め」そんな声が多いです。もちろん主人公の銀時がメインの話は外せません。魅力的なキャラが出てくる話も数知れず。それでもマダオ回をあげるほど、ファンはマダオ回に絶対的な信頼を持っていることが分かります。
マダオ回の中でも絶大な人気を誇るマダオ観察日記。人気の理由は声優さんにもあるようです。大五郎の声を『NARUTO』のナルト役で有名な竹内順子さんが演じています。子供らしい大五郎と人格が変わった後の彼の演じ分けが凄いと言われています。マダオとの相性も抜群です。
「マダオ回はハズレなし」ファンが口をそろえて言っています。マダオ回特集が組まれるほど注目されています。
マダオ回には名言が多いです。マダオは自分の感情を素直に表に出します。特に絶望感を全力で表現します。泥臭く現実味のある言葉は心に残ります。日常でふとマダオの言葉を思い出してしまいます。
【銀魂】マダオ回の実写版は?
「漫画原作の実写化」に対して世間の評価は厳しい傾向にあります。その中において『銀魂』実写版は反応が非常に良いです。キャスティングにおいては神キャスティングと言われるほどです。特にマダオ役に関しては喜んでいるファンが多いでしょう。なぜならアニメの声優さんが実写でもマダオを演じているからです。見た目も声もすべて最高。マダオ回の実写版は必見です。
マダオ回で注目の声優「立木文彦」
『銀魂』の実写版は映画のほかにオリジナルドラマもあります。話題になったドラマにマダオも登場しています。配役はアニメでも長谷川泰三役を務めている「立木文彦」さんです。声はそのままですし、見た目も忠実にマダオになりきっています。もとから立木さんは人気声優さんでしたが、マダオ回実写版により更に注目されています。
立木文彦のプロフィール
立木文彦(たちきふみひこ)さんは日本の声優ナレーターです。1961年4月29日生まれの長崎県出身。通称「ふーみん」大沢声優事務所に所属。アニメ洋画の吹き替えのほか、バラエティー番組や格闘技のナレーターとしても有名です。声優「森川智之」さんと2HEARTSというユニットを組んで音楽活動もしています。ハスキーでダンディーな声が人気の声優さんです。
立木文彦の主な出演作品
声優デビューは1982年「戦闘メカザブングル」です。代表作品『銀魂』長谷川泰三、『新世紀エヴァンゲリオン』碇ゲンドウ、『逆境無頼カイジ』ナレーション、『名探偵コナン』ウォッカ、『BLEACH』更木剣八、『ONE PIECE』ドン・クリーク、『ベイマックス』Mrヤマ、日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』『嵐にしやがれ』格闘技イベント『PRIDE』などのナレーション多数
立木文彦は実写版でもマダオ担当
立木さんの実写版マダオは驚くほどアニメの見た目にそっくりです。2次元と3次元が同じ空間に存在しているのは奇跡に近いです。それほどマダオと立木さんの間には強い繋がりがあるのでしょう。そう考えて観ると感動しますね。
舞台挨拶での生マダオも絶妙
こちらを観ると、立木さんとマダオはそっくりだということが分かります。声優をされているというよりマダオは立木さんと同じキャラクターだとさえ感じます。立木さんはマダオらしいユーモアがあふれていて楽しそうに話をされています。立木さんの出す空気のおかげで、試写会の雰囲気も良く、共演者さんも楽しそうです。素敵な立木さんのファンになってしまいますね。
【銀魂】マダオ回は伝説的だった
マダオは『銀魂』キャラの中では主役枠でもありませんし、華もありません。しかし心打たれる魅力的なキャラクターです。他人事とは思えない。ただの無職のグラサンおっさんなのに応援したくなる。マダオ回はそんな愛すべき長谷川泰三を存分に味わうことのできる最高の時間です。つらい時にマダオ回観たらなぜか救われた。そんな声がTwitterでつぶやかれています。マダオ回が伝説と呼ばれる日は近いでしょう。
この記事のライター
Lilitan
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