【銀魂】河上万斉まとめ!声優や強さは?名言や名シーンも紹介!
『銀魂』には河上万斉が登場します。河上万斉は鬼兵隊に所属している人斬りで、『銀魂』の主人公・坂田銀時と渡り合えるほどの強さがあります。この記事では、河上万斉と他のキャラの関係や劇中の名言、アニメの声優などをまとめて紹介します。
目次
【銀魂】河上万斉(かわかみばんさい)とは
河上万斉とは、鬼兵隊に所属する攘夷志士です。『銀魂』では準レギュラーのキャラクターです。ここでは、河上万斉がどのようなキャラクターなのか、プロフィールなどを紹介します。
河上万斉のプロフィール
河上万斉は、5月20日生まれの身長179cm、体重67kgの男性です。「人斬り万斉」と呼ばれることもあります。一方で、音楽プロデューサーとしての一面もあり、芸能界ではつんぽという名前で活動しています。
漫画『銀魂』のあらすじ
河上万斉は『銀魂』に登場するキャラクターです。『銀魂』は、江戸時代が舞台のギャグ漫画です。万事屋を経営する坂田銀時が、依頼に来た人々の悩みや問題を解決していくストーリーです。志村新八との出会いを皮切りに物語が始まり、神楽や定春など仲間が増えていきます。河上万斉は坂田銀時の敵として登場しました。
アニメや映画などの銀魂シリーズも人気
『銀魂』はアニメ化・映画化を果たしている人気漫画です。アニメは4シリーズ放送され、最終話はオリジナルストーリーを加えて映画化されました。その他にも映画は紅桜篇をまとめたものや、完全オリジナルストーリーの完結編があります。
河上万斉は鬼兵隊の人斬り万斉!
河上万斉は「人斬り万斉」と呼ばれており、江戸では指名手配されています。一度幕府の役人に捕まったこともあります。ただそれがきっかけで、河上万斉は高杉晋助と共に鬼兵隊を結成することになります。
サングラスとヘッドフォン着用がトレードマーク
河上万斉は見た目が個性的な人物です。サングラスとヘッドフォンは常に着用しています。人と話している時もヘッドフォンを着用しているので、話を聞いているのか聞いていないのか分からないことがあります。服装は現代的で、紺色のライダースジャケットのような服を着ています。
【銀魂】河上万斉と登場キャラの関係
河上万斉は、主に鬼兵隊のメンバーやアイドルと関わりがあります。ここでは、河上万斉と関わりが深い高杉晋助・寺門通・来島また子の三人との関係について紹介します。
高杉晋助との関係
高杉晋助と河上万斉は上司と部下という関係ですが、実は友人同士でもあります。また、高杉晋助とは鬼兵隊の立ち上げ時から行動を共にしています。
高杉晋助とは
高杉晋助は、過激派攘夷集団の鬼兵隊を率いる人物です。坂田銀時や桂小太郎とは幼馴染で同門出身です。攘夷戦争の時には、この三人に坂本辰馬をあわせて攘夷四天王と呼ばれていました。しかし恩師である吉田松陽を殺されたことをきっかけに、過激派攘夷志士になってしまいます。またこの時に左目を負傷し、失明しています。
高杉晋助とのエピソード
仲間であり友人関係でもある高杉晋助とは、来島また子の処刑場で出会いました。処刑場で高杉晋助と接触した河上万斉は、同じ意思を持つ者だと話しました。しかし来島また子の処刑自体が、指名手配犯である高杉晋助と河上万斉をおびき寄せるための罠でした。二人は投獄され、そこで鬼兵隊結成について話をしました。
このように、鬼兵隊結成時から河上万斉は高杉晋助と関わっています。そのため、二人は鬼兵隊の中では立場がほぼ対等で、友人同士でもあるのです。河上万斉は高杉晋助のことを認めると同時に尊敬もしており、戦闘では命をかけて高杉晋助を護るシーンもあります。
寺門通との関係
河上万斉は寺門通の音楽プロデューサーで、仕事関係で接点があります。実はアイドル活動をしている寺門通に音楽提供をしているのです。主に寺門通が作詞、河上万斉が作曲を担当しているようです。
寺門通とは
寺門通とは江戸で活動しているアイドルです。初登場時は駆け出しのアイドルでしたが、後にトップアイドルとして活動するようになりました。ちなみに志村新八は寺門通の大ファンで、寺門通親衛隊というファンクラブの隊長を務めています。
寺門通とのエピソード
河上万斉と寺門通は音楽プロデューサーとアイドルという関係ですが、実は寺門通に芸能界を生き抜く術を教えたのも河上万斉です。寺門通はデビュー後順調に人気が上昇してトップアイドルになりましたが、一度スキャンダルで干されたことがあります。
それでも再度トップアイドルとして返り咲いたのは、河上万斉の教えがあったからかもしれません。河上万斉は寺門通を気にかけていたようですが、直接会ったことはありません。また寺門通も仕事関係で接点があるだけで、河上万斉が所属する鬼兵隊と関係はありません。
来島また子との関係
来島また子と河上万斉の関係は鬼兵隊の仲間です。鬼兵隊での役職や立場などは不明ですが、来島また子は河上万斉のことを「万斉先輩」と呼んでいます。
来島また子とは
来島また子は鬼兵隊の二拳銃使いです。鬼兵隊に所属しており、高杉晋助のことを慕っています。鬼兵隊の中では、武市変平太と行動を共にすることが多く、彼の性癖(ロリコン)による行動にツッコミを入れています。
来島また子とのエピソード
鬼兵隊の仲間である来島また子は、河上万斉と共に行動することは少ないものの、問題行動が多い武市変平太よりも慕っているようです。また河上万斉も来島また子のことを大切にしています。なぜなら、鬼兵隊を結成するきっかけとなった人物でもあるからです。来島また子は高杉晋助に接触し、自分と攘夷活動をしてほしいと頼みます。
高杉晋助はそれを断りましたが、この接触が原因で来島また子は役人に捕らえられてしまいました。来島また子を助けた高杉晋助と河上万斉は罠に嵌り、投獄されてしまいます。しかし当時役人だった武市変平太が解放し、それから四人は鬼兵隊として活動するようになります。
河上万斉は、来島また子を攘夷活動に巻き込むつもりはなかったという高杉晋助の本当の思いを知っていました。だからこそ、銀丿魂篇では高杉晋助と来島また子を命をかけて護りました。
【銀魂】河上万斉の名シーン
河上万斉は、『銀魂』で登場するたびに印象に残るような行動をしています。各シーンでどんな行動を取っていたのか、ここでは河上万斉の名シーンを紹介します。
一日局長篇での名シーン
一日局長篇で河上万斉は最後に登場します。物語の本編には関わらず、本編で起こった事件内容が書かれている新聞を読んでいました。
新聞には、真選組がバズーカで敵を爆破している写真が掲載されており、「人質全員無事救出」と書かれていました。そんな一面を見た河上万斉は、「ロックな連中でござる」と言い、敵対したらただでは済まないだろうと思うのでした。
紅桜篇での名シーン
紅桜篇では主に高杉晋助・来島また子・武市変平太の三人が妖刀紅桜を使って国家転覆を狙って行動していました。一方河上万斉はその間、宇宙海賊春雨と交渉していました。
春雨は桂小太郎の首をもらえると聞いて手を組んだのですが、その時桂小太郎はまだピンピンしていました。その後河上万斉は高杉晋助を救出し、船から脱出する坂田銀時達を上から見ていました。
真選組動乱篇での名シーン
真選組動乱篇では鬼兵隊が伊東鴨太郎に協力していました。真選組は伊東鴨太郎の策略通り土方十四郎を排除しましたが、唯一山崎退だけは異変に気づいていまいた。そこで山崎退を始末するために、河上万斉が動きました。しかし河上万斉は山崎退のことを気に入り、殺さずに生かしておきました。その後は列車での戦いに参戦しています。
烙陽決戦篇での名シーン
烙陽決戦篇では、鬼兵隊と春雨第七師団が虚と手を組んだ春雨の幹部から襲撃を受けます。河上万斉は倒れていたところを快援隊に救われました。快援隊には坂田銀時と桂小太郎も揃っており、討幕を目指して徳川喜喜と戦っていました。徳川喜喜を捕らえた快援隊は、次に鬼兵隊や第七師団と合流するために河上万斉の情報を頼りに烙陽へと向かいます。
鬼兵隊はバラバラになった時に、烙陽の寺院に集まるよう予め決めていたのです。烙陽についてからは河上万斉が寺院まで案内しますが、突然建物が次々と爆破されてしまいます。そこに鬼兵隊の仲間がタイミングよく現れ、案内すると言いました。しかしその仲間は裏切り者で、快援隊はあっという間に春雨に囲まれてしまいました。
快援隊は散り散りになりながら戦い、河上万斉は志村新八と共に行動しました。しかし大勢の敵に囲まれてしまいます。そこで河上万斉は志村新八だけでも逃がすために定春に託し、逃げる間の時間稼ぎをしました。さすがに大軍を一人で相手にできず、絶対絶命といったところで昏睡状態だった高杉晋助が目覚めました。
【銀魂】河上万斉の強さやその後について
『銀魂』では、河上万斉の戦闘シーンがたくさん描かれています。河上万斉の戦い方は独特ですが、複数の敵を一気に仕留める強さがあります。ここでは、河上万斉の強さや、戦いのその後について紹介します。
河上万斉と言えば三味線能力
河上万斉は鬼兵隊ナンバー2というだけあり、かなりの強い人物です。その強さの要となっているのが、三味線の能力です。河上万斉はいつも三味線を持ち歩いているのですが、その三味線から複数の糸を出し、相手を縛ります。無理に動こうとすると糸によって体が切断されてしまうので、相手は動くこともできないのです。
坂田銀時との闘いに敗北するも復活?
河上万斉は、『銀魂』の真選組動乱篇で坂田銀時と戦います。その時真選組は、伊東鴨太郎の策略によって内部崩壊しかけていました。坂田銀時は真選組に加勢をしようとしましたが、河上万斉がそれを止めました。そして河上万斉は太刀を使って坂田銀時と戦います。
白夜叉と呼ばれるほどの強さを持つ坂田銀時相手に、河上万斉は一歩も引かず戦いました。しかし、打ち合いの隙を狙って坂田銀時は列車の方へ向かおうとします。そこで河上万斉は三味線の糸で縛ります。しかし坂田銀時は糸によって体から血が出ても動きを止めず、無理やり前に進みました。そして追ってくる河上万斉をヘリごと吹き飛ばします。
単純な剣での戦いでは坂田銀時の方が一枚上手で、この戦闘によって河上万斉は負傷し、戦線離脱してしまいます。しかし、真選組動乱篇の最後に頭に包帯を巻いた河上万斉が登場します。派手にやられていましたが、すぐに復活していることから肉体的な強さも持っているようです。
河上万斉は生き残った?
河上万斉は坂田銀時に負けてしまったものの、他のシーンでは圧倒的な強さを見せています。河上万斉の強さが分かるのは烙陽決戦篇です。烙陽決戦篇では多数の天人に囲まれ、志村新八と共に戦い抜きました。あまりの敵の多さに最後は追い込まれてしまいますが、志村新八を逃すために一人で戦い、時間を稼ぎました。
さらに銀丿魂篇でも河上万斉の強さが分かります。河上万斉はアルタナ解放軍との戦いで、高杉晋助と来島また子を先に行かせるために囮になり、一人で大軍を相手にしました。河上万斉は体が動かなくなっても、三味線の糸で自分の体を支えて戦い続けました。
しかし最後はアルタナ解放軍を巻き込んで自爆し、死亡しました。河上万斉は死亡してしまいましたが、この最期のシーンでは戦闘能力の強さが分かります。また、仲間のために一人で戦う精神的な強さを持っていることも分かります。
【銀魂】河上万斉のモデル人物について
河上万斉にはモデルになった人物がいます。河上万斉のモデルは実在した人物です。ここでは、河上万斉のモデルになった人物についてまとめています。
モデル人物は「河上彦斎」
河上万斉のモデルは、河上彦斎です。河上彦斎は幕末から明治初期に活躍した人物です。実は『るろうに剣心』の主人公である緋村剣心のモデルになった人物でもあります。河上万斉の「〜ござる」という喋り方は、緋村剣心の設定が活かされています
河上彦斎とは
河上彦斎は熊本藩の尊皇攘夷派の剣士です。禁門の変や第二次長州征伐に参加し、勝利しました。29歳の時には高杉晋助と協力して討幕を企みます。ところが1867年に帰藩した際、熊本藩では佐幕派が力を持っていたため、投獄されてしまいました。
そして明治になり、やっと出獄できました。その後は後進育成に励むものの、突然免職されます。さらに明治維新後は新政府のやり方に反発したことで、孤立を深めることになりました。
河上万斉と河上彦斎を比較
河上万斉とモデルの河上彦斎を比較すると、攘夷活動をしていたところや高杉晋助のモデルの高杉晋作と協力関係にあったところが同じです。河上彦斎は、明治維新後に奇兵隊が起こした、脱退騒動と呼ばれる反乱事件にも巻き込まれています。
この脱退騒動で逃げた大楽源太郎を匿ったことで、脱退騒動や広沢真臣暗殺に関与していると疑われ、投獄の後に斬首されました。一方、河上万斉は鬼兵隊に所属しており、最後はアルタナ解放軍と戦って戦死しました。このように経歴は多少似ているものの、その最期は異なります。
音楽プロデューサー「つんぽ」のモデルも調査
河上万斉は音楽プロデューサーつんぽとしての一面も持っています。この設定はある人物がモデルになっています。ここでは、音楽プロデューサーつんぽのモデルについて紹介します。
つんぽのモデルは「つんく♂」
つんぽのモデルは、音楽プロデューサーのつんく♂です。つんく♂は、『ハロー!プロジェクト』や『ドリームモーニング娘。』など、人気アイドルのプロデュースを務めた人物でもあります。つんぽもアイドルの寺門通をプロデュースしており、つんく♂がモデルになっていることがよく分かります。
【銀魂】河上万斉の名言集
河上万斉は『銀魂』の登場回数は少ないですが、登場するたびに名言を残しています。たった数コマの登場でも、伏線となるセリフを言うシーンもありました。ここではそんな河上万斉の名言について紹介します。
名言「ぬしの歌、も少し聞きたく・・・」
河上万斉の名言「ぬしの歌、も少し聞きたくなった」は、真選組動乱篇で山崎退に対して言ったセリフです。山崎退は、土方十四郎が突然組織から排除された状況を不審に思っていました。元々監察として内部調査を行っていた山崎退は、伊東鴨太郎の企みを知ります。しかし伊東鴨太郎もまた、山崎退が自分の計画を知ったことに気づきました。
そこで、鬼兵隊と手を組んでいた伊東鴨太郎は、山崎退の暗殺を河上万斉に任せました。山崎退は重傷を負いましたが、這ってでもこの裏切りを伝えようとしました。その姿を見た河上万斉は山崎退のことを気に入り、この名言を言いました。
名言「あの男の魂の鼓動が・・・」
河上万斉の名言「あの男の魂の鼓動が変わった。幼稚なアニソンから骨太のロックンロールでござる」は、真選組動乱篇で土方十四郎の変化に気づいた時のセリフです。土方十四郎は、妖刀の影響でトッシーというオタクの人格に目覚めていました。そんなトッシーをたまたま万事屋が保護します。
トッシーは伊東鴨太郎の手の者から暗殺されそうになっていました。万事屋は暗殺者からトッシーを護り、その時に近藤勇が列車で暗殺されそうになっていることを聞かされます。万事屋はトッシーを連れてパトカーで列車を追いました。しかし近藤勇という大切な人の身に危険が迫っているというのに、トッシーはアニメのことばかり話します。
ところがあることがきっかけで、トッシーは土方十四郎の人格を取り戻しました。後ろからパトカーを追いかけていた河上万斉は、土方十四郎の変化に気づき、この名言を言いました。この名言の「アニソン」の部分はトッシー、「骨太のロック」は土方十四郎の人格を表しています。
この言葉によって、トッシーから土方十四郎へ完全に人格が戻ったことが分かるシーンでもあります。ただこの時河上万斉はいつものようにヘッドフォンをして音楽を聞きながらバイクで追いかけていたので、どうやって土方十四郎の鼓動を聞き分けたのかは謎です。
名言「鬼兵隊はお前と・・・」
河上万斉の名言「鬼兵隊はお前と共に…生きているぞ」は、銀丿魂篇で自ら囮となった時のセリフです。銀丿魂篇では、アルタナ解放軍と地球で戦争になります。地球にはほぼ味方がいない状況で、交渉していた快援隊が襲撃を受けてしまいます。さらにアルタナ解放軍を率いていた圓翔は、なんと地球に破壊兵器を発射させるつもりでした。
しかしそこに鬼兵隊が現れ、快援隊の加勢をします。高杉晋助は破壊兵器の発動を止めるために、アルタナ解放軍と戦いながら破壊兵器の制御装置を目指していました。その途中で散り散りになっていた河上万斉や来島また子と合流するものの、敵軍に囲まれてしまいます。そこで河上万斉は、ここを自分に任せて先に行くよう言いました。
河上万斉は敵をこれ以上進めないように一人で戦い続けます。しかし大軍を相手にやがて限界が訪れます。すると河上万斉の前には、岡田似蔵や死んでいった仲間たちの幻覚が見えました。この名言はその時のセリフです。自分が死んでも、仲間と共にあり続けると高杉晋助に向けて言ったようなシーンでした。
名言「あいつらしい死に方・・・」
河上万斉の名言「あの男らしい死に方でござろう。裏切り者は裏切りによって消える」は、真選組動乱篇で坂田銀時に対して言ったセリフです。坂田銀時は河上万斉と対峙し、事の顛末を聞くことになります。自尊心の高い伊東鴨太郎は、現在の地位に納得できず高杉晋助の手を借りて真選組を乗っ取ろうとしていました。
しかし作戦は失敗し、伊東鴨太郎は死の淵に立たされることになります。そんな伊東鴨太郎を、河上万斉は己の器も知らぬ自己顕示欲の塊だと言いました。河上万斉は、自業自得と言わんばかりに冷静に裏切り者の末路を語りました。
名言「ムリはせぬがいい・・・」
河上万斉の名言「無理はせぬがいい。手足がちぎれるでござるぞ」は、真選組動乱篇で坂田銀時に対して言ったセリフです。河上万斉は坂田銀時と戦っていましたが、坂田銀時は真選組の元へ向かおうとします。そんな坂田銀時を三味線の糸で縛り、このセリフを言いました。河上万斉が操る三味線の糸の強さが分かるセリフでもあります。
名言「奴らの歌に聞きほれた・・・」
河上万斉の名言「奴らの歌に聞きほれた拙者の負けでござる」は、真選組動乱篇の最後に高杉晋助に言ったセリフです。高杉晋助は河上万斉に対し、真選組を潰せなかったことを遠回しに責めました。それに対して河上万斉はこの名言で返しました。
潔く自分の負けを認めた河上万斉に対し、高杉晋助は鼻で笑うだけで特に咎めませんでした。このシーンでは、河上万斉と高杉晋助の関係が他の鬼兵隊のメンバーとは違うことが分かります。
名言「フン正気など保っていては・・・」
河上万斉の名言「フン正気など保っていては世界を相手に喧嘩など売れんでござる」は、かぶき町四天王篇で武市変平太に対して言ったセリフです。高杉晋助は春雨の幹部から神威の処刑を依頼されていました。しかし高杉晋助は神威につく方が都合が良いと判断し、処刑するフリをして側に居た天人を殺害しました。
このことについて全く聞いていなかった武市変平太は驚きます。なぜなら春雨を敵に回したら、鬼兵隊にとっては不利になると感じたからです。しかし河上万斉は、武市変平太とは反対に冷静にこの名言で宥めました。高杉晋助の真意を見抜いていたのか、特に慌てることもなく戦いに参加しました。
【銀魂】河上万斉の声優は?実写版の俳優も
河上万斉は、『銀魂』のアニメでも原作通り一日局長篇から登場します。河上万斉役を務めたのは、あのベテラン声優です。また『銀魂』は実写化も果たしています。ここでは、河上万斉役を演じた声優と俳優についてまとめています。
河上万斉の声優は山崎たくみ
アニメ『銀魂』で河上万斉役を演じたのは山崎たくみです。山崎たくみは、2007年から2018年まで放送された4シリーズに出演しました。
山崎たくみのプロフィール
河上万斉役を演じた山崎たくみは、1964年4月14日生まれの男性声優です。T・S・Pという声優事務所の代表を務めています。元々舞台俳優をしていましたが、1985年に声優デビューしました。
それからは声優業をメインに、現在は音響監督や声優学校の講師としても活動しています。声優の塩沢兼人とは生前から親しくしており、死後は塩沢兼人の持ち役の多くを引き継いでいます。
山崎たくみの主な出演作品
声優の山崎たくみの主な出演作品には、『しましまとらのしまじろう』の空野とりっぴい役、『鬼滅の刃』の鎹鴉役、『Fate/Zero』のケイネス・エルメロイ・アーチボルト役、『ドラえもん』のスネ吉役、『明日のナージャ』のアーベル・ガイガー役、『キン肉マンII世』のセイウチン役、『ONE PIECE』の黒炭カン十郎役などがあります。
実写版の俳優は窪田正孝
実写版で河上万斉役を演じた俳優は窪田正孝です。窪田正孝は、2018年に公開された『銀魂2 掟は破るためにこそある』に出演しました。
窪田正孝とは
河上万斉役を演じた窪田正孝とは、1988年8月6日生まれの俳優です。スターダストプロモーションに所属しています。妻は女優の水川あさみです。現在の事務所のオーディションに合格し、2006年に俳優デビューしました。エランドール賞新人賞や、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞などを受賞している実力派俳優です。
窪田正孝の役や演技の評判
俳優の窪田正孝は主役を演じることが多く、NHK連続テレビ小説『エール』でも主役の古山裕一役を演じて話題になりました。また実写映画やドラマに出演することも多く、『デスノート』の夜神月役や『東京喰種トーキョーグール』の金木研役を演じています。
演技力が高く、『銀魂』の実写版でも河上万斉役は好評でした。特に最後の坂田銀時との戦闘シーンは、迫力があってかっこいいという声がたくさんありました。
【銀魂】河上万斉の世間での評判や人気
SNSでは、『銀魂』の河上万斉の死亡シーンで泣いたという書き込みがたくさんありました。河上万斉の死亡シーンは、鬼兵隊や高杉晋助に対する強い想いが分かるシーンでもあり、泣けるといわれています。また、「まさか河上万斉が死ぬとは思わなかった」という驚きの声もありました。
河上万斉は殺さなかった山崎退や曲を提供している寺門通、そして攘夷四天王のことを認めています。ファンの間では、芯の強い人間を認めているのではないかと考察されていました。
鬼兵隊は高杉晋助が率いていますが、河上万斉と高杉晋助は上司と部下である以前に友人同士でもあります。そんな対等な関係性が、ファンの間では人気でした。
【銀魂】もしも河上万斉が◯◯だったら
ここではもしも河上万斉が〇〇だったらと仮定し、生徒会長・彼氏・モデルの三つのシチュエーションで考察していきます。
河上万斉「生徒会長」篇
河上万斉がもしも生徒会長だったら、生徒会長として使命はしっかりと全うすると考えられます。ただ音楽のノリで話したりすることが多いので、行事などのあいさつでは何を言っているのか一般生徒には理解できないかもしれません。
実際に真選組動乱篇の最後のシーンでは、河上万斉がノリで話すので理解しにくい会話の内容になっています。読者の間では、逆に高杉晋助はよく河上万斉の会話についていけるなと関心されていました。
河上万斉「彼氏」篇
河上万斉がもしも彼氏だったら、何があっても護ってくれる彼氏になると考えられます。河上万斉は大切なものを護るために自分を犠牲にするタイプです。実際に烙陽決戦篇や銀丿魂篇では、囮になって志村新八や来島また子、高杉晋助を救いました。そのため、大切な者のために尽くしてくれると考えられます。
河上万斉「モデル」篇
河上万斉がもしもモデルだったら、人気のモデルになる可能性はあります。河上万斉は『銀魂』に登場する地球人の中では、179cmと比較的身長が高いです。さらに顔も整っているので、ファッション誌のモデルとして人気が出ると考えられます。また筋肉質でがたいが良いので、雑誌では筋トレなどの特集を組まれるかもしれません。
【銀魂】河上万斉は人斬りとプロデューサーの二刀流
河上万斉は人斬りと音楽プロデューサーの二つの顔を持つ人物でした。世間では人斬りと恐れられているように、戦闘能力は高く大軍を一人で相手にするほどの強さもあります。
鬼兵隊では高杉晋助と信頼関係を築いており、仲間からも慕われています。そんな河上万斉は、主に真選組動乱篇・烙陽決戦篇・銀丿魂篇で活躍するので、ぜひ漫画やアニメをチェックしてみてください。
この記事のライター
rg4yd
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