【炎炎ノ消防隊】黒野が灰の死神と呼ばれる理由は?右腕や技について紹介
『炎炎ノ消防隊』に登場する「優一郎黒野」について紹介します。『炎炎ノ消防隊』の黒野が灰の死神と呼ばれる理由や炭化した右腕、黒野の能力や技、強さなどを徹底調査しました。また、アニメ『炎炎ノ消防隊』で黒野の声を担当している声優を紹介しています。
目次
【炎炎ノ消防隊】黒野とは?
『炎炎ノ消防隊』に登場する「優一郎黒野」は、能力開発研究所の主任を務めている人物です。弱い者いじめが好きで子供にも容赦しない性格をしており、第3世代能力者としても実力者であることから、「灰の死神」と呼ばれるほどの強さを持ちます。ここでは『炎炎ノ消防隊』に登場する黒野や『炎炎ノ消防隊』の概要について紹介していくため、チェックしてみてください。
黒野のプロフィール
- 名前:優一郎黒野(ゆういちろうくろの)
- 年齢:29歳
- 誕生日:9月6日
- 身長:177cm
- 所属:灰島重工開発研究所
- 役職:主任
優一郎黒野は、灰島重工に勤めている第3世代能力者です。黒髪に猫のような目をした細身の男で、能力者やアドラバーストに関する研究を行っている能力開発研究所の主任として働いています。アドラバーストを持った人間を見つけるために、子供達に対して訓練やデータ取得を名目とした戦闘テストを実施していました。能力者として高い実力を持つキャラクターですが、右腕が重度の灰病によって黒く炭化しています。
黒野の性格
『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は、自身でも「弱い者いじめが好き」と公言するような歪んだ性格をしています。実際に能力開発研究所では、特殊能力を持った子供達に対して「訓練」と称した過激な戦闘テストを実施していました。能力開発のためには労力を惜しまず、手段を選ばない人物です。弱い者いじめが好きな狂人であるため、社内外から「灰の死神」と呼ばれ恐れられています。
炎炎ノ消防隊の概要
『炎炎ノ消防隊』(えんえんのしょうぼうたい)は、人体発火現象による炎の恐怖に襲われている世界を舞台に、「焔ビト」と呼ばれる炎の怪物と戦う特殊消防隊の活躍を描いた漫画作品です。『週刊少年マガジン』で2015年43号~2022年13号まで連載されていました。大久保篤の週刊少年誌デビュー作であり、単行本は全24巻、発行部数は世界累計2000万部を突破しています。2019年にはテレビアニメ化もされました。
炎炎ノ消防隊のあらすじ
主人公である森羅日下部(シンラ)は、幼い頃に謎の火事で母親と弟を亡くしたことをきっかけに、焔ビトの原因究明や人々の安全を守る組織、「特殊消防隊」に入隊します。シンラが消防士になったのは、これ以上家族のような犠牲者を生まないため、「家族を殺した」という自身の濡れ衣を晴らすためという目的がありました。シンラは特殊消防隊として仲間と共に活動しながら、物語の謎へと迫っていくのでした。
【炎炎ノ消防隊】黒野が灰の死神と呼ばれる理由や右腕
『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は、物語の主役である特殊消防隊の隊員ではなく、灰島重工という民間企業の社員です。能力開発研究所の主任という立場であり、研究者である黒野ですが、実際にはアドラバーストを持った人間を見つけ出すための戦闘実験を行っている危険人物です。そんな黒野は、周りから灰の死神と呼ばれ恐れられています。ここでは、『炎炎ノ消防隊』の黒野が灰の死神と呼ばれる理由や、炭化した右腕の理由などを紹介していきましょう。
黒野が灰の死神と呼ばれる理由
『炎炎ノ消防隊』の黒野は第3世代能力者としても高い実力を持つ能力者ですが、強い相手と戦うよりも、弱い相手を戦うことを好む歪んだ性格をしています。また、他の能力者と比較しても圧倒的な強さを持っていることから、灰の死神と呼ばれるようになりました。
黒野の右腕は炭化した?
黒野は普段は右腕に包帯を巻いています。その右腕は灰病によって炭化し、黒い炭のような状態になっています。炭化とは、発火能力の酷使によって身体の細胞が破壊され、炭のような状態になることです。『炎炎ノ消防隊』の世界でも治療法はまだ確立していないため、発火能力を使えば使うほどに灰病は進行していき、身体は炭化していってしまいます。
黒野の右腕は長時間の戦闘には不向き?
『炎炎ノ消防隊』の黒野は炭化した右腕を戦闘に使用しており、右腕から出す黒煙を使ってさまざまな攻撃を繰り出すという強さがあります。しかし灰病の影響により、右腕を使った長時間の戦闘には不向きです。灰病によって身体が炭化すると、能力を使うことによって炭化が進行していきます。病の影響を見せずに平然と戦っている黒野ですが、その能力は長い時間使い続けることはできません。
【炎炎ノ消防隊】黒野の能力や技
『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は、右腕が灰病によって炭化しているにもかかわらず、高い戦闘能力を持った能力者です。炭化した右腕から出る黒煙を変化させて、武器を生成することも可能です。ここでは『炎炎ノ消防隊』の黒野の能力や技について解説していくため、チェックしてみてください。
黒野の能力の使い方
前述のとおり、黒野はその炭化した右腕から放たれる黒煙を変化させることで、あらゆる使い方をすることができます。武器として利用することはもちろん、目眩ましや感知といった使い方もできるという強さがあります。ここでは、まずは黒野が持つ能力の使い方を紹介していきましょう。
能力の使い方①目眩まし
『炎炎ノ消防隊』の黒野の能力の使い方の一つに、目眩ましがあります。黒野はその右腕から出る黒煙を利用することで、相手の視界を奪うことが可能です。黒煙は室内などの密室や狭い場所であれば、あたりを真っ暗にすることもできます。作中でも、敵に囲まれてしまったときには、黒煙を活用して逃げる戦略を取っていました。
能力の使い方②感知
『炎炎ノ消防隊』の黒野の能力の使い方の一つに、感知があります。黒野は黒煙と感覚をリンクしており、黒煙の揺らぎを感知することが可能です。そのため、右腕から出る黒煙をあたりに放つことで、相手の動きを感知して戦闘に活用することができます。目で見えていなくても黒煙に触れていさえすれば相手の動きがわかるため、あたりが真っ暗な状態であっても、黒野には相手の動きがお見通しということになります。
能力の使い方③武器の生成
『炎炎ノ消防隊』の黒野の能力の使い方の一つに、武器の生成があります。黒野の右腕から出る黒煙は固体化することもできるため、敵と戦うための武器も戦闘中に生成可能です。実際に作中でも、小さな投げナイフから敵を一刀両断できるような大太刀まで、さまざまな種類の武器を戦闘に合わせて生成していました。生成した武器の強度も高く、焔ビトを断ち切ることが可能です。
能力の使い方④爆発
『炎炎ノ消防隊』の黒野の能力の使い方の一つに、爆発があります。黒野の炭化した右腕から放つ黒煙は、燃焼や爆発を起こすことも可能です。黒野の放つ黒煙を吸い込んだ敵は、体内から燃えて丸焼けになっていました。爆発については他の能力者の攻撃での爆発のような破壊力はありませんが、相手を軽く吹き飛ばす程度の威力を持ちます。爆発よりも、吸い込めば体内から燃やされてしまう燃焼の方がやっかいな攻撃です。
黒野の技
ここまで紹介したとおり、黒野の炭化した右腕から放たれる黒煙にはたくさんの使い方があります。これらの使い方を活用し、黒野は戦闘の際にもさまざまな技を披露しています。多彩な技を使えることも、黒野の強さの理由の一つです。ここでは、黒野の技について紹介していきましょう。
黒野の技①右ノ蝕
『炎炎ノ消防隊』の黒野の技である「右ノ蝕」とは、黒煙での感知を活用した技です。たとえ黒野自身の間合いの外にいたとしても、黒煙を通して敵を攻撃することができます。灰島重工の能力開発研究所で黒野と戦闘になったシンラは、黒野の攻撃が届かない距離にいたにもかかわらず、黒野がまき散らした黒煙に触れたために傷を負ってしまいました。作中で黒野は種明かしをしませんでしたが、シンラが傷を負ったのはこの右ノ蝕を使用したためです。
黒野の技②蝕隠レ
『炎炎ノ消防隊』の黒野の技である「蝕隠レ」とは、黒煙の目眩ましの能力を使用した技です。黒煙をもやもやと発生させ、煙の中に紛れることで、相手の視界から消える技となっています。蝕隠レは攻防一体の技となっており、黒煙に紛れることで、相手に気付かれないうちに攻撃ができるという強さがあります。作中でも、黒煙がシンラを通り抜けたと思った瞬間、シンラは黒野の斬撃を受けてしまいました。
黒野の技③人蝕
『炎炎ノ消防隊』の黒野の技である「人蝕」とは、高温の煤を使って黒煙を吸い込んだ相手を体内から燃やす技です。作中でも、伝道者一派のカロンの手下6人がナタクを捕まえていた際に、黒野はすぐに黒煙となってその中心へ移動しました。何が起きたのかわかっていないカロンの手下6人は、黒煙を吸い、そのまま燃え上ってしまいました。相手に攻撃されたことを自覚される前に、焼死体にしてしまうという恐ろしい強さを持つ技です。
黒野の強さを他キャラと比較
『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は、作中でもトップクラスの強さを誇る能力者です。作中最強の消防官である第7特殊消防隊の新門紅丸も、黒野のことを「やばいやつ」と呼んでいました。仮に特殊消防隊に入隊していれば、多くの功績を残すことができる実力者です。ここでは『炎炎ノ消防隊』の黒野の強さと他のキャラの強さを比較していくため、チェックしてみてください。
黒野はバーンズより強い?
『炎炎ノ消防隊』で第1特殊消防隊の大隊長を務めているレオナルド・バーンズは、最強の火力を誇る能力者です。第7特殊消防隊の新門紅丸とも互角に渡り合える実力者であり、新門紅丸が唯一認めている相手です。最大化力を生成するまでには時間がかかりますが、黒野とも同等の強さを持っています。ただし、黒野は弱い者いじめが好きなため、黒野、バーンズ、新門紅丸の3人が戦うことになった場合、直接2人と戦うようなことは避けようとすることが予想できます。
黒野は新門紅丸より強い?
『炎炎ノ消防隊』で第7特殊消防隊の大隊長を務めている新門紅丸は、最強の消防官とされている作中でも最強のキャラクターです。喧嘩っ早い江戸っ子気質な性格をしているため、黒野とは正反対のタイプです。バーンズは最大化力を作り出すのに少し時間がかかるため、この3人での戦いになれば有利なのは新門紅丸です。また、黒野も新門紅丸との直接対決は避けようとすることが予想されるため、強さ自体は対等だとしても実力を発揮できる新門紅丸の方が強いと考えられています。
【炎炎ノ消防隊】黒野と他キャラの関係
『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は特殊消防隊の人間ではないため、他のメインキャラクターとの関係は薄いです。しかし主人公であるシンラとは、かつて研究所で会ったことがありました。ここでは『炎炎ノ消防隊』の黒野と他キャラの関係についてしょうかいしていきましょう。
黒野と森羅の関係
幼い頃のシンラは能力開発施設にいたため、黒野とも会ったことがあります。シンラは12年前の火事で家族を失ったあと、灰島重工の保護施設にいました。シンラは特殊消防隊の消防士として灰島重工の視察をした際に黒野に再会し、黒野と戦闘することになります。黒野の強さの前にシンラは苦戦することになりますが、実験を受けていた少年の一人ナタクが伝道者一派にさらわれてしまったため、2人は共闘することになります。
黒野とナタクの関係
ナタク孫は、特殊消防隊に所属しながら伝道者一派の一人だった烈火星宮の事件によって発火能力に目覚めた少年です。黒野は能力開発研究所でナタクの戦闘訓練を担当していました。シンラとのアドラリンクによってアドラバーストに覚醒し、六柱目となったナタクは伝道者一派に狙われることになります。ナタクの事を気に入っていた黒野は、ナタクを取り戻すためにシンラと手を組んで戦うことになります。
黒野と大黒部長の関係
灰島重工の幹部である大黒部長は、常に結果を出すことでのし上がってきたエリートです。黒野にとって大黒部長は上司という関係です。大黒部長は「人間性が最悪でカリスマ性もない」と言われていますが、サラリーマンであるため、黒野も大黒部長の指示には従っていました。
【炎炎ノ消防隊】黒野の声優
『炎炎ノ消防隊』のアニメ2期となる『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』には、黒野も登場します。原作でも癖の強いキャラクターとその強さで人気があった黒野ですが、人気声優がその声を担当したことでより話題になりました。ここでは『炎炎ノ消防隊』で黒野を担当している声優を紹介していきましょう。
黒野の声優は「櫻井孝宏」
『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』で優一郎黒野を担当しているのは、声優の「櫻井孝宏(さくらいたかひろ)」さんです。多数の人気アニメのキャラクターを演じてきた人気声優で、代表作としては、『おそ松さん』の「松野おそ松」役や『鬼滅の刃』の「冨岡義勇」役などが挙げられます。
櫻井孝宏のプロフィール
- 名前:櫻井孝宏(さくらいたかひろ)
- 職業:声優
- 生年月日:6月13日
- 出身地:愛知県
- 所属事務所:フリーランス
櫻井孝宏の主な出演作品
櫻井孝宏さんの主な出演作品としては、『おそ松さん(松野おそ松)』、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(岸辺露伴)』、『コードギアス 反逆のルルーシュ(枢木スザク)』、『ダイヤのA(御幸一也)』、『PSYCHO-PASS サイコパス(槙島聖護)』、『今日からマ王!(渋谷有利)』、『金色のガッシュベル!!(高嶺清麿)』、『ファイナルファンタジーVII(クラウド・ストライフ)』、『鬼滅の刃(冨岡義勇)』、『呪術廻戦(夏油傑)』などがあります。
【炎炎ノ消防隊】黒野に対する世間での評判や人気
『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は原作でも人気のあるキャラクターですが、アニメ 『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』に登場したことで、黒野に関するツイートをしている人は多くいました。ここでは『炎炎ノ消防隊』の黒野に対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。
『炎炎ノ消防隊』のファンの中には黒野のことが好きという人も多いです。黒野は能力者として強く、弱い者いじめが好きな歪んだ性格をしていますが、「社畜であることがわかって好感度が上がってしまった」とコメントしている人もいました。
アニメの『炎炎ノ消防隊』を見た人の中には、「黒野がかっこよすぎる」とツイートしている人も多く存在していました。黒野は見た目はイケメンで能力も強いため、男女ともにファンの多いキャラです。
アニメの『炎炎ノ消防隊』を見ていた人の中には、「死神のおじさんが自分で自分のことをおじさんと言っているところが刺さった」とツイートしている人もいました。アニメでは声が付いているため、余計にツボにはまってしまったようです。
【炎炎ノ消防隊】黒野は灰の死神と呼ばれるキャラだった
『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は、灰島重工に勤めている能力開発研究所の主任です。弱い者いじめが好きな歪んだ性格をしており、能力者としても圧倒的な強さを誇ることから、「灰の死神」と呼ばれています。黒野のことが気になった人は、ぜひ『炎炎ノ消防隊』をチェックしてみてください。
この記事のライター
azu
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