【チェンソーマン】マキマの能力や強さを徹底考察!正体や目的は?
『チェンソーマン』のマキマは作中で様々な能力を披露していますが、そこにはマキマの正体が大きく関わっていました。そんな『チェンソーマン』のマキマについて、作中で描かれた能力や強さ、明かされた正体や目的などを考察を交えてまとめました。
マキマとは?
『チェンソーマン』のマキマの能力や強さを見ていく前に、まずはマキマのプロフィールや作品概要を見ていきましょう。
マキマのプロフィール
『チェンソーマン』のマキマは公安退魔特異4課のリーダーかつ内閣官房長官直属のデビルハンターです。しかし、年齢などの基本的なプロフィールや契約している悪魔など、所属以外の情報はほとんど明かされていません。唯一わかっているのは趣味が映画鑑賞であることだけで、1日のうちに複数の作品を観てしまうほどでした。性格的には常に落ち着いていますが、相手を惑わせて引き付けるような言動になっています。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は『週刊少年ジャンプ』で2018年から2020年にかけて第1部が、『少年ジャンプ+』で2022年7月から第2部が連載されている藤本タツキの作品です。悪魔が存在する世界でそれを駆除するデビルハンターの物語が展開され、ダークな世界観や絶妙なパロディなど様々な魅力が詰まっていることから人気を集めています。
チェンソーマンのあらすじ
デンジは死んだ父親の借金を返すために悪魔を駆除するデビルハンターとして生活していましたが、ある日にヤクザから嵌められたことで、相棒のチェンソーの悪魔・ポチタと共に殺されてしまいました。しかし、ポチタがデンジの血を得ることで心臓となり、チェンソーの悪魔への変死能力を手に入れてデンジは復活します。そんなデンジを公安のマキマが発見し、デンジは公安に管理されながらデビルハンターを継続することになります。
マキマの能力や強さ
『チェンソーマン』のマキマは作中最強レベルの強さで、様々な能力を持っています。そんなマキマの能力や強さについて紹介していきます。
マキマの能力①動物を使い盗聴する
マキマの能力その1は動物を使い盗聴する能力です。作中ではネズミや鳥を使っていて、正確には下等生物の耳を借りる能力と言われています。この能力があることでデンジの行動をわかっていたかのような動きを見せていました。
マキマの能力②日本国民を犠牲にした不死身
マキマの能力その2は日本国民を犠牲にした不死身です。作中でマキマは頭を打ち抜かれるなど明らかな致命傷を受けていましたが、その後すぐに無傷で登場していました。これはマキマの正体にも繋がる部分ですが、日本の内閣総理大臣と契約したことで、マキマへのダメージは日本国民への事故や病気に肩代わりされるようになっていたのです。そのため、どんな致命傷を受けても日本国民がいる限りマキマは死にません。
マキマの能力③相手を遠隔を圧死させる
マキマの能力その3は相手を遠隔で圧死させる能力です。作中では死刑囚に対象となる者の名前を言わせることで、その相手が圧死していました。この際、死刑囚の方も死んでいるので、能力の発動には対象一人につき生贄一体が必要であることが窺えます。発動時には京都の神社にいながら東京にいた相手を圧死させており、発動すれば回避は不可能という強さがあります。
マキマの能力④格下の相手を支配する
マキマの能力その4は格下の相手を支配する能力です。マキマの正体が明かされた際、上記で紹介した能力の全てがこの支配する能力から来たものであると明らかになりました。動物に限らず、人間や悪魔なども格下であれば支配でき、それらの固有の能力を使わせることも可能であるため、マキマ自身が多数の能力を持っているかのように見えていたのです。その支配力の強さは死んだ者さえも蘇らせて駒として使えるほどでした。
マキマの正体や目的を考察
『チェンソーマン』のマキマの能力や強さは彼女の正体が明らかになったことでわかってきましたが、真の目的については完全にわかったわけではありません。ここではマキマの正体と一連の目的について考察を交えながら紹介していきます。
マキマの正体は「支配の悪魔」だった
『チェンソーマン』のマキマの正体は支配の悪魔であり、それまでに見せてきた能力はデビルハンターとして悪魔と契約していたわけではなく、マキマ自身の能力でした。自分が格下と思った相手を支配できる能力も支配の悪魔という存在からほぼ全ての相手に通用してしまうという破格の強さであり、支配という名の権力を持った存在です。
マキマしか知らない歴史がある?
『チェンソーマン』のマキマは本編の終盤において、マキマしか知らない歴史があることが窺える台詞が出てきました。作中は架空の日本やアメリカですが、その中でも第二次世界大戦はあり、マキマはそれを実際に見ていたように言っています。正体が支配の悪魔であることから考えると、マキマは様々な支配があった太古の時代から生きている可能性が高いと言えます。
マキマの目的
『チェンソーマン』のマキマの正体は支配の悪魔ですが、その目的は今の世界よりも良い世界を作るというものでした。しかし、岸辺からはマキマのこの目的が嘘であると言われています。マキマが言う良い世界とは強大な力で支配される世界である可能性が高く、それを実現させようとしているなら悪魔のような考えと言えます。一方で、死や戦争について思うところがあるような描写から純粋な願いであるようにも見えます。
マキマは目的の為にチェンソーマンが必要だった?
『チェンソーマン』のマキマは良い世界を作る目的のためにデンジが変身するチェンソーマンを必要としていました。チェンソーマンの能力は食べた悪魔とその悪魔が冠するものをこの世界から消すというもので、マキマはこの能力を支配して手に入れることで、死や戦争といったものを消し、それによって良い世界を作ろうとしたのです。それを実現させるため、マキマはデンジに近づきました。
マキマが集めた武器人間とは?
『チェンソーマン』のマキマはデンジのように悪魔の変身能力がある人間を集めて自分の配下としています。武器人間と言われるその集団は長剣や槍、火炎放射器といった様々な武器の悪魔に変身しており、全員マキマの支配の能力によって洗脳されています。
マキマの契約悪魔一覧
『チェンソーマン』のマキマは支配の悪魔としての能力で別の悪魔も支配する形で契約を結んでいて、戦力として使っています。そんなマキマの契約している悪魔について見ていきましょう。
契約悪魔①蛇の悪魔
蛇の悪魔は沢渡アカネの契約悪魔として登場していましたが、後にマキマの支配下になっていることがわかるシーンが描かれました。指示による攻撃の他に、悪魔を丸吞みにして、吐き出した際に操れる能力があります。沢渡アカネが使った際は丸吞みに関して代償が必要でした。
契約悪魔②未来の悪魔
未来の悪魔は公安に収容されていた悪魔ですが、マキマに支配されていたことが判明します。契約者は少し先の未来がわかり、腹の穴に入れば後の未来を全てわかります。
契約悪魔③銃の悪魔
銃の悪魔は作中の13年前に現れて世界を震撼させた悪魔であり、現代でアメリカの手によって復活させられた悪魔です。名前の通り全身が銃の悪魔であり、特定の対象を指定して銃弾を放つ能力を有していました。銃の悪魔の復活は支配の悪魔であるマキマを止めるために行われたものでしたが、マキマが複数の悪魔を使って迎撃したことで支配下となり、最悪の形でデンジと対面することになります。
契約悪魔④蜘蛛の悪魔
蜘蛛の悪魔は公安対魔特異4課のデビルハンターでもある悪魔で、プリンシという名前で呼ばれています。人間に近い見た目ですが、魔人ではなくれっきとした悪魔であり、複数ある脚による攻撃は凄まじい強さがあります。登場時からマキマに従順な様子でしたが、プリンシも支配下に置かれていたことが判明します。
契約悪魔⑤天使の悪魔
天使の悪魔は公安対魔特異4課の悪魔で、エンジェルと呼ばれています。天使の輪っかや羽以外は中性的な見た目の人間と変わりませんが、性別的には男です。触れた相手の寿命を吸い取り、その寿命で武器を作り出す能力を持っています。早川アキのバディになる形で登場しましたが、後にマキマの能力によって支配されていたことが明かされました。
契約悪魔⑥罰の悪魔?
罰の悪魔は黒瀬ユウタロウと天童ミチコの契約悪魔として名前が出てきていますが、詳しい能力はわかりません。ただ、マキマが圧死させる能力について、天罰のような形で相手を殺していることから、罰の悪魔の能力が由来ではないかと考察されています。
契約悪魔⑦ゾンビの悪魔
ゾンビの悪魔は物語の最初にデンジに仕事を回していたヤクザと契約していた悪魔で、後にマキマの契約悪魔としても登場します。人間をゾンビにする能力があり、ゾンビ化した人間は理性を失って他の人間を襲うことで、ゾンビを増やしていきます。
マキマに対する世間での評判や人気
ここでは『チェンソーマン』のマキマについて世間での評判や人気を紹介していきます。戦闘シーンが描かれる度に様々な能力を持つことからその強さに注目が集まっていましたが、正体が明かされたことでさらに盛り上がりを見せました。
『チェンソーマン』のマキマの正体が支配の悪魔であり、その能力が格下の支配だったことについて、強力過ぎるという感想が見られました。作中の様々なキャラや悪魔が支配の能力にかかってしまうことから、マキマの恐ろしさが強調されたようです。
『チェンソーマン』のマキマの能力について、複雑でよくわからないという意見がありました。作中で支配する能力という説明は出ていますが、それ以前に様々な能力を使用していることから、一回読むだけでは複雑で理解しづらくなっています。
『チェンソーマン』のマキマの正体がわかっていない段階では、支配以外の悪魔の予想が出てきていました。作中の悪魔が冠するものは動物から概念まで様々な種類があったため、マキマの正体をズバリ当てるのは難しかったようです。
マキマの能力は恐ろしいものだった
『チェンソーマン』のマキマは公安のデビルハンターとして働いていますが、その正体は世界の変革を企てる支配の悪魔でした。その能力は自分が格下と認識した相手を支配するというもので、作中の様々な能力は支配下にある悪魔の能力を強制的に使用させたものになっています。そんなマキマの正体や強さがわかった状態で読み返すとまた楽しめるので、原作漫画をチェックしてみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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