【BLEACH】十刃まとめ!メンバーと能力や強さは?破面大集合
本記事では漫画『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)の能力や仕組み、死神との関係性などについて詳しく紹介していきます。十刃の最強ランキングなども紹介していきますので、『BLEACH』を見た事ない方や見た事ある方も是非最後までご覧ください。
目次
【BLEACH】十刃(エスパーダ)を徹底調査!
この記事では漫画『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)について詳しく紹介していきます。十刃(エスパーダ)の能力やその仕組み、十刃の最強メンバーや名シーンなど、十刃に関する全ての情報を徹底調査しました。
十刃とは
漫画『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)は、『BLEACH』の作中で主人公である黒崎一護の一行や護廷十三隊ら死神に謀反を起こした藍染惣右介に従う、四天王のような存在として登場しました。十刃(エスパーダ)とは数字持ち(ヌメロス)の大虚(メノスグランデ)の中でも、特に戦闘能力に優れた成体破面(アランカル)10体のことです。体のどこかにそれぞれの番号を示す数字が書かれており、何番目に強いのかを表しています。十刃は権限として、1人につき「従属官(フラシオン)」と呼ばれる直属の部下を従える権限を持っています。自ら先陣を切って戦う十刃もいれば従属官(フラシオン)をたくさん従える十刃もいます。
破面(アランカル)なしでは十刃を語れない
漫画『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)は破面(アランカル)の中から選ばれた存在です。虚(ホロウ)が共食いすることで成長し、大虚(メノス・グランデ)となり、さらに理性や感情を持って死神のような力を手にした存在が破面(アランカル)です。
その力は並の死神を凌駕するどころか、隊長格でさえ1対1では劣勢を強いられるほどの強さの持ち主の集まりです。なので十刃は、破面(アランカル)なしでは語れないと言っても間違いありません。
破面とは
『BLEACH』に登場する破面とは、死神の能力を手に入れようとしている虚(ホロウ)の一団のことです。死神の力を手に入れたことで自身専用の斬魄刀を持ち、ヴァストローデになると完全に人間に近づいた姿に変わります。虚の頃とは違い、理性や感情を持ち、欲望を押さえ込む技も兼ね備えています。ただ強い者に従うだけでなく、仲間意識を持つ破面も多く登場します。戦闘能力は隊長格と同じ者から隊長格以上の能力の持ち主もいます。
十刃と死神の関係
漫画『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)は「数字持ち」の中から選抜された、特に優れた殺戮能力を持つ十体の成体破面です。虚(ホロウ)が共食いすることで成長し、大虚(メノス・グランデ)となり、さらに理性や感情を持って死神のような力を手にした存在が破面(アランカル)です。そんな破面の中でも特に強い能力を持つ者を藍染惣右介が集めて序列化した集団が「十刃(エスパーダ)」です。そんな圧倒的な強さを持つ十刃ですが、最後には死神達に倒されてしまいます。
【BLEACH】十刃との関係が注目される死神
死神①藍染惣右介
1人目は漫画『BLEACH』で数多くの活躍を見せている藍染惣右介です。藍染惣右介がそれぞれの破面に称号を授けた人物です。そして十刃(エスパーダ)を操り、王鍵を創成し世界を転覆させようと考えていました。崩玉の力によって強力な破面を生み出し、序列をつけ、競わせることにより強力な軍勢として育てあげました。強い能力の持ち主の十刃(エスパーダ)が束になっても傷一つつけられないほどの、圧倒的強さの持ち主です。
藍染惣右介とは
藍染惣右介は漫画『BLEACH』の悪役として登場しており、冷酷な性格を持つ野心家です。基本的には自分の部下はおろか、全ての存在は自分の目的を果たすための捨て駒としか見ておらず、用済みと判断したらいとも簡単に斬り捨て、手に掛けるなど非情な行動が目立ちます。身長186cm体重74kgの5月29日生まれです。
護廷十三隊時代は眼鏡をかけていましたが、本性を現してからは、伊達だった眼鏡を外し、髪をオールバックにして、一人称も「僕」から「私」になっています。また、本性を表してからは敵をフルネームで呼ぶようになりました。『BLEACH』の登場人物の中でも圧倒的強さを持つキャラクターです。
藍染惣右介との関係
漫画『BLEACH』において十刃(エスパーダ)と藍染惣右介との関係について紹介していきます。破面に対しては崩玉不使用の破面化、破面・大虚の自勢力へのスカウトも藍染自から直接おもむいて積極的に行っていました。藍染に対して高い忠誠心を持つ十刃も多くいました。しかし愛染としては、そんな十刃達の事を「死神としての自分をも超える存在になる」と期待していたらしく、基本的に戦いや敵への対応などは全て十刃達に任せて自分は傍観に徹していました。しかし彼らが次々と隊長達に敗れる姿を見て、最終的には「死神としての自分一人の力にすら及んでいない」として、自分の道行きには付いてこられないと判断し、最後まで生き残ったハリベルを自ら切り捨てています。
死神②東仙要
2人目は元護廷十三隊の隊長の東仙要です。藍染惣右介を崇拝しており、彼に全てを尽くしかなりの信頼を寄せていました。戦いに対して東仙要が一貫して持っている信念は、檜佐木を始め多くの隊士から敬愛されています。『BLEACH』に登場するキャラクターの中でも盲目を逆手に取り戦う特質な能力の持ち主です。
東仙要とは
漫画『BLEACH』に登場する東仙要は元護廷十三隊九番隊隊長兼、元瀞霊廷通信編集長です。身長176cm体重61kgの11月13日生まれです。ゴーグルをつけた生来盲目で、コーンロウとドレッドヘアが特徴のキャラクターです。盲目ですが相手の体格や表情を認識することは出来るとされています。かつて慕っていた死神の女性が、死神同士のトラブルで殺害されたことを機に、彼女の正義を貫くために自らも死神となりました。何事にも「正義」を優先させる平和主義者であり、精霊邸の秩序を乱すことを是とせず無益な戦いは好んでいません。
東仙要との関係
東仙要は藍染惣右介の部下でした。そしてBLEACH虚圏篇最終決戦では元部下である檜佐木修兵と対決します。そして自分を慕っていた元部下・檜佐木に対して容赦ない攻撃を加えています。しかし最後は檜佐木の接近を許してしまい、斬魄刀で喉を突き刺されてしまい敗北しています。
死神③市丸ギン
3人目は『BLEACH』に登場する元護廷十三隊三番隊元隊長・五番隊元副隊長市丸ギンです。市丸ギンは藍染惣右介と共に尸魂界を裏切ったかのように見せかけ、実は松本乱菊のために藍染惣右介を倒す計画を立てていました。市丸ギンも十刃(エスパーダ)を動かすような役割を担っていました。朽木ルキアに対してアーロニーロを差し向けたのは市丸ギンでした。
市丸ギンとは
市丸ギンは旧護廷十三隊、三番隊元隊長・五番隊元副隊長です。流魂街出身で常に薄ら笑いを浮かべたような顔をして胡散臭くて飄々としており、京都弁で喋ります。一人称は「ボク」です。瞳は淡い水色で糸目、驚いたときなどに目を見開くことがあります。十番隊副隊長の松本乱菊とは同期であり幼馴染で、幼少時代に道端に倒れていた乱菊を助け同居していた時期がありました。松本乱菊の出会いが2人の記念日だそうです。三番隊隊長だったときの羽裏色は藍白、羽織は袖のないタイプです。好きな食べ物は干し柿で嫌いな食べ物は干し芋だそうです。
市丸ギンとの関係
市丸ギンは藍染惣右介の考えに同調し行動を共にしていました。しかし本当の目的は松本乱菊のために世界を変えようとし、藍染に復讐することが目的でした。藍染の仲間だと思われていましたが、実は藍染を倒すために藍染の隙を狙うために近くにいました。
【BLEACH】十刃の能力の仕組み
ここからは『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)の能力について詳しく紹介していきます。『BLEACH』の中でも実力者の集まりである十刃はやはり凄まじい強さの能力を持っています。
殺戮能力の凄さ
『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)は破面の中でも特に優れた殺傷能力を持っています。破面の時点で上級虚以上の能力や強さを持ち合わせているので、大抵の死神を倒すことは簡単ですが、十刃ともなると殲滅力は護廷十三隊の一隊以上になります。
十刃(エスパーダ)は藍染惣右介によって選び抜かれた集団です。そんな十刃にはそれぞれに1〜10の番号が割り振られています。その番号はそれぞれの持つ殺傷能力の高い順に番号が与えられており、数字が1に近いほど殺傷能力が高いと言われています。十刃の1(プリメーラ)にもなれば、霊圧の弱い者は消滅してしまうほどの殺傷能力を持っています。
能力だけでなく権力にも注目が
十刃には凄まじい能力だけでなく、絶大な権力も兼ね備えています。破面には藍染惣右介によりつけられたナンバーがあります。1~10のことを十刃と呼びますが、十刃はナンバー11以下の破面を部下に加えることができます。これらのことを従属官(フラシオン)と呼びます。それぞれの十刃に付き従っているため派閥のようなものが形成されています。
十刃メンバー個々の能力の特徴
死神が持っている斬魄刀の能力や個性があろのと同じように、十刃の斬魄刀や能力にもそれぞれの持つ特徴があります。その中には、刀の形状をしていないものもあり、個々のキャラクターによって持つ能力や強さなども違います。
十刃や実力者の破面は帰刃(レスレクシオン)が使えます。これは別名「刀剣解放」とも呼ばれており、斬魄刀の中に封じ込めていた虚の本来の力を完全に開放し、さらにもう一段階上の力を手にすることができる能力です。帰刃状態の十刃に勝てる死神は中々存在しません。
【BLEACH】十刃の最強メンバーは誰?
ここからは漫画『BLEACH』において実力者の集まりである十刃(エスパーダ)のメンバーの強さをランキング形式で紹介していきます。十刃のどのメンバーも圧倒的強さの持ち主ですが、果たして十刃の中での最強ランキング1位はどのキャラクターなのでしょうか。
十刃最強ランキング第10位「アーロニーロ・アルルエリ」
十刃最強ランキング第10位は「アーロニーロ・アルルエリ」です。第9十刃(ヌベーノ・エスパーダ)で、司っている死は「強欲」です。十刃の中では唯一のギリアン級(最下級)の出身です。人間とは程遠い姿をしており、液体の中にボールのような顔が浮いています。藍染惣右介が最初に作った第一期「刃(エスパーダ)」の生き残りでもあります。
戦闘能力はあまり高くはないが、喰った虚の能力を使うことができ、仲間の間で自分が戦った相手について情報を共有できる能力を持っています。海燕の霊体と融合した虚メタスタシアも取り込んでいたため、海燕の姿になることができます。しかし光が苦手で、光に当たると変身が溶けてしまうという弱点があります。
アーロニーロ・アルルエリの名シーン
漫画『BLEACH』の作中でアーロニーロは朽木ルキアと戦う事になります。そしてアーロニーロは志波海燕の力を手に入れていたため、虚夜宮へとやってきたルキアの前に海燕の姿で現れ、戦闘を始めます。朽木ルキアは海燕の姿を見てまともに戦うことができませんでした。しかしアーロニーロの弱点である日光が当たったことで海燕の顔が崩れ、カプセルが露出しました。その後、帰刃を使いルキアの身体を貫きましたが、アーロニーロもルキアに顔を突き刺されてしまい、カプセルが破られてしまいます。そして最後は苦しみながら倒れてしまいました。
十刃最強ランキング第9位「ヤミー・リヤルゴ」
十刃最強ランキング第9位は「ヤミー・リヤルゴ」です。当初は第10刃とされていましたが、後に大0刃でああることが明かされています。司る死の形は「憤怒」で番号の名前はディエスです。身長230cm、体重303kg、4月3日生まれの大きな体型をしたキャラクターです。『BLEACH』においてウルキオラと共に初めて登場した破面の成体で初期エスパーダの生き残りです。巨躯を誇り、髪は辮髪になっています。顎には下顎の骨のような仮面があり、頭には角のような突起物があります。左肩に「10」の数字が刻印されており、胸部に虚の孔があるのが特徴です。好戦的で我が強く、短気な性格をしており、気に食わないことがあるとすぐに怒りをあらわにします。
ヤミー・リヤルゴの名シーン
ヤミーはウルキオラと初めて現世に現れた時は『BLEACH』の主人公である黒崎一護に腕を切り落とされています。さらに虚圏(ウェコムンド)の最終決定時は「俺はエスパーダ中最強だ!」と叫ぶも、更木剣八との圧倒的な戦力さによりあえなく敗北してしまいます。そのため、戦闘能力でいえばウルキオラやバラガンの方が圧倒的な強さがあるのではないかと言われています。ヤミーは地獄に落ちた後は同じ十刃のザエルアポロとの小競り合いして過ごしています。
十刃最強ランキング第8位「ゾマリ・ルルー」
十刃最強ランキング第8位は「ゾマリ・ルルー」です。第7十刃(セプティマ・エスパーダ)、司る死は「陶酔」です。ゾマリは十刃の中でも最速を自負しています。しかし実際には十刃同士が戦った様子はないので、ゾマリが自身でが語っているだけであり、コヨーテやウルキオラの方が速いとも言われています。
ゾマリ・ルルーの名シーン
『BLEACH』の作中でゾマリはアーロニーロの戦いで重症を負った朽木ルキアの命を狙ったところで、黒崎一護の応援に駆けつけた朽木白哉と対戦しました。ゾマリは「響転(ソニード)」を駆使し、高速移動によって最大5人へと分身することができます。帰刃することで無数の目がついた異形の姿へと変化します。
帰刃後に使用する「愛(アモール)」は強力で、物体のコントロールを奪います。その対象は手足をはじめ、相手の脳をも支配することができます。しかし朽木白哉の千本桜とは相性最悪の攻撃を受け全ての目を潰されたうえに、「藍染様万歳」と叫びながら消滅していきました。
十刃最強ランキング第7位「ザエルアポロ・グランツ」
十刃最強ランキング第7位は「ザエルアポロ・グランツ」です。ザエルアポロは第8十刃(オクターバ・エスパーダ)、司る死の形は「狂気」です。体から発射された液体に触れた者をコピーし操る能力があります。内臓などを指で破壊するだけで、本人も同じダメージを受けるという超遠距離攻撃が使えます。さらに、敵に自身を孕ませるという恐ろしい能力もあります。石田雨竜や阿散井恋次と交戦し、その力で彼らを圧倒します。
ザエルアポロ・グランツの名シーン
ザエルアポロは、自分の戦闘能力は高くないと発言しています。直接戦うスタイルではなく改造や相手を分析して卍解などの能力を封じ込めたりします。ダメージを受けても改造した従属官を食べて回復したりできます。虚夜宮(ラス・ノーチェス)の研究室にて恋次や石田と交戦します。その際には、石田雨竜の体内に監視カメラのようなものを仕込んでいた涅マユリによってザエルアポロの技はすでにに見切られてしまい、臓器を倍用意するという離れ業により自身の技を破られてしまいます。
さらには、涅マユリが開発した「超人薬」により、時間への感覚がマヒしてしまいます。その感覚がザエルアポロ自身についていけず、涅マユリによって心臓を貫かれて消滅してしまいます。
十刃最強ランキング第6位「グリムジョー・ジャガージャック」
十刃最強ランキング第6位は「グリムジョー・ジャガージャック」です。グリムジョーは第6十刃(セスタ・エスパーダ)司る死の形は「破壊」です。水色の髪をリーゼントにした不良風の破面です。腹部に虚の孔があり、右後ろの腰あたりに「6」の数字が刻印されています。非常に好戦的な性格をしており、能力解放後は両肱・両膝に刃が付いた獣の姿に変貌します。藍染惣右介に対しても時折反抗的な態度をとることが多くみられました。
グリムジョー・ジャガージャックの名シーン
グリムジョーの独断で『BLEACH』の主人公である黒崎一護と交戦したことにより、命令違反をした罰ということで東仙要に腕を切り落とされてしまいます。そのことにより一時的に十刃(エスパーダ)の地位から外されてしまいました。その後、捕われた井上織姫の力により、身体を元に戻し再び黒崎一護と戦います。黒崎一護との決着がつこうとしているところに、同じ十刃であるノイトラに切りつけられてしまい、戦闘不能になってしまいました。
死んでしまったと思われたグリムジョーでしたが、『BLEACH』の最終章の千年血戦編にて再登場を果たします。そして浦原喜助と共に星十字騎士団(シュテルンリッター)の親衛隊、アスキン・ナックルヴァールと交戦した姿が描かれています。
十刃最強ランキング第5位「ノイトラ・ジルガ」
十刃最強ランキング第5位は「ノイトラ・ジルガ」です。第5十刃(クイント・エスパーダ)、司る死の形は「絶望」です。舌先から打つ特殊な虚閃(セロ)が強力な十刃です。能力解放後は最大6本まで腕が増え、更木剣八に大ダメージを与えました。さらに切られた腕や鎌は再生する事も可能です。
非常に交戦的な性格で、No.5にもかかわらず自分のことを最強と豪語しています。たとえ自分より格上相手だろうがおかまいなく、戦闘の際に女が男の上に立つのが気に食わないらしく、ノイトラが十刃No.8だった頃は当時No.3であった女性のネリエルをやたらと目の敵にしていました。
ノイトラ・ジルガの名シーン
ノイトラの帰刃は「サンタテレサ」で、6本の腕と鎌をもった異形の姿に変化します。グリムジョーを不意打ちで切りつけ、黒崎一護を圧倒しましたが、そこにネリエルが駆けつけ、続け様に戦闘を行います。ネリエルの刀剣解放によって一時は劣勢に陥るも、ネリエルが子供の姿に戻ってしまった事で事なきを得ます。
しかしその直後に更木剣八も登場し交戦することになります。更木剣八の成長速度によってノイトラの鋼皮も意味を成さなかったため、帰刃することで応戦し、剣八を追い詰めました。しかし、斬魄刀を両手で持ち、剣道スタイルに切り替えた剣八により一刀両断されてしまいました。
十刃最強ランキング第4位「ティア・ハリベル」
十刃最強ランキング第4位は「ティア・ハリベル」です。第3十刃(トレス・エスパーダ)で司る死の形は「犠牲」です。高圧力の激流で相手を押し潰したり、大剣から霧状の斬撃を3連続で放つ技を使えます。能力解放後は水を自在に操る能力を持ち水温や水圧を変化させながら戦います。冷静沈着で戦闘のプロとも言えます。ハリベルの従属官はエミルー・アパッチ、ミラ・ローズ、シィアン・スンスンの3人で、ハリベル自身も非常に部下を思いやっています。
ティア・ハリベルの名シーン
ハリベルはバラガン・ルイゼンバーンやコヨーテ・スタークと共に藍染惣右介に引き連れられ、空座町での最終決戦に臨みました。日番谷冬獅郎や仮面の軍勢と激戦を繰り広げたものの、藍染惣右介に愛想を尽かされる形で切られてしまいました。その後のハリベルの生死は不明でしたが、キャラクターブックの小説版で生存していることが判明しています。ハリベルは虚圏に戻り、虚圏を統治する姿が描かれました。
十刃最強ランキング第3位「バラガン・ルイゼンバーン」
十刃最強ランキング第3位は「バラガン・ルイゼンバーン」です。バラガンは第2十刃(セグンダ・エスパーダ)で、死の司る形は「老い」です。頭に王冠を被った老人の破面で右眼や頬に大きな傷があるのが特徴です。大帝という2つ名をもつ豪胆な態度の老人で、かつては「虚圏の王」であり、「虚圏の神」と自称しています。2の番号ははどこに刻印されているか不明です。
バラガン・ルイゼンバーンの名シーン
帰刃「アロガンテ」は老化の力を駆使する事ができ、バラガンが触れたものは朽ちていき、近づいたものはスピードが鈍化する能力を持っています。砕蜂らと交戦し苦しめたものの、砕蜂の卍解を受け大前田に自身の結界を破壊されたため、老いの力を制御できず敗れてしまいました。藍染惣右介が来る前は虚圏の王と君臨していたほどの実力の持ち主には間違いありません。
十刃最強ランキング第2位「コヨーテ・スターク」
十刃最強ランキング第2位は「コヨーテ・スターク」です。コヨーテは第1十刃(プリメーラ・エスパーダ)、死の司る形は「孤独」です。手袋をめている左手に1の刻印があり、下顎骨に仮面の名残を着けた黒髪のキャラクターです。帰刃は他の十刃とは違い刀を使わず、2丁拳銃で虚閃や自らの魂を分裂させた狼を操ります。霊圧が劣る者はコヨーテの近くにいるだけで消滅してしまうほどの殺傷能力を持っています。
コヨーテ・スタークの名シーン
コヨーテは非常に消極的で、常に気だるそうな雰囲気を出しており、戦いに対してもその姿勢は変わらず、「できれば皆が戦っている中で、戦っているフリだけでもして過ごしたい」と発言しています。しかし第1十刃ということもあり、戦闘能力は高く洞察眼にも優れており、京楽の「花天狂骨」の能力もすぐさま理解して対応しています。
空座町(からくらちょう)の決戦で京楽と交戦しています。浮竹が加勢しに行くほど彼を追い詰め、さらに乱入してきた「仮面の軍勢」(ヴァイザード)をも容易く戦闘不能にさせました。しかし、再戦時に京楽の斬魄刀である「花天狂骨」の能力で不意打ちをくらい戦死してしまいました。
十刃最強ランキング第1位「ウルキオラ・シファー」
十刃最強ランキング第1位は「ウルキオラ・シファー」です。ウルキオラは第4十刃(クアトロ・エスパーダ)、死の司る形は「虚無」です。十刃は自身の能力を解放させる刀剣解放を使いますが、ウルキオラだけは「第二刀剣解放」というさらなる能力の向上を見せています。再生可能な眼球で偵察・奇襲が可能で、霊圧で電撃状の槍を精製する事ができます。身体能力や技全てのバランスが良く弱点の少ない十刃のメンバーです。
ウルキオラ・シファーの名シーン
ウルキオラは『BLEACH』の主人公である黒崎一護との戦いでは常に優勢でした。そして卍解で互角に戦う黒崎一護に対し、二回目の能力解放を行い絶望の淵へと叩き落としました。しかしその後完全に虚化した黒崎一護により致命傷を受けてしまいます。そして超速再生を試みるも体が朽ちてバラバラと崩れていきました。ですが、十刃最強と言っても過言ではありません。強さだけでなくBLEACHファンからの支持が高い人気のキャラクターです。
【BLEACH】十刃の従属官も見逃せない
『BLEACH』には十刃の直属部下の従属官がいます。従属官は十刃に選別された破面達です。十刃一人当たりに仕える従属官に制限数は設けられておらず、全く従属官を用いていない十刃や多数の従属官を従えている十刃もいます。
従属官①シャルロッテ・クールホーン
漫画『BLEACH』に登場するシャルロッテ・クールホーンは第2十刃バラガン・ルイゼンバーンの従属官の1人で、陛下を崇拝するキャラクターです。『BLEACH』虚圏篇では砕蜂と対峙します。その変態的な風貌で美意識対決を開始し、己の信念を貫きながら倒れ、最後は美しさを砕蜂に認められます。涅マユリによって千年血戦編で復活させられており、また活躍を目にすることができます。
従属官②エミルー・アパッチ
漫画『BLEACH』に登場するエミルー・アパッチは第3十刃ティア・ハリベルの従属官です。アニメ版『BLEACH』では大虚の姿も描写されています。過去にハリベルに窮地を救われた事で彼女に従っています。虚圏篇後もハリベルと共に行動しており、滅却師たちに捕らえられています。帰刃後はシカのような姿となり、基礎的な戦闘能力が向上します。実はティア・ハリベルの従属官の3人は人気ユニット「perfume」の3人をモデルにしているそうです。
従属官③リリネット・ジンジャーバック
漫画『BLEACH』に登場するリリネット・ジンジャーバックは第1十刃コヨーテ・スタークの従属官です。戦闘力はかなり低いですが、コヨーテと魂を分け合った存在です。彼とはタメ口で話し、信頼関係を築いているように見えますが、実はコヨーテの分身です。彼と一体化することで本来の能力や強さを発揮します。
従属官④シャウロン・クーファン
漫画『BLEACH』に登場するシャウロン・クーファンは藍染惣右介の崩玉によって命を作られた最初の破面であり、No.11です。第5十刃グリムジョーの従属官です。十刃のナンバーは強さ順ですが、十刃以下の破面のナンバーは生まれた順につけられているので、強さとは直接関係ありません。日番谷冬獅郎と交戦して一時は優勢でしたが、卍解によって敗れてしまいました。
従属官⑤シィアン・スンスン
漫画『BLEACH』に登場するシィアン・スンスンはティア・ハリベルの従属官であり、丁寧な喋り方が特徴的です。スンスンの帰刃は「白蛇姫(アナコンダ)」です。千年血戦編でもハリベルに付き従っている姿が描かれています。3人が自らの左腕を切り落とし、その左腕で彼女らのペットである「アヨン」を生み出し死神たちを苦しめました。
従属官⑥テスラ・リンドクルツ
漫画『BLEACH』に登場するテスラ・リンドクルツは第5十刃ノイトラの従属官です。ノイトラに対して異常な愛とも呼べる忠誠心を見せています。ノイトラが傷つけられた際には駆けつけるほどです。しかし『BLEACH』作品中ではノイトラに不条理に殴られるなど、不遇な境遇の持ち主です。また、傷ついた黒崎一護にとどめを刺そうとしますが、剣八が現れ一掃されてしまいます。『BLEACH』ファンの間でも1番不幸なキャラクターと言われています。
【BLEACH】十刃落ちメンバー
漫画『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)を紹介してきましたが、何かしらの理由でエスパーダの地位を奪われてしまった元十刃の称号を持った破面が何人か登場します。剥奪の証として3桁の番号を愛染から与えられています。そんな十刃落ちメンバーを紹介していきます。
今更聞けない十刃落ちとは
十刃落ち(プリバロンエスパーダ)とは名前の通り、かつて十刃(エスパーダ)であったものの、藍染惣右介によりさらに強い破面が誕生してしまったために、十刃の称号を剥奪された者達の総称です。十刃落ちのメンバーには3桁の数字が与えられています。そのことから「3桁(トレス・シフラス)」とも呼ばれています。
現十刃(エスパーダ)には及びませんが、かつて十刃の立場に身を置いていただけあり、従属官などの数字持ちとは比べ物にならないほどの強さの持ち主達です。
十刃落ちメンバー①ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ
十刃落ちメンバー1人目は「ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ」です。破面No.103で身長190cm、体重87kg、8月28日生まれです。ドルドーニより強い破面が誕生したために二桁の称号を剥奪されました。『BLEACH』の主人公である黒崎一護の事を「ニーニョ」と呼びんでおり、一護と交戦した際には、十刃落ちの強さを遺憾なく発揮しました。しかし虚化した状態の一護に敗北してしまいます。一護との交戦中に言い放った「甘さ(チョコラテ)はここに置いて行け」というセリフは一護に檄を飛ばした名言として有名です。
十刃落ちメンバー②ガンテンバイン・モスケーダ
十刃落ち2人目は「ガンテンバイン・モスケーダ」です。破面No.107で身長200cm、体重121kg、9月21日生まれです。オレンジのアフロで、胸をはだけさせたファンキーな格好をしており、額には星マークが入った仮面のかけらがあります。この仮面はサングラスのように使用しています。虚夜宮でチャドと遭遇して交戦します。当初はチャドを圧倒していたが、チャドが戦いの中で「悪魔の左腕」を発動した事により逆転されてしまいます。その後は葬討部隊に襲われるも、卯ノ花の働きにより一命を取り止めましたがその後何をしているのかは不明とされています。
十刃落ちメンバー③チルッチ・サンダーウィッチ
十刃落ちメンバー3人目は「チルッチ・サンダーウィッチ」です。破面No.105で、身長158cm、体重47kg、2月27日生まれです。妖精を連想させるゴスロリのような服を着ており、頭に髪飾りのような仮面のかけらが付いているのが特徴です。可愛らしい容姿をしていますが、内面は好戦的で残忍な性格をしています。石田雨竜と対峙し敗れ遺体がザエルアポロによって保管されている姿が描かれています。その後BLEACH千年血戦篇でマユリが遺体を尸魂界に移していた事が判明し、戦へと駆り出されています。
十刃落ちメンバー④ワンダーワイス・マルジェラ
十刃落ちメンバー4人目は「ワンダーワイス・マルジェラ」です。ワンダーワイスはほとんど言葉が話せず、まるで子供の遊びのように戦闘を楽しむ存在です。漫画『BLEACH』連載中には虚圏篇ラスボスと噂されていました。しかし、BLEACH護廷十三隊最強の元柳斎に挑みあっけなく蹴散らされてしいます。
十刃落ちメンバー⑤ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク
十刃落ちメンバー5人目は「ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク」です。元5十刃で、子供のような風貌で黒崎一護に出会います。ネリエルはノイトラの策略にはまり、称号を剥奪され記憶を失ってしまいました。『BLEACH』に登場するキャラクターの中でも、ハリベルや松本乱菊と並ぶほどのスタイルの良さの持ち主です。そんなナイスバディなネリエルは『BLEACH』ファンの中でも特に男性に人気があります。
十刃落ちメンバー⑥ピカロ
十刃落ちメンバー6人目は「ピカロ」です。No.102の元十刃で、黒崎一護が死神の力を失った後の空白の時間を描いた小説「BLEACH Spirits Are Forever With You」に登場しています。100人以上の子供破面から成り、1群にして1体の今までにない破面です。彼等の頭は普通の子供とあまり変わりませんが、故に無邪気かつ残忍な性格で相手の「死」に関係なく気が済むまで遊び続けます。
【BLEACH】十刃の世間での評判や人気
漫画『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)の世間からの評判や人気について紹介していきます。十刃は圧倒的強さの持ち主の集まりなだけあり、やはり強さや能力に関する評価が高いようです。
十刃は実力者の集まりというだけあり、やはりかっこいいというBLEACHファンの声が多く見られました。『BLEACH』の中でも人気の高いキャラクターが集まっているので、十刃の評判はかなり高いようです。
十刃の中でも特に人気がの高いウルキオラについての声が多くみられました。十刃の中でウルキオラだけが唯一、二段階の刀剣解放ができるところも人気の理由ですね。強さだけでなく、体つきや見た目がかっこいいという声も挙がっています。
【BLEACH】もしも十刃が○○だったら
ここからはもしも十刃が○○だったらと仮定して、教師、会社役員、飲食店スタッフの3つのシチュエーションごとに考察していきます。
十刃教師篇
もしも十刃が教師だったら、かなり個性的で少し厳しい教師になるかもしれません。十刃のメンバーは圧倒的強さを持つ実力者の集まりなうえに、好戦的な性格のキャラクターも多いです。なので生徒にも叱るところはきちんと叱ってくれる、愛のある厳しい教師になるのではないでしょうか。
十刃会社役員篇
もしも十刃が会社役員だったら、仕事のできる優秀な会社役員になるかもしれません。十刃は能力や強さが高い実力者の集まりなだけに、頭の回転も速いと思います。なので、頭を使いながらテキパキ動き、周りの仲間に負けたくないと負けず嫌いも発揮し、かなり優秀な会社役員になるのではないでしょうか。
十刃飲食店スタッフ篇
もしも十刃が飲食店スタッフだったら、ちょっと騒がしいくらい賑やかなお店になると思います。十刃のメンバーの性格はそれぞれかなり個性的で、見た目も派手なメンバーが多いです。なので十刃が飲食店のスタッフにいたら、少し変わったレストランとして話題になりそうですね。
【BLEACH】十刃は凄腕成体アランカル
本記事では『BLEACH』に登場する十刃(エスパーダ)について紹介していきました。十刃は『BLEACH』の中でもファンからの人気は非常に高いです。さらに個性豊かなメンバーが多く、何よりも圧倒的な能力と強さの持ち主の集団です。戦闘能力はもちろん、それぞれの性格や容姿などにも注目してみてください。
この記事のライター
伊藤明日佳
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。