【BLEACH】綾瀬川弓親まとめ！斬魄刀の始解の秘密！斑目一角との関係や声優なども

綾瀬川弓親(あやせがわゆみちか)とは2001年から2016年まで週刊少年ジャンプで連載されていた『BLEACH』という漫画に登場するキャラクターです。綾瀬川弓親は女性に見えますが、男性の設定です。とても能力の優れた斬魄刀を持っていますが、その斬魄刀の能力を使うことに抵抗があり、ずっと斬魄刀の能力を秘めています。この事はプライドが高い事で有名な綾瀬川弓親の性格に関係しているようです。ここからは綾瀬川弓親がどのようなキャラクターなのか、プロフィールや性格を紹介していきます。

まずは、大人気漫画『BLEACH』に登場する綾瀬川弓親のプロフィールについて紹介します。綾瀬川弓親は一隊200人強、総勢3,000人程度が任に就いている護廷十三隊・十一番隊に属している死神です。その中でも階級があり、綾瀬川弓親は第5席に就いています。9月19日生まれの身長169センチメートル、体重56キログラムで、一人称は「僕」です。特徴は、黒よりの紫色のおかっぱ頭に右目と右眉から黄色と紫のエクステが長く生えている特徴があります。首にはオレンジ色のマフラーのようなタートルネックを巻いていて、同じ生地のモノを腕に巻いて、黒い羽織を羽織っているのが特徴です。綾瀬川弓親が死神になる前は、おかっぱ頭では無く長髪で、右目と右眉に付けているエクステもありませんでした。

綾瀬川弓親の性格は、『BLEACH』に登場するキャラクターの中で１、２位を争うほどのナルシストぶりで上から目線で話すことが多いキャラです。美しいものが好きですが、本当に美しいものには嫉妬心がでてしまい『BLEACH』キャラの井上織姫(いのうえおりひめ)に嫉妬していました。また、GBAのゲームでは、茶渡泰虎(さどやすとら)について「まあまあ美しい」と言っていたりナルシストだけでなく相手が自分より有利な状態だと羨ましくなってしまう性格でもあります。綾瀬川弓親は十一番隊としてのプライドも大切にしていて、真は強い能力を持つ綾瀬川弓親ですが、その性格が故に戦闘において負けてしまうことが多いです。

綾瀬川弓親は美しさを追求する死神で、ナルシストで有名ですが、斑目一角をはじめとする自分が認めた仲間にはとても親切に接する為、綾瀬川弓親なりの優しい一面が見れます。美しさを極めた美形な見た目とは裏腹に、自身のプライドから苦しい思いを抱えている綾瀬川弓親はどこか憎めないキャラクターです。

綾瀬川弓親は斬魄刀という刀を持ってます。この斬魄刀は『BLEACH』に登場する死神は皆、持っている刀です。この斬魄刀はそれぞれ能力が異なり、斬魄刀を解放する際は解号という特定の言葉と斬魄刀の名前を口にしなければなりません。解号を口にすると、斬魄刀の能力を使えるようになります。ここからは本記事で紹介している綾瀬川弓親の斬魄刀の秘密についてや綾瀬川弓親の斬魄刀の解号について詳しく紹介していきます。

護廷十三隊十一番隊第五席の綾瀬川弓親の斬魄刀の「藤孔雀(ふじくじゃく)」とは、綾瀬川弓親がよく作中で使われていた斬魄刀の名前です。しかし藤孔雀という斬魄刀の名前は真の名前ではありません。なぜ綾瀬川弓親は藤孔雀という偽りの名前で斬魄刀を呼んでいたかは後に解説していきます。

綾瀬川弓親の斬魄刀である藤孔雀の解号は、「咲け、藤孔雀」です。藤孔雀とは綾瀬川弓親の斬魄刀の真の名前ではない為、藤孔雀と呼ぶと斬魄刀は拗ねて本来の力が出せなくなります。

「咲け、藤孔雀」と解号を唱えると、四枚の刀身が現れその刀身がショーテル状に変化します。藤孔雀は「直接攻撃系」の能力で、十一番隊らしい斬魄刀の能力です。

藤孔雀は、始解ではないのか？と読者の方から疑問を持たれています。藤孔雀は綾瀬川弓親の斬魄刀の真の名前ではない為、藤孔雀と呼ぶと斬魄刀は拗ねてしまいます。その為、藤孔雀は中途半端にしか能力を発動しないため、始解の状態にまで至っていません。

護廷十三隊十一番隊第五席の綾瀬川弓親の斬魄刀の瑠璃色孔雀(るりいろくじゃく)とは、綾瀬川弓親が持つ斬魄刀の真の能力の名前です。瑠璃色孔雀は始解の状態で、鬼道系という特殊能力を持つ斬魄刀です。綾瀬川弓親はある理由でこの真の斬魄刀の始解である瑠璃色孔雀を使わずに『BLEACH』の作中で戦っています。

綾瀬川弓親が持つ斬魄刀の瑠璃色孔雀の改号は「裂き狂え、瑠璃色孔雀」です。この解号を唱えると、始解の状態に変化します。瑠璃色孔雀の始解はどのように変化するかといいますと、斬魄刀の始解が虹色に輝き、刀がクジャクの羽と思わせる見た目に変わります。そして植物のツルに百合のような蕾がついたモノに変化します。瑠璃色孔雀と藤孔雀では外見などに関しても全く違う形になります。

綾瀬川弓親が『BLEACH』の作中であまり使わなかった斬魄刀の始解である瑠璃色孔雀は、「相手の霊圧を奪う」という能力でした。瑠璃色孔雀の能力は即効性がある技ではない為、そういったデメリットはありますが、能力を発動させるとツルが相手にまとわりつくように攻撃し、相手を縛ることに成功すると、相手の霊力を吸い取り、確実に相手を弱らせることができます。どんどん相手の霊圧を吸い取ると最終的に相手は霊圧がなくなり、死に至ります。

そして霊圧を吸い取る能力以外に瑠璃色孔雀は回復することも可能で、相手の霊圧を吸ったときに開花した花を摂取することで、綾瀬川弓親は霊力を回復することが出来ます。この能力は卍解と読者から間違われるくらい強い能力ですが、綾瀬川弓親は卍解を習得できていなく、瑠璃色孔雀は始解の段階での能力になります。

ずっと使用しなかった能力ですが、シャルロッテ・クールホーン戦で初めて綾瀬川弓親の真の能力の始解である瑠璃色孔雀の能力を披露しています。

綾瀬川弓親は作中でずっと真の斬魄刀である瑠璃色孔雀を隠し続けていました。その理由は意外なもので、綾瀬川弓親が属している十一番隊で「斬魄刀は直接攻撃系のみ」という暗黙のルールがありました。しかし綾瀬川弓親が持つ斬魄刀は鬼道系の特殊能力を持つ斬魄刀であり、十一番隊で鬼道系の斬魄刀を持っているだけで悪いイメージを持たれてしまいます。綾瀬川弓親は十一番隊としてのプライドを大切にしている為、真の能力がバレないよう瑠璃色孔雀の能力を発動させることなく、隠し続けていました。

その為綾瀬川弓親の真の斬魄刀の名前は瑠璃色孔雀です。十一番隊の仲間にバレないように瑠璃色孔雀のことを藤孔雀と呼び瑠璃色孔雀が一番嫌いな藤色をあえて呼ぶことで斬魄刀である瑠璃色孔雀の機嫌を損ねさせ、途中までの能力を解放することでバレないように過ごしていました。

ずっと公開しなかった瑠璃色孔雀という真の斬魄刀はシャルロッテ・クールホーン戦で初めて披露しています。綾瀬川弓親が属している十一番隊で「斬魄刀は直接攻撃系のみ」という暗黙のルールにより公開していませんでしたが、シャルロッテ・クールホーンとの戦いで、シャルロッテ・クールホーンの技により一定空間に閉じ込められてしまいます。その空間の中では外部に一切霊圧が漏れないことを知った綾瀬川弓親は、十一番隊の部隊にバレないことを確信しやっと真の斬魄刀である瑠璃色孔雀を発動させました。シャルロッテ・クールホーンより優位に立った綾瀬川弓親は瑠璃色孔雀で霊圧を吸い取りシャルロッテ・クールホーンは死に至りました。

ここからは、『BLEACH』の作中で共に行動することが多い、護廷十三隊・十一番隊の綾瀬川弓親と斑目一角の関係について紹介します。

『BLEACH』に登場する斑目一角(まだらめいっかく)とは、護廷十三隊・十一番隊第三席の副官補佐に属している死神です。死神は斬魄刀という武器を皆持っていますが、斑目一角の斬魄刀の始解は「鬼灯丸(ほおずきまる)」です。

鬼灯丸の解号は「延びろ鬼灯丸」で解放すると刀と鞘が一体化し、片刃の刃が付いた槍になります。「裂けろ鬼灯丸」と叫ぶと柄が分割し、三節棍へと形を変えることが可能。この斬魄刀は敵を翻弄しつつ予測不能な動きで闘うスタイルです。鬼灯丸は脆く、敵を斬る覚悟も卍解の習得もしていなかった黒崎一護に素手で破壊されたり他のキャラクターにも幾度と破壊されていて、破壊されていない方が珍しい斬魄刀です。そして卍解は「龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)」です。龍紋鬼灯丸は攻防の衝撃に応じて徐々に赤く染まってゆき、解放後は霊圧の大半を眠らせたままで龍紋鬼灯丸の霊圧解放率を示すメーターの役割を持っています。

特徴は、スキンヘッド頭で三白眼のキリッとした目元で、目尻に赤い化粧を入れています。 非常に好戦的な性格で言葉遣いはとても荒くて気性も激しいのですが、死神になる前から強さを持つキャラクターです。

綾瀬川弓親と斑目一角は『BLEACH』の作中でよく共に行動している流魂街時代からの古い友人です。綾瀬川弓親と斑目一角は同じ護廷十三隊十一番隊に属していて、美しいものが好きな綾瀬川弓親は字の形的に美しいと感じる「三」席の階級を名乗ることを斑目一角に譲り、綾瀬川弓親自身はその形に近い「五」席の階級を名乗っています。

ある日、斑目一角が更木剣八と戦い、斑目一角は敗北してしまってから斑目一角は更木剣八を追うことに決めたことを友人の綾瀬川弓親は斑目一角についていきます。そして斑目一角が卍解を習得していることを知っている死神は綾瀬川弓親のたった一人で、そのくらいお互いに信頼や尊重し合っている相手です。いつも共に動いている二人ですが、意外にも綾瀬川弓親と斑目一角が共闘している場面はかなり少なく、『BLEACH』の破面篇でルピ・アンテノールとの戦いの際のみでした。

『BLEACH』は2004年にアニメ化されて2012年まで放送されました。自分の好きなキャラクターの声優はどのような方が担当しているのかは気になるところです。ここからは、死神である綾瀬川弓親の声をどの声優が担当しているか紹介します。

綾瀬川弓親の声を担当した声優は福山潤さんです。福山潤さんは「BLACK SHIP株式会社」という日本の声優事務所を経営しています。声優の福山潤さんは男性声優賞を何度か受賞する程、声優の才能に溢れています。

男性声優の福山潤さんのプロフィールは、広島県出身の1978年11月26日生まれの身長170cm血液型はA型です。日本の男性声優以外にナレーターと歌手もされています。声優になったきっかけは、好意を抱いていた女の子が声優を目指していて、福山潤さんは一緒にオーディションを受けた際、オーディションに合格してから声優を職業としています。声種はテノールで、クールな役からコミカルな役、また悪役や熱血漢の役を演じることが多いです。高い声を出すことも可能で女声を演じることもあります。声優の活躍以外では、体を鍛えるのが好きという理由からスポーツトレーニングバラエティ『福山ッスル!』という番組も作られています。愛称は「潤」のほか「じゅんちゃん」「ジョン」「ジョンジョン」「じゅんじゅん」「ふくじゅん」と呼ばれています。

福山潤さんの主な出演作品は『無敵王トライゼノン』神威章役『機動天使エンジェリックレイヤー』小林虎太郎役『Witch Hunter ROBIN』榊晴人役『PIANO』高橋一也役『プリンセス・プリンセス』河野亨役『裏切りは僕の名前を知っている』叢雨九十九役『新テニスの王子様』忍足謙也役『おそ松さん』松野一松役『あひるの空』『蒲地太郎役狼と香辛料』クラフト・ロレンス役『鬼滅の刃』矢琶羽役など幅広く活躍しています。またゲームの声優でも活躍していて、任天堂ゲームキューブの最高売上ソフトの『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ロイ役で活躍しています。

『BLEACH』護廷十三隊・十一番隊で同じメンバーの綾瀬川弓親と斑目一角の二人のコンビが最高！との声が上がっています。

『BLEACH』に登場する綾瀬川弓親は、美しいものを好んだりナルシストな性格なのに、体育会系のメンバーである護廷十三隊・十一番隊に属していたり、プライドが高く真は強いのに自分の能力がバレて上司や相棒に嫌われるくらいなら、敵にやられて死んでもいいと言い切れる心の強さが好きという声やその考え方が男らしくてかっこいいとの声が上がっています。

『BLEACH』の綾瀬川弓親について、実は斑目一角よりも強いのではないかという読者の声です。単純な強さだけではなく、戦いそのものに対するこだわりが強いのも綾瀬川弓親の方という声もありました。

『BLEACH』綾瀬川弓親のがもしも〇〇だったらと仮定して、部活の後輩、義理の父親、弟の3つのシチュエーションごとに考察していきます。

綾瀬川弓親が部活の後輩だったら、先輩の言うことや部内でのルールをしっかりと守るため、信頼される部活の後輩になると考えられます。そして部活動では才能を持っているのに先輩に遠慮して力を発揮しないと想定されます。その理由として綾瀬川弓親は部隊の上司に嫌われない為に真の能力を隠していた事から考えられます。

綾瀬川弓親が義理の父親だったら、自分の事が好きな為、子供の事より自分のことを優先して行動する義理の父になると考えられます。運動会や授業参観などの行事の日に美容院やマツエクなど自分の予定を優先する義理の父になると想定されます。作中で綾瀬川弓親はナルシストな性格という設定から考えられます。

綾瀬川弓親が弟だったら、プライドが高く自分より有利な立場になると嫉妬してしまう為、兄がイケメンだったら嫉妬して羨ましく感じてしまうと想定されます。また、兄弟にお土産を買ってあげたら、美しいと思った方は絶対に兄に譲ることはないでしょう。なぜなら綾瀬川弓親は美しいものを好み、そして本当に美しいものには嫉妬をしてしまう性格だからです。

『BLEACH』に登場する綾瀬川弓親は能力の優れた鬼道系の斬魄刀を所持していたにも関わらず、作中であまり披露されませんでした。綾瀬川弓親の性格上、十一番隊としてのプライドを大切にしている為、十一番隊の「斬魄刀は直接攻撃系のみ」という暗黙のルールを守っています。綾瀬川弓親は自分の身を守るよりプライドを大切にする真の強さの持ち主とも言えるでしょう。

ちょっと癖のある綾瀬川弓親をご覧になったことない方は、『BLEACH』原作やアニメ版で登場していますので、是非チェックしてみてください。