【進撃の巨人】巨人の正体や起源を徹底考察!人間を襲う理由や目的は?
『進撃の巨人』には多くの巨人が登場し、その中でも「9つの巨人」はそれぞれに特徴的な能力を持っています。その正体は何なのか、通常の巨人とはどういった違いがあるのか疑問点が多くあります。ここでは進撃の巨人のキャラ達に照らし合わせる事で正体の謎をまとめました。
目次
【進撃の巨人】巨人とは?
進撃の巨人には数多くの巨人が登場します。当初は人類の敵として人間を見れば襲い掛かる存在の巨人でしたが、ストーリーが進むにつれて様々な特徴を持った巨人の存在が浮かび上がります。ここでは巨人についての謎を関係するキャラの正体や情報と共にまとめていきます。
巨人の種類
進撃の巨人は作品の最初から「巨人」が登場します。しかし、話が進むにつれて主人公・エレン達キャラクターを襲う巨人とは別に知性を持ち合わせている巨人がいる事が判明します。ここでは巨人の種類についてまとめます。
無垢の巨人
進撃の巨人に登場する殆どの巨人がこの無垢の巨人と呼ばれる種類に分類されます。この巨人達は知性を持ち合わせておらず、ただ捕食対象となる「人間」を探して彷徨う存在です。しかも無垢の巨人は自力で人の姿に戻る事が出来ない為に、ただただ彷徨うだけの存在になります。
知性の巨人
知性を持っている巨人の正体は、「9つの巨人」と呼ばれる特殊な存在です。自傷行為を行う事により、自分の意志で巨人化する事が出来ます。また、人間の姿に戻る事も可能な存在です。
進撃の巨人の概要
進撃の巨人は別マガこと別冊少年マガジンにて連載されていたダークファンタジー漫画です。1巻から主人公が死んでしまうという驚きの展開から約10年以上もの連載を経て最終回を迎えました。現在はアニメで第4期完結編を待っている状態です。
進撃の巨人のあらすじ
エレンは幼い頃から壁の向こうに憧れていました。幼馴染から聞かされていた外の世界に憧れているある日、壁の向こうから巨人の脅威が姿を見せます。一瞬にして町は巨人の群れに襲われてしまい、大切な母を目の前で食われてしまいます。この時からエレンは全ての巨人を駆逐すると心に決め、幼馴染のアルミンとミカサと共に巨人と戦う道を選ぶのです。
【進撃の巨人】巨人の正体や起源・人間を襲う理由
進撃の巨人では正体不明の巨人と呼ばれる存在に人類は脅かされているというストーリーから本編がスタートします。この巨人はストーリーが進むにつれてその正体が判明していきます。ここでは巨人の正体についてまとめていきます。
巨人の正体はエルディア人?
エレン達壁の中の人類を恐怖させていた巨人ですが、その正体は実は人間である事が判明します。また、この人間はエレン達と同じ「エルディア人」と呼ばれる人種です。しかし、同じ壁の中の住人が巨人になったのではなく、エレン達が住む島の遥か向こうに存在する国から巨人達が来ていると判明します。
巨人が生みだされた経緯や起源
元々巨人はたった一人の少女が持っていた特殊な能力でした。この少女の血肉を食らった子が更にその力を継承し、子々孫々へと引き継いでいきました。2000年の間巨人になれる存在の髄液を注入する事で力を継承し、巨人という存在を残し続けました。しかし、条件を満たしていない状態で髄液を撃ち込まれると、何の知性も持ち合わせない無垢の巨人になってしまいます。
巨人が人間を襲う理由や目的
無垢の巨人は捕食対象である人間を狙って襲います。しかし、巨人化する事で空腹感や栄養素などの概念はなくなります。作中でも消化機能がないために腹の中に捕食したものがたまると吐き戻しをした痕跡が描かれていました。巨人が人間を捕食する理由は作中でも詳しく描かれていませんが、目的に関してはエルディア人を巨人に変えているマーレ人が、パラディ島の燃料資源を独占したい為の番犬として送り込んでいる事が判明しています。
【進撃の巨人】9つの巨人とは?特徴や継承者のキャラを紹介
無垢の巨人が数多く描かれている進撃の巨人ですが、実は知識型と呼ばれる特殊な巨人も存在します。「9つの巨人」と呼ばれるその巨人達は継承という形でキャラクターに代々受け継がれていますが、ここではその特徴的な能力や受け継いだキャラについてまとめていきます。
9つの巨人とは?
9つの巨人は進撃の巨人の中でも特に特徴的な巨人です。2000年前に始祖ユミルの肉体を食した娘達から始まり、子々孫々と受け継がれてきた巨人の力を更に強固なものにするために、「道」と呼ばれる空間でユミルが作り上げた特殊な存在です。それぞれが知性と特徴的な能力を保有しています。
9つの巨人の特徴や継承者①鎧の巨人
ライナー・ブラウンが保有する能力で、他の巨人に比べて体が硬いのが特徴です。また自分の意志で体を硬質化する事ができる為、9つの巨人の中でも最も防御力の高い存在と言えます。また、ウォールマリアに穴をあける原因となった巨人の正体も彼です。
9つの巨人の特徴や継承者②超大型の巨人
本編ではベルトルト・フーバーが継承していましたが、のちにアルミン・アルレルトを巨人から戻すために捕食させて継承しています。全長50mを超える高さを誇る超大型巨人は、ウォールマリアですら頭を突き出す程巨大です。巨大すぎて移動は出来ない代わりに体から熱風を吹き出す事ができます。
9つの巨人の特徴や継承者③女型の巨人
アニ・レオンハートは、継承者の中でも珍しい女性です。名前の通りこの巨人は女性しか継承する事ができないため、戦闘能力などが認められた女性兵士が継承権を得ます。特徴としては鎧の巨人の様に体を硬質化する事ができますが、防御力は劣ります。そのため、己の叫びで近くの無垢の巨人を呼び寄せて引き連れる事が可能です。また、9つの巨人の中でも巨人化の継続時間が長い存在です。
9つの巨人の特徴や継承者④顎の巨人
顎の巨人は本編でも多くの継承権変更が行われました。ライナー達の同志であったマルセルから始まり、第104期訓練兵団のユミル、そしてガリアードからファルコという順番です。素早い動きが特徴的で、更に大きな顎がその巨人を表しています。また爪と牙はとても強力で硬質化した物質にも傷をつける事ができます。
9つの巨人の特徴や継承者⑤車力の巨人
この巨人の継承者はピークと呼ばれる女性です。9つの巨人の中でも最長の持続時間を要する事ができ、最長2か月は巨人化を維持する事ができます。四足歩行で行動する特徴を持っており、その背中に荷物や砲弾を背負う事が可能です。
9つの巨人の特徴や継承者⑥獣の巨人
獣の巨人の継承者はエレンの異母兄であるジーク・イェーガーです。17m級という巨大さを兼ねそろえていながら硬質化の能力も持ち合わせています。また、元来の野球好きが理由で攻撃も投擲系の遠距離戦を好みます。
9つの巨人の特徴や継承者⑦進撃の巨人
この作品のタイトルともいえる進撃の巨人を継承したのは元々はグリシャ・イェーガーです。後に主人公エレン・イェーガーに継承されますが、当初は戦闘能力の高さが注目されていました。しかし実は進撃の巨人には継承者限定ではありますが過去や未来を見る事が可能になります。また、過去を改変する事も可能で、エレンはこの能力で父親を操っていた事が判明します。
9つの巨人の特徴や継承者⑧始祖の巨人
その名の通り巨人の始祖となった存在です。元々は始祖ユミルが保有していた能力で、ユミルが死んだあとはフリッツ王家が代々継承していました。作中ではクリスタの異母姉であるフリーダが継承していましたが、グリシャによって奪われ、進撃の巨人と共にエレンに継承されます。この能力は9つの巨人の中でも最強クラスで、無垢の巨人は全て操る事が可能です。また、それ以外にも隠された能力が存在します。
9つの巨人の特徴や継承者⑨戦槌の巨人
戦槌の巨人は、他の巨人と違い、代々タイバー家と呼ばれる貴族一族に継承されている能力です。この巨人の大きな特徴は他の巨人達は巨人化後に項に元の人間がいますが、巨人とは別の部分に本体を隠して操る事が可能なのです。また自身の体を硬質化しながら変化させる事であらゆる武器を再現する事ができます。
【進撃の巨人】巨人の座標を解説
特徴的な巨人が多いですが、その中でもエレンは「座標」と呼ばれるシーンが描かれていました。進撃の巨人においてもこの座標はとても重要な存在となるため、ここではその正体について詳しくまとめていきます。
座標とは?
座標とは進撃の巨人の世界では場所を示す意味を持ちません。この能力の正体は「無垢の巨人を操る」というものです。精神世界である「道」は全てのユミルの民に繋がっており、この座標の能力を使う事で無垢の巨人となった全てを操る事が可能となります。
座標を持つのは始祖の巨人のみ?
進撃の巨人では座標は特別な意味として使われます。その正体は座標=始祖の巨人であるからです。始祖の巨人の特徴は無垢の巨人を操るもので、座標の能力も全く同じものです。また、この巨人の能力は戦争などでは所持する事で大きく戦況を翻す事が出来る事から座標という別称で呼ばれるようになっています。
座標を使う方法
座標はフリッツ王家の血筋しか使用する事ができません。そのため、これまではフリッツ家(現在はレイス家)が代々継承していました。しかし、グリシャによってその均衡が破られ、エレンが保有する事となりました。そのため本来は王家の血を持たないエレンが使用する事は出来ない能力ですが、過去に一度無垢の巨人となったダイナ・フリッツに触れた事により発動する事ができました。
【進撃の巨人】巨人の正体に対する世間での評判や人気
進撃の巨人は数多くの媒体にて発表されており、日本だけでなく海外でも愛されている作品です。そのため、巨人の正体やキャラの特徴に関しての評判や感想、中には考察などもSNSには多くあります。ここではそんなファンの声をまとめていきます。
多くのファンが心に残ったのはやはりライナーが自分自身の正体を明かしたシーンです。進撃の巨人の中でも想像を裏切るようなカミングアウトは日本だけでなく海外の進撃の巨人ファンを驚かせました。また、この時ライナーは二重人格になる事で己の心を守っていたという内容もなかなかに印象深いものです。
またエレンは主人公という事もありますが、進撃の巨人では争いを止める為に奮闘したキャラでもあります。そのため、進撃の巨人・始祖の巨人・戦槌の巨人の3つの巨人の能力を保有する存在として描かれていました。しかし、最終的にはエレンの死を持って平和をもたらしている事から注目はされていますが、あまり好かれる能力とは言えません。
巨人の正体が始祖ユミルによる一人の少女から産まれたという事から、始祖ユミルに関しての様々な考えがSNSでは行われています。その中でも、ユミルが自分自身の呪縛から2000年の時を経て解放されたい為に巨人を誕生させて待っていたという意見は多くのファンが共感していました。
【進撃の巨人】巨人の正体はエルディア人だった
ここでは進撃の巨人に登場する巨人の正体についてまとめていきました。様々な巨人が登場する作品ではありますが、条件が揃わなければ巨人化する事がないと判明しました。また、その巨人化の際にも特殊な条件をクリアする事で特徴的な個性を持った巨人にランクアップできる事を踏まえて進撃の巨人を見る事で更に楽しむ要素が増えるはずです。
この記事のライター
遊喜
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