【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインの人物像まとめ!他キャラとの関係も
『進撃の巨人』に登場するジャン・キルシュタインはファンの間で大人気のキャラです。ここでは、そんなジャン・キルシュタインの人物像をまとめると共に、他キャラとの関係や、アニメ『進撃の巨人』でジャン・キルシュタインの声を担当した声優情報について紹介します。
目次
【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインとは?
ジャン・キルシュタインとは、『進撃の巨人』初登場時からファンの間で人気キャラになりました。ジャン・キルシュタインの人物像に触れる前に、彼のプロフィールや『進撃の巨人』の作品について紹介します。
ジャン・キルシュタインのプロフィール
- 誕生日:4月7日
- 年齢:15歳→19歳(マーレ編)
- 身長:175cm→190cm(マーレ編)
- 体重:65kg→89kg(マーレ編)
- 出身地:ウォール・ローゼ南端トロスト区
『進撃の巨人』に登場するジャン・キルシュタインは薄めの茶髪で、鋭い切れ長な目が特徴の男性です。面長なせいか、エレンからは”馬面”と揶揄されたり、目付きの悪さから”悪人面”と言われることもありますが、『進撃の巨人』のファンから圧倒的人気を誇っています。
進撃の巨人の概要
『進撃の巨人』は漫画家・諌山創(いさやまはじめ)による作品で、2009年から2021年まで別冊少年マガジン(講談社)で連載されていました。アニメや実写映画化など、多くのメディア展開が行われる人気作品となっています。作者の描く緻密な伏線が話題を呼び、物語が進むにつれて謎が解き明かされると、その内容に読者は釘付けとなりました。
進撃の巨人のあらすじ
人間を襲い捕食する”巨人”の脅威から逃れる為に、3つの巨大な壁の中の一角で主人公のエレン・イェーガーは暮らしていました。ある日、壁の高さをも超える超大型巨人と頑丈な外皮でできた鎧の巨人の襲撃により、母・カルラが巨人の餌食となってしまいます。全てを奪った巨人の駆逐を誓ったエレンは、ミカサやアルミンと共に訓練兵団に入団し、大きな戦いの中へと進んで行くのです。
【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインの人物像と他キャラとの関係
『進撃の巨人』の作中で大きな存在感を示し、人気となったジャン・キルシュタインとは、どのような人物なのでしょうか?ここからは、人気キャラのジャン・キルシュタインの人物像や、他キャラとの関係について解説します。
ジャン・キルシュタインの人物像や性格
ジャン・キルシュタインは自分に正直な性格で、尖った態度で相手と衝突をしてしまうことがあります。現実主義でもあり、周囲の状況や動向を見て自身はどうすべきか考えて答えを導き出すことができる人物です。言いたいことは嘘をつかずにハッキリと発言することから、周囲の人達を引っ張るリーダー的存在として活躍することもあります。
ジャン・キルシュタインとエレン・イェーガーの関係
ジャン・キルシュタインとエレン・イェーガーは、出会った時から喧嘩が絶えない”犬猿の仲”です。命を顧みない無謀な行動をするエレンに対し、ジャンは「生き急ぎ野郎」と言うあだ名を付けました。ミカサに思いを寄せているジャンは、ミカサと仲が良いエレンを気に入らないのもあってか、不仲に拍車が掛かります。しかし、内心では人類の未来の為に巨人と戦うエレンを認めており、彼の勇気や行動力を羨ましいと感じているようです。
ジャン・キルシュタインとミカサ・アッカーマンの関係
ミカサ・アッカーマンはジャン・キルシュタインにとって片思いの相手です。初めて会ったミカサに一目惚れしたジャンは、彼女の黒髪を綺麗だと褒めます。しかし、ミカサは褒められても素っ気ない態度を取っていました。ミカサを思い続けるジャンは、時折彼女を気遣う言動をしますが、エレンを守ることに必死なミカサにはジャンの言葉はあまり響いてないようです。エレン奪還作戦の時に巨人に捕まったミカサを、ジャンは捨て身の覚悟で助けました。
ジャン・キルシュタインとアルミン・アルレルトの関係
ジャン・キルシュタインとアルミン・アルレルトは、第104期訓練兵団からの同期です。アルミンは104期の中でも頭脳明晰で、危機的状況に陥った時に逆転の策を打ち出し、仲間を救っています。中央憲兵団との戦いでは、ジャンが追手の憲兵に殺されそうになったところを、アルミンが銃で撃ち殺し助けました。自身が最善を尽くせなかったことで、アルミンの手を汚してしまったと悔いたジャンは、目的を果たす為に敵を殺す決意をするのです。
ジャン・キルシュタインとサシャ・ブラウスの関係
ジャン・キルシュタインとサシャ・ブラウスは、第104期訓練兵団からの同期です。多くの仲間達が命を落とす中、コニーと共に死線を潜り抜け生きてきたことで、厚い信頼と強い絆で結ばれた友でもあります。しかし、マーレ遠征の時に自身達が乗った飛行船に乗り込んで来た、マーレ戦士候補生のガビ・ブラウンの銃撃によってサシャは死亡しました。サシャの死に大きなショックを受けたジャンは、エレンが戦いに巻き込んだせいだと非難するのです。
ジャン・キルシュタインとライナー・ブラウンの関係
ジャン・キルシュタインとライナー・ブラウンは、第104期訓練兵団からの同期です。ライナーが”鎧の巨人”であったことが判明しますが、一緒に戦ってきた仲間への情を捨て切れないジャンは、彼にとどめを刺すことができません。その後、エレンの地鳴らしを止める為、共に戦いますが、マルコの死の原因がライナー達にあったことを知ったジャンは怒りに震えます。しかし、自身も多くの仲間を殺してきたことで、ライナーの苦しみや葛藤を知ったジャンは責める資格はないと告げたのでした。
ジャン・キルシュタインとコニー・スプリンガーの関係
ジャン・キルシュタインとコニー・スプリンガーは、第104期訓練兵団からの同期です。サシャと共に数々の死線を潜り抜けてきた2人は、深い絆で結ばれた仲間となります。最後の戦いでエレンと戦った際、巨人化ガスを吸ったことにより、ジャンとコニーは”無垢の巨人”になってしまいますが、巨人の力を失ったことで人間に戻った2人はその後、エルディア国との和平大使に就任しています。
ジャン・キルシュタインとマルコ・ボットの関係
ジャン・キルシュタインとマルコ・ボットは第104期訓練兵団の同期で親友です。温厚で優しい性格のマルコは、正直過ぎて周囲から反感を持たれがちなジャンと気が合うのか、行動を共にすることが多くありました。しかし、トロスト区攻防戦でマルコが死亡したのをきっかけに、ジャンは身勝手な自身の生き方について考え直します。マルコの存在がジャンを精神的に成長させたのです。
【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインの活躍と最後
尖った態度で周囲の人達を困らせるジャンですが、多くの戦いの中で自身はどうするべきか悩み、成長していきます。そんなジャン・キルシュタインの『進撃の巨人』作中での活躍と最後について解説しましょう。
ジャンの活躍①訓練兵団を卒業する
ジャン・キルシュタインは、訓練兵団を卒業する時、第104期で総合6位の好成績を収めます。立体機動装置の扱い方を熟知し、性能を引き出す術について誰よりも優れていたジャンはトップクラスの実力を持っていました。しかし、これは、内地へ行く為の点数稼ぎあり、成績に関係のない格闘術は手を抜いていたのです。ところが、エレンに負けた後は鼻をあかそうと真剣に学んでいました。
ジャンの活躍②調査兵団を選択
内地での安全な暮らしを望んでいたジャン・キルシュタインは、調査兵団への入団を選択します。ジャンの考えを変えたのは親友・マルコの死でした。「ジャンは強くないからこそ弱い者の気持ちがわかるから、どんな困難な指示も切実に届く」と言ってくれたマルコの言葉を思い出し、自身の進むべき道を考え直したのです。
ジャンの活躍③リヴァイ班に配属される
ジャン・キルシュタインは、ウォールマリア最終奪還作戦からリヴァイ班に配属されます。”鎧の巨人(ライナー)”と”超大型巨人(ベルトルト)”との戦いで、アルミンは読みを外し、混乱してしまいます。そこへ、ジャンが機転を利かして自身が指揮を執り、アルミンに状況観察に徹するよう指示を出すと、ジャンは的確に現状を把握しながら仲間率いて戦う活躍を見せます。その結果、アルミンが超大型巨人の弱点を発見し、対抗策を編み出すことに成功したのです。
ジャンの活躍④マーレ遠征作戦
ジャン・キルシュタインはマーレ作戦に参加し、現場の作戦指揮を執りました。レべリオ区を襲撃したジャンは、マーレ軍の近代兵器を立体機動装置を駆使して圧倒する活躍を見せます。数々の苦しい戦いの中で心身共に成長したジャンは、調査兵団にとって必要不可欠な存在となっていました。
ジャンの活躍⑤地鳴らしの発動
エレンは仲間達を守る為に、数千体以上の”無垢の超大型巨人”を”始祖の巨人”の力で解き放ち、地鳴らしを発動させます。エレンの目的を知ったジャンや仲間達は困惑しました。ジャンはフロックから「内地で快適に暮らせる」とイェーガー派への加入を誘われますが、マルコの死を無駄にしない為に地鳴らしを阻止することを選びます。
地鳴らしを阻止する仲間の中には、ライナーとアニの姿もありました。マルコを殺したライナー達への怒りを抱きつつも、今までの自身の行いを振り返り、同じ罪を背負った者同士、世界を救う為にエレンの元へ向かうのです。
ジャンの活躍⑥巨人化して最後は元に戻った?
ジャンはコニーと共に巨人化しますが、最後には元に戻ることができます。エレンが発動した地鳴らしによって無数の巨人達と激闘を繰り広げたジャン達は、エレンを倒すことに成功しました。しかし、エレンの脊髄から飛び出たムカデのような物体が巨人化するガスを噴射し、そのガスを吸ったエルディア人が無垢の巨人へと変化する中、ジャン自身も巨人化すると悟ります。
仲間達に後のことを託すとジャンはコニーと共に無垢の巨人へと変化してしましました。絶望的な状況に陥りますが、ミカサはエレンを殺す決意を固め、エレンの口の中に飛び込み、本体を倒して始祖の巨人の力を消滅させます。始祖の巨人の力が無くなったことで巨人化したジャン達は、人間へと戻ることができました。”天と地の戦い”から3年後、ジャン達はエレンを倒した英雄として、エルディア国との和平交渉に臨むことになるのです。
ジャンの活躍⑦ミカサと結婚した?
エレンから世界を救う為に大きな活躍を見せたジャンが、その後ミカサと結婚したのかについては明らかにされていません。原作では、”天と地の戦い”から3年後までで終わっていますが、『進撃の巨人』コミックス34巻の最後に新たなシーンが追加され、ミカサの結婚から最期までが描かれています。そこには、ミカサが夫らしき人物と子供を連れて、エレンの墓参りをしている姿がありました。
後ろ姿である為、夫が誰なのかはわかりませんが、体格や髪型がジャンにとても似ていることからファンの間ではジャンの可能性が高いと考察されています。ジャンは、ミカサに一目惚れしていたこともあり、エレンを思い続けるミカサごと愛して支えたのではないかと推測しているようです。
【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインの声優とキャラソン
『進撃の巨人』初登場から、様々なシーンで活躍してきたジャン・キルシュタインを、アニメでは誰が演じたのでしょうか?ここからは、アニメ『進撃の巨人』でジャン・キルシュタインの声を担当した声優について紹介します。
ジャン・キルシュタインの声優は「谷山紀彰」
アニメ『進撃の巨人』でジャン・キルシュタインの声を担当したのは、声優の谷山紀章(たにやまきしょう)です。エレンを「生き急ぎ野郎」と罵ったり、巨人達と戦い活躍する雄姿を見事に演じています。
谷山紀彰のプロフィール
谷山紀章は1975年8月11日生まれ、山口県出身の声優・歌手で賢プロダクションに所属しています。アニメ映画『AKIRA』を観たことがきっかけで声優を志し高校卒業後、代々木アニメーション学院に入学しました。声優として活躍する傍ら、音楽ユニットGRANRODEO(グランロデオ)のボーカルとしても活動しています。
谷山紀彰の主な出演作品
声優・谷山紀章の主な出演作品は、『黒子のバスケ』氷室辰也、『うたの☆プリンスさまっ♪』四ノ宮那月、『文豪ストレイドッグス』中原中也、『幕末Rock』坂本龍馬、『とある魔術の禁書目録』ステイル・マグヌス、『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』 ダーク・シュナイダー など、多くの人気作品に出演しています。
ジャン・キルシュタインのキャラソン
『進撃の巨人』では、登場キャラクターによるキャラソンを出しており、その中でもジャン・キルシュタインのキャラソンがかっこいいと人気です。タイトルは”Rusty Honesty”で、担当声優の谷山紀章が歌うジャンのキャラソンは、男らしい歌声でジャンのイメージにとても合っていると好評を博しています。
【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインの名言
『進撃の巨人』は数多くの名言が話題となっていますが、ジャン・キルシュタインも多くの名言を残しています。ここからは、『進撃の巨人』の作中で印象に残るジャンの名言を3選紹介しましょう。
ジャン・キルシュタインの名言①「人との…」
「人との…信頼だ…」
出典: renote.net
エレンに触った右手をコニーの背中に擦り付けた時に放ったジャンの名言です。訓練兵団入団の夜、一目惚れしたミカサの髪を褒めた直後にエレンがミカサの髪に触れ、立体機動装置の訓練で邪魔になるから髪は切った方が良いと告げます。エレンの言葉を素直に受け止めるミカサを見たジャンは、エレンに触った右手をコニーの背中に擦り付けたのです。コニーはなぜ拭いたのか聞くと、例えようのない真顔でこのセリフを呟きます。”犬猿の仲”を決定付けたジャンの名言です。
ジャン・キルシュタインの名言②「所属兵科は何にするか…」
「おい…お前ら…所属兵科は何にするか決めたか?オレは決めたぞ オレは……オレは…調査兵団になる」
出典: renote.net
調査兵団に入団することを決めたジャンのセリフです。ジャンは内地で安全な暮らしができる憲兵団に入ることを望んでいましたが、マルコの言葉に突き動かされ調査兵団になることを決意します。弱い人間だからこそ、弱い人達の気持ちを理解して現状を正しく把握することができる為、何をすべきかわかるはずと、マルコはジャンの人間性を理解していました。良き理解者でもあったマルコの死と向き合い、自身の進むべき道を決断したジャンの名言です。
ジャン・キルシュタインの名言③「誰の物とも知れねぇ…」
「…オレはただ 誰のものとも知れねぇ骨の燃えカスに…がっかりされたくないだけだ…」
出典: renote.net
”女型の巨人”を自分達で引き留めようとした時に、ライナーに放ったジャンのセリフです。壁外調査に出た時、”女型の巨人”に調査兵団が襲われる中、ジャンは兵士達が撤退できるよう時間を稼ぐことを提案します。そんなジャンに対し「俺の知っているジャンは自分のことしか考えていない男のはずだ」とライナーが言うと、ジャンはマルコのことを思い出しながらこのセリフを返したのです。このセリフは、マルコの死がジャンに大きな影響を与えていることが窺える名言となっています。
【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインに対する世間での評判や人気
『進撃の巨人』に登場するジャン・キルシュタインについて、世間での評判はどのようになっているのか調査したところ、人間らしいジャンがとてもかっこいいと言う声が多くありました。ジャンの活躍はファンにとって嬉しく感じるようです。
ジャンの成長に感動している声も多数あります。初登場時には生意気な態度で仲間達を困惑させていたジャンが、ストーリーが進むにつれて立派な大人へと成長したことで、一番好きなキャラになったと言う人もいました。更に、アニメでジャンの声を担当した谷山紀章がイメージにとても合っていて良かったと感じているようです。
『進撃の巨人』に登場するキャラで一番好きなのはジャン・キルシュタインだと言う熱狂的なファンもいます。ミカサへの一途な思いに男らしさを感じると感想を述べていました。ジャンの人気が非常に高いことが窺えます。
【進撃の巨人】ジャン・キルシュタインはかっこいいキャラだった
『進撃の巨人』に登場するジャン・キルシュタインは、かっこいいと人気のキャラです。作中に登場する主要キャラの中で一番人間らしいジャンは、ファンやアニメスタッフからも共感され人気を集めています。原作者の諌山創もジャンが一番好きなキャラだと語っており、良い面も悪い面も隠さず曝け出すことができると評していました。原作は最終回を迎えましたが、アニメ制作は決定しているので、アニメ『進撃の巨人』でのジャンの活躍に期待しましょう。
この記事のライター
rymamimo
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