【進撃の巨人】エルヴィン・スミスがかっこいい理由は?死亡シーンも
『進撃の巨人』はエルヴィン・スミスは調査兵団の団長としてエレン達を率いる存在で、作中のかっこいい言動から人気の高いキャラです。そんな『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスがかっこいい理由について、作中の活躍や台詞を紹介しつつ、衝撃の最期についてもまとめました。
目次
【進撃の巨人】エルヴィン・スミスとは?
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスのかっこいい名言や最期のシーンについて見ていく前に、まずはエルヴィンのプロフィールや作品概要について紹介していきます。
エルヴィン・スミスのプロフィール
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスは10月14日生まれ、身長188cm、体重92㎏、整えられた金髪と少し太めの眉毛が特徴の男性です。調査兵団の13代団長であり、立場上感情を表に出さず冷酷な指示を出すことはありますが、部下を鼓舞する指揮力の高さや柔軟な思考からリヴァイ達からは信頼を置かれる存在でした。
進撃の巨人の概要
『進撃の巨人』は2009年から2021年にかけて『別冊少年マガジン』に連載されていた諫山創の作品です。巨人が存在する世界でそれに対抗する人間達との戦いが描かれるストーリーで、迫力やスリルがある戦闘シーンとシリアスな展開が人気を集めました。その人気を受けて2013年からアニメも放送されており、2020年までに第4期まで制作されています。
進撃の巨人のあらすじ
巨人の出現により人類が滅亡の危機に瀕する中、巨大な三重の城壁で生き残った人類は生活していました。そんな中、エレン・イェーガーは壁の外の世界に夢を見ていた少年でしたが、10歳の時に巨人に侵入され、目の前に母親を殺されたことから巨人を駆逐することに執着するようになります。そして、12歳の時に外壁調査と共に巨人の戦闘を行う調査兵団に所属し、戦いの日々を送っていくことになります。
【進撃の巨人】エルヴィン・スミスがかっこいい理由
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスは公式が行った人気投票において上位に入るキャラであり、その理由として作中のかっこいい行動や台詞が挙げられています。そんなエルヴィンがかっこいい理由とされる作中の活躍や名言などを紹介していきます。
エルヴィン・スミスのかっこいい性格
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスのかっこいい理由の1つに性格があります。エルヴィン・スミスは団長としての判断が必要な時、冷静沈着に対応し、時には部下を犠牲にすることも厭わない人物です。ただ、それでも部下からの信頼があるのは、人類のために動く熱い信念が感じられるからであり、読者や視聴者にもその部分が伝わってくることで、かっこいいと思える要素になっています。
エルヴィン・スミスのかっこいい活躍
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスは調査兵団の団長であることから、作中の出番が多く、登場する度に様々な活躍を見せています。そんなエルヴィン・スミスのかっこいい活躍を作中シーンから見ていきましょう。
活躍①女型の巨人を捕獲
エレンを含む104期生達が調査兵団に入隊して初の調査時に、女型の巨人と遭遇することになりましたが、エルヴィン・スミスは裏の目的として女型の巨人の捕獲を目論んでいました。そのことを古株の部下以外に知らせずに作戦を進めて、一度は拘束に成功しています。ただ、女型の巨人が他の巨人を呼んだことで逃走されてしまいました。
活躍②女型の巨人との戦い
女型の巨人型の捕獲に失敗したことからエルヴィンは王都で責任を問われることになりますが、直後に女型の巨人の正体であるアニとエレンが戦闘を始めます。その事態にエルヴィンは調査兵団に紛れ込んでいる可能性を察していて、部下達を動かすことでエレンを援護し、アニの捕獲に今度こそ成功します。
活躍③エレン奪還作戦
ライナーとベルトルトによってエレンが拉致されてしまった際には、エルヴィン・スミスは巨人化能力がある2人に対抗するため、自らを囮にして無数の無垢の巨人を誘導して、特攻を仕掛けます。その際に右腕を失いますが、その捨て身の行動が部下達の士気を上げて、続けて特攻することでエレンの救出に成功します。
活躍④王政打倒クーデター
エレンの救出に成功した後、王都はエレンやヒストリアを狙うようになり、その横暴さにエルヴィン・スミスは王都打倒を決意します。そんな中でエルヴィン・スミスは無実の罪に問われて王都から処刑されそうになりますが、そこで巨人が王都に進行したという嘘の情報を流れ、王都が住民を見捨てて自分達だけが助かろうとする言動を引き出します。
嘘情報は王都側の対応を見極めようとしたドット・ピクシスの考えであり、この行動が決定打となって憲兵団や全兵団が調査兵団側に付いてクーデターを起こしました。そして、エルヴィン・スミスは根回しによって王都の醜態を住民に知らせ、信頼を失墜させたことで王政打倒を成功させます。
活躍⑤ウォールマリア奪還作戦
ウォールマリア奪還作戦を決行する際には獣の巨人と戦うことになりますが、投石攻撃によってエルヴィン・スミスが率いる部隊は全滅しかけていました。そこでエルヴィン・スミスはリヴァイに対して自らが特攻して道を切り開けると提案し、そこで一瞬葛藤しながらも最後は覚悟を決めて突き進みます。その結果、獣の巨人の突破に成功しました。
エルヴィン・スミスのかっこいい名言
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスは作中で心に響く名言を多数残しています。そのエルヴィン・スミスの名言についても見ていきましょう。
エルヴィン・スミスの名言①「君には何が見える?…」
君には何が見える?敵は何だと思う?
出典: renote.net
エルヴィン・スミスの名言その1は「君には何が見える?…」から始まる台詞です。調査兵団によって捕らえられた無垢の巨人が何者かによって殺された際に、エルヴィン・スミスがエレンに対して言った名言になります。この言葉に対してエレンは意図を理解できませんでしたが、エルヴィン・スミスは犯人ではなく巨人に関わる先の存在を見据えていたことが感じ取れます。
エルヴィン・スミスの名言②「進め…」
進め!エレンはすぐそこだ!!進め!
出典: renote.net
エルヴィン・スミスの名言その2は「進め…」から始まる台詞です。エレン奪還作戦の実行中にエルヴィン・スミスは右腕を失いますが、その直後にこの言葉を部下達に投げかけました。団長が負傷するのはショッキングな状況でしたが、この言葉で調査兵団全体の士気は上がり、救出に成功へ繋がります。エルヴィン・スミスのかっこいい覚悟が伝わってくる名言です。
エルヴィン・スミスの名言③「ありがとう…」
ありがとう、リヴァイ
出典: renote.net
エルヴィン・スミスの名言その3は「ありがとう…」から始まる台詞です。ウォールマリア奪還作戦で獣の巨人に特攻するかどうか迷った際、話をきかされたリヴァイはエルヴィン・スミスの夢を諦めるように言って、この言葉を返しました。本来なら夢半ばで死ぬ覚悟をさせる冷酷な言葉ですが、夢に囚われていた部分もあるエルヴィン・スミスの顔は爽やかで、それに対する心からのお礼だったことがわかります。
【進撃の巨人】エルヴィン・スミスの過去や死亡シーン
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスはウォールマリア奪還作戦で特攻する時に、過去が明らかになり、最期を迎えることになります。そんなエルヴィン・スミスの過去や死亡シーンについて紹介していきます。
エルヴィン・スミスが父親を死に追いやった過去
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスの父親は、地域の教師を務めていて、エルヴィンもその教育を受けていました。そんな中、ある日に人類が壁の内側に住み始めた時の歴史を父親が教える際、エルヴィンはその時点の外の世界についての文芸がないことを疑問に思います。すると、エルヴィンの父親はその場で答えは出しませんでしたが、家に帰った後に自らの考えを話し始めました。
それは王都が統制のため意図的に壁の外の情報を隠した、あるいは記憶を改ざんしたというもので、エルヴィンはその時点だと理解できませんでした。しかし、それを街中で話している時に、憲兵団に聞かれてしまい、エルヴィンは詳細を話してしまいます。その後、エルヴィンの父親は遠く離れた町で事故死したことになりますが、実際は憲兵団によって殺されてしまったのです。
エルヴィン・スミスが調査兵団に入団した理由
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスが調査兵団に入団したのは自分の失言によって父親を死なせてしまったことから、父親の仮説を証明するためでした。そのため、エルヴィン・スミスは巨人の捕獲に執着したり、真実に近づく度に不敵な笑みを浮かべていました。一方で、人類のための戦う他の調査兵団を騙しながら指揮を取っていることに思うところはありました。
エルヴィン・スミスの死亡シーンは何話?
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスの死亡シーンは原作漫画だと単行本21巻第84話、アニメだと第3期の18話(アニメ通算55話)の「白夜」で描かれました。『週刊連載マガジン』でこの死亡シーンが掲載された時には今まで調査兵団を引っ張ってきたエルヴィン・スミスの退場に驚きの声が多数出て、一部では84話ショックとも言われました。
エルヴィン・スミスの最期や死亡理由
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスは獣の巨人に特攻を仕掛ける中で、投石を受けて落馬して瀕死になりますが、フロックによってリヴァイ達がいる場所まで戻って来られます。そこでは同じく瀕死のアルミンがいて、巨人化の薬を投与すればどちらかが助かる状況でした。その決定はリヴァイが下すことになっていて、人類に貢献する人物としてエルヴィンを選びます。
しかし、投与する直前にエルヴィンはそれを振り払うかのように手を上げました。最期の意識の中でエルヴィンは過去に父親に質問した時のことを思い出して、その言葉を口にします。それを聞いたリヴァイは特攻する前に見せたエルヴィンの表情を思い出し、彼をこの一連の戦いから解放するために投与先をアルミンに変えました。こうして、エルヴィン・スミスは静かに最期を迎えたのです。
【進撃の巨人】エルヴィン・スミスの声優
アニメ『進撃の巨人』でも初期からエルヴィン・スミスのかっこいい活躍は描かれており、名言が声優によるボイス付きで楽しめます。そんなアニメにおけるエルヴィン・スミスの声優について紹介していきます。
エルヴィン・スミスの声優は「小野大輔」
アニメ『進撃の巨人』でエルヴィン・スミスを演じたのは小野大輔さんです。常に冷静ながらも胸に秘めたものがあるエルヴィン・スミスを淡々としながらも熱意を感じる声で演じています。
小野大輔のプロフィール
小野大輔さんは高知県出身で、1978年生まれの声優・歌手です。日本大学芸術学部放送学科に在学中、スタッフが足りなかったことからラジオドラマに出演したことから声優を目指すようになり、2002年から声優としての活動を始めます。初めのうちは吹き替えが中心になっていましたが、徐々にアニメやゲーム作品への出演していき、現在では歌手活動を含めて多数の活躍を見せています。
小野大輔の主な出演作品
小野大輔さんの主な出演作品としては、『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹、『黒執事』のセバスチャン・ミカエリス、『デュラララ!!』の平和島静雄、『WORKING!!』の佐藤潤、『黒子のバスケ』の緑間真太郎、『マギ』のシンドバッド、『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』の空条承太郎、『テラフォーマーズ』の鬼塚慶次、『おそ松さん』の松野十四松、『斉木楠雄のΨ難』の燃堂力などがあります。
【進撃の巨人】エルヴィン・スミスに対する世間での評判や人気
ここでは『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスについて世間での評判や人気を紹介していきます。作中のかっこいい言動は原作漫画・アニメの両方で人気を集めていましたが、それ故に最期のシーンが描かれた際には様々な感想が出ていました。
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスに対してはかっこよさや頼りになる団長だという感想が多数見られました。それは死亡する直前で明かされた過去を見た上でも変わらないようで、エルヴィン・スミスが人類の為に戦っていた気持ちも嘘ではないと思う人は多いようです。
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスの最期や死亡シーンについては、読者やファンから悲しみの声が多数上がっていました。その一方で長い苦しみから解放されたところはエルヴィン・スミスにとって良い最期だったのではないかという意見もあります。
アニメ『進撃の巨人』でもエルヴィン・スミスの活躍や名言から好きになった人という感想がありました。小野大輔さんの表現力によって原作漫画の台詞がよりキャラクター性を引き立たせて楽しめたようです。
【進撃の巨人】エルヴィン・スミスはかっこいいキャラだった
『進撃の巨人』のエルヴィン・スミスは調査兵団の団長として冷酷な判断を下すことはありながらも部下からの信頼は厚い人物であり、作中の言動からかっこいいキャラとして見られています。そんなエルヴィン・スミスはストーリーの半ばで死亡してしまいますが、最期の瞬間には過去から解放された表情になっていました。そんなエルヴィン・スミスの活躍から最期を原作漫画やアニメで見返してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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