【進撃の巨人】ミカサとリヴァイの関係とは？共通点や兄妹説を調査！

ミカサとリヴァイは、『進撃の巨人』の主要人物です。ミカサは『進撃の巨人』のヒロインで、黒髪の美人で寡黙な少女です。いつも一緒にいるエレンのことばかり考えています。いつも冷静で感情を表に出すことはほとんどありませんが、エレンに危機が訪れると、冷静さを忘れてしまうことがあります。リヴァイは「人類最強の兵士」と呼ばれています。無口でぶっきらぼうですが、とても頼りになる兵士長です。

『進撃の巨人』の作者は、 諌山創 です。『別冊少年マガジン』にて2009年より連載が開始されました。11年半という長期に渡って連載されましたが、2021年についに完結しました。内容は、巨人と人間との戦いを描いたダークファンタジーです。『進撃の巨人』は、「このマンガがすごい! 2011」のオトコ編で１位を獲得したり、第35回講談社漫画賞少年部門も受賞している人気作品です。アニメ化やゲーム、実写版映画も公開されました。

突如、人を食べる巨人が出現しました。人々は巨人から逃れるために高い強固な壁を作り、その中で暮らしていました。しかしその壁を越える巨人が現れ、主人公のエレンは母親を亡くします。エレンは巨人を倒すために調査兵団に入団し、巨人と戦います。

ずば抜けた戦闘能力で、ミカサとリヴァイは調査兵団の危機を救ってきました。二人を比較すると、いくつかの共通点が浮かび上がりました。二人にはどんな関係があるのでしょうか。兄妹なのではないかという説もあります。ここからはミカサとリヴァイの共通点を見ていきます。

ミカサとリヴァイは、部下と上司という関係です。しかしそれだけではありませんでした。何の接点もないと思われた二人でしたが、いくつかの共通点がありました。二人の共通点と、関係性について考察します。

ミカサとリヴァイの姓は「アッカーマン」です。壁の中には、いくつかの民族が暮らしていました。その中には、ミカサとリヴァイの姓の由来となっている「アッカーマン一族」もいました。145代目のフリッツ王が始祖の巨人の力を使って、人々の記憶を操作しましたが、アッカーマン一族の記憶の操作はできませんでした。そのため危険な一族とみなされ、アッカーマン一族は王から命を狙われることになります。ミカサは初期の頃からアッカーマン一族だと分かっていましたが、リヴァイはずっと後に判明します。

ミカサとリヴァイは非常に戦闘能力が高く、そのお陰で危機を何度も回避してきました。実はこの能力があるのは、二人がアッカーマン一族だからです。アッカーマン一族は人間の恰好のままでも、一部の巨人の力を取り出すことができるのです。これが二人の高すぎる戦闘能力の秘密です。

ミカサもリヴァイも、突然力に目覚める瞬間を経験しています。リヴァイは力が目覚めると自分がどうすればいいかが分かると言っています。ミカサは両親が殺された時に、力が目覚めました。ジークは命が危険にさらされた時に、アッカーマンは力に目覚めることが多いと話しています。

ミカサはエレンに危機が訪れると冷静さを失ってしまいますが、最終的には状況を見極めて、正しい判断ができます。リヴァイも瀕死のアルミンとエルヴィンのどちらかに、巨人になる注射を打つ判断をしなければならない場面がありました。リヴァイは信頼しているエルヴィンに打ちたいと思っていましたが、最終的にはアルミンに注射を打っています。リヴァイは兵士長なので、判断を下す場面がたくさんあったはずです。

アッカーマン一族であるミカサとリヴァイは、悲惨な過去を経験しています。リヴァイは明日も生きられるか分からない世界で育ち、ミカサも両親を殺されています。アッカーマン一族を滅ぼすように王が命令していたため、ミカサもリヴァイも辛い過去を経験しました。

ミカサとリヴァイは姓が同じなため、兄妹なのかと言われていました。しかし兄妹ではありません。二人の母親も父親も別人です。ミカサは母親が東洋人で、両親は盗賊に殺されています。リヴァイの父親は不明ですが、母親の名前は「クシュル」です。母親は病死しています。ミカサとリヴァイは姓は同じですが、兄妹ではありません。

エレンが巨人の力でユミルの民に話しかける場面がありますが、その声はミカサとリヴァイにも聞こえていました。そのため、アッカーマン一族はユミルの民ということになります。アッカーマン一族は巨人科学の副産物であり、ユミルの民から人工的に作られた存在なのです。

ミカサとリヴァイが同じ姓だったのは、アッカーマン一族だったからだと分かりました。そしてとうとう辛く、長かった巨人との戦いに決着が着きます。ミカサとリヴァイは、巨人との戦いの後は、どうなったのでしょうか。

世界を滅ぼそうとするエレンを、ジャンは倒すことに決めました。ミカサはなかなか決心できませんでしたが、悩んでいる時間はありません。エレンは生きている限り、大虐殺をやめないでしょう。ミカサはエレンを愛していますが、エレンを倒して人類を救う決意をしました。みんなの助けで巨人の口の中に入ったミカサは、エレンと顔を合わせます。二人には言葉はありませんでした。そしてミカサは自らエレンを手にかけたのです。

ついに巨人との戦いが終わりました。エレンの遺体は皆と一緒にパラディ島へ運ばれ、遺体は１話でエレンが寝ていた木の根元に埋められました。それから月日が経ち、ミカサは子供と孫と一緒にエレンのお墓参りをしています。ミカサの隣にはジャンがいます。二人は結婚したのです。このラストは本誌では描かれませんでしたが、34巻で追加されました。

ミカサがエレンを倒したたため、巨人の力が全てなくなりました。ガビやジャン、アルミンやライナー達も、煙と共に元の人間の姿に戻りました。そして煙の中にはエルヴィンやハンジなどの調査兵団の仲間の姿も見えました。リヴァイは仲間に「見ていてくれたか？」と問いかけますが、答えはありません。しかし仲間は優しい眼差しでリヴァイを見ていました。リヴァイは「心臓を捧げよ」のポーズを取り、頬には涙が伝っていました。仲間と会えたこと、巨人を倒す約束を果たせた思いが涙に込められているのでしょう。

最終決戦でリヴァイは左足を噛み砕かれてしまいます。そのため、最終回はガビ達と車椅子に乗って登場します。驚異的な回復力を見せていたリヴァイですが、巨人の力が消えてしまったため、アッカーマン一族の能力も消えてしまったと推測できます。世界に平和が戻ったため、昔から壁の外への憧れを抱いていたリヴァイは、これから様々な場所へ旅をするのかもしれません。

『進撃の巨人』は残酷なシーンや悲しいシーンがとても多く、演じる声優も大変そうな印象を受けます。ここからはアニメの『進撃の巨人』でミカサとリヴァイを演じた声優を紹介していきます。

ミカサの声優は石川由依さんで、6歳の時に大阪の劇団ひまわりに入団しました。中学生の時には、劇団で多くの主演を務めています。2019年に現在の事務所に移籍しました。『進撃の巨人』は人気作品だったため、ミカサを演じるのにプレッシャーがあったそうです。しかし劇場版からは「ミカサは誰にも譲らないぞ」という気持ちになったと語っています。

リヴァイの声優は神谷浩史さんで、声優アワードでは多くの賞を受賞しています。広告を見て青二塾に入所しますが、声優養成所だとは知らずに入所したそうです。リヴァイと言えば『進撃の巨人』で、屈指の人気キャラクターです。リヴァイ役に決まった時は、プレッシャーが大きかったそうです。しかし『進撃の巨人』が完結した時に、「リヴァイをやっていたんだと自慢できるようになるでしょうね」と語っています。

ミカサとリヴァイは『進撃の巨人』の主要キャラで、人気もあります。ついに巨人との戦いに決着が着き、平和な日々が訪れました。これから二人は、普通の生活をしていくのでしょう。そんなミカサとリヴァイについての世間での声を集めてみました。

『進撃の巨人』にはたくさんの謎があり、謎が明かされていくたびに衝撃が走りました。リヴァイの姓がアッカーマンだと判明された時、真っ先に思ったのは、ミカサと何か関係があるのかということでしょう。二人は兄妹なのかという説も出ました。

ミカサとリヴァイはアッカーマン一族です。この一族には大きな秘密がありました。他にもどんどん謎が解明されていきます。確かに漫画家さんは、最初から全ての設定を考えていたのか気になります。

バタバタと巨人を倒すミカサとリヴァイが戦っているシーンは、見ていてテンションが上がります。ピンチな場面でもこの二人がいれば、きっと何とかしてくれると思わせてくれます。髪が短いミカサは、話さなければ少年のようです。

圧倒的な戦闘能力で巨人を倒し、仲間の危機を救ってきたミカサとリヴァイは、アッカーマン一族でした。アッカーマン一族は王に命を狙われていたため、ミカサもリヴァイも生活は苦しいものでした。巨人との戦いで人々や調査兵団の仲間がどんどん倒れていきます。そして苦しい決断の中、ついにエレンを倒し、巨人のいない世界が訪れました。戦いが終わった後、ミカサとリヴァイは、穏やかな日々を送っているようです。