【進撃の巨人】カルライーターの正体を徹底考察!エレンの母親を食べた?
進撃の巨人に登場する「カルライーター」ですが、「カルライーター」の正体は「薬によって巨人化した人間」だったことが判明しました。この記事では、進撃の巨人に登場するカルライーターが巨人化する前、どんな人物だったのかや、主人公エレンとの関係について紹介しています。
目次
【進撃の巨人】カルラとは?
「進撃の巨人」に登場する「カルラ」とは、主人公・エレンの母親に当たる人物です。カルラはエレンが10歳の時に死亡しています。カルラは街を守るために築かれていた壁を壊して侵入してきた巨人によって、エレンの目の前で捕食されてしまったのでした。今回はそんな悲劇に巻き込まれてしまったカルラと、そのカルラを食べた巨人「カルライーター」の正体などについて考察していきます。
カルラのプロフィール
まずは、進撃の巨人に登場する「カルラ」のプロフィールを紹介します。「カルラ・イェーガー」の誕生日は1月29日です。身長は165㎝、体重は58kgとされていて、息子であるエレンをとても大切にしています。エレンが10歳のときに巨人の侵入があり、壊れた家の下敷きになってしまい、そのまま巨人に食べられて死亡してしまいました。
進撃の巨人の概要
「進撃の巨人」の作者は漫画家の諫山創さんです。2009年に「別冊少年マガジン」で連載を開始し、2021年に完結しています。アニメ化や実写映画化、ミュージカル化など、多数のメディアミックスが行われており、完結後も人気が続いている作品となっています。
進撃の巨人のあらすじ
進撃の巨人は巨人によって支配された世界が舞台となっています。突如出現した巨人は、人間を捕食し始めました。多くの人類が犠牲となり、生き残った人たちは巨人よりも高い城壁を三重に作り上げ、その中で生活することを余儀なくされます。100年余り平和な生活が続いていましたが、その城壁すらも超える超大型の巨人が現れたことで状況は一変してしまいます。巨人によって母を失ったエレンは、巨人との戦いへと身を投じていくのでした。
【進撃の巨人】カルライーターの正体
ここからは、「進撃の巨人」に登場する「カルライーター」の正体について考察していきます。「カルライーター」は、エレンの母・カルラを食べたとされる巨人ですが、巨人は人間が基になっていることが判明しています。作品の中で明かされた「カルライーター」が人間だった頃、どんな人物だったのかについても紹介します。
カルライーターの正体はダイナ?
「進撃の巨人」に登場する巨人、「カルライーター」の正体は「ダイナ・フリッツ」です。ダイナはフリッツ王家の血筋で、エレンの父「グリシャ」がマーレ大陸で生活していた頃の妻でもあります。被害に合ったカルラは、グリシャの現在の妻であることから、グリシャの前妻の「ダイナ」が、後妻の「カルラ」を襲ったことになります。
ダイナ・フリッツが巨人になった経緯
「進撃の巨人」に登場する「カルライーター」の正体が「ダイナ・フリッツ」であることが判明しました。ここからは、ただの人間であった「ダイナ」が、どうして人間を捕食する「巨人」になってしまったのか、巨人になるまでの経緯を詳しく紹介していきます。
経緯①グリシャとの出会い
最初に紹介するのは「グリシャとの出会い」についてです。マーレ大陸に住んでいたダイナは、エルディア王家の血を受け継いでいる唯一の生き残りでした。かつてエルディア人の始祖は「大地の悪魔」と契約したことで巨人の力を使うことができるようになっていたのです。エルディアの復興に携わっていたグリシャは、スパイの手引きによってダイナと出会うことになったのです。
経緯②ジークをマーレ戦士にしようとする
続いて紹介するのは、「ジークをマーレ戦士にしようとする」についてです。ジークとは、ダイナとグリシャの間に生まれた息子で、ダイナ達はジークを「マーレの戦士」兼、エルディア復興のための「スパイ」に育てようとしていました。しかし、スパイとしての活動を望んでいなかったジークによって密告されてしまい、2人は罪人として拷問にかけられてしまうのでした。
経緯③楽園送りになる
続いて紹介するのは、「楽園送りになる」についてです。「楽園送り」とは、巨人として島へと送り出されることを意味しています。ダイナの楽園送りを何とか阻止しようとしたグリシャは、拷問を受けながらもダイナが王家の人間だと伝えました。しかし、スパイとして活動していたフクロウによって揉み消されてしまい、罪人として「楽園送り」になってしまうのです。ダイナは巨人になってしまう薬を打たれる直前に、グリシャにどんな姿になっても必ず探し出すと誓っていました。
経緯④クルーガーがダイナの巨人化を止めなかった理由
続いて紹介するのは、「クルーガーがダイナの巨人化を止めなかった理由」についてです。クルーガーとは「エレン・クルーガー」のことで、スパイとして潜入していた「フクロウ」であり、ダイナが王家の血を引いていることを隠した人物でもあります。クルーガーは王家の血がマーレに利用されてしまうことを恐れ、ダイナの巨人化を止められなかったのではないかと推測されています。
ダイナ・フリッツと座標の力の関係
ここからはダイナと座標の力の関係について解説します。「座標の力」とは、巨人を意のままに操ることのできる力で、始祖の巨人の力を王家の血を引く者が継承することで発動されます。エレンは、始祖の巨人をグリシャから継承していましたが、王家の人間ではないため、本来座標の力を発動することはできません。しかし、エレンがカルライーターと接触した際には、座標の力を発動することができており、カルライーターの正体が王家の血を引くダイナだったためではないかと考えられています。
【進撃の巨人】カルライーターはエレンの母親を食べた?最後は?
「進撃の巨人」に登場する「巨人」は人類を捕食する存在です。進撃の巨人には巨人による捕食シーンも多く描かれていますが、カルライーターはストーリーの中で誰を食べているのか詳しく紹介します。また、カルライーターの最後についても紹介していきます。
カルライーターはエレンの母親(カルラ)を食べた
最初にカルライーターが登場したのは、進撃の巨人の第2話でした。当初は「無垢の巨人」として紹介されていて、登場してすぐに、主人公エレンの母親「カルラ・イェーガー」を捕食しています。そのため、「カルライーター」と呼ばれるようになったのでした。カルラの死亡シーンでは、右手で握りつぶされた挙句に食べられてしまうというショッキングな描写があったため、ファンからもショックを受ける声が多く見られました。
カルライーターはハンネスを食べた
続いてカルライーターが食べたのは、ハンネスです。ハンネスはエレンの父であるグリシャに助けられた過去に関係があり、カルラが襲われているのを助けようとした人物でもありました。しかし、カルラを助けることはできず、目の前で捕食される様子を見てしまったのです。それから5年後、再びカルライーターと遭遇したハンネスは、勇敢にも戦いを挑みましたが、圧倒的な力の差を見せつけられ、最後は下半身を食いちぎられて死亡してしまいました。
カルライーターの最後は死亡した?
進撃の巨人に登場する「カルライーター」が捕食したのは、エレンの母親「カルラ」と、カルラを助けようとした「ハンネス」の2人でした。その後、カルライーターは始祖の巨人の力に目覚めたエレンによって、他の無垢の巨人達に襲われ、食いちぎられてしまいます。カルライーターの最後は、無垢の巨人による捕食により、死亡することとなりました。
【進撃の巨人】カルライーターはなぜベルトルトを食べなかった?
「進撃の巨人」に登場する巨人達は、人間を手当たり次第に捕食していくような描写が多くありますが、そんな中「カルライーター」には、遭遇したにも関わらず、捕食せずに見逃した人物がいます。それは「ベルトルト」で、超大型巨人に変身して城の壁を蹴り破った人物でした。ここからはどうしてベルトルトを捕食しなかったのかについて考察します。
カルライーターはベルトルトを無視した
「進撃の巨人」の第96話で、ベルトルトが超大型巨人に変身して、街の壁に穴を開ける様子が描かれました。穴を開けることに成功したベルトルトは、変身を解いて人間の姿で壁の中へ潜り込もうとしましたが、その時カルライーターに見つかってしまうのです。絶体絶命のピンチかと思われたものの、カルライーターはベルトルトを無視して、そのまま壁のなかへ進んで行ったのでした。
カルライーターを誘導したのはエレンだった
なぜベルトルトを捕食しなかったのか、疑問に感じたファンも多くいましたが、進撃の巨人の最終話でその謎が明かされました。エレンはカルライーターを最初から操っていて、ベルトルトを捕食しなかったのもエレンの操作によるものだったのです。エレンは「ある目的」の為に、ベルトルトを捕食せずにわざと見逃すように仕向けていたのでした。
エレンが「ベルトルトはまだ死ぬべきじゃなかった」と言った理由
「進撃の巨人」最終話で、エレンは最後にアルミンへベルトルトは死ぬべきじゃなかったと語っていますが、その理由についてファンのなかでは様々な考察が行われていました。その中でも話題となっていたのは「ベルトルトの超大型巨人としての能力を最後まで残しておきたかったからでは?」というものでしたが、物語の中で明確に理由を語った描写はありませんでした。
カルラの死亡はエレンの目的にとって必要だった?
「進撃の巨人」では、エレンが「大切な人達を守る」という目的の為に行動していたことが明らかになりました。その目的達成のため、エレンは「巨人を憎悪するようになる」必要がありました。巨人を憎むための手段として、大切な母親である「カルラ」を自身の目の前で襲わせ死亡させるという計画を立てていたことが判明したのでした。いくら大切な人を守るために必要な犠牲だったとしても、自分の母親を襲わせるという判断をしたエレンに、賛否両論が巻き起こっていました。
【進撃の巨人】カルライーターに対する世間での評判や人気
こちらはカルライーターの正体に衝撃を受けたというファンの声です。進撃の巨人は伏線がとても多く、思わぬ事実や関係性が判明していくことがあります。その中には、主人公であるエレンのことはもちろん、他のキャラクターとの関係性や見方が変わっていくものが含まれています。特にカルライーターの正体がエレンの父の前妻だったという事実には多くの反響が集まっていました。
こちらは進撃の巨人の伏線回収が好きというファンの声です。第2話で登場し、エレンが巨人を憎むきっかけになったカルライーターが、実はエレンの父の前妻であり、その後のストーリーで大切な役割を果たすことになる「座標の力」とも関係があったため、物語の冒頭から伏線が散りばめられていたという事実に驚いたファンも多かったようです。
エレンの母・カルラの最後は、物語全体を通しても「グロい」「怖い」という意見が多く見られるシーンです。「進撃の巨人に出てきた巨人の中でカルライーターが一番怖い」という意見も少なくありません。中には辛過ぎて続きが見られないというファンもいました。
【進撃の巨人】カルライーターの正体はダイナだった
「進撃の巨人」に登場する「カルライーター」の正体や主人公との関係について紹介しました。カルライーターの正体はかつてエレンの父親である「グリシャ」の妻だった「ダイナ」だったことが判明しています。また、エレンが目的達成のため、あえて母親である「カルラ」を巨人化した「ダイナ」に襲わせていたという事実は、ファンにとって衝撃的なものとなっていました。
この記事のライター
syys1720
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