【BLEACH】阿近まとめ!登場回や声優は?アニメと漫画それぞれで検証!
『BLEACH』には護廷十三隊十二番隊に所属する阿近という死神が登場します。技術開発局のメンバーの一人でもあり、涅マユリの部下です。この記事では『BLEACH』の阿近がどのような人物なのか、基本的なプロフィールや登場シーンを紹介します。
【BLEACH】阿近とは
阿近は『BLEACH』に登場するキャラクターです。技術開発局に所属する死神の一人で、戦闘中の死神のサポートなどを行っています。ここでは『BLEACH』の阿近がどのような人物なのかプロフィールを紹介します。
阿近のプロフィール
『BLEACH』に登場する阿近は護廷十三隊十二番隊に所属する死神です。また、涅マユリが局長を務める技術開発局にも創設当時から所属しています。誕生日や身長・体重などの詳しいプロフィールは明かされていません。見た目は額に小さい角が生えているのが特徴的で、頭には刈り込みが入っており眉がなく細目です。
『BLEACH』の登場キャラクターの中でもとても頭が良く責任感のある人物です。涅マユリが不在の時には代わりに指揮を取ったり、戦闘中の死神と連絡を取ってサポートするなど何かと頼りになります。
常に冷静に対処する優秀な人物ですが、涅マユリや浦原喜助には振り回されたりすることもあります。ちなみに喫煙者で『BLEACH』のゲームではよくタバコを吸っている姿が描かれています。
護廷十三隊十二番隊の第三席で技術開発局副局長
『BLEACH』の阿近は護廷十三隊十二番隊第三席です。さらには技術開発局副局長を務めている賢い人物です。『BLEACH』で戦闘シーンはありませんが敵から襲撃を受けた際には被害状況などを把握し、戦っている死神に情報を共有したり転送のサポートを行います。
問題が起こる時は涅マユリが不在な事が多いので阿近が中心となって指揮を執ります。『BLEACH』の終盤では十二番隊副隊長の涅ネムがペルニダ・パルンカジャスとの戦いで体を失い大脳だけになってしまったため、後に阿近が三席から十二番隊副隊長に昇格しています。ちなみに肩書としては男性死神協会理事も務めています。
阿近の強さは?
『BLEACH』の阿近は技術開発局におり、一般的な死神のように現世で担当地区を任されて霊の成仏や浄化などを行うことはほとんどありません。特に阿近のように副局長を務めていると簡単に現場を離れるわけにもいかないのです。そのためどのくらいの強さがあるのかは『BLEACH』の劇中でも描かれておらず不明です。
阿近の霊圧や攻撃力
『BLEACH』の劇中では、涅マユリは戦闘に出ることが多いのですが阿近はほとんど技術開発局にこもりっぱなしです。そのため戦闘とは無縁の立場なのですが、涅マユリが十二番隊隊長を務めるほど強いので、三席の阿近もそれなりに霊圧が高く戦うことができるかもしれないといわれています。
阿近の斬魄刀は?
阿近の斬魄刀は『BLEACH』で一度も描かれたことがないので、どのような斬魄刀を持っているのかは不明です。ただ死神ではあるので斬魄刀は持っていると思われます。
阿近の戦闘技術と戦闘シーン
『BLEACH』では阿近の戦闘シーンはありません。『BLEACH』の千年血戦篇では2回窮地に陥りましたが、一度目は敵に襲われながらも黒崎一護を虚圏から転送することに徹していました。二度目はナックルヴァールによる襲撃を受けたものの、ギリギリで涅マユリが戻ったので戦闘することはありませんでした。
阿近の登場回は?
阿近は『BLEACH』への登場回はとても少ないのですが、最終章の千年血戦篇では活躍する場面が多くあります。『BLEACH』の千年血戦篇は480話から始まるのですが、480話の1ページ目から登場しています。『BLEACH』の480話ではあるトラブルが発生するところから始まります。
阿近が所属する技術開発局では虚圏と尸魂界と現世のバランスを調整する役割を担っていました。しかしある時虚の数が急激に減ってしまい、現世との境界線が崩れる恐れがありました。『BLEACH』の480話ではその対応に追われている阿近の姿が描かれていました。
その後も虚圏で見えざる帝国からの襲撃を受けていた黒崎一護に連絡を取ったり、襲撃されながらも黒崎一護の脱出の手助けをしたりと活躍します。ここではその他の阿近の『BLEACH』の登場回についてまとめています。
漫画BLEACHの登場回
原作の『BLEACH』での初登場は8巻の69話「25:00 gathering」です。『BLEACH』での初登場時には朽木ルキアの義骸をモニター越しに見ている鵯州に声をかけていました。朽木ルキアの義骸を見つけたのは鵯州だったのですが、先に阿近が隠密機動に調査依頼をしていたのですぐに技術開発局に渡されませんでした。
そこに朽木ルキアの義骸がちょうど返却されました。早速多くの技術者達が義骸を調べます。そのうちの一人が阿近でした。技術者達は精巧に作られた義骸を見て、こんな義骸を作れるのは阿近くらいしかいないのではないかと言うシーンがあります。この一言で、他の技術者よりも技術力が優れていることが分かります。
ちなみに阿近はこの時義骸のある部分を見て驚愕します。そしてこんな義骸を作ることができる奴は尸魂界にはいないと言いました。その義骸はその中に入った死神の霊力を分解し、やがて消失させるように作ってあったからです。このような義骸を作れば尸魂界を永久追放されます。
おそらくこの初登場時にすでに阿近は、義骸を作ったのが浦原喜助だと悟っていたのではないかといわれています。『BLEACH』での阿近の初登場シーンは、実は浦原喜助が朽木ルキアの中に崩玉を隠していたことに対する伏線回でもありました。
過去篇で少年時代の阿近が登場
『BLEACH』の過去篇でも阿近が登場しました。『BLEACH』の過去篇では浦原喜助が隊長に昇格するところから始まります。ある時浦原喜助と猿柿ひよ里は二番隊の隊舎を訪れます。浦原喜助は隊長になる前は二番隊の監理隊の部隊長を務めていました。監理隊は霊廷内で罪を犯した者たちを投獄し、監視する役割があります。
そして監理隊では特別監理といわれる仕事がありました。特別監理とは護廷十三隊に所属したものの、その思想や行動が他の死神に悪い影響を与えたり危険を犯す可能性が高いと判断された隊員を調査・捕縛し、監視する目的がありました。その施設があるのが二番隊の隊舎内でした。
その施設は「蛆虫の巣」と呼ばれる薄暗い洞窟です。ただ建物に入ると明るい場所になっており、そこに収容されている人々は特に行動を制限されている様子はありません。施設からは出られませんが、施設内では自由に動くことができるのです。この施設でガチャガチャと何かを触っている人物がいました。実はその人物こそが阿近だったのです。
この時の阿近はまだ幼く、身長も今より低めでした。そして本格的に技術開発局が動き出した頃、再び阿近が登場します。再登場時には十二番隊副隊長で技術開発局室長の猿柿ひよ里と、十二番隊三席で技術開発局副局長の涅マユリがどちらが立場が上なのか言い合っていました。
そこに阿近がやってきて猿柿ひよ里にタメ口を利き、涅マユリには敬語を使うので怒られていました。阿近がいつ施設から開放されたのかは不明ですが、技術開発局創立時のメンバーの一員でした。ちなみにこの時はまだ角は生えていません。
過去篇の概要
『BLEACH』では本編の315話と316話の間で過去篇が連載されました。過去篇は−108話から始まり、−97話で完結しています。原作では空座決戦篇に繋がるような形でストーリーが展開されています。『BLEACH』の単行本では36巻と37巻に収録されています。
アニメBLEACHの登場回
阿近は『BLEACH』のアニメでも登場しています。ここではアニメでの阿近の登場回についてまとめています。
アニメ171話で複数回登場
『BLEACH』のアニメ171話はオリジナルストーリーで、阿近は本編には登場しませんでしたが、エンディング後の「死神図鑑」に登場しました。「死神図鑑」では男性死神協会のエピソードが描かれています。阿近は男性死神協会の理事を務めており、いつもきっちり着ている死覇装をはだけさせて登場します。
『BLEACH』の170話の「死神図鑑」では男性死神協会の本部である男子トイレで男らしい伝令神機のアイデアを出していました。171話ではその続きが描かれており、吉良イヅルや浮竹十四郎が伝令神機の案を出します。
しかし良い案が浮かばず仕方なく射場鉄左衛門が案を出そうとした時、阿近が書類を持ってやってきます。そして阿近は今しがた女性死神協会に予算を全部カットされたと報告しました。このように阿近はよく「死神図鑑」や「カラブリ」などのおまけに登場します。
破面篇でも随所で登場
阿近はアニメ『BLEACH』の破面篇でも随所で登場しています。例えば空座町に破面が襲撃し、松本乱菊が限定解除の申請を出した時に登場していました。その時はいち早く松本乱菊へ限定解除の申請が許可されたことを伝えていました。このように、『BLEACH』のアニメでもたくさん登場しています。
阿近の声優は?
『BLEACH』のアニメは2004年から2012年まで放送されていました。全366話まで放送されましたが、死神代行消失篇で終了しているため完結していません。しかし2020年に最終章である千年血戦篇のアニメ化が発表されました。千年血戦篇でも阿近は登場します。
阿近の声優は奥田啓人
『BLEACH』のアニメで阿近役を演じた声優は奥田啓人です。阿近がアニメで登場した2004年から阿近役を担当しています。
奥田啓人のプロフィール
阿近役の奥田啓人は1972年1月27日生まれの声優です。テアトル・エコー文芸演出部劇団員でもあります。声優としてだけでなく劇作家・演出家として幅広く活動しています。現在では海外アニメやTVシリーズの演出や音響監督も務めています。
奥田啓人のその他の声優出演作品
奥田啓人の出演作品には『NARUTO -ナルト-疾風伝』の千手仏間役、『スポンジ・ボブ』のカーニ役、『ピーター・パン』の海賊ダンカン役、『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテル役、『ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』のデレク・リース役、『24-TWENTY FOUR-』のベーカー捜査官役などがあります。
阿近と涅マユリとの関係とは
『BLEACH』の阿近は涅マユリの部下です。阿近は技術開発局が創設された時から涅マユリのもとで働いています。ここでは阿近と涅マユリの関係について詳しくまとめています。
涅マユリとは
涅マユリとは護廷十三隊十二番隊隊長であり技術開発局の二代目局長を兼任しています。いつも不気味な黒い面と化粧をしています。とても頭が良い人物なのですがマッドサイエンティストで残忍な性格をしています。そのため、過去には「蛆虫の巣」に収容されていました。
基本的に上から目線なのでコミュニケーション能力は低いのですが、隊長格からは一定の信頼を得ています。ちなみに石田雨竜の祖父を殺し、人体実験をした人物でもあります。戦闘時には「疋殺地蔵」という毒を使った攻撃ができる斬魄刀を使います。
阿近は眠計画にも参加
阿近は涅マユリの「眠計画」にも協力しています。『BLEACH』の劇中では阿近がこの「眠計画」で生まれた人造人間について語るシーンがあります。涅マユリにとって初めての部下である阿近はとても信頼されており、このような重要な実験にも参加させているようです。
眠計画とは
阿近も実験に参加した「眠計画」とは、義骸と義魂を駆使して被造死神を造る計画のことです。つまり人造人間を造るというわけです。実は十二番隊副隊長の涅ネムは涅マユリが生み出した人造人間で、涅マユリの遺伝子情報が組み込まれています。
涅ネムは眠七號で、これまで作ってきた人造人間の中でも最高傑作といわれています。しかし涅ネムは最期、ペルニダ・パルンカジャスとの戦闘で体を失って死亡してしまいました。ただこの時に大脳だけは奪い取ることができたので、この大脳を使って新たに眠八號をつくりました。
阿近の評判や世間での人気
阿近はそこまで登場回数が多いわけではありませんが、『BLEACH』の読者からは人気が高いキャラクターです。眉がなく細目なので顔立ちはいかついのですが、この顔立ちが好きだという方もいました。
阿近は角が生えている変わった見た目をしているので、『BLEACH』への登場回数が少なくても存在感があります。『BLEACH』の読者からは技術開発局の副局長としてとても頭がいいところや、いざと言う時に頼りになるところが人気のようです。
『BLEACH』のアニメでは奥田啓人が阿近役を務めているのですが、奥田啓人は『スポンジ・ボブ』のカーニ役も演じています。阿近役の時とカーニ役の時では別人のような声質になるので驚いている方もいました。阿近役をしている時の声は、カーニ役の時のような癖はなく低めの青年声になります。
もしも阿近が〇〇だったら
ここでは『BLEACH』の阿近がもしも〇〇だったらと仮定して、中間管理職の上司・会社の後輩・クラスメイトのシチュエーションでそれぞれ考察していきます。
阿近中間管理職の上司篇
『BLEACH』の阿近がもしも中間管理職だったらとても頼りになる存在になるはずです。実際に『BLEACH』の千年血戦篇ではハプニングが起きた時も常に冷静に対処していました。中間管理職は上司と部下の間で苦労する立場ですが、器用な阿近はどんな問題にも対処することができるので頼りになると考えられます。
阿近会社の後輩篇
『BLEACH』の阿近がもしも会社の後輩だったら優秀なので振り回してしまう可能性があります。阿近は基本的に冷静なのですが、『BLEACH』の劇中では涅マユリと元上司である浦原喜助にペースを崩されていました。もし後輩だったら、不満があれば上司に対しても容赦なく文句を言ってくるかもしれません。
阿近クラスメイト篇
『BLEACH』の阿近がもしもクラスメイトだったら、阿近は変人扱いされているかもしれません。阿近はとても優秀なのですが、『BLEACH』の劇中では危険思想を持っているとして「蛆虫の巣」に収容されていました。ただ阿近の能力を活かせる場であれば頼もしい存在なので、技術系の専門学校などに通っているのであれば仲良くなれるかもしれません。
阿近は頼れる十二番隊第三席
『BLEACH』に登場する阿近はとても冷静で優秀なので頼りになる人物です。特に『BLEACH』の千年血戦篇では涅マユリの不在時にも活躍します。ぜひ『BLEACH』で阿近の活躍シーンを見てみてください。
この記事のライター
rg4yd
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