【スパイファミリー】大塚明夫はWISE局長役で登場して話題に！代表作を紹介

大塚明夫についてまとめていく前に、まずはスパイファミリーに登場しているWISE局長の人物像についてまとめていきます。また、本記事で取り上げる『スパイファミリー』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

WISE局長は西国の諜報組織『WISE』に所属する人物で、黄昏にオペレーション＜梟（ストリクス）＞を命令した張本人です。WISE局長の名前や年齢といった情報を一切明かしておらず、判明していることは黄昏の上司であることだけです。

スパイファミリーは遠藤達哉によって少年ジャンプ＋に連載されている漫画作品です。赤の他人だった3人が仮初の家族を築き日々のトラブルと奮闘するホームコメディが描かれており、魅力的なキャラクターや心温まるストーリーが評判になっています。2022年10月時点で累計発行部数2500万部を突破しており、その人気に伴ってアニメ化やミュージカル化といったメディアミックスも展開されています。

西国のスパイ・黄昏は東西国の平和を脅かす政治家のドノバン・デズモンドを調査するためオペレーション梟を命じられました。接触する方法としてデズモンド家の息子が通うイーデン校に養子を入学させる必要があると、黄昏はアーニャとヨルを見つけ仮初の家族を築きました。しかし、3人にはそれぞれ口外できない秘密が隠されていると、その日から素性を隠しつつ即席の家族としての生活が始まるのでした。

ここからはスパイファミリーのWISE局長を演じている声優の大塚明夫についてまとめていきます。WISE局長はスパイファミリー作中で姿を見せていないものの、黄昏と会話するシーンにて声だけ出演し、そのキャストの正体が大塚明夫だったことでアニメ視聴者に強いインパクトを与えました。

大塚明夫（おおつかあきお）はマウスプロモーション所属の男性声優です。重圧感のある野太い声による演技に定評があり、『メタルギアシリーズ』のソリッド・スネークや『ルパン三世』の次元大介など渋いキャラクターを多く演じています。アニメ声優以外にも洋画の吹き替えやナレーションなどを担当しており幅広い業種で活躍しています。

WISE局長の初登場はアニメ第1話の序盤です。黄昏が東国に向かう電車の中で暗号が組み込まれた新聞を読んでいくと、その内容を読み上げていたのがWISE局長でした。また、第5話にて再登場すると今度はイスに座った後ろ姿が描かれ、黄昏はいつも通り任務をスマートにこなすだろうと彼を評価していました。

WISE局長の存在は素性を隠した謎多きキャラクターで、その雰囲気はどこか大物な感じを思わせます。大塚明夫はそういった大物キャラクターに当てられることが多く、アニメ監督も大塚明夫の出演作を見てWISE局長役に選んだと考えられます。また、黄昏と通信上で話す様子がソリッド・スネークが無線通話する様子と似ていると言われ、初めて視聴した際についスネークの顔を思い浮かべたという人もいたそうです。

ここからはスパイファミリーに出演している大塚明夫の代表作や担当キャラについてまとめていきます。スパイファミリーでは素性の知れないWISE局長の声優キャストだった大塚明夫ですが、他の出演作品では重く響きのある声質を最大限に活かし、バトル漫画の師匠的存在や渋い風貌溢れる老爺、ラスボス級の強者を中心に演じています。

『BLEACH』では京楽春水を演じています。京楽は護廷十三隊総隊長を務めるリーダーキャラで飄々とした性格と軽薄な言動が特徴的です。一見すると隊長としての品格を疑われる人柄をしていますが、真実を見通す力に優れておりいざという時に誰よりも活躍してくれる頼もしい存在です。

『ジョジョの奇妙な冒険』ではワムウを演じています。ワムウは柱の男の中で3位の地位に君臨する強者でシーザーやカーズから『戦闘の天才』と言わしめるほどの実力者です。戦いの中で強さを尊ぶ武人で作中では敵役として描かれているものの、戦う相手にはしっかり敬意を払う誇り高い性格をしておりその人柄が読者からの人気を集めています。

『ONE PIECE』では黒ひげことマーシャル・D・ティーチを演じています。黒ひげはヤミヤミの実を食べた闇人間であらゆる悪魔の実の能力を無効化する力を持っています。その能力の圧倒的な強さや黒ひげ本人の残虐非道な人柄から作品のラスボス候補として予想されており、彼の勢力は現在進行形で成長し続け世界に影響を及ぼしています。

『僕のヒーローアカデミア』ではオール・フォー・ワンを演じています。オール・フォー・ワンはその昔、No.1ヒーローと謳われたオールマイトの宿敵として立ちはだかり世界を脅かした強敵です。所持している個性によって他人の個性を奪い、それを他人に譲渡するという規格外の能力を持っており、作中では敵連合のリーダー死柄木弔の師匠として世界を破滅に導こうと画策しています。

『バキ』では範馬勇次郎を演じています。バキシリーズは男たちが強さを求める物語が描かれており、その中で範馬勇次郎は地上最強の生物という異名を持つ最強格のキャラクターです。主人公の範馬刃牙は彼を倒すことを目的としており実質的なラスボスでもあります。範馬勇次郎の圧倒的な強さや存在感はバキシリーズの象徴とも言い換えられ、少年漫画界唯一無二の強者として高い人気を誇っています。

ここからはスパイファミリーにおけるWISE局長の正体や目的についてまとめていきます。アニメ版スパイファミリー1期では声のみ出演していたWISE局長ですが、原作漫画ではどこまで情報が描かれているのでしょうか？ここでは現時点で明かされているWISE局長の情報をまとめ、彼の正体やWISEの目的について解説していきます。

WISE局長の姿はイスに座る後ろ姿のみで、具体的な顔や容姿は本編に描かれていません。組織の中では上層部の立場にあり、黄昏以外の部下と会話している様子からWISEのトップである可能性が高いです。

WISEは東国内部に潜入し東西平和を脅かす組織や人物を調査しそれを阻止・壊滅させることを目的に活動しています。現在の東西平和が見せかけだけの薄氷の上に成り立っている状況で、東国内では西国に反抗意識を持つ人物が多く組織内のエージェントは黄昏を含め常に任務に追われています。また、組織のメンバーが東国の秘密警察に検挙されることもありWISEは常時人手不足という問題を抱えています。

WISEは超重要任務として黄昏に『オペレーション＜梟（ストリクス）＞』を命令しています。その任務は国家の最重要人物を探るため名門校の懇親会へ潜入することで、任務を任された黄昏は7日で子どもと嫁を作ることを強制されました。この任務がスパイファミリーの主要キャラクター3人を集めるきっかけとなっており、物語の最終目的にもなっています。

これまでWISE局長役の声優キャストである大塚明夫についてまとめてきましたが、実際にアニメ版スパイファミリーにて大塚明夫の演技を見たファンからはどのような反響が寄せられていたのでしょうか？ここではWISE局長の声優キャスト・大塚明夫に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

スパイファミリー本編を視聴中にWISE局長の声優キャストが大塚明夫だと気付いた人は比較的多く、その事実に驚愕する意見が寄せられていました。声優ファンの間でもWISE局長に大塚明夫が当てられることを予想していた人はほとんどいませんでした。

大塚明夫によるWISE局長の演技を見た人のほとんどはメタルギアシリーズのスネークを思い浮かべていたそうです。大塚明夫と言えばスネークと認識している人がとても多いようで、実際にスパイファミリーで話している内容もスネークを彷彿させる内容だったそうです。

スパイファミリーに大塚明夫が出演したというだけで作品を好きになった人もいました。近年では好きな声優を通じて他の作品に興味を持つ人が増えているそうで、一部の人は声を聴いただけでWISE局長推しになっています。

スパイファミリーにてWISE局長役の声優キャストが大塚明夫であると、そのことを知った人や実際に演技を見た人から様々な反響が寄せられ大きな話題になっていました。もしも大塚明夫が演じるWISE局長に興味を持ったという人はぜひアニメを視聴して実際の演技をチェックしてみてください。