【スパイファミリー】ベッキーのプロフィール！かわいいエピソードも紹介

『スパイファミリー』の登場人物であるベッキーは、アーニャにとって唯一の親友です。大手軍事企業「ブラックベル」のCEOの娘で、自他ともに認めるお嬢様です。登校時の髪型はツインテールですが、普段はストレートの黒髪を下ろしています。身長は104cm、靴のサイズは15cmです。年齢は6歳で、誕生日や不明です。

スパイファミリーでベッキーが初めて登場したのは、イーデン校の入学式の回です。アーニャと同じ1年3組の所属となったベッキーは、アーニャのことを「子供っぽい子」だと感じます。そして、「世話役にしてもいい」と思いながらアーニャに挨拶しますが、その心を読んだアーニャから無視されてしまいます。

しかし、アーニャがダミアンの意地悪にも余裕の笑みを浮かべていたことで、アーニャのことを「大人っぽい」と見直します。その後、ダミアンのことを殴ったアーニャは、ベッキーの足をダミアンが踏んでいたから怒ったと嘘の説明をします。アーニャが自分を庇ってくれたと勘違いしたベッキーは感激し、アーニャに好意を持つようになったのでした。

スパイファミリーは、遠藤達哉さん原作の少年漫画です。正式名称は『SPY×FAMILY』で、2019年3月からWEB漫画サイトの少年ジャンプ＋にて連載が始まりました。スパイの夫と殺し屋の妻、超能力者の娘が家族となり、互いに正体を隠したまま生活を続けるホームコメディです。2022年4月にはスパイファミリーのテレビアニメも始まり、さらに人気が高まりました。

西国・ウェスタリスのスパイである黄昏は、東国のオスタニアに潜入していました。黄昏はオスタニアの要人であるデズモンドと接触するため、デズモンドの子供が通うイーデン校に養子を入学させるという任務を命じられます。黄昏はロイドと名乗り、孤児院からアーニャという娘を引き取ります。偶然知り合ったヨルに面接に必要な母親役を引き受けてもらい、ロイドはかりそめの家族を作りました。彼らはお互いの利益のため、正体を隠しながら普通の生活を続けるのでした。

入学早々ダミアンを殴ってしまったアーニャは、他の生徒から敬遠されてしまいます。しかし、ベッキーだけは自分からアーニャに近づき、「仲良くなりたい」と言ってくれました。ベッキーのおかげで、アーニャは「学校も悪くない」と思えるようになったのです。一方のベッキーにとっても、アーニャは特別な存在でした。

ベッキーは精神年齢が高く、同級生たちを「子供っぽい」と見下すところがあります。そのせいで今まで友達ができませんでしたが、イーデン校でアーニャと出会ったことで初めて友達ができたのです。2人はそれからずっと一緒に行動することになり、親友と呼べる関係になりました。

スパイファミリーのアーニャは、ロイドの任務のためにダミアンと仲良くなろうとします。それをそばで見ていたベッキーは、アーニャがダミアンのことを好きだと勘違いします。恋愛話が大好きなベッキーは1人で勝手に盛り上がり、アーニャとダミアンの恋を応援しようとするのでした。

スパイファミリーの作中には、ベッキーの過去にまつわる回想シーンが登場します。幼稚園時代のベッキーは友達に「ガキ！」と悪口を言うなどして、相手を泣かせていました。イーデン校の生徒たちのことも「程度の低い連中」と見下しており、当初は入学も嫌がっていました。

しかし、イーデン校の入学式でアーニャと出会い、ベッキーにも親友と呼べる存在ができました。今まで親友どころか仲の良い友達もいなかったベッキーでしたが、アーニャと出会ったことで楽しい学校生活を送れるようになったのです。

スパイファミリーの6巻では、ベッキーとアーニャは一緒にショッピングに出かけます。アーニャの新しい洋服を探すことが目的でしたが、アーニャは自分が欲しい服を見つけることができませんでした。そんなアーニャがこのショッピングで唯一買ったものは、ひつじのキーフォルダーでした。アーニャはこのキーフォルダーを2つ買い、ひとつをベッキーにプレゼントします。

ベッキーは父親から「一流のものしか身につけてはいけない」と言われており、受け取ることをためらいます。しかし、世話役のマーサから「友達の厚意を無下にしてはブラックベルの名折れだ」とのフォローが入り、ベッキーはひつじのキーフォルダーを受け取ることにしました。翌日、2人は鞄にひつじのキーフォルダーをつけ、「おそろい」と言って笑い合うのでした。

スパイファミリーのベッキーは、お嬢様として甘やかされて育ったこともあり、わがままな性格をしています。恋愛ドラマが好きで、年齢の割に大人びたところがあります。気が強く思ったことをストレートに口にしますが、根は優しくてかわいい女の子です。バスジャック事件でアーニャに爆弾がつけられたときは、自分よりもアーニャのことを心配する様子が描かれていました。

ある日ベッキーは、アーニャが落としたフォージャー家の家族写真を目にします。そして、そこに映っていたロイドを見て、「超絶かっこいい」と一目惚れしてしまいました。それからはロイドに入れ込み、ついにはアーニャの家にまで押しかけました。ロイドの隣に座ることができたベッキーは、あの手この手でロイドに迫ります。ベッキーの猛アタックに、さすがのロイドもたじろいていました。

スパイファミリーのヨルはロイドの妻で、ベッキーにとっては恋敵です。ベッキーは初めてアーニャの家を訪れた際、紅茶を飲んで酔ったふりをしてロイドにもたれかかります。それを見たヨルは、間違えてアルコールを飲ませてしまったと勘違いしました。あわててベッキーを病院に連れて行こうとしますが、ベッキーから「嘘だった」と聞いて安堵します。

そして、ベッキーがロイドを好きだと聞いて、それをまるで自分のことのように喜びました。そんな度量の深いヨルの姿に、ベッキーは感激します。どうやってロイドを射止めたのか訊かれたヨルは、自分が強いからだと答えます。ロイドの好きなタイプが「強い女性」だと勘違いしたベッキーは、ハンマーたたきゲームでアピールしようとします。

しかし、まだ6歳のベッキーには、ハンマーさえ持つことができませんでした。次に挑戦したヨルは、あっさりと限界値を突破してハンマーゲームを壊してしまいます。それを見たベッキーは自分の負けを悟り、ヨルに弟子入りすることを決めました。

スパイファミリーのマーサは、ベッキーの世話役です。スパイファミリーの原作では、6巻の36話に初めて登場します。ベッキーは周りの友達をバカにするベッキーに対し、注意をしつつ心配してきました。しかし、ベッキーにアーニャという親友ができたことで、マーサは安心します。ベッキーとアーニャが仲良く車の中で寝てしまったときは、「良かったですね」とつぶやきながら嬉しそうに微笑んでいました。

スパイファミリーのアニメでは、ベッキーの役を声優の加藤英美里さんが担当しています。かわいいだけでなくちょっと生意気な声が、ベッキーにぴったりだと評判です。加藤英美里さんはNHKの『おかあさんといっしょ』の人形劇にも出演しており、「ポコポッテイト」のミーニャの声優としても有名です。

ベッキーの声優の加藤英美里さんは、1983年11月26日生まれのB型です。東京都福生市出身で、スターダストプロモーションに所属しています。高校3年生のときに友人の付き合いでアミューズメントメディア総合学院に見学に行き、そこから声優の道を志しました。2004年に声優としてデビューし、2006年に初めて主役を担当します。2008年には歌手としての活動を開始し、現在でも音楽活動を行っています。

ベッキーの声優の加藤英美里さんは、『魔法少女まどか☆マギカ』（キュゥべえ）や、『らき☆すた』（柊かがみ）、『小林さんちのメイドラゴン』（才川リコ）などに出演しています。最近の出演作品は、『メカアマト』（マーラ）、『ハナビちゃんは遅れがち』（コジロー）、『デリシャスパーティ♡プリキュア』（館本飯菜/タッテモッティ）などです。

スパイファミリーのベッキーに関しては、かわいいというコメントが多く寄せられていました。アーニャと一緒にいることが多いため、アーニャと2人合わせてかわいいという感想もよく見られます。

ベッキーはかわいいだけでなく、「いい子」と言われることも多いキャラです。アーニャはたまに面倒なことも言い出しますが、ベッキーはそれにしっかりと付き合ってあげています。常にアーニャの味方をしてくれるベッキーは、とても友達思いだと評判です。

スパイファミリーのベッキーへのコメントを見ると、声優について言及している人も大勢いました。ベッキーの声優である加藤英美里さんは、小林さんちのメイドラゴンの才川リコを演じています。ベッキーと才川リコは似通っているところがあるキャラで、ベッキーの声を聞いて才川リコを思い浮かべる人も多いようです。

スパイファミリーのベッキーのプロフィールや初登場回、アーニャとの関係などをまとめました。ベッキーはアーニャの親友で、学校では常に2人一緒に行動しています。ベッキーとアーニャのかわいいコンビは、いつでも読者の心を癒やしてくれます。アーニャの親友であるベッキーは、これからも多く登場するはずです。ベッキーの活躍を期待しながら、次の展開を楽しみに待ちましょう。