【スパイファミリー】カミラの声優の庄司宇芽香とは？出演作品などを紹介

テレビアニメ『スパイファミリー』の第2話から登場するカミラは、ヨルが勤務するバーリント市役所の同僚で、カミラとミリーとシャロンの3人でいつもおしゃべりしています。ヨルの後輩に当たりますが、ヨルが結婚していないことをからかったり嫌味なことを言ったりする、一見意地悪なキャラです。しかし恋人のドミニクからは、本当のカミラはひねくれ者だが世話焼きでいいやつ、と言われています。

カミラは金髪でつり目気味の外見が特徴的な女性です。フルネームや年齢は明らかにされていませんが、ヨルの後輩であることから27歳（ヨルの年齢）以下であることが推測できます。気の強い性格で、ヨルに対しキツイ言葉を述べることもありますが、文句をいいつつもヨルに料理を教えるなど面倒見の良い一面も持ち合わせています。

『スパイファミリー』は遠藤達哉による日本の漫画作品です。『少年ジャンプ+』にて2019年3月25日より隔週月曜更新で連載しており、閲覧数・コメント数・発行部数の最高記録を更新するなど、史上初の大ヒットとなった大人気作品です。2022年4月よりテレビアニメが開始し、2022年10月からは第2クールが放送中（2022年12月現在）です。

「鉄のカーテン」によって分断されたオスタニア（東国）とウェスタリス（西国）の間には、仮初の平和が成り立っていました。東国に潜入した、西国の凄腕スパイの黄昏（たそがれ）は、東西の平和を脅かす東国の政治家ドノバン・デズモンドに接触するため、自分の家族を作り、その子供をデズモンドの息子が通う名門イーデン校に入学させる、という任務を受けます。そこで黄昏は孤児であるアーニャを養子に迎え、さらにたまたま形式上の恋人を探していたヨルと結婚することとなり、偽装家族としての生活を始めます。

テレビアニメ『スパイファミリー』でカミラを担当したのは庄司宇芽香さんです。少し嫌味なところがあるカミラですが、見事に演じています。庄司さんは今までどんな活躍をしている声優なのか、プロフィールや経歴などについて詳しく解説していきます。

声優として活躍をしている庄司さんですが、数多くのナレーションも務めています。2020年からテレビ東京で放送されている「欅坂46」の冠バラエティー番組、『そこ曲がったら、欅坂？』でナレーションを担当しています。ファンの間では「欅坂46のお姉さん」「宇芽香姐さん」と呼ばれ親しまれています。一度『そこ曲がったら、欅坂？』はリニューアルされましたが、庄司さんがナレーションを続投すると決まった時はファンから喜びの声が上がりました。

また、2015年から2020年まで『欅って、書けない？』のナレーションも担当していたため、欅坂46との親交は深いようです。

カミラの声を担当している声優の庄司宇芽香さんは、過去に様々な作品に出演していました。どんな作品に出演し、どんなキャラクターを演じてきたのでしょうか？代表作についてなど詳しく解説していきます。

最初に紹介する出演作品は、2018年から2020年まで放送された『ゲゲゲの鬼太郎第6作』で「ねこ娘」を担当しました。昔から続いている人気アニメのメインキャラのため、庄司さんの代表作と言えるキャラです。従来の勝気な部分を受け継ぎつつ、どこか冷たい雰囲気も漂わせている「ねこ娘」ですが、今作ではメインヒロインとなっており、鬼太郎に恋心を抱いているツンデレキャラで、庄司さんの演技も相まって可愛らしい部分を見せてくれるキャラとなっています。

次の出演作品は『プリティーシリーズ』の10周年記念作品で、2021年から2022年に放送された『ワッチャプリマジ！』です。「皇あまね」を担当しており、男性的でかっこよく、宝塚歌劇団の男役の雰囲気を感じるキャラで、宝塚を目指して勉強していた庄司さんにぴったりの役です。低い声のかっこいい演技がキャラに合っています。作中では歌唱シーンもあり、庄司さんの歌唱力の高さがうかがえます。

次の出演作品は、世界中で大人気のアニメ『ワンピース』です。革命軍のイナズマや九蛇海賊団のラン、百獣海賊団のソリティアなど、他にも市民や婦人など様々なモブキャラを演じています。これだけ多くの役を演じられるのは、演技力に幅がある庄司さんならではです。これからも長く続いていくアニメなので、新たなキャラとして登場する可能性もあります。

次の出演作品は、2009年12月3日に発売された大人気ゲーム『ときめきメモリアル4』で、「郡山知姫」を担当しました。主人公の1つ上の先輩で、知的で長身、大人びた雰囲気が後輩のから大人気、というキャラです。お姉さんキャラでクールビューティな「郡山知姫」ですが、セクシーな雰囲気が庄司さんの声に合っています。

最後に紹介する出演作品は、第1期、第2期に渡って放送された人気アニメ『鬼灯の冷徹』で、担当のキャラは「イワ姫」です。「イワ姫」は山神ファミリー、ツートップの一人ですが、美人の妹を憎み美人嫌いとなります。自分のことを女性として扱ってくれた鬼灯を好きになり、彼にアタックをかけます。鬼灯とのハイテンションな掛け合いで、庄司さんのコミカルな演技を楽しむことができます。

テレビアニメ『スパイファミリー』でのカミラの初登場のシーンはどんな内容だったのでしょうか？またアニメオリジナルのシーンも追加され、カミラがさらに活躍しています。物語が進むにつれてカミラとヨルの関係はどのようになるのでしょうか？詳しく解説していきます。

カミラの初登場回は、ヨルに対して敵意を向けており、バカにしているような態度や嫌がらせをしている様子が描かれています。カミラがヨルをパーティーに誘いますが、ヨルには恋人がいないと決めつけ、あえてパートナーと一緒に来るよう伝えます。ヨルに恋人がいたと分かると、つまづいたふりをして熱々のグラタンをかけようとしてきたり、ロイドに対してヨルが前職でいかがわしい仕事をしていたと嘘を吹聴してきたりと、意地悪な人物だという印象が強いです。

テレビアニメ『スパイファミリー』の第16話は、アニメオリジナルの内容でカミラがヨルに料理を教えてくれる回です。カミラはなんだかんだ文句を言いながらも、料理教室に付き合ってくれます。カミラがヨルの行動にいちいちツッコミを入れているところが笑いを誘います。恋人のドミニクが、カミラはひねくれ者だが世話焼きでいいやつ、と言っていた通り面倒見の良さが出ていました。ドミニクに褒められて顔が赤くなる、カミラの可愛さも見どころです。

カミラとヨルは職場の同僚という間柄です。カミラはヨルに敵対心を持っていましたが、ヨルがドミニクに対して、カミラさんは善良な市民です、と言っていたようにヨルの方は特に気にしていなかったようです。カミラは何を考えてるか良く分からない、ロボットみたいなヨルが癇に障るようでしたが、ヨルが小さい弟を一生懸命育てていたという過去を知ってからはヨルに対する態度が変わったように見受けられます。

庄司さんと言えばやはり「ねこ娘」のイメージが強いようです。ねこ娘とカミラには料理が上手という意外な共通点がありました。

テレビアニメ『スパイファミリー』第16話での、ヨルに対するカミラの的確なツッコミは秀逸でした。庄司さんのツッコミの演技を褒めるコメントが多かったです。

庄司さんの演技は、声優の沢城みゆきさんに似ている！という意見が多数見受けられました。声質や叫び声が似ている、という意見もあります。庄司さんは過去に沢城さんの代役を務めたこともあったようです。

テレビアニメ『スパイファミリー』に登場するカミラの担当声優である庄司宇芽香さんについて詳しくまとめました。初登場では嫌な印象の強いカミラでしたが、意外に面倒見が良くていいキャラ、という印象に変わったという意見が多く見られました。また庄司さんは『ゲゲゲの鬼太郎』や『プリキュア』なども長く続く人気アニメにも多数出演しており、実力派の声優だということが分かりました。庄司さんの声や演技によって、さらに魅力あるキャラとなっているカミラに注目してみてはいかがでしょうか。