【幽遊白書】登場キャラを一覧にして紹介！魅力や強さも合わせて解説

『幽遊白書』は主要キャラ以外にもたくさんのキャラクターが登場します。敵として登場するキャラクターも人気で、登場キャラが魅力的なところも『幽遊白書』の人気の理由の1つでもあります。そんな『幽遊白書』の登場キャラや敵キャラのプロフィールや強さ、魅力を紹介します。また、合わせて『幽遊白書』のキャラクターを演じた声優のプロフィールや過去の出演作品も紹介します。

『幽遊白書』の作者は冨樫 義博（とがし よしひろ）です。『HUNTER×HUNTER』や『レベルE』の作者でもあり、数々の人気作品を手掛けています。「週刊少年ジャンプ」で『てんで性悪キューピッド』で連載デビューとなり、以降は「週刊少年ジャンプ」にて活躍しています。連載中の『HUNTER×HUNTER』では休載期間が長いことで話題になっています。

『幽遊白書』は冨樫義博によるバトルファンタジー漫画で、『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載されていた作品です。通称は「幽白（ゆうはく）」で、1992年から放送されたテレビアニメでは高視聴率を記録しています。2019年には舞台化となり、2020年にはNetflixでの実写シリーズ化が発表されています。

『幽遊白書』は喧嘩が好きな中学生・浦飯幽助を主人公にした物語です。幽助が交通事故で亡くなるところから物語が始まり、様々なことを経て生き返ることができました。生き返った幽助は霊界案内人のぼたんと共に、妖怪が人間界で起こす悪事を取り締まる霊界探偵をすることになります。幽助は霊感の強い同級生桑原和真や敵として登場した飛影と戦うことになり、蔵馬も交えて共に行動することになりました。

『幽遊白書』の主要キャラクターは個性豊かで、魅力的なキャラクターばかりです。そんな『幽遊白書』の主要キャラクターのプロフィールや強さ、魅力を紹介します。

浦飯幽助（うらめしゆうすけ）は『幽遊白書』の主人公です。喧嘩が強く、「皿中の浦飯」と言えば不良たちは逃げていくほどの実力を持っています。リーゼント風のオールバックが特徴的で、髪を下ろすと幼い印象を抱かれます。幽助は母子家庭であり、母である浦飯温子と2人暮らしでした。車に轢かれそうになっていた少年・マサルを助け、死んで幽霊になって登場します。幽助の死は霊界でも予想外のことで、試練を受けることで生き返ることができました。

桑原和真（くわばらかずま）は幽助と同じ中学の不良で、自称幽助のライバルです。喧嘩では一度も幽助に勝っていません。幼い頃から霊感が強く、幽助の霊界探偵の仕事も手伝っていました。幽助の喧嘩友達兼戦友というところです。飛影の妹である雪菜のことを好きになりますが、メンバーの中で唯一雪菜が飛影の妹であることは知りません。人情深く、心優しい熱血漢で、ファンの間でも魅力的と人気のあるキャラクターです。

蔵馬（くらま）は都内の進学高校の生徒として登場しました。妖狐蔵馬が人間に転生した姿で、人間での名前は南野秀一です。性格は温厚ですが、妖狐時代の残忍さも残しています。無益な殺戮はしませんが、仲間に危害を及ぼす場合などは容赦はありません。植物を武器にして使用したり、魔界の植物を使役して戦います。見た目と温厚な性格から女性からの人気が高く、人気投票でも常に上位の存在です。

飛影（ひえい）は魔界の盗賊で、邪眼を持っているため「邪眼師・飛影」の異名で知られています。性格はクールで毒舌であり、木の上で寝ることが趣味です。氷女（こおりめ）という妖怪の出身で、雪菜は双子の妹です。氷女の一族からは男児は生まれないとされているので、飛影は幼くして捨てられてしまいます。初登場時は幽助たちの敵として現れましたが、再会してからは幽助や蔵馬に協力することになります。桑原とは犬猿の仲ですが、強さは認めている様子です。蔵馬と同様に人気キャラで、人気投票では常に上位です。

コエンマは閻魔大王の息子で、霊界探偵をしている幽助の上司です。小さい子供のような見た目をしていますが、実年齢は1000歳以上で、人間界にくるときは「人間界ヴァージョン」となり、イケメンな青年のような姿になります。いつもくわえているおしゃぶりは、最強クラスの防御技「魔封環」を使うためにエネルギーを貯めるための道具です。アニメ版ではジョルジュ早乙女という鬼をいつも連れています。

雪村螢子（ゆきむらけいこ）は幽助の幼馴染の同級生です。幼稚園の頃からの腐れ縁で、いつも喧嘩ばかりですが相思相愛の仲です。螢子は成績優秀スポーツ万能で、幽助とは正反対です。実家は定食屋「雪村食堂」をしており、将来は教師を目指しています。幽助からのセクハラや喧嘩に対してビンタを食らわします。螢子のビンタは幽助曰く、陣以上の強さがあるそうです。幽助が死んでしまったときには真っ先に泣き崩れています。

雪菜（ゆきな）は氷女（こおりめ）の一族で、雪女として登場します。飛影の双子の妹ですが、飛影が兄であることは知りません。天然で心優しい性格で、鳥などの小動物が好きです。涙が氷泪石と呼ばれる高価な宝石に変化することで、人間に捕らえられてしまいます。桑原の好意には気づいていませんが、好意を抱いており桑原を「和真さん」と呼んでいます。

幻海（げんかい）は霊光波動拳の使い手で、人間界でも5本の指に入るという有名な霊能力者です。能力や跡取りの問題で幽助が勝利し、幽助の師匠となります。年齢は70歳前後で、正義の人として言われていますが、本人曰く「たまたま嫌いな奴に悪党が多いだけ」で、正義による活動は行っていないと言います。霊光波によって若返ることができ、肉体が最も充実していた頃（20歳前後）に戻ることができます。若返った幻海は身長こそ変わりませんが超絶美人で、幽助達を始め戸愚呂兄や死々若丸を惚れさせるほどです。

戸愚呂（とぐろ）は元人間のB級妖怪で、兄弟でいます。肩に乗っている方が兄で、大きな体をしている方が弟です。戸愚呂と言うときには基本的には弟を指していることが多いようです。戸愚呂弟は相手の力量に応じて筋肉の量をコントロールする能力を持ち、80％では風圧（空拳）でとてつもない破壊力を生み出し、100％では指を弾くだけで空気の弾丸（指弾）を出すことができます。100％で戦った敵は幽助が初めてです。

『幽遊白書』は主要キャラ以外のキャラクターや、敵として登場するキャラクターも魅力的だと言われている作品です。そんな『幽遊白書』の敵やその他のキャラクターのプロフィールや強さ、魅力などを紹介します。

ぼたんは死者を霊界に連れていく霊界案内人で、幽助が死んだときに迎えに来た人物です。青い髪の毛をポニーテールにし、ピンクの着物を着て櫂（カイ）に乗って空を飛んでいます。コエンマの有能な部下で、霊力や強さはそこそこ強く、心霊医術も使うことができます。明るくさっぱりとした性格で、江戸っ子のような話し方をします。

エンマ大王はコエンマの父親であり、霊界の長です。大きな巨人の姿をしており、清廉潔白かつ厳格な性格です。エンマ大王が怒ると人間界にも影響を及ぼし、大震災や火山の噴火が起こるそうです。息子であるコエンマが何かをやらかしたときには、尻叩き100回というお仕置きを行っていました。

浦飯温子（うらめしあつこ）は浦飯幽助の母親であり、ズボラで破天荒な性格の持ち主です。父親がいなく、母子家庭であり1人で幽助を育てています。しょっちゅう酔っ払っているような酒好きですが、幽助への愛情はあり、幽助をいつも心配している姿がみられます。

桑原静流（くわばらしずる）は桑原和真の3つ年上の姉で、桑原よりも霊感や喧嘩が強い人物です。桑原にとっては頭の上がらない姉で、作者のお気に入りのキャラクターだそうです。桑原よりも霊能力者としての素質があるようですが、本人が興味がないということで霊能者にはなっていません。修行も何もしていませんが、一定の霊能力があります。

南野志保利（みなみのしおり）は蔵馬の人間での姿である南野秀一の母親です。蔵馬が9歳のときに蔵馬を庇って両腕に傷が残るほどの大怪我をしています。そのことから蔵馬は改心したようです。初登場時は重い病気を患っていましたが、暗黒鏡の力によって元気になります。

竹中は皿屋敷中学の男性教師で、幽助や桑原をよく叱っています。厳しい面もありますが人格者で、幽助や桑原は不良ですが、二人をきちんとした1人の生徒としてみています。幽助が死んだときは幽助を心から悼んだ数少ない人物の1人です。幽助は竹中のことを「オレをぶん殴るのが趣味みてーな奴」と思っていますが、他の先生を呼び捨てにする中で、竹中のことだけは「竹セン」と呼んでいます。

岩本は皿屋敷中学のとても陰湿な男性教師です。幽助のことを「クズ」や、「不必要な膿」と言い放ち非常に忌み嫌っている人物です。そして、幽助が初めて霊丸を使った相手でもあり、桑原が岩本の陰湿な罠に引っかかりそうになったときに、竹中がそれを助けています。

明石は竹中や岩本と同じ皿屋敷中学の教師で、理科を担当しています。桑原の担任の教師で、桑原のテストの解答用紙に細工をしたりする卑劣な小心者です。岩本と共に幽助の死を嘲笑っていましたが、竹中に一喝されています。

あやめはぼたんと同じ霊界案内人で、ぼたんの後輩になります。容姿はぼたんよりも年長に見え、物腰や口調も落ち着いている人物です。黒い着物を着ています。暗黒武術会編ではコエンマの命令で、戸愚呂弟が人間から妖怪に転生した理由の調査を行っていました。

マサルは歩道でボール遊びをしていた少年で、幽助が助けた人物です。本当は幽助が助けなくても、サッカーボールがクッションとなって無傷で助かったようです。幽助が身を挺して守りますが、軽症を負ってしまいます。幽助の葬儀には母親と一緒に来ましたが、幽助の死をまだ理解していないようでした。

剛鬼（ごうき）は飛影と蔵馬と共に霊界の三大秘宝を盗み出そうとしていた妖怪です。吸魂鬼のため魂を好物としていますが、特に子供の魂が好きな様子です。本来の姿になると、鋼のような肉体に変化します。幽助と戦って、逮捕されてしまいます。

牙野（きばの）は幻海が霊光波動拳の後継者を決めるために開催した、門下生大選考会に出場した選手です。肉体の限界に挑む格闘家で、格闘技全般に優れています。幻海トーナメント第4戦目で幽助と戦いますが、霊丸によって敗れました。

風丸（かぜまる）は牙野と同じく、幻海の門下生大選考会に出場した選手です。忍者の末裔で、要人のボディーガードなどをしています。準決勝第1戦目で幽助と戦います。幽助に追尾型手裏剣爆弾を放ちますが、動揺して自ら餌食となって敗北します。

朱雀（すざく）は四聖獣の一人で、リーダーです。他の四聖獣と共にその危険性から迷宮城に封印されていました。闇奥義と雷を使い、それに妖気を融合させて妖雷波を作り出す暗黒雷迅拳の使い手です。「暗黒妖籠陣」を使って自分を7人まで増やすことができます。前髪の赤い部分は触覚となっており、ここを傷つけられると闇奥義がうまくコントロールできなくなります。

青龍（せいりゅう）は四聖獣の一人で、身体の色は青いですが、朱雀と同様に人間に近い姿をしています。氷の拳士で、絶対零度に近い拳を瞬間的に10発以上打ち込むことができます。四聖獣の中では朱雀の側近のような立ち位置ですが、仲間意識はなく冷酷非道な性格をしています。

白虎（びゃっこ）は四聖獣の一人で、3m近い大きな虎のような姿をしている妖怪です。自らの体毛で分身妖怪を作ったり、相手の霊気を吸収することができます。爪を飛び道具として使ったり、触れたものを塵と化す「超振動弾・鳴虎衝壊波」を出したりと多彩な技を使います。

玄武（げんぶ）は四聖獣の一人で、白虎と同様に大きな体をしています。全身が岩石のようなの亀の妖怪です。岩の部屋の中を自由に移動することができ、分裂することもできます。中枢岩（ちゅうすういわ）という岩をコントロールする部分がある限り、どれだけ砕かれても再生することができます。

鈴駒（りんく）は暗黒武術会編で登場した六遊怪チームの妖怪です。肉弾戦などの強さはあまりありませんが、妖気を使い、石を削るほどの威力を発揮する「デビルヨーヨー」を使って戦うことができます。暗黒武術会の試合では桑原と戦っています。

呂屠（ろと）は鈴駒と同じ六遊怪チームの妖怪です。手の甲の部分からカマイタチを放つことができます。カマイタチを放つこと以外に特技はなく、強さや霊力は鈴駒にも劣ります。暗黒武術会では蔵馬と戦いました。

Dr.イチガキは暗黒武術会の2回戦で浦飯チームが戦った相手です。Dr.イチガキチームのリーダーであるDr.イチガキは、マッドサイエンティストで究極の生物兵器を造ろうとしています。有名な武術家である三田村の弟子3人を操っています。3人を幻海に倒されて最終兵器として戦闘妖怪で巨大化しますが、幽助にあっさりと負けてしまいます。

画魔（がま）は魔性使いチームの妖怪です。浦飯チームと魔性使いチームは3回戦で戦いました。白い肌にバンダナをした姿で、妖力を込めた血で化粧をし、様々な効果を得る化粧使いです。蔵馬と戦いますが、自らの命を犠牲にした攻撃「念縛封呪の粧」を繰り出し、死亡しています。

凍矢（とうや）は魔性使いチームの妖怪で、氷を操ることができる妖怪の中で最上位の呪氷使いです。氷の粒を散弾銃のように放つ「魔笛霰弾射（まてきさんだんしゃ）」を必殺技としています。敵として蔵馬と戦って負けますが、その後は魔界統一トーナメント編で再登場します。蔵馬の誘いで幻海の元で修行を積み、妖力値10万以上のS級妖怪まで成長しました。

城戸亜沙斗（きどあさと）は魔界の扉編 （仙水編）で登場した蟲寄市の中学生です。幽助と同じ年齢であり、他者の影を踏み身動きを取れなくする「影（シャドー）」という能力を使います。城戸自身は影を踏んでいる間は攻撃することが可能です。

海藤優（かいとうゆう）は「禁句（タブー）」の能力者で、蟲寄市の高校2年生です。「○○を言ってはいけない」という部屋を作り、指定した言葉を言った人物の魂を抜くことができます。これにより、桑原と飛影、ぼたんの魂が抜かれてしまいます。蔵馬と「禁句を一字ずつ増やす」というルールで対決し、蔵馬の変顔で笑って禁句を言ってしまい敗北します。

仙水忍（せんすいしのぶ）は幼い頃から妖力が高い、幽助の先輩にあたる元霊界探偵です。そしてその妖力の高さから妖怪に命を狙われていました。そのことから「妖怪は悪で、自分は選ばれた正義の戦士」だと思い込むようになります。ある日、妖怪が人間に虐殺される場面に遭遇し、その場にいた人間を全員殺害し、人間不信となりました。この事件以来、多重人格となります。

『幽遊白書』は個性的なキャラクターが登場することが魅力の1つとなっています。そんな『幽遊白書』のキャラクターを人気ランキングにしました。人気ランキングTOP10のうち、ランキングTOP10から4までの強さや魅力を紹介します。

『幽遊白書』人気キャラランキング10位は凍矢です。暗黒武術会編で登場し、魔性使いチームに所属しています。明るい性格の陣とは対称的な性格で、あまり感情を表に出さないタイプです。浦飯チームとの戦いでは蔵馬に敗れてしまいます。クールな性格や、陣とは対称的なタイプ、氷を使った戦い方などがかっこいいと言われ、敵キャラながら人気となっています。

人気キャラランキング9位は幻界です。幻界の強さは妖怪の間でも一目置かれた存在であり「霊光波動拳の幻海」とも呼ばれています。幽助の師匠で、戸愚呂弟とは恋人未満の関係だったようです。70歳前後の見た目ですが霊波動によって若返ることができ、その姿が超絶美人なことも魅力の一つです。暗黒武術会で活躍した6人の妖怪を妖力値100000以上のS級妖怪に鍛え上げるほどの強さを持っており、その強さも魅力の一つです。

人気キャラランキング8位は雪菜です。雪菜の能力は冷気発生や治癒能力といった程度で、あまり強さはありません。優しくてたおやかなところが男性ファンの人気を集めています。暗黒武術会では桑原が吏将との試合で瀕死でしたが、雪菜との再会によって桑原が元気を出し、逆転勝利を収めました。

『幽遊白書』人気キャラランキング7位はコエンマです。コエンマは閻魔大王の息子で、霊界探偵をしていたときの幽助の上司です。人間界にくるときの「人間ヴァージョン」がイケメンの青年になることもあり、女性から人気を集めています。また、いつもつけているおしゃぶりがギャグではなく、とてつもなく強い魔力を秘めていることがわかり、コエンマの魅力が上がった出来事でもあります。

『幽遊白書』人気キャラランキング6位はぼたんです。ぼたんは死者を霊界に連れていく霊界案内人で、コエンマの部下です。死んだ幽助を霊界に連れて行く案内人として登場しました。ファンの中にはぼたんが真のヒロインだという人もいて人気を集めています。からっとした明るいキャラで、男性や女性からも人気のあるキャラクターです。作中ではぼたんの掘り下げもあまりなく、それが逆に良かったという声もあります。

人気キャラランキング5位は桑原和真です。見た目はかっこよくはありませんが、人情深く、優しいところがかっこよくて魅力的だと言われています。真っ直ぐなバカですが、惚れた女（雪菜）に一筋で、真っ向から愛情を伝えているのも魅力の1つです。幽助とは喧嘩仲間ですが、なんだかんだで仲良しで、お互いが相手の心配もしているところも良いと言われています。

人気キャラランキング4位は陣（じん）です。陣は暗黒武術会編に登場するキャラクターで、魔性使いチームの副将です。明るい性格で飄々としていますが、飛影曰く百戦錬磨の強さをもつ人物だそうです。幽助とは気が合い、意気投合しています。見た目や明るい性格が魅力で、主要キャラ以外でもランキング上位になる人気ぶりです。魔界編で再登場しますが、蔵馬に修行をしてもらってかなり強くなっている様子でした。

『幽遊白書』のキャラクターは性別問わず人気となっており、不動の人気キャラクターもいます。『幽遊白書』の人気キャラクターランキングTOP3の魅力やプロフィールを紹介します。

『幽遊白書』人気キャラランキング3位は主人公の浦飯幽助です。幽助は不良で喧嘩が好きですが、実は優しい心の持ち主です。そういったギャップが魅力的というファンもたくさんいます。幼馴染の螢子には弱く、螢子の身を案じているところや、相思相愛のところも魅力の1つです。昭和の王道を行くような、一本筋の通った性格が人気の理由でもあります。

『幽遊白書』人気キャラランキング2位は飛影です。クールで毒舌な性格が魅力的だと言われています。初登場時は幽助たちの敵でしたが、幽助や蔵馬に協力するようになり、人間の優しさに触れてだんだんと飛影自身も優しくなっていくところがまた魅力の1つです。また妹の雪菜を案ずる兄としての優しさもあります。普段はクールでかっこいいキャラですが、邪王炎殺黒龍波を使って寝てしまったところはとても可愛いと人気のシーンです。

『幽遊白書』人気キャラランキング1位は蔵馬です。見た目や温厚な性格、かっこいい声が魅力となり、女性ファンに愛されているキャラクターです。作中でも人間として通っていた高校で女の子から人気があったようです。妖狐になったときの姿も美しく、蔵馬とはまた違った魅力があります。武器に魔界の植物を使いますが、バラの鞭を使うなどキザなところも魅力の1つです。

『幽遊白書』のテレビアニメは1992年に始まり、高視聴率を記録したことで話題になりました。1992年の放送の後も何度も再放送となり、幅広い年齢層から人気のアニメとなっています。そんなテレビアニメで『幽遊白書』のキャラクターを演じたのは誰なのでしょうか。『幽遊白書』の主要キャラクターを演じた声優のプロフィールや過去の出演作品などを紹介します。

『幽遊白書』の主人公である浦飯幽助を演じたのは佐々木 望（ささき のぞむ）さんです。大学に行こうとして勉強をしていた頃にドラマに興味を持ったことで声優に興味を持ち、友人に誘われたオーディションに合格したことがきっかけで声優になりました。過去の出演作品は『テニスの王子様』亜久津仁、『AKIRA』鉄雄、『DEATH NOTE -デスノート-』メロ、『機動戦士ガンダム』ハサウェイ・ノアなどです。

幽助の同級生である桑原和真を演じたのは千葉 繁（ちば しげる）さんです。宇宙飛行士を夢見ていましたが、「歌手になるんだ」と言っていた友人と参加した劇団フジのオーディションに合格して役者に転向します。1971年のテレビドラマ『一心太助』で役者デビューとなり、1976年『ドカベン』から声優業を開始しました。千葉繁さんの過去の出演作品は『ONE PIECE』バギー、『鬼滅の刃』桑島慈悟郎、『呪術廻戦』漏瑚、『北斗の拳』ナレーション、『ハイスクール!奇面組』一堂零などです。

女性からの人気が高い蔵馬を演じたのは緒方 恵美（おがた めぐみ）さんです。音楽が得意な両親の影響で3歳からピアノを初め、学生時代には洋楽を愛するようになり、耳コピから作詞作曲、弾き語りのアルバイトなど音楽活動をしていました。1992年の『幽☆遊☆白書』蔵馬役で声優デビューし、1995年に『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公・碇シンジに抜擢されます。過去の出演作品は『劇場版 呪術廻戦 0』乙骨憂太、『美少女戦士セーラームーンシリーズ』天王はるか／セーラーウラヌス、『Angel Beats!』直井文人などです。

人気キャラである飛影を演じたのは檜山 修之（ひやま のぶゆき）さんです。声優になった理由は「食べていくため」と公言しており、学生時代から「自分の好きなことで飯が食えたらいいな」と思っていたそうです。1989年にOVA『かいけつゾロリ』のアーサー王子役で声優デビューとなりました。過去の出演作品は『名探偵コナン』京極真、『げんしけん』斑目晴信、『天元突破グレンラガン』ヴィラル、『勇者王ガオガイガー』獅子王凱、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』材木座義輝などです。

閻魔大王の息子であるコエンマを演じたのは田中 真弓（たなか まゆみ）さんです。歌うのが好きで歌手を目指していましたが、学生時代に演劇に打ち込んだことがきっかけで舞台女優となることを決めました。1978年『激走!ルーベンカイザー』の高木涼子役で声優デビューとなっています。出演作品は『ONE PIECE』モンキー・D・ルフィ、『ドラゴンボール』クリリン、『忍たま乱太郎』摂津のきり丸、『天空の城ラピュタ』パズー、『サクラ大戦』桐島カンナ、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』キャスバル・レム・ダイクンなどです。

幽助の幼馴染である雪村螢子を演じたのは天野 由梨（あまの ゆり）さんです。幼い頃は内気で気弱な性格でしたが、演劇に興味を持ったことから開放的な性格になっていきます。テレビアニメ『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』の女生徒A役で声優デビューとなりました。過去の出演作品は『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』サラ・ロックベル、『とある飛空士への恋歌』マリア・ラ・イール、『天地無用！』清音、『機動武闘伝Gガンダム』レイン・ミカムラなどです。

飛影の双子の妹である雪菜を演じたのは白鳥 由里（しらとり ゆり）さんです。母親から「声を当てている人がいる」と聞いて声優という職業があることを知ったそうです。1989年『魔動王グランゾート』のヒルダ役で声優デビューし、声優だけでなく歌手活動もしています。過去の出演作品は『涼宮ハルヒの憂鬱』喜緑江美里、『魔法先生ネギま！』相坂さよ、『地獄先生ぬ～べ～』ゆきめ、『姫様ご用心』小出まりなどです。

幽助の師匠である幻海を演じたのは京田 尚子（きょうだ ひさこ）さんです。小学生のときに「あなたは演劇のセンスがある」と言われ、NHKのラジオドラマに出演しました。「セリフが言いたい、将来は役者になりたい」という気持ちから声優やアテレコの仕事を始めました。過去の出演作品は『風の谷のナウシカ』大ババ、『シンデレラ』フェアリー・ゴッドマザー、『眠れる森の美女』フォーナ、『それいけ！アンパンマン』おむすびまん、『めぞん一刻』五大ゆかりなどです。

『幽遊白書』のキャラクターに嫌いな人はおらず、敵キャラも好きで桑原が一番好きと言っているファンがいました。『幽遊白書』は敵キャラも個性的で魅力があるキャラクターばかりです。

『幽遊白書』の舞台のオープニングが、登場キャラクターの個性がよく出ていてよかったというファンの声もありました。『幽遊白書』は1992年にテレビアニメが放送され、2019年には舞台化、2020年にはNetflixでの実写シリーズ化を発表しています。

刃霧 要（はぎり かなめ）は仙水の一味として登場するキャラクターです。刃霧要は仙水編だけのキャラとしては勿体ないというファンの声がありました。〇〇編だけで登場するキャラクターもたくさんおり、出番は少ないのに人気のあるキャラクターもたくさんいます。

『幽遊白書』の主要キャラクターやその他のキャラクター、敵キャラクターや人気ランキングTPO10、主要キャラクターの声優を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。『幽遊白書』のキャラクターは味方も敵も個性的で魅力的なキャラクターが多く、このことが人気の理由の1つにもなっています。特に蔵馬と飛影は魅力があり、とても人気のキャラクターとなっています。また『幽遊白書』を見る際は主要キャラや敵キャラの魅力や強さにも注目してみてください。