【幽遊白書】名言を一覧で紹介!魅力的なセリフから名シーンまで

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『幽遊白書』の名言について解説します。連載終了から数十年経っても人気が衰えない『幽遊白書』に登場する名言を、浦飯幽助や蔵馬、飛影といった各キャラごとにまとめました。それぞれのセリフが発されたかっこいい名シーンを紹介しつつ、その魅力をお伝えしていきます。

【幽遊白書】名言を一覧で紹介!魅力的なセリフから名シーンまで

目次

  1. 【幽遊白書】とは?
  2. 【幽遊白書】幽助の名言や名セリフ・名シーン一覧
  3. 【幽遊白書】蔵馬の名言や名セリフ・名シーン一覧
  4. 【幽遊白書】飛影の名言や名セリフ・名シーン一覧
  5. 【幽遊白書】その他キャラの名言や名セリフ・名シーン一覧
  6. 【幽遊白書】名言に対する世間での評判や人気
  7. 【幽遊白書】名言はかっこいい魅力溢れるものばかりだった

【幽遊白書】とは?

30年近く前に連載が終了している『幽遊白書』ですが、現在でも人気は全く衰えていません。同作品の魅力を挙げればキリがありませんが、作中に登場する数々の「名言」は、間違いなくその1つに含まれるでしょう。本記事では幽助をはじめとする各キャラのかっこいいセリフ・名言について紹介していきますが、まずは基本的な情報からお伝えしておきます。

幽遊白書の作者

魅力的な名言が目白押しの『幽遊白書』の作者は、冨樫義博(とがしよしひろ)です。同氏は山形県出身の男性漫画家で、現在57歳になります。1987年にデビューした後、1989年から初の連載作となる『てんで性悪キューピッド』を「週刊少年ジャンプ」に発表、そして1990年から本作の連載を同誌で開始しました。日本を代表する漫画家の1人で、代表作にはほかに『レベルE』『HUNTER×HUNTER』があります。

幽遊白書の概要

かっこいい名言がずらりと並ぶ『幽遊白書(正式な表記は“幽☆遊☆白書”)』は、1990年から1994年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた少年漫画です。ジャンルはオカルト要素の入ったファンタジーバトルもので、「幽白(ゆうはく)」などの略称で親しまれています。コミックスの累計発行部数が5000万部を突破(2020年12月時点)している大ヒット作で、テレビアニメや舞台版が制作されているほか、2023年の12月からは実写版の配信も控えています。

幽遊白書のあらすじ

魅力的な名言ぞろいの『幽遊白書』の主人公は、浦飯幽助(うらめしゆうすけ)という素行不良の少年です。ある日幽助は、車にはねられそうになった子供を助けようとして死んでしまいます。しかし、その死は霊界において予期せぬものだったため、霊体としていくつか事件を解決するという試練を経ることで、生き返りを果たしました。その後霊界探偵の身分を得た幽助は、仲間たちと共に強力な敵に立ち向かうことになります。

【幽遊白書】幽助の名言や名セリフ・名シーン一覧

それではここから、『幽遊白書』のかっこいいセリフや名言を1つずつ紹介していきましょう。まずは主人公の幽助が発したものから取り上げますが、彼らしく豪快かつ明快なセリフが多くなっているようです。

幽助の名言①「右ストレートで…」

右ストレートで ぶっとばす

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』の幽助の名言、1つ目は「右ストレートでぶっとばす」です。こちらのセリフは、読心能力を得た敵ボクサーと対峙した際発したものになります。考えが相手に筒抜けという状況の中、幽助はあえて正直に動きの予告をします。実際心の中もその通りでしたが、相手の反応が追い付かないほどのスピードの攻撃によってねじ伏せました。シンプルさが痛快な名シーンです。

幽助の名言②「あんたの全てを壊して…」

あんたの全てを壊してオレが勝つ

出典: www.underwater-festival.com

こちらは『幽遊白書』「暗黒武術大会編」での幽助の名言です。この闘いの決勝戦で、幽助は戸愚呂弟と相まみえました。そして試合が白熱する中、次の「霊丸(レイガン)」が自分の撃つ最後のものである旨予告します。その名シーンで発したのがこちらで、覚悟の強さが伝わる魅力的でかっこいいセリフとなっています。

幽助の名言③「仲間一人助けられ…」

なさけねェ。仲間一人助けられねェよ...。

出典: meigen.dancing-doll.com

こちらも『幽遊白書』「暗黒武術会編」にて登場した幽助の名言です。幽助対戸愚呂弟との闘いに際して、戸愚呂弟の手で桑原が殺された際発されたものになります。実際には死んでいなかったものの幽助はそう信じており、無念のほどを吐き出すように、自分自身へ怒りをぶつけるようにしてつぶやかれました。

幽助の名言④「オレは浦飯幽助だ…」

あ!?ねぼけてんじゃねーぞ。オレは浦飯幽助だ。生き返ろうが生まれ変わろうが他の何でもねェ!!

出典: meigen.dancing-doll.com

こちらは『幽遊白書』「魔界の扉編」において、幽助が仙水忍に殺されたのち入魔洞窟でよみがえった際発されたものです。幽助を見て「お前は一体?」と驚愕する霊界防衛隊の隊長に対し、幽助は「ねぼけてんじゃねーぞ」と啖呵を切り、上のように返しました。彼の負けん気の強さが伝わる、ちょっと笑えてかっこいい名言です。

幽助の名言⑤「捨てたのかよ?…」

………捨てたのかよ? 逃げたんだろ?

出典: taokasu.com

続けて『幽遊白書』の幽助のかっこいいセリフを、名シーンとともに紹介しましょう。こちらは原作の13巻で登場したもので、戸愚呂弟から「1つを極めるためにほかの全てを捨てられないお前ははんぱ者」となじられた幽助が返した言葉になります。戸愚呂の言葉は幽助の力をさらに引き出すためのものでしたが、幽助はその誘いに乗らず、戸愚呂と異なるやり方で強くなることを選びます。そんな幽助の、冷静かつ的確な反応ぶりがかっこいい名言となっています。

幽助の名言⑥「ただのケンカしようぜ…」

ただのケンカしようぜ国なんかぬきでよ

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』での幽助の名言、最後は「魔界の扉編」で発されたこちらのセリフです。黄泉の国の客間において、幽助は黄泉に対し国の存在を無視した「魔界統一トーナメント」の開催を提案します。幽助にとっては個の力こそが関心事で、国などの大仰な背景は眼中にありません。そうした彼の明快な魅力が伝わるかっこいいセリフとなっています。

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【幽遊白書】蔵馬の名言や名セリフ・名シーン一覧

上では『幽遊白書』の主人公・幽助の名言について紹介しましたが、『幽白』には彼以上の人気キャラが存在します。その1人が蔵馬ですが、続いては彼の印象的なセリフにスポットを当ててみましょう。いずれも魅力的かつかっこいいものとなっています。

蔵馬の名言①「お前は『死』にすら…」

お前は「死」にすら値しない

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』の蔵馬の名言、1つ目は「魔界の扉編」で戸愚呂兄との闘いに際し彼が放ったものです。この闘いにおいて蔵馬は、相手に幻影を見せ続ける「邪念樹」を寄生させます。死も許さず永遠に幻相手の闘いを強いるという過酷な仕打ちですが、それほどの怒りを感じさせる強烈なセリフとなっています。

蔵馬の名言②「悪党の血の方が…」

皮肉だね悪党の血の方がきれいな花がさく!

出典: www.underwater-festival.com

続いての蔵馬の名言は、「暗黒武術会編」の一回戦で彼が発したものです。六遊怪チームの呂屠とぶつかった蔵馬は、相手の体に魔界の植物「シマネキ草」を植えて食い破らせることで勝利します。その時に放ったのが上のセリフで、蔵馬のクールな魅力がたっぷり詰まった名シーンとなっています。

蔵馬の名言③「おしおきの時間だ…」

さあおしおきの時間だオレを怒らせた罪は重い!!

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』の蔵馬のかっこいい名言について紹介していますが、続いては暗黒武術会の準決勝第一試合で、裏浦島と対戦した際発されたものになります。この闘いで蔵馬は、敵のアイテムにより妖狐の姿へと戻されてしまいました。その際に放ったのが上の言葉で、本来の残忍な性格が垣間見えるスリリングなセリフとなっています。

蔵馬の名言④「もしお前がそんなマネを…」

もしお前がそんなマネをすれば いかなる手段を用いてでもお前を殺す

出典: www.underwater-festival.com

4つ目に紹介する蔵馬の名言は、原作の13巻において海藤優との闘いに際し発されたものです。手中におさめた飛影らの魂を傷つけると脅す敵に対し、蔵馬はそれまでの温和な態度を一変させ、上のようなセリフで返しました。やはり蔵馬本来の容赦のない性格がうかがい知れるしびれるような名言で、海藤も「やっと素顔キミの素顔が見れた気がする」と反応しています。

蔵馬の名言⑤「もちろん 企業秘密…」

もちろん 企業秘密です

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』における蔵馬の魅力的な名言について紹介していますが、続いても「魔界の扉編」での海藤戦に際して放たれたものになります。「禁句(タブー)」の能力を持つ海藤との闘いで、蔵馬は変顔で相手を爆笑させるという手段で勝ちを収めました。元に戻った桑原がどんな顔で笑わせたのかと尋ねたところ、蔵馬が返したのが上の言葉になります。蔵馬の意外な遊び心が伝わる名シーンです。

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【幽遊白書】飛影の名言や名セリフ・名シーン一覧

上では蔵馬の名言について紹介しましたが、『幽遊白書』でもう1人絶大な人気を誇っているキャラが飛影です。いわゆる厨二心をくすぐる発言が多いのが彼の特徴ですが、ここからはその飛影のかっこいいセリフを集中的に紹介していきます。

飛影の名言①「別に貴様らを助けたわけじゃない…」

別に貴様らを助けたわけじゃない!!かんちがいするな

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』の飛影の名言、まずは「四聖獣編」で彼が発したものを取り上げましょう。迷宮城の裏切りの門を突破したのち、幽助から感謝されたことに対して答えたのが上のセリフになります。登場当初は幽助と敵対していた飛影でしたが、幽助と共闘しその人柄に触れてからは、ツンデレ的な態度をよく見せるようになりました。上のセリフもそうしたものの1つです。

飛影の名言②「滅ぼしたいなら…」

甘ったれるなよ、滅ぼしたいなら自分でやれ

出典: nan-blog.com

続いての『幽遊白書』における飛影の名言は、単行本18巻の中に登場するものです。魔界行きの前に妹の雪菜と話した際発したのが上のセリフで、故郷など滅びればいいという雪菜の言葉に対して返した言葉になります。飛影は自分が兄だとは名乗っておらず、表面上きつい言葉のように聞こえますが、その実妹を思いやるやさしさが垣間見えます。兄妹のせつない感情が交錯する魅力的な名シーンです。

飛影の名言③「邪眼の力を…」

邪眼の力をなめるなよ

出典: nan-blog.com

『幽遊白書』の飛影の名言、3つ目はこちらです。飛影のセリフといえば真っ先にこれを思い出すという人も多い有名なもので、暗黒武術会の初戦(対是流戦)において必殺技・黒龍波を作中初披露した際に発しました。原作ではここでしか使われないセリフですが、のちにゲーム等を介して広く浸透したという経緯があります。まさしく厨二的な魅力のすべてが詰まった名言です。

飛影の名言④「もう後もどりはできんぞ…」

もう後もどりはできんぞ、巻き方を忘れちまったからな

出典: nan-blog.com

『幽遊白書』の飛影の名言紹介を続けましょう。4つ目は暗黒武術会の決勝戦(対武威)で発されたものです。前述の「邪眼の力を…」同様、飛影を象徴する有名なセリフになります。互いに力を抑えての闘いの中、ついに飛影が本気を出すべく右腕の包帯(忌呪帯法)を解いた際、こちらの言葉を放ちました。この後のセリフも含め、一連の流れ全体がわくわくする名シーンです。

飛影の名言⑤「今すぐオレ達をここから出せ…」

今すぐオレ達をここから出せ どうせ死ぬなら戦って死ぬ

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』での飛影の名言について紹介してきましたが、最後は「魔界の扉編」におけるセリフです。幽助が仲間に後を託し、仙水忍との闘いで死を迎えようとしている中、飛影・蔵馬・桑原の3人は閉じ込められた亜空間から脱出しようとしていました。その時飛影が門番に向けて言ったのが、上の言葉になります。結局脱出はかないませんでしたが、幽助を思う飛影の熱い気持ちが伝わる名言です。

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【幽遊白書】その他キャラの名言や名セリフ・名シーン一覧

『幽遊白書』に登場した名言について紹介していますが、本作の中で印象的なセリフを発したのは、何も幽助や蔵馬、飛影ばかりではありません。ほかのキャラもそれぞれ心に刺さるかっこいい名言を残していますが、ここからはそうしたものについて紹介していきます。

名言①「真剣勝負は技量に…」

勝負は勝負 命かけてもらうぜ 真剣勝負は技量にかかわらずいいものだ 決する瞬間互いの道程が花火の様に咲いて散る

出典: mangakawiki.com

『幽遊白書』のそのほかの名言、最初は躯によるこちらのセリフです。自身直属の戦士・時雨と飛影との闘いに接して発されたものになります。この闘いで、飛影と彼の剣の師であり邪眼を与えた張本人でもある時雨は相討ちとなるのですが、それを見た躯はこうつぶやきました。躯の「勝負観」と、目前の一戦への賛意が感じ取れる名言です。

名言②「ムカつくまんま…」

ムカつくまんま暴れるだけなら奴らと変わんねーぜキタネェ奴らにも筋通して勝つからかっこいいんじゃねーか?大将

出典: www.underwater-festival.com

続いて紹介する『幽遊白書』そのほかの名言・名シーンは、「暗黒武術会編」で桑原和真が発したものです。三回戦で敵の卑劣な罠にはまり、敗北の危機を迎えた幽助が暴れようとしたのをいさめて、桑原が言ったセリフになります。この時桑原はボロボロの状態でしたが、それを押して出場を申し出たのでした。彼の男気と魅力が伝わる名言となっています。

名言③「結局腐ってたのは…」

結局腐ってたのはオレのここだけ だれのせいでもない オレ自身の脳ミソさ

出典: mangakawiki.com

『幽遊白書』のその他キャラの名言について紹介していますが、続いては戸愚呂チームのオーナー兼大将・左京が発したものです。暗黒武術会で優勝し、「魔界の穴」を開通させて人間界と魔界をつなごうとした左京でしたが、その目論見は浦飯チームの優勝により潰えました。こちらのセリフは彼が自らの生い立ちを語った際のもので、自嘲気味ながら、ある種の自負のようなものも感じ取れる印象的な言葉となっています。

名言④「フルパワー100%中の…」

フルパワー100%中の100%!!!

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』に登場するその他キャラの名言についての紹介、4つ目は、戸愚呂弟が幽助との闘いに際し発したものです。必要に応じて筋肉の量を制御できる能力を持つ彼が、ついに100%を超える最終形態を発動させる際言い放ったのが上記のセリフになります。もはや見た目は人型から大幅に逸脱しており、その異様なビジュアルとともにインパクト絶大な名シーンとなっています。

名言⑤「トリートメントはしているか?…」

トリートメントはしているのか?手入れは十分にした方がいい人間はいたみやすいからな

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』のその他キャラの名言・名シーン紹介を続けましょう。5つ目は、戸愚呂チームの先鋒・鴉が蔵馬に対し放ったセリフです。美しいものへの愛着を隠さない鴉は、蔵馬の髪を触りつつ上記の言葉を発しました。蔵馬への異常な執着ぶりを印象付ける発言で、当時ファンに大きな衝撃を与えましたが、現在でもその鮮烈なインパクトは衰えていません。

名言⑥「素顔拝むの…」

素顔拝むの忘れてた

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』のその他キャラの名言をさらに紹介します。こちらは幽助の師・幻海が裏御伽チームの大将・美しい魔闘家鈴木と対峙した際に発したセリフになります。相手の性質に合わせた武器製造を得意としていた鈴木でしたが、幻海の怒りを買った結果素手の攻撃でボコボコにされ、敗れ去りました。幻海が上のセリフと共に扮装を取り去ると、無残に変形した素顔が現れています。

名言⑦「しかしなぜかな…」

しかしなぜかな・・・ちっともほめる気がしないのは・・・

出典: www.underwater-festival.com

こちらは『幽遊白書』第一話における、教師・竹中のセリフです。竹中先生は幽助の学校に務めており、普段素行の悪い幽助によく説教をしていました。それが、幽助が子供を助けようとして死んだという知らせに接し、驚きと共に上のセリフを発したのでした。超のつく問題児だった幽助の善行に強く感心しつつも、その代償が死だったことに無念さをにじませる味わいぶかい名言です。

名言⑧「オレは花も木も虫も…」

オレは花も木も虫も動物も好きなんだよ 嫌いなのは人間だけだ

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』のその他キャラの名言、8つ目は仙水忍の放ったものです。仙水の力を前にして次第に追い込まれる幽助でしたが、それでも力を抑えざるを得ないという相手に対し、「人間界をぶっつぶしたいなら全力で暴れてみろ」とあおり言葉を発します。仙水はそんな幽助を「馬鹿者めが」と一喝した後、上のセリフを吐きました。歪みがあるとは言え、彼なりの信念や正義感がよく現れた名言です。 

名言⑨「今日はでかい奴の…」

今日はでかい奴の厄日だね

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』におけるその他キャラの魅力的な名言、9つ目は戸愚呂弟によるこちらのセリフです。暗黒武術会の予選において、戸愚呂チームで現れたのは弟1人のみでした。その戸愚呂弟は、この時の対戦相手である魔界狂戦士チームに対し、まとめて一斉にかかってくるよう言い放ちます。その結果は、全員瞬殺でした。その際に発したのが上のセリフで、圧倒的な「強者感」を漂わせる名シーンとなっています。

名言⑩「侵入者が勝つ方に…」

侵入者が勝つ方に66兆2000億円

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』のその他キャラが発した名言、続いては左京によるものです。幽助らが雪菜救出のため垂金権造の屋敷へ乗り込んだ際、権造はBBCメンバーとどちら側が勝つか賭けを行います。その中で侵入者(幽助ら)に賭けて1人勝ちまくったのが、左京でした。そしていよいよ戸愚呂兄弟との闘いとなった時、言い放ったのが上のセリフになります。日本の国家予算と同額という賭け金に一同が驚く中、平然とした左京のクールさが際立つ名シーンです。

名言⑪「今ではこの右半身は…」

今ではこの右半身はオレの誇りだ治す気もないお前なら全てを見せられる今度はオレの意識に触れてくれ

出典: www.underwater-festival.com

『幽遊白書』のその他のキャラの名言・名シーンについて紹介してきましたが、最後は躯によるこちらのセリフです。飛影と時雨の対戦ののち、躯は飛影の傷を治し、その意識に触れました。それは自分がこれまで触れた中でいちばん心地よいものだと述べた躯は、飛影に対し一糸まとわぬ姿をさらします。その右半身の皮膚はすべて消失していましたが、躯は堂々と上の言葉を言ってのけたのでした。彼女の凛とした気高さを強く感じさせる名言です。

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【幽遊白書】名言に対する世間での評判や人気

ここまで『幽遊白書』の名言について、幽助などのメインキャラやその他キャラが発したものを紹介してきましたが、少々違った角度からの考察も試みてみましょう。本作の名言について、世間ではどういう風にとらえているのでしょうか。その点をX上の意見から追及してみました。

『幽遊白書』の名言に対する世間の印象、まずは幻海のセリフに対しての意見です。「自分は正義のつもりはなく、嫌いなやつに悪党が多かっただけ」というセリフがお気に入りとのことですが、たしかにこのセリフには『幽遊白書』という作品のエッセンスが詰まっているように思われます。大文字の「正義」から距離を取りつつ、芯は曲げないという絶妙な心配りやセンスが感じられます。

こちらは仙水の「世の中に善と悪があると信じていた…だが違ってた」というセリフに深く考えさせられるという意見です。争いのメカニズムは大体において複雑で、単純な正邪の論理で測れないことが多くなっています。仙水はその現実の一番醜い部分に触れて道を踏み外しましたが、彼の感慨自体には説得力があり、強い共感を誘う部分が多いのも事実です。

『幽遊白書』の名言についての世間の評判や人気、最後は「個人的には幻海の名言がいつも上位」という意見です。人間界屈指の霊能力者で、厳格な指導者でありつつ思いやりにあふれた人物という幻海は、本作における最重要キャラの1人です。それだけに見せ場も多く、作中ではさまざまな場面で含蓄あるセリフと共に鮮烈な働きをしました。そんな幻海の数々の名言は、ファンの心に深く刻まれているもようです。

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【幽遊白書】名言はかっこいい魅力溢れるものばかりだった

『幽遊白書』の名言について紹介しました。このように、『幽遊白書』の中には魅力あふれるかっこいい名言が数多く登場しています。あまり作品に触れてこなかったという人でも、「右ストレートでぶっとばす」や「邪眼の力をなめるなよ」といったセリフは、どこかで目や耳にしたことがあるのではないでしょうか。

さらに上で紹介したもの以外にも、本作には主要かそうでないかを問わず、各キャラがさまざまな名言を残しています。戸愚呂弟による「元人間の…」や「お前もしかして…」などはその代表例ですが、そうした数々の名言を味わうのは、やはり原作やアニメを見るのが一番でしょう。まだ未見の方は、ぜひそちらの方をチェックしてみてください。

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