【うる星やつら】最終回の結末は?ラムと諸星あたるの最後はどうなる?
『うる星やつら』の最終回で、ラムと諸星あたるの最後はどうなるのか、結末までのあらすじをネタバレ解説します。それに併せて、リメイクして話題となっている、新アニメ『うる星やつら』の主な登場人物紹介と最終回の結末について考察しました。
目次
【うる星やつら】とは?
『うる星やつら』は1980年代、漫画界やアニメ界を賑わせた人気作品です。そんな『うる星やつら』の最終回の結末について解説する前に、作者や作品概要、あらすじについて紹介します。
うる星やつらの作者
- 誕生日:1957年10月10日
- 血液型:A型
- 出身地:新潟県新潟市
- 所属:有限会社るーみっくプロダクション代表取締役
- 称号:紫綬褒章
- 代表作:『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』『MAO』『境界のRINNE』他多数
『うる星やつら』の作者・高橋留美子は、1978年『勝手なやつら』で漫画家デビューを果たし、少年漫画の分野における女性漫画家の草分け的な存在です。アニメ化された代表作はいずれも大人気となり、単行本の世界累計発行部数は2017年に2億部を突破しました。作品の独特な世界観から「るーみっくわーるど」と称されています。
うる星やつらの概要
高橋留美子の『うる星やつら』は、1978年から1987年まで週刊少年サンデー(小学館)で連載されていた漫画作品です。1980年度第26回小学館漫画賞少年少女賞を受賞した本作は、高橋留美子の初期の代表作であり、「20代の漫画で自分の青春」と本人が語っています。1980年代、当時の若者に絶大なる支持を受けて、一大ブームを巻き起こした大ヒット作品です。
うる星やつらのあらすじ
ある日、突如として圧倒的軍事力を持つ宇宙人の鬼族が地球侵略を仕掛けてきました。地球人との一騎打ちで、勝てば地球占領をすると言う宣言の下、鬼族の伝統「鬼ごっこ」で主人公の諸星あたるは、地球人代表に選ばれます。恋人の三宅しのぶから「勝てば、結婚してあげる」と言われたあたるは、必死になってラムを追い掛けます。「勝って結婚じゃぁ~」と言う、あたるの言葉を自身へのプロポーズだと勘違いしたラムは、鬼ごっこに負けてしまい、そのままあたるの家に婚約者として居候することになりました。
【うる星やつら】原作漫画の最終回結末を紹介!ラム達の最後は?
女好きで浮気者の諸星あたると、そんな彼を一途に愛するラムとのラブコメディ『うる星やつら』の原作漫画の最終回結末についてネタバレ解説します。原作漫画34巻最終章「ボーイミーツガール」で、ラム達の最後はどのような結末を迎えたのか、重要なシーンを3つに分けてまとめました。
最終回ネタバレ①許嫁が現れる
ある日、ラムは黒い影の人物から「大人になったら迎えに行く」と告げられるという夢を見ました。その夢について諸星あたるに相談しますが、全く気にも留めずに女の子をナンパしています。そんなあたるにラムは電撃を食らわせ、学校に向かうと、教室に闇の住人達の星から来た、ルパという宇宙人が現れました。ラムの許嫁だと名乗るルパは、大昔にラムの曾祖父が行き倒れになっているところを、ルパの曾祖父・ウパが見つけ「娘が生まれたら嫁にもらう」ことを条件に助けたことを説明します。
ラム達は警戒することなく過ごしていましたが、ある時ラムはルパから成長を促進させる指輪をはめられました。なぜならば、鬼族は成長期に入ると角が生え代わり、その時期は電撃などの能力が使えなくなってしまう為、それを利用して、ラムを連れ去ろうとしたのです。角が抜けてしまったラムは、ルパによって闇の宇宙へとさらわれてしまいます。ラムを取り戻そうとあたるは追い掛けますが、ルパが用意したラムの替え玉によってだまされてしまい、2人は大ゲンカになってしまったのです。
最終回ネタバレ②地球の危機
そんな時、地球に危機が訪れます。ラムと大ゲンカした諸星あたるは、ルパの婚約者・カルラと結婚すると言いだして地球へと帰ってしまいました。地球へ帰ったあたるは、カルラを迎えて諸星家で夕食を食べることになります。カルラが土産として持参したキノコを鍋に入れて食べていると、キノコが減らないことに気付きます。キノコの特性について思い出したカルラは「闇の星のキノコは、熱や光を与えると巨大化していく」と言いました。
しかし、その時にはすでに巨大化したキノコが天井を突き破り、町中に胞子をまき散らしてしまったのです。翌朝、町中の家々が巨大化したキノコで押し潰され、なおも増殖しています。巨大キノコを駆除できる唯一の方法は、ルパの実家で飼っている豚に食べさせることです。あたるはラムにルパを説得してほしいと頼みます。頼まれたラムは、鬼ごっこで自分を捕まえて「好きだ」と言えば、あたるを許して地球も救い、言わなければ宇宙人に関する記憶を地球人から消して自分の星へ帰ると言うのでした。
最終回ネタバレ③鬼ごっこ最終日
「好きだ」の一言が欲しいラムと、素直に言おうとしない諸星あたるによる地球の命運をかけた鬼ごっこが繰り広げられます。一方、意地を張り合う2人を見たルパは、カルラにプロポーズをして仲直りしました。いよいよ鬼ごっこ最終日、タイムリミットが近付く中、「嘘でもいいから好きだと言ってほしい」と思いながら、逃げるラムに対して、頑なに言おうとしないあたるはボロボロになりながら追い掛けます。
そんなあたるにラムは「本当にうちを忘れていいっちゃ?」と聞くと、「忘れるもんかー!」とあたるは叫び、転んでしまいます。その時、あたるは何かを落としました。それは、ルパにさらわれる前に抜けたラムの角だったのです。慌てて拾ったあたるでしたが、自身の角を大切に持っていてくれたあたるに感激したラムは「ダーリン!」と泣きながら飛んでいき抱き着きました。そんな2人に仲間達のヤジが飛ぶ中、「一生かけていわせてやるっちゃ」と言うラムに「いまわの際に言ってやる」と返して、物語の最後を迎えます。
【うる星やつら】アニメの最終回結末
『うる星やつら』の漫画の最終回結末と、旧アニメでの最終回結末は違います。ここからは、旧アニメ第218話「オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!!」で描かれた最終回結末について解説していきます。
うる星やつらの旧アニメの最終回の結末
ある日、『うる星やつら』の登場人物全員に差出人不明の招待状が届きます。内容は友引高校で仮装大会を催すとなっており、面堂終太郎の提案でテーマは日本神話に決定しました。アマテラス役だったおユキが、当日体調不良となってしまい、困っていたところにテンが本物のアマテラスを連れて来ます。浮気者の諸星あたるがアマテラスにちょっかいを出すと、怒ったラムは電撃を食らわせました。この時のやり取りがアマテラスを怒らせ、携帯用の天岩戸へ隠れてしまい、世界が闇に包まれてしまいます。
そこへ、本物の神々が現れて飲めや歌えの宴会騒ぎとなる中、どさくさに紛れてあたるとラムはキスをしました。それに嫉妬した面堂や、作中に登場した人物達が乱入してきて大騒ぎになります。そこには次回作となる、『めぞん一刻』の音無響子の姿もありました。そのまま物語は最後を迎えたのですが、この結末に視聴者から多くのクレームが殺到し、その後原作を忠実に描いた完結篇が劇場版で公開となったのです。
うる星やつらがリメイクして新アニメ化
36年振りに『うる星やつら』がフジテレビのノイタミナで、完全リメイクして新アニメ化となって放送されました。声優は諸星あたる役に神谷浩史、ラム役に上坂すみれが担当し、旧アニメで担当した古川登志夫と平野文を彷彿とさせる演技で大きな反響を呼びました。
うる星やつらの新アニメの最終回はどうなる?
新アニメ『うる星やつら』の最終回は、原作の「ボーイミーツガール」になるのではないかと推測されます。理由として、旧アニメでの最終回が、原作の最終回を迎える前に放送されたからです。今回の新アニメでは、厳選された原作エピソードを放送しています。それに加え、アニメ化40周年記念となっている為、大好評となった原作最終回「ボーイミーツガール」が放送される可能性は大きいと推測します。
【うる星やつら】登場人物一覧
『うる星やつら』には、個性的でユニークなキャラが多く登場しました。ここからは、物語を彩った『うる星やつら』の主な登場人物を紹介します。
登場人物①諸星あたる
登場人物1人目は『うる星やつら』の主人公・諸星あたるです。4月13日の金曜日(仏滅)生まれのあたるは、災いを呼び寄せる受け身キャラとして描かれる予定でした。ところが、作者・高橋留美子の判断により、浮気者で女好きのアホなキャラへと方向転換します。押しかけ女房なラムを鬱陶しく思う反面、他の男と一緒にいると嫉妬したり、いなくなると不安になったりと気弱な一面を持っています。
登場人物②ラム
登場人物2人目は本作のヒロインであるラムです。地球侵略に来た宇宙人・鬼族の娘であるラムは、虎柄のビキニを着て頭に2本の角が特徴の美少女キャラです。あたるを一途に愛し、「ダーリン」の嫁として諸星家に住み着きます。電撃の能力で浮気者のあたるに天罰を下しています。「~だっちゃ」や「~のけ?」と話すラムは、ファンからかわいいと長年愛され続けています。
登場人物③三宅しのぶ
登場人物3人目は三宅しのぶです。ボブヘアでセーラー服がとても似合う、清楚で美少女キャラのしのぶですが、机を投げたり、電柱で殴ったりと怪力振りを発揮します。諸星あたるの幼馴染で恋人だったしのぶは、あたるに愛想を尽かした後、面堂に思いを寄せています。しかし、その後は物語終盤に登場する運命製造管理局の因幡と恋仲になりました。
登場人物④チェリー
登場人物4人目は錯乱坊(チェリー)です。サクラの伯父で高僧を自称していますが、チェリーが現れると決まって災いが起きることから、皆から恐れられています。魔物を呼び出したり、怪しげなアイテムを作ったりなど、それなりに法力はあります。僧侶でありながらも大食漢で大酒飲みの破戒僧です。
登場人物⑤サクラ
登場人物5人目はサクラです。チェリーの姪であるサクラは、凄まじい霊力を持った巫女で、友引高校の養護教諭も務めています。「おぬし」や「~じゃ」と言った古風な話し方が特徴のサクラは、チェリーと瓜二つな母親とは全く似ていない美女で、大人な魅力で男子生徒からの人気が高いです。
登場人物⑥面堂終太郎
登場人物6人目は面堂終太郎です。諸星あたるのクラスメイトで面堂財閥の跡取り息子の終太郎は、目隠しなどをされると暗所閉所恐怖症を発症します。容姿端麗で優等生な終太郎は、女子生徒からの人気は高いですが「金と顔を取ったらあたると変わらん」と言われている通り、本性はあたると同じです。
【うる星やつら】最終回に対する世間での評判や人気
『うる星やつら』の最終回については様々な意見が上がっており、中でも旧アニメでの最後に「またね!」と描かれていた通り、再びアニメを見られると喜んでいる声が多くありました。
『うる星やつら』の最終回が大好きだと言う声もありました。最終回の最後は寂しい印象を受けがちですが、本作は感動して何度でも読み返してしまうくらい大好きだと言っています。
『うる星やつら』の最終回は泣けると言った声も多数ありました。あたるとラムとのドタバタラブコメディの最後は、ファンの涙を誘うくらい感動的だったということがうかがえます。
【うる星やつら】最終回は感動的だった
『うる星やつら』の最終回は、とても感動的な結末を迎えていました。高橋留美子の描く本作の世界観は、長い年月を経ても色あせることなく、ファンを魅了し続けています。完全リメイクでアニメ化されてもその人気は衰えず、SNS上でも面白いと話題になっていました。そんな大人気作品『うる星やつら』の新アニメの最終回に期待しつつ、原作や旧アニメの最終回をチェックしてみてください。
この記事のライター
rymamimo
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