【うる星やつら】諸星あたるはかっこよくてモテる?ラムから好かれる理由は?
『うる星やつら』の諸星あたるは、女性が大好きで女性を追いかけてばかりいます。そんなあたるですが、女性に嫌われるどころかモテているようです。そんなあたるの魅力や、ラムから好かれる理由を考察します。また『うる星やつら』のあたるの声優についても紹介しています。
目次
【うる星やつら】諸星あたるとは?
諸星あたるとは、『うる星やつら』の主人公で、友引高校に通っています。クラスメイトからは「並みのアホではない」と言われています。女性が大好きで、よくガールハントをしに出かけています。ラムとしのぶの前でも他の女性に目移りするため、二人にボコボコにされています。性格は楽観的で自分に正直です。
諸星あたるのプロフィール
- 名前:諸星あたる(もろぼしあたる)
- 誕生日:4月13日
- 学校:友引高校
- クラス:1年4組→2年4組
- 性格:楽観的
- 好きなこと:ガールハント
うる星やつらの概要
『うる星やつら』とは、高橋留美子による漫画作品です。「週刊少年サンデー」にて、1978年から1987年まで連載されました。『うる星やつら』は、作者が初めて連載漫画を描いた作品です。第26回小学館漫画賞少年少女部門を受賞しており、2020年11月の時点で累計発行部数は3500万部を突破している大人気作品です。『うる星やつら』は1981年にアニメ化されています。そして2022年10月からはリメイク版が放送されています。
うる星やつらのあらすじ
宇宙人の鬼族は地球を侵略するため、鬼族代表と地球代表とで一騎打ちで戦うことを宣言しました。その方法とは鬼族の伝統に従い、鬼ごっこです。地球代表が勝てば鬼族は宇宙に帰り、鬼族が勝てば地球は占領されてしまいます。『うる星やつら』の主人公の諸星あたるは、地球の代表となってしまいました。鬼族代表はラムです。あたるは一騎打ちに勝ちましたが、あたるがしのぶに対して言った「結婚」をラムは自分に対して言ったと勘違いし、あたるの家に住み着いてしまいます。
【うる星やつら】諸星あたるはモテる?魅力を紹介
『うる星やつら』のあたるはクラスメイトからは「並みのアホではない」と言われていますが、あたるがモテる理由は何でしょうか。浮気性と知りながらも、ラムやしのぶなど可愛い女の子から好かれています。他の男性ならば許せないことも、あたるなら許されてしまいます。そんなあたるのモテる理由と魅力を紹介します。
かっこいい魅力①身体能力が高い
『うる星やつら』のあたるの魅力は、まず身体能力が高いことです。逃げる時にはまるで忍者のように、変わり身の術や分身が使えます。そして女性を追いかける時には100mを7秒台で走ることができます。また驚異的な身体能力の他に、信じられないほどの生命力と再生能力も持っています。ラムの電撃をことごとく受けても、ピンピンしています。
かっこいい魅力②ツンデレなところがある
『うる星やつら』のあたるは女好きですが、実はツンデレです。ラムにはそっけない態度を取り、しのぶや他の女性を追いかけ回していますが、ラムの危機には駆けつけ助けます。また自分はガールハントをしたりしますが、ラムが自分以外の男性と仲良くしていると嫉妬したりします。ラムにそっけないのは素直になれないからです。しかしラムのことは大切に思っています。
かっこいい魅力③女性に優しい
『うる星やつら』のあたるは、とにかく女性に優しいです。自分の好みの女性だけではなく、全ての女性に優しいのです。ラムもあたるの優しいところが好きだと言っています。またあたるは人間の女性だけではなく、幽霊にも優しく接しています。それがあたるの魅力であり、かっこいい要素の一つでしょう。
【うる星やつら】諸星あたるとラムの関係や好かれる理由
『うる星やつら』のラムとあたるは、いつもラムがあたるを追いかけている関係です。自分ばかりが追いかけて、さすがにラムも不安になります。しかし諦めたり嫌いにならないのはなぜでしょうか。それはここぞという時に、あたるがラムを愛していると確信することができるからです。そんな場面を紹介します。
好かれる理由①ラムに好きといわない
ラムはあたるに対して好きという感情を、言葉に出したり態度にも表しているのに、あたるはラムには絶対に「好き」と言いません。他の女の子にこんなことをされたら、嬉しくて仕方がないはずです。これはあたるがラムに素直になれないからでしょう。あたるは本当に好きな人には好きと言えず、そっけなくしてしまうようです。
好かれる理由②人知れず男泣きする
ラムに対して素直になれないあたるですが、男泣きする場面がありました。それはラムが突然消えてしまった時です。今までいつも隣にいたラムがいなくなり、あたるはラムが残していった人形を握りしめて泣きます。しかしこの人形には盗聴器が仕込まれており、ラムはあたるの行動を聞いていました。いつもはそっけないあたるですが、ラムは自分は愛されていると実感します。因みにラムがいなくなった理由は、地球に滞在するためのパスポートの更新をするためです。
好かれる理由③ヤキモチを焼く
いつも自分ばかりが追いかけ、浮気ばかりするあたるに、ラムはヤキモチを焼いてほしいとイケメンとデートをします。しかしこのイケメンは、人間に変身したイルカです。そうとは知らないあたるは、内心穏やかではありません。イケメンがラムに抱きつくと、あたるは「おれの女に」と飛びかかります。ラムの作戦は見事に成功しました。
【うる星やつら】諸星あたるの名言や名セリフ
『うる星やつら』のあたるは、時々ラムをときめかせるセリフを言います。ラムがあたるを嫌いになれないのがよく分かります。あたるの名言・名セリフをいくつか紹介します。
諸星あたるの名言①「もうちょっといっしょに…」
もうちょっといっしょに歩こうよ
出典: dreamweaver.site
これは『うる星やつら』単行本の3巻9話での名言です。あたるはラブレターを貰って喜びますが、これはクラスメイトがあたるを騙すための物でした。それを知ったラムは、あたるのために地球人の女の子に変装してデートをします。そしてラムが飛んで先に帰ろうとした時に言ったのがこのセリフです。照れながらもあたるはラムと手を繋ぎます。いつもとは違う関係の二人が印象的です。
諸星あたるの名言②「こんな状況で…」
こんな状況で好きだと言ったら、本当かうそか分からんだろうが
出典: dreamweaver.site
これは『うる星やつら』単行本の34巻Act11「Fin」での名言です。地球は謎のキノコの胞子によって絶滅の危機にさらされていました。地球を救う方法は、ラムとの鬼ごっこに勝つか、ラムの事を「好き」と言えばいいのです。その時に言ったのがこのセリフです。ラムの事を本当に大切に思っているからこそ、言いたくなかったのでしょう。普段のいい加減な態度とは違い、あたるがかっこいいと思えたシーンです。
諸星あたるの名言③「好きな人を好きで…」
好きな人を好きでいるために、その人から自由でいたいんだよ
出典: dreamweaver.site
これは『うる星やつら』の映画「ビューティフルドリーマー」での名言です。原作にはなく、『うる星やつら』の映画オリジナルです。とても奥が深い、あたるの気持ちがよく出ている言葉です。お互いに束縛しないということでしょうが、ラムにとっては少々辛いかもしれません。
諸星あたるの名言④「いまわの際に…」
いまわの際(きわ)に言ってやる
出典: dreamweaver.site
これは『うる星やつら』単行本の34巻Act11「Fin」での名言です。ラムが「一生かけて好きと言わせてみせる」と言ったのに対して、あたるが言ったセリフです。「いまわの際」とは「死ぬ直前」という意味です。高校生なのに古風なセリフです。こんな関係のまま『うる星やつら』は完結しますが、結局最後まであたるはラムに「好き」と言いませんでした。
【うる星やつら】諸星あたるの新旧声優
『うる星やつら』は1981年、2022年と2回テレビアニメ化されています。声優も1回目と2回目では変わっています。『うる星やつら』のあたるを演じた声優を、新旧紹介します。
諸星あたるの旧声優は「古川登志夫」
『うる星やつら』の旧声優は、古川登志夫さんです。古川さんは15人兄弟の末っ子という、家族が多い環境で育ちました。子供の頃児童劇団に入団していて、栃木から東京へ通うのが大変なため、一年後東京の兄の家で暮らします。大学卒業後は舞台俳優になろうと、劇団「櫂(かい)」に参加しました。この劇団に入っていなかったら、声優にはなっていなかったそうです。『うる星やつら』のあたる役は、今までかっこいい二枚目役が多かったのですが、三枚目のあたるは守備範囲を広げてくれたそうです。リメイクされた『うる星やつら』では、あたるの父を演じています。
古川登志夫のプロフィール
- 名前:古川登志夫(ふるかわとしお)
- 職業:声優
- 生年月日:1946年7月16日
- 星座:かに座
- 血液型:B型
- 出身地:栃木県
- 所属事務所:青二プロダクション
古川登志夫の主な出演作品
- 機動戦士ガンダム:カイ・シデン
- Dr.スランプ アラレちゃん:空豆タロウ
- 光速電神アルベガス:円条寺大作
- 北斗の拳:シン
- ドラゴンボール:ピッコロ
- 機動警察パトレイバー:篠原遊馬
- ゲゲゲの鬼太郎(第6作):ねずみ男
- ONE PIECE:ポートガス・D・エース
諸星あたるの新声優は「神谷浩史」
『うる星やつら』の新声優は、神谷浩史さんです。神谷さんは声優アワードでは数々の賞を受賞されている人気声優です。かっこいい二枚目から三枚目まで、演技の幅も広いです。神谷さんは最初から声優を目指していたわけではなく、青二塾が声優養成所だとは知らずに入所しました。神谷さんは、旧『うる星やつら』の古川さんが演じるあたるが大好きで、声優の技量全てを使って新しいあたるを作っていきたいと話しています。
神谷浩史のプロフィール
- 名前:神谷浩史(かみやひろし)
- 職業:声優、アーティスト
- 愛称:ヒロC、ピロシ、かみやん
- 生年月日:1975年1月28日
- 星座:みずがめ座
- 血液型:A型
- 出身地:千葉県
- 所属事務所:青二プロダクション
神谷浩史の主な出演作品
- 夏目友人帳:夏目貴志
- 物語シリーズ:阿良々木暦
- 黒子のバスケ:赤司征十郎
- 進撃の巨人:リヴァイ
- 斉木楠雄のΨ難:斉木楠雄
- おそ松さん:松野チョロ松
- 電波教師:鑑純一郎
- WORKING!!:相馬博臣
- デュラララ!!:折原臨也
- 機動戦士ガンダム00:ティエリア・アーデ
- ONE PIECE:トラファルガー・ロー
【うる星やつら】諸星あたるに対する世間での評判や人気
『うる星やつら』の二人の関係は、鬼ごっこから始まりました。女性が大好きで、いつも女性を追いかけているあたるに、ラムはいつもやきもきしています。そんなあたるですが、実はモテるし、魅力もあります。ここからはあたるに対する世間での評判や人気を調査していきます。
『うる星やつら』のあたるのかっこいい性格は、自分は殴られたとしても、女性には暴力をふるわないところです。そんなところもラムに好かれる理由です。あたるはラムの事を思いながらも優しくできず、素直になれません。そんな不器用な二人の関係は、微笑ましくもあります。
『うる星やつら』のあたるは普段は三枚目ですが、時々男らしい行動を見せます。ラムがピンチの時には、体を張って助けてくれます。こんなかっこいい姿を見せられては、ラムもあたるから離れることができません。
『うる星やつら』のあたるは、ラムが突然いなくなり、ガールハントをしようと浮かれていましたが、その気にはなれませんでした。あたるはラムが置いて行った人形を抱きしめます。この『うる星やつら』10話は、あたるもラムの事を思っていることが分かる回です。
【うる星やつら】諸星あたるはモテる主人公だった
『うる星やつら』のあたるは地球代表に選ばれて、鬼族との鬼ごっこに勝ちました。そしてあたるとラムの関係は、ラムがあたるにプロポーズされたと勘違いしたことから始まります。あたるはいつも女性のことを追いかけてばかりいますが、あたるには女性を惹きつける魅力があるようです。そして他の女性を追いかけラムに怒られてばかりのあたるですが、時々ラムがときめく行動をとることがありました。そんなあたるとラムの関係は、この先も変わらず続くことでしょう。
この記事のライター
ささめ
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