【うる星やつら】歴代の主題曲まとめ!2022年最新アニメのOPとEDも
『うる星やつら』の旧アニメには、多くの人気主題曲があります。本記事では、うる星やつらのアニメに使われていた、歴代の主題曲を一覧にしてまとめています。2022年に始まった新アニメのOPとEDについても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
【うる星やつら】とは?
うる星やつらの作者
『うる星やつら』の作者は、高橋留美子さんです。現在は、有限会社るーみっくプロダクションの代表取締役も務めています。高橋留美子さんは1957年10月10日生まれの漫画家で、新潟県新潟市出身です。1978年に『勝手なやつら』で漫画家デビューし、それをもとに描いたうる星やつらが大ヒットしました。うる星やつらの後も、『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』『境界のRINNNE』など、次々とヒット作を生み出しています。
2019年からは『MAO』の連載が始まり、現在でも週刊少年サンデーで物語が続いています。高橋留美子さんの作品は海外でも人気で、アメリカやフランスなどでも賞を獲得しています。日本での功績も高く評価されており、2019年には文化庁長官表彰を受賞し、2020年には紫綬褒章を受賞しました。
うる星やつらの概要
うる星やつらは、主人公の諸星あたると宇宙人のラムを中心としたラブコメディです。1978年から少年サンデーで不定期連載が始まり、1980年から本格的に週刊連載となりました。テレビアニメや劇場版の作品も作られ、アニメは4年半もの間続きました。単行本は34巻まで発売されており、2020年11月時点での累計発行部数は3,500万部を超しています。うる星やつらは、第26回小学館漫画賞少年少女部門を受賞しています。
うる星やつらのあらすじ
友引町に住んでいる諸星あたるは、ある日地球征服をもくろむインベーダーと一騎打ちをすることになりました。地球を懸けた勝負の方法は、鬼族のラムとの「鬼ごっこ」でした。あたるはこの勝負に何とか勝ちましたが、ラムはあたるにプロポーズされたと勘違いして地球に残ることになります。それから常にラムと一緒に行動することになったあたるは、さまざまなトラブルに巻き込まれていくのでした。
【うる星やつら】旧アニメのOP曲とアーティスト一覧
OP曲①松谷祐子/ラムのラブソング
うる星やつらの旧アニメ初代OP曲は、松谷裕子さんが歌う「ラムのラブソング」です。うる星やつらの主題歌といえば、いまだにこの曲を思い浮かべるファンも多いでしょう。印象的なイントロから始まる曲で、ラムがあたるを想う一途な恋心を歌っています。
OP曲②小林泉美/DANCING STAR
うる星やつら旧アニメの2代目OP曲は、「DANCING STAR」です。DANCING STARを歌った小林泉美さんは、この曲と初代OP曲の作曲も行っています。ポップな踊りだしたくなるような曲で、今聴くと何となく懐かしさも感じます。
OP曲③成清加奈子/パジャマ・じゃまだ!
うる星やつら旧アニメ3代目OP曲は、「パジャマ・じゃまだ!」です。パジャマ・じゃまだ!を歌った成清加奈子さんは、この曲で歌手デビューしました。可愛い曲調のパジャマ・じゃまだ!は、アイドルとして活躍していた成清加奈子さんにぴったりの曲でした。成清加奈子さんは、日本テレビの「ザ・トップテン」でもこの曲を披露しています。
OP曲④CINDY/CHANCE ON LOVE
うる星やつら旧アニメの4代目のOP主題歌は、CINDYさんが歌う「CHANCE ON LOVE」です。歌詞のほとんどが英語で、今までよりも大人な雰囲気のOP曲になっています。韓国人と日本人のハーフであるCINDYさんは、この曲で歌手としてデビューしました。
OP曲⑤ステファニー/ROCK THE PLANET
うる星やつらの旧アニメの5代目OP曲は、曲の雰囲気がこれまでとガラリと変わりました。「ROCK THE PLANET」はロック調の激しい曲で、登場人物たちも戦闘服のようなスーツに身を包んでいます。これまではラムの乙女心を歌った曲が多かったですが、こちらの曲では女性の力強さを表現しています。担当アーティストはステファニーさんで、劇場版うる星やつら「リメンバー・マイ・ラブ」の主題歌も歌っています。
OP曲⑥南翔子/殿方ごめん遊ばせ
6代目のうる星やつら旧アニメの主題歌は、またこれまで通りの可愛らしい曲に戻りました。使われた曲は「殿方ごめん遊ばせ」で、担当アーティストは南翔子さんです。このOP曲では、ラムの魅力にやられる男性キャラたちの様子を描いています。南翔子さんの透き通った声質にぴったりな、チャーミングなOP曲でした。
【うる星やつら】旧アニメのED曲とアーティスト一覧
ED曲①松谷祐子/宇宙は大ヘンだ!
うる星やつらの旧アニメ初代ED曲は、「宇宙は大ヘンだ!」です。担当アーティストは、初代OP曲と同じ松谷裕子さんです。このED曲の映像ではずっとラムが1人で踊っていますが、最後には登場人物たちが大集合します。まさにうる星やつらにぴったりな、賑やかなED曲です。
ED曲②ヘレン笹野/心細いな
うる星やつらの旧アニメ2代目のED曲は、ヘレン笹野さんが歌う「心細いな」です。浮気性なあたるの本心がわからず不安になる、ラムの切ない乙女心を歌っています。心細いなは、ヘレン笹野さんの4枚目のシングルに収録されています。
ED曲③ヴァージンVS/星空サイクリング
うる星やつら旧アニメのED曲である「星空サイクリング」は、もともと挿入歌として使われた曲でした。挿入歌として好評だったことから、一部歌詞などを変更してED曲に採用されました。星空サイクリングを担当したヴァージンVSは、1981年に結成されたニュー・ウェイヴ・バンドです。歌っているのはA児(あがた森魚)さんで、歴代主題歌の中で唯一の男性ボーカルとなっています。
ED曲④小林泉美/I, I,YOU&愛
うる星やつら旧アニメ4代目のED曲は、小林泉美さんが歌う「I,I,YOU&愛」です。レゲエ調のキュートな曲で、ラムの可愛らしさを前面に押し出しています。こちらのED曲は、劇場版の『うる星やつら オンリー・ユー』の主題歌としても使われています。
ED曲⑤小林泉美/夢はLOVE ME MORE
4代目エンディング曲に続き、5代目ED曲も小林泉美さんが担当しています。「夢はLOVE ME MORE」は、あたるだけを想い続けるラムの恋心を歌った曲です。こちらの曲は、小林泉美さんが歌うOP曲の「DANCING STAR」のカップリングとして収録されています。
ED曲⑥リッツ/恋のメビウス
うる星やつら旧アニメ6代目のED曲は、「恋のメビウス」です。これまでの主題歌とは違い、怪しげな雰囲気をまとった大人っぽい曲です。スペイン語のサビが印象的で、いつまでも頭に残り続けます。恋のメビウスを歌っているリッツさんは、ヴァージンVSのコーラスを担当しています。恋のメビウスのカップリングには、3代目OP曲のパジャマ・じゃまだ!のカバー曲が収録されています。
ED曲⑦CINDY/OPEN INVITATION
4代目のOP曲を担当したCINDYさんは、うる星やつら旧アニメの7代目ED曲も歌っています。7代目のED曲は「OPNE INVITATION」で、ついつい体が動いてしまうようなノリの良い明るい曲です。前半の歌詞は日本語ですが、後半の歌詞は英語で構成されています。ED映像では踊っている登場人物たちのシルエットが次々と流れ、キャラの個性がわかる特徴的な踊りが注目を集めていました。
ED曲⑧ステファニー/エヴリデイ
うる星やつらの旧アニメ8代目のED曲は、ステファニーさんが歌う「エヴリデイ」です。やや悲しげなサウンドから始まりますが、サビでは曲調も映像も一気に明るくなります。全編英語の歌詞を、ステファニーさんが力強く歌い上げています。
ED曲⑨南翔子/GOOD LUCK 〜永遠より愛をこめて
うる星やつらの旧アニメ最後のED曲は、南翔子さんの「GOOD JUCK〜永遠より愛をこめて」です。この曲は、6代目OP曲の「殿方ごめん遊ばせ」のカップリング曲として収録されています。地球を丸ごと守ってあげるという、ラムの大きな愛がわかる歌詞になっています。
【うる星やつら】旧アニメの挿入歌とアーティスト一覧
挿入曲①ヴァージンVS/コズミック・サイクラー
うる星やつら旧アニメの挿入歌ひとつ目は、ヴァージンVSの「コズミック・サイクラー」です。コズミック・サイクラーは人気があったためED曲に採用され、その際に「星空サイクリング」に名前を変えました。星空サイクリングは、ラムの声優の平野文さんがカバーしたことでも有名です。
挿入曲②ヘレン笹野/マルガリータ
うる星やつら旧アニメの2つ目の挿入曲は、ヘレン笹野さんが歌う「マルガリータ」です。マルガリータは、作中でラムが梅干しで酔ったときに使われた曲です。そのため、曲名と歌詞がお酒に関係するものになっています。
挿入曲③ヴァージンVS/モンテクリスト・ファン・クラブ
うる星やつら旧アニメの23話では、ヴァージンVSの「モンテクリスト・ファン・クラブ」が挿入曲として使われました。モンテクリスト・ファン・クラブは作中では少ししか流れませんでしたが、視聴者に強烈な印象を残しました。
挿入曲④ヴァージンVS/ムーンライト・コースター
星空サイクリングが大ヒットしたアーティストのバージンVSの曲は、うる星やつらの挿入曲に最も多く使用されています。うる星やつら旧アニメの63話では、ヴァージンVSの「ムーンライト・コースター」が流れました。63話ではこの曲に合わせて、ラムがローラースケートを滑るシーンが放送されました。
挿入曲⑤平野文/ふしぎ・きれい
ラムの声優の平野文さんは、うる星やつらの旧アニメで挿入曲も担当しています。148話に使われた挿入曲で、可愛らしい曲と歌詞に平野文さんの声がよくマッチしていました。平野文さんはラムの声と地声を使い分けて歌っており、途中で声が変わるという少し不思議な曲です。
挿入曲⑥松下丸子/トライアングル ラブレター
次に紹介するのは、松下丸子さんの「トライアングル ラブレター」です。こちらの曲は、うる星やつら旧アニメの200話に使われています。松下丸子さんは、テレビドラマ『痛快あばれはっちゃく』のED曲である、「ほんとに あいつはにくいやつ」なども歌っています。
挿入曲⑦南翔子/ハーフムーンはときめき色
うる星やつらの旧アニメでOPやEDを歌っている南翔子さんは、挿入曲も担当しています。南翔子さんが歌った挿入曲は、アニメの205話に使われた「ハーフムーンはときめき色」です。ジャパニーズボサノバの名曲で、南翔子さんの声が心に染み渡ります。
【うる星やつら】2022年版新アニメの曲一覧
うる星やつらの新アニメとは?
うる星やつらの旧アニメは、すでに36年も前に放送が終了しています。しかし、2022年に入り、うる星やつらのリメイクアニメが放送されることが発表されました。令和版のうる星やつらでは声優は一心されましたが、ストーリーは原作に忠実に作られています。うる星やつらの令和版アニメは、2022年10月13日から放送が始まり、連続2クールでの放送が予定されています。
OP主題歌は「アイウエ feat. 美波, SAKURAmoti」
うる星やつらの令和版アニメのOP曲は、「アイウエ feat. 美波, SAKURAmoti」です。曲名自体は「アイウエ」で、feat.以降は客演したアーティストを指しています。アイウエはMAISONdes(メゾン・デ)が曲作りを担当し、SAKURAmotiさんと美波さんが作詞・作曲を行っています。SAKURAmotiさんは今注目のボカロPで、現在はまだ17歳の高校生です。美波さんは10代の頃から活躍している、シンガーソングライターです。
主にライブ配信やツイキャスなどで活動していますが、全国でツアーも行っています。アイウエの曲作りを担当したMAISONdesは、歌手ではなく音楽プロジェクトの名前です。さまざまなアーティストやクリエイターがコラボして作品を作っており、楽曲ごとにアーティストが変わります。つまり、アイウエはMAISONdesが楽曲作りを担当し、今回の曲に参加したアーティストがSAKURAmotiさんと美波さんということになります。
アイウエはアップテンポなノリの良い曲で、うる星やつらの世界観を見事に現しています。アイウエには「私」と「僕」の2種類の一人称が使われており、ラムとあたるそれぞれの立場から書かれた歌詞になっています。歌詞の途中には「チェリー」「テン」「面倒(面堂)」とキャラの名前が次々に登場し、うる星やつらのために作られた曲ということがよくわかります。「キョロキョロ」「ソワソワ」など、ラブのラブソングに使われていたワードが入っているのも特徴です。
ED主題歌は「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」
うる星やつら新アニメのED曲も、OPと同じくMASIONdesが担当しています。ED曲に参加したアーティストは、花譜さんとツミキさんです。作詞・作曲をツミキさんが担当し、花譜さんが歌を担当しています。ツミキさんはボカロPとして活動しており、多くのアーティストに楽曲を提供しています。
自身でもアルバムをリリースしたりライブを開催するなど、多方面で活躍しているアーティストです。花譜さんは東京在住の歌手で、主にバーチャルアーティストとして活動しています。トウキョウ・シャンティ・ランデヴーは、花譜さんの鼻にかかったような声とサビの印象的なメロディーが良く合っています。
【うる星やつら】曲に対する世間での評判や人気
新アニメのうる星やつらのOP曲は、歌詞がうる星やつらの愛に溢れているという感想が多く見られました。歌詞をしっかりと聞くと、うる星やつらの要素が盛沢山なことに驚くでしょう。令和らしさを入れつつも原作を尊重しているOPに、多くのファンから感激の声が上がっていました。
うる星やつら新アニメのED曲は、中毒性が高いと評判です。「頭から離れない」というコメントや、「繰り返しずっと聴いている」というコメントが多くみられました。キャッチーなメロディだけでなく、花譜さんの甘い声が癖になるという人もいました。
うる星やつらといえば、やはり初代OP曲が頭に浮かぶ人も多いようです。新アニメのOPがラムのラブソングでないことに、がっかりしている人もいました。新しいOPとEDの人気も高いですが、やはりラブのラブソングが聴きたかったというコメントが多く見られました。
【うる星やつら】曲はどれも人気だった
うる星やつらのOP曲やED曲は、どれも人気があるものばかりです。旧アニメはすでに30年以上も昔の作品ですが、多くの素晴らしい主題歌は今でも多くの人の心に残っています。また、新アニメの主題歌も、旧アニメの曲に負けず劣らず人気があります。うる星やつらのアニメを観るときは、ぜひOPやEDの曲にも注目してみてください。
この記事のライター
NR4712
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