【うる星やつら】クラマ姫とはどのようなキャラ？声優の水樹奈々についても

『うる星やつら』のクラマ姫は、ヒロインの1人として登場しており、様々な魅力溢れるキャラとなっています。そんな『うる星やつら』のクラマ姫のプロフィールを紹介します。

『うる星やつら』のクラマ姫は、クラマ星のカラス天狗一族の女王です。カラス天狗一族は母性に人間型の男性がいないことから別の星の男性と契って子孫を残しており、クラマ姫もその目的からコールドスリープ状態で地球に降り立ちます。性格的には子孫を残すことに積極的ですが、カラス天狗一族の教えから禁欲的な色男と結ばれることを望んでいます。しかし、地球では男運がなく、苦労することが多いです。

『うる星やつら』は1978年から1987年まで『週刊少年サンデー』に連載されていた高橋留美子の漫画です。主人公の諸星あたると宇宙人のラムを中心に、様々なキャラクターが絡んでいく作品で、恋愛やギャグ、SFなど複数の要素が楽しめる内容になっています。1981年にアニメ化されており、2022年にはリメイク版も制作されました。

宇宙人の鬼族が地球を侵略しに来た際、地球の命運をかけて鬼ごっこが行われることになり、諸星あたるは地球代表として選ばれます。そんな中、あたるは幼馴染の三宅しのぶに勝利したら結婚すると言われ、そのままの勢いで鬼族代表のラムに勝利します。しかし、勝利した喜びから勝ったら結婚すると口にして、ラムは自分に向けたものと勘違いして受け入れてしまいます。それからラムは諸星家に住み着くようになりました。

『うる星やつら』のクラマ姫はカラス天狗一族として子孫を残す目的で動いていますが、その中でかわいい魅力を見せることがあります。そんな『うる星やつら』のクラマ姫のかわいい魅力やキャラとの関係性を紹介します。

『うる星やつら』のクラマ姫は、キャラの特徴としてメンクイと紹介されていますが、これは優秀な子孫を残す条件の禁欲的な色男に該当しています。理想の男を見つけるためにクラマ姫は積極的に行動を起こしており、ともすれば健気にも見える部分がかわいい魅力です。一方で、純粋な好みとしてイケメンを選ぶ傾向があるため、メンクイである点は間違いない可能性もあります。

『うる星やつら』のクラマ姫と主人公の諸星あたるは、クラマ姫からすると、カラス天狗一族の掟からパートナーになる予定でしたが、あたるが女好きで浮気性だったことから一筋縄ではいかない関係になっています。それ故にほかのヒロインよりはあたると距離間があります。

カラス天狗一族には、目覚めのキスをした男と結ばれなければならないという掟があり、クラマ姫はあたるのキスによってコールドスリープから目覚めています。しかし、あたるはクラマ姫が理想とする禁欲的な色男の条件に合わないため、教育して変えようしました。ただ、あたるは全く矯正されず、クラマ姫は様々な手を講じることになります。

『うる星やつら』のクラマ姫は、あたるの女好きを強制するために過去へタイムスリップして、自身の父親で理想の男でもある源義経へ弟子入りさせようとします。しかし、教えるはずの源義経があたるからプレイボーイの素質を教え始めてしまい、計画は失敗に終わります。

『うる星やつら』のクラマ姫は、あたるが更生しないことからカラス天狗一族の掟を諦めて、別の禁欲的な色男を探すようになっていきます。そんな中で部下のカラス天狗が見つけたのは男装女子の藤波竜之介でした。しかし、カラス天狗は竜之介が女であると知ると、性転換銃で男に変えようとしたことを知り、クラマ姫の方から竜之介を諦める結果になっています。

『うる星やつら』は2度のアニメ化でそれぞれ声優が変わっています。アニメにおけるクラマ姫の声優について紹介します。

1981年のアニメ『うる星やつら』でクラマ姫を演じたのは吉田理保子さんです。高飛車な部分があるクラマ姫を大人の女性を感じさせる声で演じています。

吉田理保子さんは東京都出身で、1949年1月24日生まれの元声優・女性実業家です。バレリーナを目指す過程で演技の勉強が必要だと思い、劇団こまどりに所属していた時に、知人の紹介から声優活動を開始します。その後、1988年には声優業を引退して、過去にやった役柄以外は受けなくなりました。女性実業家とちては、声優講師の仕事も行っています。

吉田理保子さんの主な出演作品としては、『キューティーハニー』の夏子、『アルプスの少女ハイジ』のクララ・ゼーゼマン、『魔女っ子メグちゃん』の神崎メグ、『一休さん』の桔梗屋弥生（2代目）、『ゲッターロボG』の早乙女ミチル、『鋼鉄ジーグ』の卯月美和、『未来少年コナン』のモンスリー、『ベルサイユのばら』のロザリー、『まいっちんぐマチコ先生』の麻衣マチ子などがあります。

2022年のアニメ『うる星やつら』でクラマ姫を演じたのは水樹奈々さんです。現代デザインに合わせたクラマ姫を妖艶さを感じる声で演じています。

水樹奈々さんは愛媛県出身で、1980年1月21日生まれの声優・歌手・ナレーター・舞台女優です。元々は歌手志望でのど自慢大会などにも出場しており、水樹奈々としては2000年に音楽活動を始めています。声優としては、代々木アニメーション学園の声優タレント科に通い、1998年に声優デビューを果たしました。

水樹奈々さんの主な出演作品としては、『シャーマンキング』の玉村たまお、『NARUTO -ナルト-』の日向ヒナタ、『魔法少女リリカルなのは』のフェイト・テスタロッサ/フェイト・T・ハラオウン、『いちご100%』の南戸唯、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のランファン、『戦姫絶唱シンフォギア』の風鳴翼、『ブラッククローバー』のバネッサ・エノテーカ、『うらみちお兄さん』の多田野詩乃などがあります。

ここでは、『うる星やつら』のクラマ姫について、世間での評判や人気を紹介します。メンクイで騒動を起こす存在ではありますが、見た目のかわいさや芯のあるキャラクター性から人気を集めています。

『うる星やつら』のクラマ姫について、かわいいという感想が多数見られました。見た目はもちろんのこと、子孫を残すためにエッチへ積極的な点や不意に見せる優しさなど、様々な部分でかわいい魅力を感じているようです。

『うる星やつら』のクラマ姫について、刺激的な存在だという感想も出ていました。基本的に子孫を残るために行動しているので、話の内容はかなりセクシーな雰囲気があり、旧アニメを子どもの頃に見ていた人が改めて内容に驚くことも少なくないようです。

『うる星やつら』のクラマ姫について、2022年のアニメ版で水樹奈々さんが声優を担当することに喜びや驚きの声が寄せられていました。定期的に出番はあるものの、ゲストキャラ寄りではあるため、そこに水樹奈々さんが起用されるのは豪華だと感じる人もいたようです。一方で、クラマ姫のキャラクター性からぴったりま声であるという感想も出ていました。

ここでは、『うる星やつら』のクラマ姫について、もしものシチュエーションを妄想を交えて紹介します。メンクイなクラマ姫ですが、かわいい魅力もあるため、立場によっては平和に過ごせる関係性も生まれる可能性もあります。

クラマ姫がもしも彼女だった場合は、かわいい魅力を存分に味わえると予想します。クラマ姫は様々な騒動を起こしているものの、理想の男に対しては積極性を見せていることから付き合えた時点で良い彼女になる可能性が大きいです。一方で、メンクイである点からパートナーとしてのハードルはそれなり高く、子孫を残すために頑張らないといけない立場にはなります。

クラマ姫がもしも友達だった場合は、明るく仲の良い関係が築けると推測します。作中では理想の男を見つけるために女性陣と小競り合いすることもありますが、根っこの性格は悪いわけではなく、カラス天狗一族の子孫の残す目的や続いている掟を守ろうとする健気な一面があります。そのため、純粋な友達になった場合は、気の置けない関係性を築けると予想します。

クラマ姫がもしも会社の上司だった場合は、厳しい指導が待っている可能性があります。あたるを理想の男にするために教育を行っていますが、そこで暴力的な一面も見せているため、理想に反する行動をすると、少し怖い一面を見せると推測されます。一方で、掟を守るために教育していることから、正しい道へ指導してくれる素敵な上司と考えることもできます。

『うる星やつら』のクラマ姫は、カラス天狗一族の女王で、優秀な子孫を残すために禁欲的な色男を探しています。それ故にメンクイのように見えますが、一族の目的や掟のために行動でき、女性としてのかわいい魅力も感じられるキャラとなっています。クラマ姫は2022年版のアニメでも登場しているので、原作漫画と共にアニメ2作品でも活躍をチェックしてみてください。