【東京リベンジャーズ】マイキーが闇落ちしたのはなぜ?黒い衝動についても
東京リベンジャーズに登場するマイキーは、未来では犯罪集団のリーダーをしていました。過去では悪い人ではないと言われていたマイキーが変貌したのは、闇落ちしてしまった事だとされています。この記事では、マイキーが闇落ちした理由や「黒い衝動」についてまとめました。
目次
マイキーとは?
東京リベンジャーズに登場するマイキーはストーリーが進むにつれて凶悪な犯罪集団のリーダーになっていきます。過去では「悪い人ではない」と言われていましたが、改変した過去では武道を殺そうとしました。ここでは、なぜマイキーが別人のようになってしまったのか、原因を解説していきます。
マイキーのプロフィール
- 名前:佐野万次郎
- 年齢:15歳(中学時代)→17歳(高校時代)→27歳(現代)
- 誕生日:1990年8月20日
- 愛機(バイク):CB250T
- 所属:東京卍會→関東卍會→梵天
- 声優:林勇
- 実写俳優:吉沢亮
- 舞台俳優:松田凌
マイキー(佐野万次郎)は、東京卍會初代総長を務めた青年です。「無敵のマイキー」の2つ名を持っており、喧嘩では無敗を誇る強さを持っています。自分よりも身長の高い相手であっても、得意の蹴り技で瞬殺してしまう事も可能です。プライベートでは、お子様ランチに旗がないだけで拗ねてしまう子供っぽい性格で、満腹になるとどこでも寝てしまうのが特技となっています。
東京リベンジャーズの概要
週刊少年マガジンで連載されていた「東京リベンジャーズ」は、その人気の高さから漫画だけでなくアニメや実写映画、舞台化までされている作品です。不良だった主人公が、過去に戻って大切な人たちの未来を守る為に奮闘するという、SF要素が含まれている作品で、その人気は最終回を迎えても衰えていません。2023年には、アニメ2期と実写映画第2弾も予定されています。
東京リベンジャーズのあらすじ
花垣武道はフリーターとして生活していました。ある日、昔の恋人だった橘日向が死亡したニュースを目にして昔を思い出します。その翌日、何者かによってホームに突き飛ばされ、死を覚悟しました。しかし、目を開けると12年前の今日に戻っていたのです。混乱する武道は、ヒナの家の近くで橘直人に会います。未来で起こる悲劇を伝えた武道は「守ってやれ」と言って、直人と握手をしました。すると、そこは見知らぬ部屋のベッドの上だったのです。
マイキーが闇落ちしたのはなぜ?原因や黒い衝動を考察
マイキーは東京リベンジャーズの中でも最強の人物です。そんなマイキーがなぜ未来で闇落ちしていまうのでしょうか。ここでは、闇落ちの理由となっている「黒い衝動」やそれらが発動する原因などを考察していきます。
マイキーが闇落ちした理由①兄の真一郎の死亡
マイキーが最初に闇落ちしてしまった理由は、兄である佐野真一郎の死でした。真一郎が死んでしまったのはマイキーが12歳の時で、誕生日の1週間前の出来事です。しかも、この事件の犯人は同じチームの羽宮一虎であった事から、やり場のない怒りを自分自身の内側に溜め込み、精神的に不安定になっていきます。この事が、闇落ちのきっかけとなる黒い衝動が、発動しやすくなった原因にも繋がりました。
マイキーが闇落ちした理由②妹のエマの死亡
マイキーが闇落ちした2回目の理由として考えられるのが、妹である佐野エマの死です。真一郎が死んでから、家族をとても大切にしていたマイキーは、ぶっきらぼうながらも妹のエマを可愛がっていました。誕生日にはプレゼントを買うために一緒に買い物に行くほど、仲の良い妹だったエマが稀咲に襲撃されてしまいます。病院へ急ぐ中、自身の背中で息絶えてしまったエマへの深い悲しみが、マイキーの心を闇に落としたと考察できます。
マイキーが闇落ちした理由③場地の死亡
闇落ちしたマイキーの理由の1つに、親友である場地圭介の死があります。マイキーと場地は幼馴染で、お互いの事を昔からよく知っていました。そんな場地は、マイキーと一虎を稀咲の思惑から守る為に芭流覇羅に加入しますが、稀咲の罠で守るはずだった一虎によって刺殺されたのです。マイキーは、自分が一虎を殺していればと後悔した事により、闇落ちに繋がったのではないかと考察しています。
マイキーの闇落ちや黒い衝動を抑えるのはタケミチ?
マイキーは大切な人を失う事で、内側の黒い衝動が大きくなります。これが原因で闇落ちしてしまっていますが、そのほとんどで武道に助けを求めているようです。黒髪マイキーは自分の最後を武道に看取ってほしく、白髪マイキーは武道にこれまでの思いを伝えてから自殺を試みました。その全てで武道が助けると伝えている事から、マイキーの黒い衝動を抑えて闇落ちを防げるのは武道なのだと考察されます。
マイキーの闇落ちの経緯をネタバレ!犯罪組織の一員に?
黒い衝動が原因で闇落ちしてしまったマイキーですが、そうなってしまう経緯が存在しました。ここでは、マイキーが闇落ちしてしまった原因を作った事件について、細かく解説していきます。
マイキーの闇落ちの経緯①血のハロウィン
東京リベンジャーズで、一番最初にマイキーが闇落ちする原因となったのは「血のハロウィン」です。この時は、まだ武道が過去の改変を行っていない時期で、一虎の手により場地が刺殺されてしまいます。この現場を見ていたマイキーは、黒い衝動に身を任せて一虎を撲殺する事になるのです。この事が原因で、未来ではドラケンではなく稀崎がマイキーの右腕となり、闇落ちする理由になっています。
マイキーの闇落ちの経緯②聖夜決戦後の未来
武道の努力によって、血のハロウィンでのマイキーの闇落ちは阻止されました。しかし、マイキーは聖夜抗争後の未来でまたも闇落ちする結果になります。その原因は「妹・エマの死亡」です。エマの死に絶望していたマイキーを、黒川イザナと稀咲がそれぞれの目的の為に利用しました。この事が理由で、マイキーは大量虐殺者として東卍メンバーを殺してしまったのです。
マイキーの闇落ちの経緯③関東事変後の未来
関東事変で稀咲とイザナが死亡する事で、平和な未来になったと思われていましたが、マイキーは未来でも闇落ちします。この時は東京卍會が解散しており、新しく「梵天」と呼ばれる集団で活動していました。この時点で、マイキーは黒い衝動に飲まれており、最悪の闇落ちと呼ばれています。この闇落ちの原因としては、エマだけでなくイザナも死んでしまった上に、心の拠り所だった東京卍會も解散した事で、闇を溜めやすくなったからです。
マイキーの闇落ちの経緯④三天戦争
マイキーが最も闇落ちしてしまったと言われるのが「三天戦争」です。東京卍會が解散してから2年の月日が経ち、マイキーは「関東卍會」を立ち上げます。関東卍會に対抗するため、ライバルの「梵」と「六波羅単代」がドラケンを取り合う事になりました。その際に六波羅単代の下っ端がドラケンを殺してしまい、マイキーの黒い衝動が暴走してしまいます。この事により、マイキーはサウスを撲殺してしまう最悪の事態になったのです。
マイキーの闇落ちや黒い衝動を抑えるのはタケミチ?
マイキーは黒い衝動が発動すると正気を失う代償に、相手を殺害できる力を手に入れます。これがのちに犯罪集団のリーダーとしての実力となるのですが、マイキー自身はその力を使いこなす事が出来ずに闇落ちしてしまうのです。ここからは、黒い衝動を抑える事が出来るのは誰なのか解説していきます。
ネタバレ①マイキーがタケミチを刀で刺す
最終決戦とされている東京卍會vs関東卍會では、マイキーは武道に自分自身で「黒い衝動」を支配できない事を伝えます。危険だからと忠告するマイキーに対して、武道は抑える必要はないと真っ向から受け止めようとしました。この言葉を信じたマイキーは、自分の内側にある黒い衝動を解放してしまい、目の前にいる武道を殺すために攻撃します。どうにか回避した武道でしたが、マイキーが斬りつけた刀が突き刺さってしまうのです。
ネタバレ②正気を取り戻すマイキー
マイキーは黒い衝撃に任せて武道を刺します。刺された武道は怯む事なく、マイキーを抱き締めました。マイキーの優しさを知っている武道は、彼を闇落ちさせない為にも「黒い衝動ごと背負う」と、まっすぐな気持ちを言葉にします。この言葉でマイキーは正気に戻りました。しかし、それと同時に自分自身がやってしまった取り返しのつかない行動を目撃してしまうのです。
ネタバレ③タケミチの死亡と皆の涙
武道の命がけの行動により、マイキーは自分の内側にあった黒い衝動を抑える事に成功します。しかし、武道は瀕死の状態となってしまいました。刻一刻と命が終わっていこうとする武道に対して、マイキーを始めとする東卍メンバーが泣きながら生きろと叫びます。武道はそんな声を聞きながら、命を落としてしまいました。マイキーは、自分の手で大切なものを奪ってしまった事に泣き叫びます。
ネタバレ④マイキーとタケミチは小学生時代に戻る
武道の亡骸を抱きながら泣き叫んだマイキーでしたが、その涙がトリガーとなって武道は1998年に戻ります。この時の武道は小学校1年生です。全ての記憶を持っている武道は佐野家へと走り、幼いマイキーに会いに行きます。しかし、そこで待っていたマイキーは、武道と同じくタイムリープして記憶を全て持っていたのです。
ネタバレ⑤マイキーとタケミチは最終回でどうなった?
小学生の武道とマイキーは、誰も不幸にならない未来を作り上げる為に奔走します。東京卍會を立ち上げる時も6人ではなく7人で作り上げ、マイキーが闇落ちする原因となった事件も、共に解決する事で未然に防いだのです。この事で未来では犯罪とは無縁のメンバーとなり、最後には武道とヒナの結婚式へと繋がります。これまでに死んだ人達も死ぬ事はなく、犯罪者となった人達も道を逸れなかった事で真のハッピーエンドになりました。
マイキーの闇落ちに対する世間での評判や人気
東京リベンジャーズで最も大きな謎とされているのが、マイキーの「黒い衝動」です。黒い衝動の真相については多くの意見がありました。この力が発動されている際、マイキーは正気を失っている状態です。そのため、無意識化で敵と認識したものを殺そうとしてしまうようです。これまでの発動時のマイキーを見てようやく理解できたと納得した人もいました。
マイキーが自分の黒い衝動に気付いた原因は、兄である真一郎の死が原因でした。しかし、それよりも先に母が死んで泣いてはいけないと自分自身に厳しくしていた事で背負いきれない悲しみや苦しみが黒い衝撃となり、吐き出された結果ではないかと考えるファンもいます。
黒い衝動によって狂気的な存在となるマイキーですが、その衝動に飲まれる事なく平和に生きる事で、闇落ちする未来を回避する事ができると最終回で明かされます。真一郎がマイキーを守る為に手にした力から生まれた呪いですが、その呪いが生まれる前に過去を変える事で、全く別の物語となると考えるファンが多いです。
マイキーが闇落ちした理由は色々あった
ここではマイキーが闇落ちしてしまった原因についてまとめていきました。武道が過去を変えなければ犯罪集団の首領だったマイキーですが、最終的には犯罪とは無縁の未来になります。マイキー自身を蝕んでいた黒い衝動も呪いとして発動しない事で闇落ちの心配もなくなったのです。
この記事のライター
遊喜
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この記事へのコメント
一虎は嫌いじゃないけどマイキーとか未来のことを考えるとちょっと・・・・・・