【東京リベンジャーズ】黒幕は誰なのか徹底考察!ラスボスになる人物は?
東京リベンジャーズで起こる様々な出来事の黒幕となる人物を徹底考察していきます。東京リベンジャーズの黒幕やラスボスは誰なのか、可能性のある人物のキャラクター解説と怪しい理由や黒幕だった場合の動機を挙げ、さらに黒幕に対する世間の評判も併せて紹介します。
目次
【東京リベンジャーズ】とは?
幅広い世代から高い支持を得ている東京リベンジャーズは、不良漫画でありながらSF要素を含んでおり、最悪の未来を回避するために過去と現在を主人公がタイムリープする作品です。どうしたら仲間や大切な人の死を回避できるのか、現代の協力者と共に策を練りながら、過去の出来事を変えながら黒幕の正体に迫ります。
東京リベンジャーズの作者
東京リベンジャーズの作者は、和久井健(わくいけん)先生です。和久井健さんは、2005年に『新宿ホスト』という作品でデビューしており、漫画家として活躍する以前は、スカウトマンという異色の経歴を持った人物です。これまで、東京リベンジャーズ以外にも『新宿スワン』と言った人気作品を手掛けています。
東京リベンジャーズの概要
和久井健先生が描く『東京リベンジャーズ』は、2017年から週刊少年マガジンで連載がスタートしました。タイムリープ能力を持つ元不良少年が過去と現在を行き来しながら、過去を変えていくという不良漫画にサスペンスや、SF、バトルなど多数の要素が入った物語です。2021年には、TVアニメだけでなく実写化や映画化、舞台化までされるなど非常に高い人気を得ながら、5年半の連載期間を経て2022年の11月に完結した作品です。
東京リベンジャーズのあらすじ
嫌なことから逃げ続けてきた主人公、花垣武道(通称タケミチ)は26歳でフリーターをしながら底辺の生活を送っていましたが、ニュースで中学の頃交際していた橘日向(ヒナ)と弟のナオトが犯罪組織「東京卍會」の抗争によって死亡したことを知ります。タケミチは、駅のホームで突き落とされたことがきっかけで人生の最盛期だった12年前に戻り、過去を追体験します。過去と現在を行き来できるタイムリープ能力を使って最悪な未来を変えるため、トリガーであるナオトと協力し過去を変えていきます。
【東京リベンジャーズ】黒幕はヒナ?ナオト?マイキー?
黒幕はヒナ?
登場人物が次々に殺されるなどサスペンス要素のある東京リベンジャーズですが、実は黒幕はヒナなのでは?という疑惑の声が挙がっています。ヒナが怪しいと言われている理由の1つに「主人公の1番近くにいる存在が黒幕というのは、サスペンスでは王道だから。」というものです。他にも、12話でタケミチとヒナが再会した際、ヒナが「いつも急に来るね」など発言しておりタケミチがタイムリーパーであることを知っていたのでは?と考察されているようです。
ヒナの黒幕説の理由は22巻の裏表紙
東京リベンジャーズに登場するヒナに黒幕説が上がっているのは、単行本22巻の裏表紙も理由の1つです。表紙にはタケミチが手を伸ばしている描写がありますが、実は裏表紙には手を伸ばすヒナの姿が描かれているんです。東京リベンジャーズの作中では、手を伸ばすという仕草がタイムリープする際に取る行動に似ており、実はヒナが黒幕でありタイムリーパーなのではないか、と考察する声が上がっています。
ヒナが黒幕だった場合の動機
仮に、東京リベンジャーズの黒幕がヒナだった場合の動機は何なのでしょうか。ヒナは、主人公タケミチを想っているので、タケミチのために行動していると考えると自然です。もしくは、タケミチとヒナ自身が結ばれるハッピーエンドを迎えるためと考えられ、どちらの動機でも悪者である可能性は低いと考察されます。
黒幕はナオト?
東京リベンジャーズで黒幕候補に挙がっているのが、ヒナの弟であるナオトです。ナオトは、タケミチがヒナを助けるためにトリガーとして協力しており、1番近くにいる存在ですが怪しいと感じられる言動がいくつかあり、実は黒幕はナオトではないかと考察されているのです。
ナオトの黒幕説の理由①タイムリープへの関わりが深い
ナオトが黒幕ではないかと考察される理由の1つに、タイムリープへの関わりが深いことが挙げられます。初めてタケミチがタイムリープした際に、ナオトはそれがタイムリープだと断言している描写があります。普通の人であれば言われても信じられないような出来事ですが、自身がタイムリーパーのトリガーになっていること、12年前に戻っていることも言い当てており、何故そんなに詳しいのか怪しい、と疑惑が挙がっています。タケミチだけでなく他の人物のトリガーもしているのではないか?と考察することもできます。
ナオトの黒幕説の理由②公園でヒナが死亡するときにいない
ナオトが黒幕だと考察される理由2つ目は、公園でヒナが死亡するときにいないということです。過去を変えたことで現代でヒナとタケミチは再会でき、ナオトが運転する車で公園に向かいます。公園について、タケミチは車から降りトイレに向かう途中、半間と遭遇し半間が「乗ってねーじゃん」と車に乗っていることを知っていた風につぶやく描写があります。その後、あっくんが運転する車がヒナだけが乗る車に衝突します。ナオトはどこに行ったのか?ナオトしか知らない情報を半間が知っているのは怪しいと考察されます。
ナオトが黒幕だとすると動機がない?
怪しい点がいくつか挙げられ、黒幕候補として有力なナオトですが、黒幕だと仮定するとナオトには動機がありません。ナオトは、終始一貫してヒナを助けるためにタケミチに対して協力的であり、命がけでヒナを救っています。そのため、黒幕と言い切るには弱いのではないかと考察されます。
黒幕はマイキー?
次に黒幕候補として挙がっているのは、東京卍會(とうきょうまんじかい)の総長である佐野万次郎こと、マイキーです。マイキーは、大事な兄「佐野真一郎」を亡くしていますが、その現実を受け止めきれずにタイムリープしている黒幕なのではないかと考察されています。
マイキーの黒幕説の理由①タケミチを怪しんでいた
マイキーが黒幕だと考察される理由の1つ目は、初めてタケミチとマイキーが顔を合わせたシーンで、タケミチを怪しんでいたことです。2人が初めて会ったのはタケミチが、東京卍會のメンバーにボコボコにされているシーンで、副総長ドラケンと総長マイキーが現れ、タケミチに対し「本当に中学生か?」と問う描写があります。タイムリープを知っているからこそ、中学生かどうか疑ってるのでは?と考察され黒幕の候補に挙げられています。
マイキーの黒幕説の理由②マイキー死亡の未来がない
マイキーが黒幕だと考察される2つ目の理由は、マイキーが死亡するパターンの未来がないことです。ヒナが死亡する未来を回避するために何度もタイムリープしているタケミチですが、何故か身近な人間や東京卍會の幹部が死亡している未来になってしまいます。しかし、マイキーが死亡するパターンの未来はありませんでした。そのため、「マイキーが黒幕なのではないか。」と考察されます。
マイキーが黒幕だとするとエマは死なない?
しかし、これまでの考察通りマイキーが黒幕でありタイムリーパーだと仮定すると、エマは死なないのではないかと考えられます。自身の妹であるエマが死ぬ未来を知っていれば、死亡する前に阻止するはずですが、マイキーにそのようなそぶりはなく、結果としてエマは死亡してしまいます。そのため、マイキーは黒幕ではない可能性も考察されます。
【東京リベンジャーズ】その他の黒幕やラスボス候補のキャラ
黒幕候補のキャラ①半間
東京リベンジャーズで、黒幕候補のキャラクター1人目は、半間修二(はんましゅうじ)です。半間は主人公タケミチ側の視点だと敵に当たる人物であり、怪しい点がいくつもあります。最も怪しいと感じられるのは、半間が稀咲と常に行動を共にしていることです。愛美愛主(メビウス)から東京卍會、横浜天竺と共に所属を変え、全ての抗争に関わっていることから、稀咲がトリガーで半間がタイムリーパーであり全てのラスボス的な存在と考察されます。
黒幕候補のキャラ②三途
東京リベンジャーズの中で、黒幕候補に挙げられているのは、三途春千代(さんずはるちよ)です。ヒナ死亡や、あっくん殺害の件には関わりがない三途ですが、マイキー闇落ちの原因になっているのではないかと考察されます。トリッキーな行動が目立つ三途は、マイキーの傍にいることができ、マイキーの闇落ちを助長しているのではないかと考えられます。
黒幕候補のキャラ③千堂敦(あっくん)
東京リベンジャーズの黒幕候補に挙げられているのは、主人公タケミチの親友だった千堂敦ことあっくんです。2度目のタイムリープを終え、タケミチは現代であっくんに会いに行きますが、その際あっくんはラスボス的存在である稀咲の命令でタケミチを線路へ突き落したことを白状しながら、「過去に戻れるんじゃないのか。」と問いただします。過去に戻れるという突飛な発想が出てくることや、お前が来るのを待っていたなど、何かを知っているような発言から黒幕候補として挙げられています。
黒幕候補のキャラ④松野千冬
東京リベンジャーズの黒幕として可能性は低いですが、名前が挙げられているのが、松野千冬です。千冬は、主人公タケミチの相棒として登場しますが、怪しいと指摘されたのは、位置関係が近いので黒幕の可能性があると考察されてるようです。仮に千冬が黒幕だった場合、動機は場地圭介を救うためだったのでは、と考察されており、ヒナが黒幕である考察と同じく悪者ではなく、他にラスボスがいるパターンが考察されます。
【東京リベンジャーズ】第1章の黒幕は稀咲鉄太
稀咲鉄太のプロフィール
- 名前:稀咲鉄太(きさきてった)
- 誕生日:1992年1月20日
- 身長:164cm
- 体重:58㎏
- 所属:愛美愛主(メビウス)→東京卍會→横浜天竺
稀咲鉄太は、現代の東京卍會でトップのマイキーに次ぐナンバー2に君臨しており、稀咲がいなければ東京卍會はここまで巨悪になっていなかったと言われるほど、現代の東京卍會において、重要な存在です。高い地位に上り詰めたのは、頭脳明晰で人を使う力に長けていたためであり、大きな犯罪組織に属していても決して尻尾を掴ませない慎重で、用意周到さのある人物です。
稀咲鉄太はヒナタ殺害の黒幕だった
東京リベンジャーズのヒロインであるヒナ殺害の黒幕は、稀咲鉄太であることを明かしたのは、稀咲自身でした。稀咲鉄太はヒナ(橘日向)に想いを寄せており、ヒナを手に入れるために自分が所属する東京卍會を日本一の不良集団にすることを目論んでいました。しかし、ヒナは常にタケミチに想いを寄せていたため、稀咲は告白して振られています。その腹いせにヒナを殺害したことをタケミチに告白しています。
稀咲鉄太はトラックに轢かれて死亡
ヒナを殺害した黒幕は自分であることを主人公タケミチに明かした稀咲鉄太は、更に自身をタイムリーパーだと疑っていたタケミチに「オレは」と何かを語り出そうとしますが、直後トラックに轢かれて死亡してしまいます。タイムリープできることを知っていた稀咲鉄太は、タイムリーパーではなく他の人物がタイムリープできるトリガーであった可能性があり、ラスボス的存在は他にいたのではないかと考察されます。
【東京リベンジャーズ】もう一人のタイムリーパーは佐野真一郎
佐野真一郎のプロフィール
- 名前:佐野真一郎
- 誕生日:1980年8月1日
- 身長:182cm
- 体重:69㎏
- 所属:ブラックドラゴン(黒龍)
佐野真一郎は、マイキーこと佐野万次郎の実兄です。病死した両親に代わって10歳下のマイキーや、エマの面倒を見ておりブラックドラゴンの創設者でした。不良の道から足を洗った後は、バイクショップの経営者をしていましたが自身のショップに窃盗目的で侵入してきた不良、場地圭介を目撃します。そして見つかってしまったことで気が動転した羽宮一虎によって、撲殺されてしまいます。
佐野真一郎はもう一人のタイムリーパーだった
東京リベンジャーズには、主人公タケミチ以外にもタイムリーパーである、ラスボス的な存在すると言われていましたが、実はその正体は既に亡くなっていた佐野真一郎だったことが判明しました。佐野真一郎がタイムリープしていた理由は、弟のマイキーに起こる未来を変えるためだったと考察されます。
佐野真一郎にはトリガーがいた?
主人公タケミチがタイムリープする場合には、ナオトというトリガーが必要でした。つまり、佐野真一郎がタイムリーパーとしてタイムリープする際にもトリガーが存在していたと考察されます。佐野真一郎のトリガーは、本編完結まで明らかにされていませんでしたが、実はマイキーの闇落ちの黒幕だと考察された三途春千代だったことが明かされています。
【東京リベンジャーズ】黒幕に対する世間での評判や人気
完結まで黒幕やラスボス、もう1人のタイムリーパーは一体誰なのか東京リベンジャーズファンの間では様々な考察がされていました。少しずつ明かされる黒幕の存在に対し、ファンたちがどのような評価をしていたかまとめてみました。
東京リベンジャーズの主人公であるタケミチのすぐ近くにいるナオトが黒幕であり、ラスボスだと考えるファンが非常に多く見られました。サスペンスの王道として、黒幕などの悪者は基本主人公の傍にいて、主人公が信頼していた人物に裏切られ、絶望を味わうまでがセットだとサスペンスの法則に基づいて黒幕を考えるファンもいました。
東京リベンジャーズの黒幕説で非常に多く名前を挙げられていたのは、ヒロインであるヒナでした。ヒナは、悪意がある黒幕ではなく主人公タケミチのことが好きだから、タイムリープしてタケミチを見ていたという悪者ではないタイムリーパーとして考察されていました。他にもヒナだけでなく、橘姉弟が黒幕かもしれないとラスボスが2人いる説を考察しているファンも見られました。
東京リベンジャーズの作中で特に怪しいと感じられる描写が多い稀咲鉄太は、黒幕やラスボスとして多く名前が挙げられていましたが、実はそれはフェイクであり本当のラスボスはマイキーなのではないかと考察するファンもいました。現代で一度も出てこないのも怪しいと考えられ、ヒナを消す理由があり、それを隠しているのではないかという考察もありました。
【東京リベンジャーズ】黒幕候補の怪しいキャラはたくさんいた
サスペンス要素が入った東京リベンジャーズには、黒幕やラスボス候補と思われる怪しい存在が多くいました。主人公タケミチの近くにいるナオトはタイムリープについて非常に詳しいのが怪しいと考えられ、ヒナは、自身とタケミチのためにタイムリープしている黒幕かと考察されました。マイキーは、死亡している未来がないため黒幕の有力候補として挙げられましたが、妹であるエマの死亡を回避しなかったことを考えるとラスボスとは考えにくいと考察されました。
ヒナ殺害の黒幕については、想いを寄せて振られてしまった稀咲鉄太であることが自身の発言で明らかになりました。そして、完結まで謎に包まれたラスボスであるタイムリーパーは、大多数の予想に反した既に死亡していた佐野真一郎という驚きの結末でした。さらに佐野真一郎のトリガーになっていたのは、トリッキーな行動でマイキーを黒い衝動を助長させた三途春千代だったということが明かされています。完結後も回収されなかった謎もあり、これから先明かされることがあるのか期待しましょう。
この記事のライター
しばっち
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