【東京リベンジャーズ】千冬はペットショップを経営?ペケJとは何?
『東京リベンジャーズ』の松野千冬は、タケミチによって未来が変えられた際にペットショップを経営する姿が描かれていました。そんな『東京リベンジャーズ』の松野千冬が、ペットショップを経営することになった理由や愛猫のペケJとの関係性をまとめました。
目次
松野千冬とは?
『東京リベンジャーズ』の松野千冬は、作中のキャラの中ではマイキーに次ぐ人気キャラになっています。そんな松野千冬についてのプロフィールや『東京リベンジャーズ』の作品概要を見ていきましょう。
松野千冬のプロフィール
『東京リベンジャーズ』の松野千冬は1991年12月19日生まれ、身長168cm、体重58kg、血液型O型の男性です。中学時代では金髪と黒髪のツーブロックで、左耳にピアスを付けていました。作中が始まった時点だと、東京卍會の壱番隊副隊長になっており、隊長である場地圭介の腹心として動いていました。
東京リベンジャーズの概要
『東京卍リベンジャーズ』は、2017年から『週刊少年マガジン』に連載され、2022年11月16日に完結した和久井健の漫画です。ヤンキー漫画にタイムトラベルの要素を入れたストーリーになっており、今までになかった組み合わせや魅力的なキャラクターの多さから人気を集めています。2021年にはアニメ化、実写映画化、舞台化もされ、いずれも続編の予定が出てきています。
東京リベンジャーズのあらすじ
花垣武道(タケミチ)はフリーターとして過ごす元不良の青年です。ある日にタイムリープ能力を手に入れて中学時代に戻り、その過去に干渉したことにより、現代の抗争で殺されたはずの橘直人の死を回避することに成功します。そこから抗争のもう一人の犠牲者である元カノ橘日向を救うため、タケミチはタイムリープを繰り返して、日向の死の原因となる暴走族「東京卍會」の内部から未来の結果を変えようと奮闘していきます。
松野千冬が現代でペットショップを経営?
『東京リベンジャーズ』の松野千冬はタイムリープが繰り返される中で、ペットショップを経営するようになりました。そんな松野千冬がペットショップを経営する経緯や理由について見ていきましょう。
千冬が現代(未来)でペットショップを経営
『東京リベンジャーズ』の単行本22巻第197話では、タケミチが9回目のタイムリープで関東事変を経験した後の現代で、松野千冬が経営するペットショップを訪ねるシーンが描かれました。その時点での松野千冬はツーブロックのままですが、髪は完全に黒色になっていて、左耳のピアスを外していました。また、店員として羽宮一虎を雇っていました。
千冬が現代(未来)で経営しているペットショップの名前
『東京リベンジャーズ』の松野千冬が経営しているペットショップの名前は「PETSHOP ×Jランド」という店名でした。店名の由来については「×」はエックスではなくバツ印になっており、エプロンの店名には猫の肉球が描かれていることから、松野千冬が飼っている愛猫のペケJの名前から取って店名したことが推測できます。
千冬がペットショップを経営する理由を考察
『東京リベンジャーズ』の松野千冬は、猫を可愛がっていたことから動物好きであることが確認できます。しかし、タイムカプセルを掘り起こした際、パイロット用の雑誌を見ながら、その頃の夢がパイロットになることだと口にしていました。ただ、現代において松野千冬はペットショップを経営していることから、その夢は変わった、もしくは諦めた可能性があります。
理由①高校時代にバイトをしていた?
『東京リベンジャーズ』でタケミチが10回目のタイムリープで高校生になった時、そこで出会った松野千冬はペットショップでバイトをしていました。タイムリープによる干渉で未来の結果が変わっているところもありますが、松野千冬が暴走族以外の道を選ぶ場合は、この時点でパイロットではなく、ペットショップになっていることが推測されます。
理由②場地の夢だったから?
『東京リベンジャーズ』の松野千冬が、パイロットではなくペットショップを経営するのは、尊敬する場地圭介の夢を叶えるためだという考察があります。松野千冬がペットショップのバイト、もしくは経営する時点で場地圭介の死に干渉できない状態でした。そんな場地圭介は、ペットショップで働くことを夢にしており、松野千冬はその夢を引き継ぐ形で自分の夢に変えた可能性があるのです。
現代で掘り起こされたタイムカプセルの中には、12年前のマイキーがメンバーの将来について書いており、その中でマイキーは松野千冬が場地圭介のことを想って何かしていると予想した際、松野千冬は当たっているような反応を見せていました。また、雇っている羽宮一虎についても場地圭介が気にかけていたことから、自らが経営することで行き場を作った可能性があると考えられています。
松野千冬の「ペケJ」とは?
『東京リベンジャーズ』の松野千冬が経営するペットショップの店名に使われたペケJは、作中の出番はそれほど多いわけではありませんが、読者やファンの印象に残る猫になっています。そんな松野千冬の飼い猫・ペケJについて見ていきましょう。
千冬が飼っている猫の名前はペケJ
『東京リベンジャーズ』の松野千冬が飼っている猫の名前はペケJです。拾ってきた黒猫であり、ペケJと戯れることが松野千冬の好きなこととして挙げられています。
千冬の猫ペケJが登場するのは何巻?
『東京リベンジャーズ』でペケJが登場したのは単行本14巻の第124話で、タケミチが松野千冬の部屋に遊び来た時に丸まった姿で描かれています。また、アニメ『東京リベンジャーズ』のBlu-ray・DVD特典に付属していたブックレットには、松野千冬とペケJの出会いが描かれた漫画が付いてきました。
千冬の猫の名前の由来
『東京リベンジャーズ』のペケJの名前の由来は、ヤマハのバイクXJR400の愛称から取られています。しかし、ペケJとの出会いが描かれた中では、松野千冬は黒猫の名前を「エクスカリバー」と呼んでいました。ただ、黒猫は同じ団地に住んでいた場地圭介の部屋に餌を貰いに行っており、そこではペケJと呼ばれています。そのため、松野千冬が後から場地圭介の呼び方に合わせたことが推測できます。
松野千冬と場地圭介やタケミチの関係
『東京リベンジャーズ』の松野千冬が作中で関りが深い人物として、尊敬する場地圭介や相棒になっていく花垣武道が挙げられます。そんな場地圭介やタケミチとの関係性について見ていきましょう。
ネタバレ①千冬と場地圭介の出会い
『東京リベンジャーズ』の松野千冬は、中学入学時点で周囲の不良から恐れられていました。そんな中、中学を留年した生徒がいると聞きつけて松野千冬は絡みに行きますが、その生徒こそ場地圭介でした。その時の場時地圭介は勉強ができる風の見た目をしていましたが、実際は「虎」の漢字すらわからず、松野千冬は思わず漢字の書き方を教えました。
その後、松野千冬が暴走族20人から奇襲を仕掛けられてピンチになった際、割り込んできた場地圭介が全員倒してしまいます。学校で1度会っただけであるにもかかわらず、ピンチを助けた場地圭介の姿は松野千冬に大きな衝撃を与えました。そして、場地圭介が東京卍會を知り、再会時に声をかけると場地圭介はペヤングが好きかと気さくに聞いてくるのでした。それから松野千冬は、場地圭介の腹心となっていきます。
ネタバレ②場地圭介の最期
『東京リベンジャーズ』の血のハロウィンにおいて、場地圭介は東京卍會を抜けることになりますが、それは稀咲の企みを暴くための行動でした。その意図に松野千冬は気付いていましたが、抗争の場において裏切ったと思った羽宮一虎が場地圭介を刺してしまいます。それを見たマイキーが羽宮一虎を殺そうとしますが、その前に場地圭介は自決することを選びます。
場地圭介にとっては羽宮一虎も気に掛ける存在であり、羽宮一虎がマイキーに殺されず、自らを殺したことが罪にならないように、自決したのです。そんな場地圭介が息絶える直前に松野千冬が駆け寄ると、場地圭介はペヤングを食べたいと口にし、松野千冬と半分コすると言って、最期を迎えました。
ネタバレ③千冬はタケミチを壱番隊隊長にする
『東京リベンジャーズ』で場地圭介が死亡したことにより、東京卍會壱番隊は隊長を失ってしまった中、副隊長の松野千冬は自分が隊長になるのではなく、タケミチを隊長にして付いていく選択をします。信頼を置いていたタケミチこそ、隊を引っ張る存在として相応しいと思い、松野千冬はそれを支えようとしたのです。
ネタバレ④タケミチを信じる千冬
『東京リベンジャーズ』のタケミチが隊長になった時点では、東京卍會の内部は腐敗が進んでおり、タケミチと松野千冬はそれを変えようとしますが、稀咲によって阻まれてしまいます。その中で松野千冬は殺されてしまう未来が出てきてしまい、タケミチは悩んでしまいますが、そんなタケミチに松野千冬は激励の言葉をかけます。
それを聞いたタケミチは、松野千冬に対して自分がタイムリープ能力を持っていることを明かしました。過去の時代でタイムリープ能力を教えることは初めてのことでしたが、松野千冬はタケミチの言葉を信じて協力することを決意します。その後もタケミチが何度も折れそうになる中、松野千冬はタケミチを支えて、本当の意味でタケミチと松野千冬は相棒になっていきました。
松野千冬に対する世間での評判や人気
ここでは『東京リベンジャーズ』の松野千冬がペットショップを経営することについて、世間での評判を紹介していきます。ペットショップで経営する姿が描かれた時にはペケJを飼っていることから納得する声もあれば、驚きの声もありました。
『東京リベンジャーズ』の松野千冬がペットショップを経営する未来について、場地圭介が大きく関わっていると考えると、色々な感情が湧いてくるという感想がありました。松野千冬が場地圭介を慕っていたことから納得できるという意見もありますが、一方で場地圭介に囚われ過ぎているのではないかと心配する意見も出ています。
『東京リベンジャーズ』の最終回で場地圭介が獣医になり、松野千冬は変わらずペットショップの経営をしていたことについて、素敵な結末であるという感想が出ていました。2人とも当初の夢からは変わっていますが、同じ動物に関わる仕事でこれからも支え合う未来が推測できます。
『東京リベンジャーズ』の松野千冬が最終回でもペットショップを経営する結末について、複雑な感情を抱いている人もいました。多くのキャラが自分の夢に近いものを叶える中で、松野千冬が本来の夢を叶えられなかったのは少し悲しいと感じる人もいるようです。
松野千冬は現代でペットショップを経営していた
『東京リベンジャーズ』の松野千冬は、タイムリープによる干渉で未来が変わった時にはペットショップを経営していました。その店名は「PETSHOP ×Jランド」で、松野千冬が飼っている愛猫ペケJから取って付けています。そのペケJは、松野千冬が慕う場地圭介が付けた名前であることが明らかになっています。松野千冬がペットショップを経営する姿や、ペケJが登場するシーンを原作漫画でぜひ確認してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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