【東京リベンジャーズ】場地圭介のガリ勉姿が見れるのは？留年の理由も調査

『東京リベンジャーズ』に登場する、場地圭介は破天荒なエピソードを持つ荒っぽいキャラです。「東京卍會」の総長であるマイキーの幼馴染であり、「東京卍會」をとても大切にしています。そんな場地圭介のプロフィールと『東京リベンジャーズ』について紹介します。

場地圭介は1990年11月3日生まれのAB型です。身長は175cm、体重は58kg、「Suzuki GSX250E」通称「ゴキ」と呼ばれるバイクに乗っています。「東京卍會」の創設メンバーの一人で、壱番隊隊長を務めていました。後に「東京卍會」の敵対する「芭流覇羅」へ入団することになります。黒い長髪と太い眉毛が特徴で、喧嘩の際には長髪を後ろで一つに括っています。喧嘩も強く荒っぽい性格ですが、初代「東京卍會」メンバーを「宝」と表現するなど、仲間思いの一面も持っています。

『東京リベンジャーズ』は和久井健著によって『週刊少年マガジン』にて2017年～2022年まで連載された少年漫画です。2021年にはテレビアニメ化、実写映画化、舞台化など様々なコンテンツで人気を集めました。2023年には実写映画化の第二弾公開も決定しています。ヤンキー漫画でありながら、今までのヤンキー漫画とは一味違うストーリーが話題となり、第44回「講談社漫画賞少年部門」を受賞しました。2022年7月時点で累計発行部数は6500万部を突破しています。

2017年東京、26歳の主人公、花垣武道はパッとしないフリーター生活を送っていました。ある日、中学生時代の元カノだった橘日向とその弟が犯罪集団となっていた「東京卍會」の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースが目に飛び込んできます。翌日駅のホームで電車を待っていた花垣武道は何者かに線路へと突き落とされ、その瞬間2005年へとタイムリープします。タイムリープした花垣武道は、未来を変えるため「東京卍會」で成り上がることを決意します。

場地圭介のガリ勉メガネ姿は、「東京卍會」の壱番隊副隊長の松野千冬と親しくなるきっかけともなります。「東京卍會」の壱番隊隊長を務め、ケガをした状態でも50人を倒せるほど喧嘩の強い場地圭介からは想像もできない真面目な姿ですが、ガリ勉メガネ姿をしていたのには理由がありました。場地圭介のガリ勉メガネ姿のシーンや理由について紹介します。

場地圭介のガリ勉メガネ姿が登場するシーンは、『東京リベンジャーズ』単行本8巻の第67話「Man-crush」です。当時12歳だった松野千冬は、中学校に入学した際に早速先輩に目をつけられ、呼び出されていました。先輩をボコボコにした松野千冬は、同じ学年に留年した生徒がいることを知ります。一体どんな生徒なのかと見に行くと、そこには髪の毛をピッチリ七三分けにし、分厚いメガネをかけ、何かを真面目に書いている場地圭介がいました。

場地圭介のことが気になった松野千冬は「なぜそんな真面目な恰好をしているのか」と聞きます。場地圭介は「オフクロが泣くからもうダブれない」と答えます。場地圭介は母親を泣かせないためにガリ勉メガネ姿になり、真面目に勉強しているよう見せていました。しかし実際は勉強していたのではなく、漢字がわからず苦戦しながら手紙を書いていたのです。そんな場地圭介を松野千冬は手伝うこととなり、二人は親しくなっていきます。

場地圭介の手紙を手伝った後、松野千冬が一人で帰宅していると、入学初日にボコボコにした先輩が暴走族を引き連れて待ち伏せしていました。松野千冬がボコボコにした先輩は暴走族「男打羅」の総長の後輩でした。松野千冬は怯むことなく喧嘩を始めますが、20人対1人では勝てるはずもなく、劣勢に立たされます。そこへ通りかかった場地圭介が現れ、総長を一発で失神させます。そしてそのまま「男打羅」を全滅させます。髪の毛をほどき、メガネを外した姿が場地圭介の本来の姿だったのです。

場地圭介は義務教育である中学生で留年してしまいました。キャラクターブックにも「驚異のバカ」と書かれてしまうほど勉強ができないキャラとされています。場地圭介はただ勉強ができないという理由で留年したのか、場地圭介が留年した理由と、松野千冬と親しくなったきっかけである手紙についても考察しました。

場地圭介が留年した理由については『東京リベンジャーズ』の作中で明記されていません。恐らく場地圭介が「東京卍會」の創設メンバーの一人である羽宮一虎と、過去に起こした事件が留年の理由ではないかと言われています。その事件とは場地圭介と羽宮一虎がマイキーにバイクをプレゼントするために盗みに入ったバイク店で、マイキーの兄である佐野真一郎に窃盗を目撃されてしまい、焦った羽宮一虎が佐野真一郎を殺害してしまうという事件でした。その事件が、場地圭介が留年した理由として最も有力視されています。

場地圭介のように中学生でも留年するのか調べてみました。公立中学校か私立中学校かでも対応が違うようですが、基本的に公立中学校では留年はありません。ただし出席日数が不足している場合は、留年するかどうかの確認が入り、留年を容認すると留年するという仕組みになっています。私立中学校の場合は成績不良、出席日数などで留年になるケースもあるそうです。場地圭介の場合は事件を起こしたことと出席日数が不足していたことが理由だと推測されています。

場地圭介がガリ勉メガネ姿で真面目に手紙を書いていた相手についてははっきり明記されていません。しかし、場地圭介が国語辞典を引きながら手紙を書いているシーンで、松野千冬が手紙に書かれている「虎」という字が間違っていることを指摘するシーンがあります。場地圭介が直接会いに行けず、「虎」という字が入り、手紙を書くほど大切に思っている人物と言えば少年院に入っている羽宮一虎ではないかと推測できます。

場地圭介が書いた羽宮一虎に書いた手紙の内容はわかっていません。しかし、場地圭介が手紙を書くシーンで手紙の中身が少しだけ見えます。そこには「お元気ですか」「一虎がはや」という文章が書かれており、恐らく「一虎が早く少年院から出られますように」という内容の手紙を書いていたのではないかと推測できます。

喧嘩っ早い面と真面目な面を持ち、『東京リベンジャーズ』に登場するキャラの中でも人気の高い場地圭介の声優を担当したのは、水中雅章さんです。水中雅章さんは高い演技力を評価されており、数々の作品に出演している人気声優です。

アニメ版『東京リベンジャーズ』で場地圭介の声を担当したのは声優の水中雅章さんです。低音の渋い声が特徴の声優で、強くてかっこいい場地圭介にピッタリです。場地圭介は水中雅章さんが演じたことで更に魅力が増しています。

水中雅章さんは1990年1月20日生まれ、山口県出身の声優です。現在の所属はぷろだくしょんバオバブです。代々木アニメーション学院広島校を卒業し、2014年より声優活動を開始しています。これまでに『あひるの空』や『転生したらスライムだった件』など数々の有名作品ぬい出演している活躍中の声優です。二面性や秘密を持った役に定評があり、場地圭介役は水中雅章さんにとってハマり役です。

水中雅章さんの主な出演作品は『ようこそ実力至上主義の教室へ』の龍園翔です。『ようこそ実力至上主義の教室へ』はライトノベル作品を原作としたアニメ作品です。テレビアニメが放送されると人気は拡散し、放送開始後には原作ライトノベルの累計発行部数が100万部を突破する人気ぶりでした。学園を舞台としたサスペンス作品で、水中雅章さんはCクラスのリーダー、龍園翔を演じています。

ガリ勉姿の場地圭介が好きという声がたくさんあがっていました。スピンオフ作品でも場地圭介のガリ勉姿が登場するので、場地圭介ファンは大喜びのようです。ヤンキーの場地圭介もガリ勉の場地圭介もファンから愛されています。

ガリ勉姿の場地圭介が可愛いという声もあがっていました。同一人物とは思えない場地圭介のガリ勉メガネ姿ですが、自分のためでなく母親のために「もう留年できない」と決意する姿はとても場地圭介らしくかっこいい姿でもあります。真面目に学校に通う姿にどこか愛おしさを感じるファンも少なくありません。

場地圭介はガリ勉メガネ姿でもイケメンという声があがっていました。黒髪の長髪でキリっとした眉毛が特徴の場地圭介ですが、七三分けの分厚いメガネ姿でもイケメンな雰囲気が溢れ出ています。また、松野千冬を助ける際にメガネを外し髪をほどくシーンは、イケメンの場地圭介がかっこよく見えるシーンとして人気を博しています。

漢気溢れ、仲間思いの場地圭介がもしも〇〇だったらを想像してみました。

場地圭介がもしも友達だったら、きっとどんなシーンでも助けてくれる心強い友達になるでしょう。場地圭介はぶっきらぼうな性格ではありますが、人一倍仲間のことを思っている人物です。きっと友達が窮地に陥った際には全力で味方になってくれるはずです。学業に関しては頼りないですが、喧嘩となると頼もしい存在です。

場地圭介が学校の教師だったら、きっと厳しさと優しさを兼ね備えた生徒から人気の先生になるでしょう。自分の受け持ちとなったクラスは誰一人欠けることなく卒業まで見守ってくれるはずです。喧嘩も強く頭の回転も早いので、生徒がトラブルに巻き込まれた際は守ってくれる頼りになる先生になるはずです。ただし学業に関しては頼りにならないのが欠点です。

場地圭介が彼氏だったら、きっと強くてかっこいい彼氏になるでしょう。場地圭介はそのルックスからも女性人気の高いキャラです。かっこいい上に喧嘩も強く、仲間を大切にする心も持つ場地圭介なら彼女のことも大切にしてくれるはずです。二人で場地圭介の好物であるペヤングを半分コして仲良く食べる姿が想像できます。やんちゃすぎて喧嘩ばかりなので心配は絶えないでしょう。

場地圭介は普段はヤンキーとしてバイクを乗り回し喧嘩に明け暮れています。そんな場地圭介がガリ勉メガネ姿になっているシーンはギャップがあり、作中でも面白いシーンの1つです。場地圭介は物語の中でも重要なポジションとなる人物なので、彼の活躍に注目して『東京リベンジャーズ』を楽しんでみてはいかがでしょうか。