【東京喰種】隻眼の王の正体は?王になった理由や登場キャラとの関係も
本記事では『東京喰種』に登場する隻眼の王の正体に関する情報を調査します。また『東京喰種』における隻眼の王が王として君臨した理由だけでなく、エトやカネキといった登場キャラとどういった関係性があるのかについても詳しく解説します。
目次
【東京喰種】隻眼の王とは?
隻眼の王とは犯罪者集団「アオギリの樹」のボスキャラを指します。そこで以下の項目では隻眼の王に関する概要情報だけでなく、『東京喰種』の概要やストーリーの大まかなあらすじについても紹介していきます。
隻眼の王とは?
隻眼の王とは『東京喰種』に登場する犯罪者集団であるアオギリの樹を従えるボスとして君臨しています。隻眼の王の行動には謎が多く、何を目的として活動しているのか長い間不明でした。またストーリー初期では隻眼の王の正体がエトではないかと考察されていましたが、実際は有馬貴将が隻眼の王だったと判明しました。
東京喰種の概要
『東京喰種』とは2011年~2018年までの約7年間『週刊ヤングジャンプ』で連載されていたバトルマンガ作品を指します。第一部が2011年~2014年まで連載され、その後第二部である『東京喰種:re』が2018年まで連載されました。人を喰らう正体不明の怪人喰種(グール)を巡るストーリーが斬新で面白いと話題を呼びました。また原作のみならず、テレビアニメ作品でも多くのファンから高い支持を獲得しました。
東京喰種のあらすじ
『東京喰種』の世界では人を喰らう存在「喰種」が存在し、数多くの人間を襲っていました。ある日主人公・金木研は事件に巻き込まれて半喰種と化してしまいます。その後人間と喰種の境界を探求しつつ、喰種と深い関係を持つ様々なキャラが登場し壮絶なバトルを繰り広げます。金木研は、激闘を戦い抜く中で喰種の謎に迫っていきます。
【東京喰種】隻眼の王の正体や目的
『東京喰種』に登場する隻眼の王の正体は、長い間不明とされてきました。そこで以下の項目では隻眼の王の真の正体に関する情報だけでなく、活動目的やアオギリの樹に所属するエトとの関係性についても詳しく解説します。
隻眼の王の正体は有馬貴将?
後のストーリーにて隻眼の王の正体が、有馬貴将だと判明しました。有馬貴将は喰種対策局(CCG)に所属する喰種捜査官であり、少年期から頭角を現していました。喰種捜査官になったキッカケですがCCG総議長の和修常吉に才能を見出されて入局したことであり、その後異例のスピードで特等捜査官にまで昇格しました。また有馬貴将は左右の手で別々のクインケを自在に扱うことが可能であり、新人時代にSSS級レート喰種「隻眼の梟」の撃退に成功しています。
有馬貴将は「V」の一員
『東京喰種』における「V」とは、活動目的や構成員に関する詳細データが不透明な大規模喰種集団を指します。そんなVの構成員の1人として有馬貴将が所属しています。有馬貴将がVに加わった理由ですが、彼の生まれが喰種と人間の間に生まれた「白日庭」の出身だったことか大きく関係しています。
有馬貴将は半人間だった?
『東京喰種』には様々な種類の喰種が存在します。有馬貴将はその中の1つである喰種と人間の交配種である「半人間」ですが、喰種の能力を持っていません。また半人間は通常の人間よりも高い身体能力を有していますが、寿命は短くなってしまうという特徴があります。
有馬貴将が隻眼の王になったのはエトと出会ったから?
作中にて有馬貴将が隻眼の王になった理由ですが、アオギリの樹のメンバーであるエトと出会ったことが大きく関係しています。喰種捜査官として喰種を殺し続ける人生に嫌気が指してきた有馬貴将はエトという少女と出会います。そこでエトが話した「クソッタレな世界を滅茶苦茶に直したい」という言葉に共感し、有馬貴将は隻眼の王になることを決意しました。
有馬貴将とエトの目的
アオギリの樹のメンバーである有馬貴将とエトの真の目的ですが、先述した通り人間と喰種が存在する壊れた世界を直すことだと記述しました。有馬貴将は目的達成の半ばで自身の寿命の限界が近いことを悟りました。そこで有馬貴将は最強の喰種捜査官である自身を主人公・金木研(カネキ)に殺させることで新たな隻眼の王を誕生させ、金木研に世直しの想いを託したのです。
【東京喰種】隻眼の王の有馬とカネキの関係
『東京喰種』にて隻眼の王の有馬貴将と主人公・金木研(カネキ)は、ストーリー上重要な関係性が存在します。そこで以下の項目では有馬貴将と金木研(カネキ)との関係性に関する情報だけでなく、有馬貴将が隻眼の王の後継者として金木研(カネキ)を選んだ理由についても詳しく解説します。
有馬とカネキの関係
有馬貴将と金木研(カネキ)との関係性ですが、有馬貴将は次なる隻眼の王として金木研(カネキ)の才能を見出したのです。先述した通り寿命が尽きる時期が近いと察した有馬貴将は、梟討伐掃討戦で出会った金木研(カネキ)に後継者の素質があると考え捕獲しました。その後金木研(カネキ)の記憶を消去して新たに佐々木琲世と名付け、自身の戦闘技術を体得させたのです。その後有馬貴将は金木研(カネキ)と戦って敗北し、死に際にCCGの真実と白日庭の秘密を伝えて息を引き取ったのです。
隻眼の王の後継者はカネキ
先代の隻眼の王である有馬貴将が死亡し、その後継者として金木研(カネキ)が君臨しました。先述した通り、壊れた世界を作り直すというエトと有馬貴将の夢を金木研(カネキ)に託しました。そして金木研(カネキ)は自身の成すべきことを自覚し、目的達成のために行動を開始したのです。
隻眼の王の後継者にカネキを選んだ理由
隻眼の王の後継者として金木研(カネキ)を選んだ理由ですが、人の身でありながら喰種となった金木研(カネキ)に可能性を見出したからです。かつ戦闘面でのセンスが光っていたため、新たな隻眼の王として金木研(カネキ)に希望を託したのです。
【東京喰種】隻眼の梟であるエトを考察
アオギリの樹のエトは、高い戦闘能力を持つ隻眼の梟としての一面を有していました。そこで以下の項目ではエトの正体に関する情報はもちろんのこと、アオギリの樹を設立した経緯や金木研(カネキ)との関係性についても詳しく紹介します。
エトの正体
隻眼の梟であるエトの正体は、金木研(カネキ)が好きな大人気女性小説家・高槻泉(タカツキセン)だったのです。高槻泉はペンネームで本名は芳村愛支(ヨシムラエト)であり、喰種であることを隠しながら執筆活動を続けていました。またエトは喰種である喫茶店「あんていく」の店長・芳村功善の娘であることが明らかになりました。隻眼の梟の能力を発動するとエトは身体が巨大化し、かつ複数の敵を薙ぎ払えるだけの力が使用可能となります。
エトがアオギリの樹を設立した経緯
エトがアオギリの樹を設立した経緯ですが、戦いの中で負傷していた時に同じ境遇を持つ有馬貴将と出会ったことが大きく関係しています。狂った世界を壊したいという願いが2人を結び付け、世直しを行うための活動拠点としてアオギリの樹を作ったのです。
エトとカネキの関係
エトと金木研(カネキ)との関係性ですが、当初は次期・隻眼の王となる器という認識しか持っていませんでした。しかし戦闘経験を積んでいった結果、SSSレートの力を持つエトをも上回る戦闘能力を金木研(カネキ)が会得したことで、エトが金木研(カネキ)に対して好意を抱くようになったのです。またエトが金木研(カネキ)に対して明確に好意を伝えるシーンも存在します。
【東京喰種】隻眼の王に対する世間での評判や人気
『東京喰種』に登場する隻眼の王に対して、ストーリー初期からファンの間で様々な意見や考察が飛び交っていました。そこで以下の項目では隻眼の王に対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについてツイッター上の『東京喰種』ファンの書き込みを参考にしながら詳しく解説します。
隻眼の王に対する世間での評判は「謎多き存在である」ことです。隻眼の王はアオギリの樹のボスを務めていましたが、正体や活動目的を隠すことで敵勢力に素性を掴まれにくくなるように行動していたのです。それ故に隻眼の王は何の目的を持ち裏社会で暗躍しているのか最後まで分からなかったと考える『東京喰種』ファンが多いです。
隻眼の王に人気が集まる理由は「圧倒的な強さを持っている」からです。先代の隻眼の王である有馬貴将は喰種の頂点に立てる程の戦闘能力を有していましたが、二代目にあたる金木研(カネキ)は有馬貴将を超える強さを会得したのです。それ故に隻眼の王の持つ強さに憧れる『東京喰種』ファンが多いです。
【東京喰種】隻眼の王の正体は有馬貴将だった
本記事では『東京喰種』に登場する隻眼の王の正体に関する情報について紹介してきました。隻眼の王は犯罪者集団であるアオギリの樹のボスを務めており、当初はエトが隻眼の王ではないかと考察されていました。しかし物語は進む中で、半人間の喰種捜査官である有馬貴将が隻眼の王だったと判明しました。隻眼の王になった理由ですが、同じ境遇にあったエトと出会い、狂った世界を壊した後に作り直したいと考えたからです。
しかし世直しの半ばで自身の寿命の限界を悟った有馬貴将は、新たな隻眼の王の器として金木研(カネキ)を選択し、自らの想いを託したのです。有馬貴将の想いを受け継いだ金木研(カネキ)は自らの使命を自覚し、目的達成のために行動を開始しました。隻眼の王の活躍について再確認したい方は、『東京喰種』の単行本やアニメ作品の視聴をおススメします。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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