【東京喰種】霧嶋董香(トーカ)の人物像まとめ!カネキとの関係性についても
『東京喰種』の霧嶋董香(トーカ)は作中の主要キャラの1人で、ストーリーが進んでいく中で主人公のカネキとの関係性が徐々に変化していく様子が描かれました。本記事では『東京喰種』の霧嶋董香について、人物像や関係性、アニメでの声優などをまとめました。
目次
【東京喰種】霧嶋董香(トーカ)とは?
『東京喰種』の霧嶋董香は作品のヒロインであり、主人公のカネキからすると喰種の先輩や自分の居場所となる大切な存在となっています。そんな『東京喰種』の霧嶋董香のプロフィールを紹介します。
霧嶋董香(トーカ)のプロフィール
『東京喰種』の霧嶋董香(トーカ)は、7月1日生まれのかに座で、身長156cm、血液型O型の女性です。第1部の『東京喰種』では喰種であることを隠しながら清巳高等学校に通っている2年生で、学校生活と共に喫茶店の『あんていく』でアルバイトをしています。また、2年後の第2部の『東京喰種:re』では喫茶店の「:Re」を経営しています。
東京喰種の概要
『東京喰種トーキョーグール』は『週刊ヤングコミックス』に2011年から2014年から連載された石田スイの漫画で、2014年から2018年には第2部となる『東京喰種トーキョーグール:re』が同誌で連載されました。人を喰らう喰種が存在する東京都で、半喰種となった主人公の苦悩や戦いを描いていきます。ダークな世界観が好評となって人気を集め、アニメ化や実写映画化など様々なメディアミックスが制作されました。
東京喰種のあらすじ
読書好きな大学生の金木研(カネキ)は、同じ趣味をきっかけに知り合った神代利世とデートへ行くことになりましたが、そのデート終わりに利世が喰種としてカネキに襲いかかられます。その時、利世の頭上に鉄骨が落ちたことでカネキは助かりますが、命の危機に瀕した状態でした。そこで医師の判断からカネキは利世の臓器を移植され、それ以降は人肉を欲する喰種として衝動にかられるようになります。
【東京喰種】霧嶋董香の人物像
『東京喰種』の霧嶋董香は喰種時の戦闘描写とヒロインとしての可愛らしい描写の両方が魅力的なキャラとなっています。そんな『東京喰種』の霧嶋董香の人物像について紹介します。
霧嶋董香の赫子や強さ
『東京喰種』の霧嶋董香が持つ赫子(かぐね)は、「羽赫(うかく)」に分類されるもので、使用時には背中に2対の赤い羽根が展開されます。戦闘では瞬発力の高さを活かした素早い攻撃を仕掛けています。しかし、常に放出状態になることから長期戦に不向きな能力です。
霧嶋董香の性格
『東京喰種』の霧嶋董香の性格は基本的にクールですが、親しい間柄では年相応の女の子らしい一面を見せています。強気なところもあることから言動がキツくなってしまうこともありますが、その裏には優しさや心配があるなど、ツンデレ気質でもあります。
霧嶋董香と霧嶋絢都の関係
『東京喰種』の霧嶋董香と霧嶋絢都の関係は姉弟ですが、作中時点では違う道を進んでいます。幼少期は父親の霧嶋新と3人で暮らしていましたが、新が喰種捜査官に殺されてから、トーカと絢都は暫く2人で行動していました。しかし、人間と共に生きる道を選ぶトーカに対して、絢都は父親の一件から人間を憎んでいたことから「アオギリの樹」に所属する道を選びます。
霧嶋董香は誰のお見舞いに行っていた?
『東京喰種』の霧嶋董香が『東京喰種:re』で不和吟士たちと病院で遭遇するシーンがありますが、ここで誰のお見舞いに行っていたかについて考察されていました。候補としては喰種捜査官の篠原幸やカネキの親友である永近英良、西野貴未などが挙げられていましたが、正確な答えはわかっていません。
霧嶋董香の名言
『東京喰種』の霧嶋董香は作中で強気な言動が多いキャラですが、その言葉によってカネキが大きく動き出すきっかけに繋がることがあります。そんな『東京喰種』の霧嶋董香のセリフの中でも名言と呼ばれるものを見ていきましょう。
霧嶋董香の名言①「どちらにもなりきれない…」
確かにアンタは喰種じゃない。でも……人間でもない。どちらにもなりきれないアンタに居場所なんてないんだよ。
出典: ciatr.jp
霧嶋董香の名言その1は「どちらにもなりきれない…」から始まるセリフです。『東京喰種』の序盤で半喰種となった事実を受け入れられずにいるカネキに放ったセリフであり、この時点でのトーカはカネキに対して苛立ちを覚えていました。しかし、カネキを突き動かす言葉としては意味のある言葉となっています。
霧嶋董香の名言②「自分のことすら…」
自分のことすら守れないやつに、他人を守れるわけねーだろ!
出典: ciatr.jp
霧嶋董香の名言その2は「自分のことすら…」から始まるセリフです。白髪となった後のカネキが「あんていく」を去ってから、再び再会した際に言った言葉になります。他の誰かを守るために身体も心も疲弊していたカネキに対して、この言葉と共に「あんていく」に帰ってくる必要はないという言葉を言ってしまいますが、そこにはカネキが守るために戦うのを止めさせたい気持ちがありました。
【東京喰種】霧嶋董香とカネキの関係
『東京喰種』の霧嶋董香と金木研(カネキ)は、主人公とヒロインの関係ですが、お互いの想いに気付くまでは複雑な過程を踏むことになります。そんな『東京喰種』の霧嶋董香とカネキの関係性について紹介します。
関係①霧嶋董香とカネキの出会い
『東京喰種』の霧嶋董香は喫茶店の「あんていく」を通してカネキと出会っており、当初は喰種に否定的なカネキを嫌悪していました。しかし、カネキ自身が強くなることを決意して戦闘を教えるようになってからは徐々に打ち解けていきます。
関係②霧嶋董香がカネキに惚れたのはいつ?
『東京喰種』の霧嶋董香がカネキに惚れたタイミングは絢都に敗北した際、ヤモリによって覚醒したカネキに助けられた後からです。しかし、その想いを表に出すことはなく、カネキに対する言動は基本的には変わらないままでした。そんな中、「あんていく」が狙われた騒動でカネキは行方不明になってしまいます。
関係③カネキが霧嶋董香に惚れたのはいつ?
『東京喰種』のカネキが霧嶋董香に惚れたタイミングは明確に描かれているわけではありませんが、『東京喰種:re』にて記憶が消えて佐々木琲世としてトーカに対面した際は、惹かれてる様子が描かれていました。記憶がない状態でも心の底から惹かれるというのは、行方不明になる以前から気持ちはあったものと推測できます。
関係④東京喰種:reでの再会
『東京喰種:re』では霧嶋董香がカネキの帰る場所を残すために喫茶店の「:Re」を経営していましたが、そこに記憶が消えたカネキである佐々木琲世が来た際は、無理矢理記憶を戻すようなことはしませんでした。それから、カネキの記憶が戻った際には共に行動しています。
関係⑤結ばれる霧嶋董香とカネキ
『東京喰種:re』で霧嶋董香は全ての喰種のために動こうとするカネキに対して、自らの想いを告げた上で受け入れ、2人は身体を重ね合いました。その後、自分が大切に持っていた両親の名前が入った指輪をカネキに渡します。
関係⑥霧嶋董香とカネキの結婚
『東京喰種:re』の霧嶋董香は、カネキと結ばれた時に子どもを授かっており、お腹の子どものためにハンバーガーなどの人間の食事を無理やり食べていました。そして、子どもを授かった事実が判明した後、カネキと正式に結婚していますが、それからすぐにカネキは戦いに身を投じることになります。
関係⑦霧嶋董香とカネキの子ども
『東京喰種:re』での最終決戦が終わった後、霧嶋董香は無事に子どもを出産し、一花という娘とカネキの3人でいる姿が描かれています。そのシーンではトーカのお腹が大きくなっているように描かれているため、新たに子どもを授かった可能性があります。
【東京喰種】霧嶋董香の声優
アニメ『東京喰種』でも霧嶋董香のヒロインとしての強さや可愛さが描かれており、声が付いたことでよりキャラクターを感じられるようになっています。そんなアニメにおける霧嶋董香の声優について紹介します。
霧嶋董香の声優は「雨宮天」
アニメ『東京喰種』及び『東京喰種:re』で霧嶋董香を演じたのは声優の雨宮天(あまみやそら)さんです。初期のツンデレ気質な女子を演じる一方で、『東京喰種:re』では少し妖艶さを覚える演技になっています。
雨宮天のプロフィール
雨宮天さんは東京都出身で、1993年8月28日生まれの声優・歌手です。高校2年生の時に声優を知り、第2回ミュージックレインスーパー声優オーディションに合格したことで2012年から声優デビューを果たします。2014年には同じオーディションで合格した麻倉もも・夏川椎菜と共に「TrySail」を結成し、自身もソロアーティストとして活躍するなど歌手としても活動しています。
雨宮天の主な出演作品
雨宮天さんの主な出演作品としては、『一週間フレンズ。』の藤宮香織、『アカメが斬る!』のアカメ、『七つの大罪』のエリザベス、『プラスティック・メモリーズ』のアイラ、『この素晴らしい世界に祝福を!』のアクア、『バキ』の松本梢江、『ダンベル何キロ持てる?』の奏流院朱美、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の七海やちよ、『理系が恋に落ちたので証明してみた。』の氷室菖蒲などがあります。
【東京喰種】霧嶋董香に対する世間での評判や人気
ここでは『東京喰種』の霧嶋董香について、世間での評判や人気を紹介します。魅力溢れるヒロインとして男女共に人気を集めるキャラとなっています。
『東京喰種』の霧嶋董香について、ツンデレなところが可愛いという意見が多数見られました。カネキとの関係は徐々に良くなっていくものの、基本的には素直になれず、口悪くなってしまいます。しかし、そこから時折見せる優しさが可愛く見えるようです。
『東京喰種』の霧嶋董香について、かっこいいという感想も出ていました。勝気な性格や戦闘時などのシリアスなシーンでは強いヒロインとしての描写が多く、そこにかっこよさを感じる人もいるようです。
『東京喰種』の霧嶋董香とカネキの関係性が好きだという意見がありました。本編中では前途多難な状況が続いていましたが、その中でも2人が無事に結ばれて、仲良くしている様子が見られるのはファンにとって安心や喜びがあったようです。
【東京喰種】霧嶋董香は強くてかわいいヒロインだった
『東京喰種』の霧嶋董香は、主人公のカネキに対して戦い方を教える喰種の先輩であり、後半ではお互いに想いを寄せるヒロインとして描かれています。ツンデレな性格が可愛い一方で、守られるだけではない戦うヒロインの姿は男女問わず人気を集めるキャラとなっています。そんな霧嶋董香の活躍やカネキとの関係性を漫画やアニメでチェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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