【東京喰種】有馬の強さや正体について徹底調査!登場キャラとの関係も
本記事では『東京喰種』に登場する有馬の強さや正体についてまとめていきます。『東京喰種』作中に描かれているハイセやエトとの関係についても解説し、アニメ版『東京喰種』にて有馬の声を担当している声優情報についてもまとめていきます。
目次
【東京喰種】有馬とは?
東京喰種の世界には人命を脅かす喰種(グール)が存在しており、それを取り締まる組織・喰種対策局、通称CCGが設立されています。有馬はそのCCGにて活動する捜査官であり、東京喰種作中では異例のスピードで昇格している天才として描かれています。まずは有馬のプロフィールをまとめ、東京喰種の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
有馬貴将のプロフィール
- 本名:有馬貴将
- 所属:CCG本局所属、特等捜査官 24区捜査指揮
- 誕生日:12月20日(カネキと同じ)
- 星座:いて座
- 血液型:?
- 身長:180cm
- 体重:82kg
- 足のサイズ:27.5cm
有馬はCCG本局に所属する喰種捜査官です。白い短髪と整った顔立ち、眼鏡をかけている見た目が特徴的で少年期から逸話を残してきた天才と称されています。CCG総議長・和修常吉のスカウトを受けて入局した経歴を持ち、新人の頃から喰種との戦いで冷静な判断力や思いきりの良さを兼ね備えた戦闘センスを見せつけ異例のスピードで特等捜査官に昇格しました。
東京喰種の概要
東京喰種は石田スイによって週刊ヤングジャンプに連載されていた漫画作品です。社会に紛れ込む怪人・喰種の人生を描いたサスペンスホラー作品で、ダークな世界観や緻密に練られたストーリーなどが評判を呼びました。原作漫画は7年間に及ぶ連載を経て2018年に完結しており、2021年1月時点で累計発行部数4700万部を突破しています。
東京喰種のあらすじ
平凡な大学生・金木研は喫茶店あんていくにて好意を寄せていた少女・神代利世と知り合い、本屋デートをすることになりました。しかし、デートの別れ際にカネキは喰種に襲われて重傷を負い、医師の判断によって喰種の臓器を無断で移植され半喰種として生き永らえました。人肉にそそられるようになってしまったカネキは人としての尊厳を守ることに葛藤を抱きながら、半喰種としての生き方を模索していくことになります。
【東京喰種】有馬の強さや人物像・キャラとの関係
有馬は喰種捜査官の間でも天才と称され、過去に挙げてきた実績やスピード昇格の経歴は本物です。東京喰種作中での過去編や活躍シーンを通じて読者の間でも最強と噂されており、クインケを利用した戦闘シーンは特に人気があります。ここでは東京喰種における有馬の強さや人物像・キャラとの関係についてまとめていきます。
有馬の強さやクインケ
有馬は左右それぞれの手でクインケを自在に扱える技巧者であり、新人の頃から隻眼の梟との戦いで手柄を上げるほど高い戦闘センスを持っています。戦闘時は常に冷静な立ち回りを見せ、時にはクインケを惜しげもなく使い捨てて別のクインケに切り替えるといった大胆さも持ち合わせています。また、有馬が使うクインケは計4種類あり、シールドへの変形ギミックや雷による遠距離攻撃など、それぞれに強力な能力が備わっています。
有馬の性格
天才的な戦闘センスによって周囲からは『死神』とすら言われている有馬ですが、彼の性格はずばり天然でありコンビを組んでいた平子は6年の間で理論立てて教えてもらった経験が1度もないと明かしています。時には会議室の机の上で戦闘を始めようとしたり、クインケがないからと言って代わりに持っていた傘で喰種を討伐したことがあったりと、有馬の天然エピソードは尽きることを知りません。
有馬の過去が描かれた番外編
東京喰種の番外編『東京喰種トーキョーグール[JACK]』では主役として登場しており、有馬が高校生だった頃の物語が展開されています。高校生の頃は青髪でクールな人柄をしており、後にCCG本局上等捜査官になる富良太志との出会いを果たし彼との友情を築いていきます。
有馬と佐々木琲世の関係
ハイセこと佐々木排世とは同じCCG本局に務める上司と部下の関係です。梟討伐戦にてカネキと出会った有馬は、記憶を失っていたカネキに佐々木排世と名前を与え戦闘技術を指導してあげました。指導内容は拷問のように過酷でしたが、ハイセに対する気遣いなどが好印象を抱かせハイセから「お父さん」と呼び慕われ、誕生日にはネクタイピンを貰いました。
【東京喰種】有馬の正体や最期
CCG所属の喰種捜査官として活動している有馬でしたが、東京喰種のストーリーが第2部に移るとそれまで隠していた有馬の正体が明かされました。有馬の正体は衝撃的なものでハイセとの関係やその後のストーリーに大きな影響を与えました。ここでは東京喰種における有馬の正体や最期についてまとめていきます。
有馬の正体は隻眼の王?
有馬の正体はアオギリの樹のリーダー・隻眼の王です。東京喰種の序盤では隻眼の王の正体はエトと思われていました。しかし、隻眼の王=隻眼の梟の矛盾が生じたことでエトが正体ではないことが確定し、その後CCGが調査を続けてもその正体が掴めずにいました。その裏で有馬は奪うばかりの人生に絶望していた時にエトと出会い、エトと手を組んでアオギリの樹を設立したのでした。
有馬のルートV-14の謎
東京喰種14巻にて有馬は地下V-14で待機し逃げてくる喰種を討伐する任務を受けていました。その時に突如隻眼の梟が出現し捜査官たちがピンチに陥ることになりますが、街中は大量の捜査官がいたにもかかわらず隻眼の梟を事前に発見した報告はありませんでした。隻眼の梟が突然出現できた理由は、地下のルートを有馬が抑えていたからと推察できます。
有馬とエトの関係
有馬はエトが瀕死状態だった時に彼と遭遇します。それまで喰種を駆逐するだけの人生に疑問を抱いていた有馬は、エトのセリフ「このクソッたれ世界を滅茶苦茶に直してやりたいんだよ」を聞いて心を突き動かされました。有馬を殺した喰種が存在すれば喰種たちの希望になることを前提に隻眼の王に即位すると、エトと共にアオギリの樹を創設しCCGの内部情報をエトたちに伝える重要な役割を任されることになります。
有馬の本当の目的
有馬は喰種捜査官という立場上喰種を駆逐しなければなりませんが、本当の目的は喰種の殲滅ではなく『喰種と人間が共存できる世界を実現する』ことでした。エトの「この世界を滅茶苦茶に直したい」というセリフは人間社会の中に喰種が紛れ込んでいるという真実を世にさらけ出し、喰種が生存できる未来を作るという意味が込められており、同様の目的を持っていた有馬はそのセリフに触発されたわけです。
有馬の最期
流島上陸戦にてカネキが反乱を起こすとそこで有馬との戦いが始まりました。激闘の結果有馬は人生で初めて敗北することになりましたが、カネキは有馬に育てられた恩があり有馬を殺害しようとしませんでした。有馬はカネキの成長と能力を認めるとCCGと白日庭の秘密を伝え、自らの手で首を切って自殺しました。
有馬の白紙の遺書
東京喰種123話にて喰種捜査官が遺書を書いて提出するシーンが描かれると、そこで有馬は白紙のまま遺書を提出しました。喰種との共存を目標にしながら喰種を退治し続けていた有馬は奪い続ける人生に意味を見出せずにいましたが、自殺する間際には「奪うばかりの人生が、やっと、何か残せた気がする」と言い残していました。
【東京喰種】有馬の声優
東京喰種は2014年に初めてアニメ化を果たし、2018年10月~12月には最終章が公開されました。アニメ版東京喰種では映像化されたバトル描写の迫力や声優の演技によってキャラクターの魅力が更に引き立っており、原作ファンと原作を知らない視聴者両方から面白いと称賛されています。ここではアニメ版東京喰種にて有馬の声を担当した声優についてまとめていきます。
有馬の声優は「浪川大輔」
有馬を演じた声優は浪川大輔(なみかわだいすけ)さんです。小学生の頃から劇団こまどりに所属して演技の仕事をしていた過去を持ち、当時は海外ドラマや洋画の少年役の吹き替えで多くの作品に出演していました。熱心な仕事ぶりから天才と称され、一時は仕事が嫌になって声優業から離れていましたが就職活動に悩んだ末に再び声優に戻る決断をしました。
浪川大輔のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:東京都
- 生年月日:1976年4月2日
- 血液型:B型
- 身長:173cm
- 事務所:ステイラック
- デビュー時期:1985年
浪川大輔の主な出演作品
- 及川徹(ハイキュー!!)
- 水樹寿人(DAYS)
- ナルシソ・アナスイ(ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン)
- ミハエル・トリニティ(機動戦士ガンダム00)
- 脹相(呪術廻戦)
【東京喰種】有馬に対する世間での評判や人気
これまで有馬の強さや人間関係、隠されていた正体などについてまとめてきましたが、東京喰種ファンの間で彼の存在や活躍はどのように思われているのでしょうか。ここでは有馬に対する世間での評判や人気について、SNSに寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
有馬の人気はとても高く、人によってはガチ恋をしてしまうほどかっこいいと思われていました。喰種捜査官の中でも最強の実力を持ち、それでいて天然で人とズレているところが有馬の魅力と言えるでしょう。
有馬の戦闘も評判が良く、クインケの名前や圧倒的な強さを持っているところがかっこいいと評されていました。武器や装備品の中二病なネーミングはバトル漫画特有の魅力であり、有馬のカッコよさに通じていたそうです。
有馬とカネキの関係性は大勢の人から魅力的に思われていました。親子のように親しかった2人が最終的に敵対関係になり、最後に有馬が自殺するという結末は誰も予想ができず、それでいて強い衝撃を受けたことでしょう。
【東京喰種】有馬は最強のキャラだった
東京喰種に登場する有馬は最強の喰種捜査官でした。有馬の強さや経歴、実際の戦闘シーンを見たことで彼に魅力を感じた読者は多くいたことでしょう。最終的にはカネキとの戦いに敗れて死亡しましたが、カネキに後を託すような最期は本作の中でもトップクラスの名場面で多くの人の記憶に残ったはずです。
この記事のライター
zeile
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